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第6章 少年期〜青年期 学園6学年編
56話 “空からの伝言“の説明
はい!どうも!僕です!!現在、寝耳に水って感じです!!
僕の誘拐事件後の情報交換会の最中、突然、空から降って来た神からの“伝言“、いや、“召喚状“、以前にも似たようなことが、身内がいる場所で起こってはいたので、そこにいた大半の人達には説明不要だったのだが、今回、その現象を初めて見た友人達、つまり“イネオス達“は無いがなんだか分からない状態だった、なのに、その“召喚状“には何故かイネオス達も対象だったことで、流石になんの説明も無しに来てくれとは言えないので、父様の許可も貰って、少し、のんびり出来る場所で、さっきの現象と、これまでの経緯の説明する事にした。
最初から皆んなは、僕達を質問攻めにする訳でもなく、僕達から、話してくれるのを待つスタイルだった、そんな皆んなの気遣いをありがたく思いながら、場所を移動し、庭園にある広めのガゼボについて、一旦、僕は用意されたお茶を一口飲み、一息ついてからあの現象がなんだったのか、と、“召喚状“の内容の意味を説明すると・・・
イネオス「そ、そう言う事でしたか、しかし、高位な神からのお呼び出しって・・・なんだか、想像ができませんね・・・」
ベイサン「だな・・・」
ロシュ君「畏れ多くて、僕、場違いな気がします・・・」
へティ「確かに、現実味がありませんし、大変畏れ多くもありますわね。まぁ、招待された事自体はとても名誉な事なので嬉しい気持ちはあります。でも、少し疑問がありますわ、最初の“伝言“ではアトリー様に会いに来られると言う事だけ、のような文言でしたが、今回は何故私達を含めた、多くの方々もお呼びになられたんでしょうか?」
リリ嬢「そうですわね。それに、アトリー様に会いに来られる意味もいまいちはっきりとしてませんわ。“顔合わせ“と推測なさってましたが、それなら、私達は居なくても良い、むしろ、居ない方が良いと思うんですが・・・」
男性陣「「「確かに・・・」」」
と、説明してみても、高位な神の存在からの呼び出しと言った、現実味のない状況にいまいちピンと来てないイネオスやベイサン、ロシュ君達男性陣に対し、ヘティやリリ嬢は呼び出しの事実はすんなり受け入れ、早くもこの“召喚状“の意味を考え始めていた。
「そうだね。僕と顔合わせするなら僕と両親だけで良いと思ってたんだけど、今日のあの“伝言“で急に招待する人の指定をされたから驚いたし、僕もそれが気になって考えて見たけど、全く理由に思い至るところがなくて・・・
あ、しいて言うなら、あの条件、“僕の正体を知る人達を連れてくる事“、と言うのが重要なのかな?とは思うけど、僕の“正体“と言うのはどう考えても種族が“現人神“と言う事だろうけど、それを知っている人達に用がある?って事かな?
でも、それを知ってるから、何か問題がある?な、訳ないか、口止め?かな?いや、それもそこまでしてする事ではないし・・・う~ん・・・
・・・うん、分からん!!」
天華『いつもながらに理解できないことに関しての思考放棄が早い・・・』
へティやリリ嬢が言っていた疑問について、それぞれが頭を捻りながら考え始め、自分も考えうる限りで呼び出しの条件の理由を上げていったが、その理由のどれもがしっくり来なくて、結局、分からないものはどれだけ考えても分からない、と言う結論に至ったので、開き直って最終的には考えるのを放棄していると、・・・
『多分だが、高位神様は其方に神としてのお役目を授けに来られるのではないかと、我々は考えているよ』
と、斜め後ろから突然、聞いたことのある声が聞こえてきた。
皆んな「「「「「えっ!?」」」」」
驚いて、バッ!っと、皆んなで声の方を見てみると、そこにはいつの間にか姿を現していた“光の精霊王のルスリヒト、通称ルスじいじ“が僕の斜め後ろでフヨフヨと浮かんでいた。
「ルスじいじ!?いつの間に来てたの!?驚いたぁ・・・ん?ルスじいじ、今、なんて言った?」
ルスじいじ『ん?“高位神様は其方に神としてのお役目を与える“?』
「そう!それ!ど、どう言うこと?!神としてのお役目って!?」
