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第3章 少年期 学園編
205話 新たなる歴史と伝統 リトス教 神官 視点
しおりを挟む今回の件で自責の念が垣間見える王太子殿下や王族の子供と、反省の色が全く見えない“元“高位貴族の大人達、そのあまりにも差のある態度にやれやれと首を振っていると、もう次の仕事がやってきた。
(おや?デューキス公爵家の方々と王家の方々、それに“勇者候補様方“と聖獣様方?が同時にお越しになられた?ん?あの神殿騎士達?が連れて来ているのは誰だ??)
順番的にデューキス公爵家の次が王族方、その後に“勇者候補様方“、その“勇者候補様方“はまだ時間がかかると聞いていたが、そこに聖獣様方の姿も見え、何か急な変更があったのか重要な人物達がまとめて到着したことに驚きつつも、神殿正面玄関で、全員の身元の確認が済むのを待った。その中でただ1人頭からスッポリとローブを被った人物が、自分の見覚えのない神殿騎士達にエスコートされてやってきているのが目に入った。少しすると、身元確認の際に前国王陛下が確認作業をしていた。騎士達に“歌い手“だと話していたのが聞こえた。
(“歌い手“!?では、あのローブを被った人物があの“お方“⁉︎)
その事がわかった瞬間になんとも言い難い高揚感が湧き出て、なりふり構わず近寄り拝みたい気持ちになった。でも、流石に初対面でそんな事できないので、その気持ちをグッと抑え自分の任務に意識を向けた。
(何故だ?言葉も交わさず御尊顔も見てはいないのに、あの“お方“に畏敬の念が湧き出るのは何故だ、今まで、数々のあの“お方“の話を聞いて、リトス教の神職として敬うべき“お方“なのは理解していたが、今、ご本人が目の前にいるというだけで、何故こうも平伏したくなるのだろうか?)
今までにない自身の中で起きた心の変化に戸惑いながらも、持ち前の精神力でなんとか割り振られた仕事をこなす。案内も終盤に差し掛かり、今回の件で召喚された“勇者候補様方“の番になった。その時、初めてあの“お方“のお声を聞いた。
(!!まだあどけない少年の声、これがあの“お方“のお声か・・・それにしても“勇者候補様方“とあの“お方“はとても仲がよろしいようだ・・・)
気軽に楽しそうに会話する“勇者候補“の女性2人とあの“お方“。その2人とはまた違った雰囲気で男性の“勇者候補“が話しかけていた、これが最後の会話になるとわかっているのだろう、名残惜しそうに話すその彼に対し、あの“お方“は真心を持って返事をし相手の幸せを祈った。
(なんと慈悲深いことか、この“お方“は本当に今年で10歳なのか?)
少し年齢を疑いつつも、こうして互いを思いやる会話をしている4人に時間は待ってはくれず、先に入場して行った王族が着席したと合図がきてしまった。別れを惜しむ4人の邪魔はしたくは無かったのだが、私は職務を果たすために声をかけた。“勇者候補様方“はあの“お方“の付き添いの神殿騎士達とも会話を交わし、私の誘導に従い礼拝堂の扉の前に立った。そしてあの“お方“も衣服を整える為に用意されていた部屋へ向かい、部屋に入る寸前にこちらを振り返り“勇者候補様方“に手を振った。それに“勇者候補様方“も手を振りかえし、互いに笑顔で別れた。
(“勇者候補様方“はこの数ヶ月で美しい友情が築けたようだ。その一役をあの“お方“が担われたのは間違い無いのだろう。神々はその事を見越して、あの“お方“の側に彼らをお預けになられたのだろうか?・・・)
「“勇者候補様方“、少しよろしいでしょうか?」
私は先程のやり取りを見て、この若い“勇者候補様方“ある事を確認したかった。
勇者候補様女性「はい?何でしょうか?」
「この度の召喚でご苦労が多かったと存じますが、それでもあえてお聞きします。あなた方のこの世界での日々は良き思い出になり得ましたでしょうか?」
今回、一国家が起こした騒動に巻き込まれる形でこの世界にやってきた、この若者達はこの世界での暮らしに憤りや不満はなかっただろうか?と・・・
(いい出会いがあったからといって、この世界に不当に呼び出されたのは事実だ、怒りや悲しみ、不安、不便なこともあったはず・・・その事は彼らはどう思っているだろうか?そんな感情を吐き出せるところはあっただろうか?もしそんな、思いを吐き出せずにいたのなら、少しでもいい、最後に私に聞かせてくれはしないか、私のこの世界の一員として少しでもこの若者達の役に立てるなら…今まで何もしてこれなかった代わりに・・・)
そう思い、問うた答えは・・・
勇者候補様方「「「はい、とても楽しい日々でした!」」」
私の罪悪感から来る問いになんの迷いも無く晴れやかな笑顔でそう答えた“勇者候補様方“に、私は心の底からホッとしたのだった。
「・・・そうですか、ありがとうございます。そのお言葉を聞けてとても嬉しいです。皆様に神のご加護がありますように・・・」
彼らの眩しいまでの笑顔に、私は心が軽くなり、これ以上の問答は不要だろうと感じ、私もまた今日1番の笑顔で彼らを見送った・・・
それから彼らはこんな浅ましい私にも笑顔で手を振り、礼拝堂へ入っていき、中の案内人役の神官にも笑顔で挨拶して席へと向かっていった。
(・・・はぁ、今回の“勇者候補様方“はまだお若いのだろうに、不平不満の一つは言ってもいいだろう、でもそんな素振りは見せなかったな…、あの笑顔は、本当にこの世界が楽しかったのか…そう本当に思ってくれたのなら、この世界の一員として、喜ばしい事はないな・・・この話は大司教様にも話して総本部の記録に残して貰おう・・・ふふっ)
初めて会った私にもあんな笑顔で答えた彼らの言葉を、私は永遠の思い出としてリトス教の歴史書に必ず記して貰おうと思うのだった。
そんな計画を心に留め置き、気持ちを切り替え、私は最後の仕事にかかる事にした。
(さて、この方々が最後の案内だ、準備はお済みだろうか?)
コンコンッ
「失礼します。そろそろ、入場のお時間となりますので、礼拝堂入り口にお越しください」
あの“お方“専用に用意された、控え室の扉を叩き、そう一声掛けると、女性の声で返事が返ってきたので、私は自分の持ち場に戻った。この時すでに周囲には私以外の神官達はいない、何故なら最後の案内が済み次第、私が礼拝堂に入ったら、この入り口は閉鎖するからだ。だから、この入り口周辺には巡回の神殿騎士以外はもう誰も来ない、この神殿の神官のほとんどはもう既に礼拝堂内にいるか、客室に通した要人達の付き添いの世話をしているだろう。
そう思いながらもう、中に入らなきゃならない神官はいないかと周囲を確認しつつ、あの“お方“が控え室から出てくるのを待った。
数秒後・・・
「っ!!!」バッ!
あの“お方“を見た途端、私は本能に従い礼拝の作法に則り、あの“お方“を崇めた。
(っ、・・・・な、なんだ?この抗えない程の神聖な気は!?この“お方“は本当に私と同じ“人“なのか!?このような“人“が存在していいのか!?神聖な気だけでは無い、この“お方“の美しい容姿、立ち振る舞い、その全てが私達とは全く違うモノだと全身で訴えてくる神々しさに、この圧倒的な上位者の威圧感、私はこの“お方“には絶対に逆らえない、そんな、気さえも起こせない、起こさせる事はない気配・・・)
一瞬だったが目に映ったあの“お方“の容姿は、この世とのモノとは思えないほどの美しいモノだった。
まず目に入ったのがあの“お方“の美しい瞳の色、左右が異なる瞳は色が濃く透き通った。あの“お方“に相応しいアメトリン鉱石の瞳、本物の宝石かと思う程の色合いと透明度の瞳は強い魔力を宿し、強い意志を感じさせる眼差しをしていた。
御尊顔は噂通り、ご自身のお母上のデューキス公爵夫人に似て愛らしいお顔立ちだったが、どこか少年らしさも見える中性的な雰囲気で、お髪はお母上より白く、絹のような細さのまっすぐな髪質なのが一目でわかるほど艶やかで美しく、今回、総本部から届いた“サークレットの神器“を引き立てていた。
体躯は年齢通りの身長に均等の取れた筋肉がついているのもわかるぐらいの姿勢の良さ、この全てを今日の為に作られたと言っていた“祭事服“が引き立てており、心なしか全身から“神気“でも発しているのではないか?と思うほどの神々しさだった。
(・・・あ、あれは、あの“祭事服“は“神器“ではないか!?デューキス公爵家はリトス教に無断で“神器“を保有してたのか!?・・・・いや、それはないか、“神気“を放つ程の“神器“だ、こんな目立つものを隠し通せるわけはない・・・なら、最近発見されたものか?だが、それなら尚更、報告に上がるはずだ、それにそんな都合よく“祭事服“の形などしている訳がな・い?・・・・っ!?も、もしかしてアレは、デューキス家で制作した“祭事服“が“神器化“したモノなのか!?と、言う事はあの“祭事服“は神々が直接“神器化“させたモノ!?で無ければ、デューキス家がこうも堂々とリトス教に無断で“神器“である“祭事服“をこの“お方“に着せたりはしないだろう・・・・な、なら、これも神々のご意向なのか・・・)