突然の登場に驚いたが、ルスじいじが今、口にした言葉の中で聞き捨てならない内容があった。僕は聞き間違いかと思って聞き直すと、ルスじいじはあっさり、重大なことを言ったので、僕はプチ混乱WW
ルスじいじ『うーん、そうさなぁ、皆が知っている例と挙げるなら、この世界の神々は主神様を除いて、“何々の神“、例えば、“慈悲と豊穣の女神アナトフローラ“と言った呼び名があるだろう?それは、その神が何を司ってどんな役目をしているかと言う意味の呼び名で、他世界の神々でも皆、何かしらの物や概念を司って、それに沿ったお役目をしているのだよ。
あ、ついでに言うと、主神様はこの世界全体を司って、管理するのがお役目としているので、正確には“ジェムシードを管理する女神・主神リトスティーナ“と言うのが正式な名称だ』
「「「「「へぇ~・・・」」」」」
僕の説明プリーズ!!と焦った感じの質問にルスじいじは少し考えのんびり説明を始めた。その神々のその中で、今まで深く考えたことのなかった、神々の名称の意味を本当の意味で理解し、再認識した。
ついでにティーナちゃんの正式名称まで教えてもらって、皆んなはトリビアを聞いた感覚でルスじいじの話に耳を傾け出す。僕は少し焦ったさを感じたが、これも必要な説明のうちなんだろうと、話に割って入る事をせず、話の続きを待った。
ルスじいじ『話は戻すが、そう言うことで、神となるものには何かしらのお役目が与えられたりするのだよ。そのお役目の決まり方は様々あってな、例として大きく3つある、まずは最初からお役目が与えられて産まれてくる神、これは高位な神々が自分の生み出した世界の管理人として、新たな世界と同時に新たな神も生み出す事が多い、そう言った神々は最初から神としての基本的なものが何でもできる能力を与えられて産まれてくるので、神格としては産んだ神より序列は落ちるが、生まれながらに高位神として扱われる。まぁ、主神様がこれに当たるな・・・』「「「「「えっ!??」」」」」
(あぁ、確かに、正式名称に“創造神“とか“世界の母“的な名称じゃなくて、“管理する“って言ってたし、それに、たまにあった時、ティーナちゃんは中間管理職的な発言多かったもんなぁ・・・(*´ー`*))
ジュール『ティーナ様、板挟み??』
(かもね?(*´Д`*))
天華『私達もこの例に当てはまりますが、板挟みにはなってないですよ?』
ジュール『あっ!本当だ!』
神々のお役目の決まり方の説明に入ったと思ったら、いきなり1番身近な神の成り立ちを聞いて、ソルやイネオス達は驚いていたけど、僕は前々からなんとなくそんな事情を感じていて、今の説明の中であったティーナちゃんの名称の違いにも気づいていたので、驚きはしなかった。
ここまでの説明はお役目の決まり方、と言うより、その神の成り立ちと言った感じで、とても興味が出てきて、皆んなも興味津々で話を聞き出した。
ルスじいじ『次に、そもそも、司る物が神として崇められた結果、神格化した神、この例の神は、この世界ではまだ正式な神にはなった事がないが、いつだったか、どこぞの国の王が、自分が主神様に成り代わろうとして、盛大に失敗していたな。あ、あと、以前にアトリーが騒動に巻き込まれた“聖獣・フェンリル“を“神獣“に祭り上げていた例もあるな、それが成功していれば中位の神、“氷と山脈を守護する神獣・フェンリル“と名乗れていたはずだ。
まぁ、例に出したのは人間や聖獣と言った意思疎通が取れるもの達を上げたが、他にも山や川などの自然や、夜や昼と言った自然の摂理、空に輝く太陽や月、星々などの天体、強い思いのこもった無機物や思想や概念等、とにかく色々なものにたくさんの信仰の気持ちが集まれば神になる、お役目はただそこにいればいいと言った感じのものになる事が多いが、神格はその神の元になったものによって変わってくる、この方法でなる神は他世界ではかなり多いと聞く』
「「「「「ほぉ~?」」」」」
(あ、これは多分、地球の日本とかの話だね。自然崇拝ってやつだ(´∀`))
夜月『月詠様や天照様もこの部類だな』
天華『ですね』
皆んなはあまりピンときてないようだったけど、僕的にはよく知る神々の成り立ちだ。