あぁ…、この“お方“これほどまでに神々から愛されているのか・・・、分かってはいたが、神々の寵愛の強さに目が眩みそうだった。
(神々よ、この“お方“のこのお姿をお望みなのですね。私もこのお姿はとても完璧だと思います)
その後、神々にも同意の祈りを上げ始めた私を現実に戻したのは、今回限り限定で、神殿騎士の服装を許された、この“お方“の専属の使用人達の1人だ。
仕事を放棄していた私は慌てて、仕事を再開し、やっと、この“お方“を礼拝堂内に案内できた。
(ふぅ、“勇者送還の儀式“の開始を遅らせるところだった。お名前は分からないですが、専属使用人様ありがとうございます・・・)
聖獣様方の先導で礼拝堂内を歩く、あの“お方“達の後ろ姿に深く礼をして、私は気配を極力まで薄め、礼拝堂の施錠をしっかりした。あの“お方“の美しさと神々しい空気に“儀式“の見守り人の要人達は目を大きく開き言葉を失う。
“儀式の場“の神聖な気とあの“お方“から放たれる“神気“で、身体が震えるほどの衝撃を受けている参加者達を横目に、私は次の自分の仕事の為に配置についた。
「「「「「おぉ!」」」」」
(・・・ほっ、よし、ちゃんと作動した・・・)
扉の施錠が済み、急いで配置についた時、ちょうど自分が制作した“儀式用魔法陣“の1つの“送還の魔法陣“の上をあの“お方“が通り、総本部からきた専門家の説明にあった通りの現象が起きた事で、周囲から驚きや感嘆の声が上がる中、私は最初の魔法陣の制作を失敗してない事が確認できて安心した。
(“システムサポートの神器“にもしっかりあの“お方“の魔力を認識したと表示されているな。・・・しかしこの“儀式用の神器達“、本当にこれ1つでは何の意味もなさないのだな・・・名称も、あの“お方“がつけている、サークレット型の“識別の神器“とは違って何と言う意味かわからないし・・・)
今、自分がついた配置の前には数日前に総本部から届いた数点の“神器“の内、箱型で魔法陣の横に設置して使用する“神器“がある。総本部から来た“神器“は種類があり、今私の前にある“設置型“とあの“お方“がつけている“装備型“、今回はこの2つがあるが、“設置型の神器“は先ほども言ったが“システムサポートの神器“と言う名称で、私達が制作した“魔法陣“の横に配置する事で意味をなす物と、“装備型の神器“は人が着用し、一定の条件を満たすと効果を発揮する物がある。
“装備型の神器“である2つは名称でどんな役割か何となくわかるが、“設置型の神器“は名称だけではどんな役割をするものかは想像することはできなかった。多分、“儀式“の補助の役割をしているんだろうが、本来の使用用途は全くもって不明だ。
そんな不思議な名称の“神器“の前をあの“お方“が通りすぎ、もう1つの“儀式用魔法陣“の“起動と供給の魔法陣“へと移動なされた。その“魔法陣“も淡く光を放ち、順調に“設置型の神器“が稼働し、あの“お方“も予定の位置でお座りなられて、やっとこれで正式に“勇者送還の儀式”ができる準備が整った。
そして“儀式“を始める前にまずは聖教国所属の新たな外交担当になった枢機卿が、各国の使者達に向けて今回の騒動の概要を話し、どうしてこの国で“儀式“を行うことになったかと言う経緯も説明した。そして、今回の騒動の原因となった“ズューウス王国“の王太子自ら、各国の使者達のいるこの場で正式に仁達に謝罪なされ、その流れで主神である主神様にも今回の騒動を引き起こしたことを謝罪し許しを乞うた。すると、主神様の神像が光り、その光を浴びた“ズューウス王国“の要人達の半数以上が何かに怯えるように叫び暴れ出した。
(アレは、さっき入口で悪態をつき絡んできた者達か、やはり反省はしていなかったようだな、罪人として主神様に厳しい罰を与えられたのか・・・)