ルスじいじ『最後に、人が突出した能力を持って、専門的な分野において革命を起こした場合や、人に広く認知され英雄として讃えられた場合、功績や認知度によって、司るものとお役目が決まり、人として生きている間に“現人神“として、半神格化する事がある、その人間が死後、神々に目をかけられて神格化するかと誘われる例だな。この世界にたまに召喚される“勇者“達の何名かがそう言った誘いがあったらしいが、その誘いに乗ったかどうかは知らんな。あ、この場合は下位の神として扱われるらしいぞ。
まぁ、この世界の神々の大半がこの例に当たるそうだが、他にも様々な方法で神に至る事がある、それがまた一つ、この世界で、と言うより他の世界でもかなり稀に特殊な方法で神になり得る例がでた、それがアトリー、其方だ』
「「「「「あっ!!」」」」」
(あ~、確かに凄く稀な現象らしいねぇ~(*´Д`*))
天華『凄く他人事ですね・・・』
(通常の例も見たことないから実感湧かないよ・・・( ̄▽ ̄))
ライトノベル的によくあるパターンを聞いて、“あ、やっぱりそう言うのあるんだ~“みたいな納得感を出してたら、自分の事まで出てきた。皆んなは僕の例外的なことに気づいてなかったみたいで、驚いていたけど、いつもながら自分のことになると、あまり実感が湧かないので、反応は他人事、天華にツッコミ入れられてしまった・・・
ルスじいじ『其方は主神様から“神力“を分けていただいた事がきっかけで、かなり若い時期に“現人神“へと神格化した・・・其方は我らの母である“精霊樹“ととても相性がいいよな?』
「「「「「??」」」」」
「うん、そうだけど・・・??」
ルスじいじの説明は僕の“現人神化“についての話しに入ったと思ったら、急に“精霊樹“との相性になったので?皆んなでそれが何か関係があるのか?と首を傾げていた。
ルスじいじ『うむ、まず、それは置いておこう。話は変わるが、現在、数多ある世界の“精霊樹“にはそれぞれ意思が宿っているが、もとはある1つの“神聖な樹“から株分けされたものなのだよ、その“精霊樹“達の大元である“神聖な樹“はさる、最も偉大な神の神域に植っており、樹としての本体と、他者と意思疎通ができる人型の2つで1柱の神として存在していた。
だが、その“神聖な樹“を司る神の人型の方の神が遠い昔に居なくなり、それ以降、“神聖な樹“は本体だけで神としてのお役目を担ってきたのだが、やはり片方だけではお役目に支障をきたしていたのだろう、「「「「「っ!!!」」」」」そう、もうわかったな?高位で偉大な神は“精霊樹“と相性がいいアトリーに目をつけたのではないかと思う、都合がいいことに今は自身が司るべきものがないアトリーにはもってこいのお役目であろう?』
“精霊樹“との相性の話を横に置かれて、ますます意味がわからんとなっている僕達に、何故か、各世界にある“精霊樹“達の原初に関する話をし出した。関係のない話なのでは?と思っても皆んなも僕も、話が元に戻るかもしれないと思って黙って続きを聞いていると、“精霊樹“の原初である、“神聖な樹“の神の片割れがいなくなったあたりで、僕は嫌な予感がしていたが、案の定、予感は的中、高位の神の来訪目的が僕の引き抜きにあるとわかり、僕は一気に嫌な想像が膨らみ始めた。
「そ、そんな・・・僕のお役目の任命式?を行うと?そう言う事なのか?えっ、待ってっ!そうなると僕はすぐにそのお役目に付かなきゃならなくなるの!?嫌だよ!?僕まだ皆んなと楽しく過ごしたい!!」
お役目の任命のために僕は選ばれ、皆んなと、神殿に行く理由が、もしかしたら、そこで皆んなとお別れしなければならないから、見送りのために呼ばれたのかと思い、僕は声を荒げてしまった。
ルスじいじ『まぁまぁ、アトリー、落ち着け、そうすぐに決まるわけではない、以前、主神様も仰ってただろう?人としての寿命が残っているものを無理に神界に連れて行くことはできないし、しないと「!!、た、確かに、似た感じのことは言われたような・・・」うむ、少し違ったかもしれんが、神々の間の決まり事で、そう言ったものがあるのだ、今回の訪問は本当に顔合わせだろう、身内や他の者達を招待したのは其方の周囲の身辺調査のようなものかもしれんな』
「ほっ、それなら心配ないね。僕の周りには悪い人はいないし・・・」
僕がお役目の任命を嫌がっていると、ルスじいじがそう言って僕の勘違いを訂正し、宥めてくれた。それで、ほっとしていると・・・
ドクンッ!!「っ!!???」
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