暴れ狂う罪人達を神殿騎士と王国の騎士達が協力して、あらかじめ用意してあった部屋に手際よく移動させていった。それとは反対にこれと言った神罰が下った様子が見られない者達は粛々と元の席に戻り着席した。そして神殿内が再び静かになると大司教様の合図で“勇者送還儀式“の“始まりの祝詞“を神官全員で唱える、すると、2つの魔法陣の光が強くなりだし、そこで“勇者候補様方“を“送還の魔法陣“の中心に案内係の神官が誘導し立たせた。そこから“システムサポートの神器“の操作を任された私達は、総本部の専門家が指示した手順通りに“神器“の操作を行うと、魔法陣の1番内側にある円と外側の円が強い光を放ちながら、その光が結界を構築していく。
(これで、“勇者候補様方“には誰も手を出せなくなった。次は・・・)
大司教様「・・・“儀式の杖“を“歌い手“に・・・」
結界が問題無く発動したのを確認した大司教様が、次の魔法陣の発動に必要な“神器“を持ち、ゆっくりと魔法陣の中に進み、魔法陣の中央で静かに跪いたあの“お方“に恭しく手渡した。その時の光景はとても厳かで神聖さに溢れ、誰もが目を奪われていた。
(あぁ、まるで、絵画に残る歴代の教皇の戴冠式のような光景だ。歴史に残る、どの“勇者送還の儀式“よりも神聖さに溢れたものだろう・・・)
この光景は語り継がれるに違いないと私は確信した瞬間だった。
あの“お方“は“儀式の杖“を目を伏せ恭しく受け取り、高く掲げたあとゆっくりと、それでいて優雅に立ち上がり、魔法陣に自分1人だけになるまで、目を伏せ目線の高さで杖をもったまま静かに待った。
そして、魔法陣の上から大司教様や護衛役の使用人達、聖獣様方、全ての人達が降りていき、誰もいない事を確認した。
大司教様「歌を捧げる準備が整った。“歌い手“よ、今、神々に感謝と願いを込め、“勇者送還の儀式“に歌を捧げたまへ・・・」
シャッン!
大司教様の言葉が終わった瞬間、あの“お方“は目をゆっくり開き、横に持っていた杖を素早く縦に持ち替え、床に描かれている魔法陣の渦の中心に鈴の音と共に突き立てた。すると”転送の魔法陣“と同じように、あの“お方“の立っている“起動と供給の魔法陣“も強く虹色に光だし、先程の“勇者候補様方“を包み込んだ光の結界も同様に展開された。周囲はその光景を固唾を飲んで見守り、私達、神官達も今から始まる事に期待の眼差しを向ける。
そんな様々な視線を受ける中、あの“お方“は集中するように目を閉じ深呼吸なさり、再び目を開いた瞬間、その神秘的な瞳を主神様に向けて、“歌“を紡ぎ始めた。
(っ!!な、何と言う透き通った美しい歌声だ!こんな歌声初めて聴いた!)
あの“お方“が歌い始めた瞬間、透き通った響きの子供特有の高い声にの歌声に誰もが聴き惚れた。
(・・・聴いた事のない“歌“だ、この“歌“の歌詞の言語も聴いたことがない不思議な発音、だけど、どこかこの“儀式“の空気に合う旋律、これが楽器演奏も無しにあの“お方“1人でお歌いになられているなんて、とても信じられない・・・)
誰もが理解できていない言語での歌に誰もを魅了する透き通った歌声、その歌声が紡ぐ不思議な旋律を聴き逃さんとするがの如く静まり返った礼拝堂内、そんな時、歌に反応するように“儀式用の魔法陣“全体が光だし、虹色に輝き出した強い光は礼拝堂内全体を照らした。
それが区切りだったかのように、総本部から派遣された“音楽隊“が歌に合わせ演奏を始めた。
「「「「「あぁ・・・・」」」」」
すると、楽器演奏と同時にあの“お方“が杖を高く掲げ大きく振りながら、見た事のない“舞“を踊り始めた。
周囲の静寂の中、小高い位置にある魔法陣が生み出す光を受けたあの“お方“には、歌と演奏が合わさり“歌“に神秘さが加わり、そして今まで見た事がない“舞“と、あの“お方“の着ている衣装が相待って、神々しさがさらに増した。
(あぁ、神よ、あの“お方“は本当に私達と同じ人間なのですか・・・)
そう思うほど目が離せない、あの“お方“が舞うたびに美しく舞い上がる衣装のベールや袖、そして同じように舞い上がる綺麗な白銀のお髪は、魔法陣が放つ光に照らせれキラキラと輝き、杖の鈴を鳴らしながら優美に回るたびに、全体を見渡す神秘的な色の瞳は慈悲深さ秘めていた、そのどれもが礼拝堂内の全員の目を釘付けにして心を奪っていった・・・
*今、この時、この光景を目にした全員の記憶に強く刻まれ、どこの国の歴史書にも残る“勇者送還の儀式“となった。今回の“勇者送還の儀式“だけで数々の異例を成し遂げ、後の歴史書に新たな歴史を生み出した“神々に愛された聖人“と記載され、この“儀式“の“舞“や“歌“を元に新たなる伝統ができた事をアトリーが知る事になったのはもっと後だった・・・
そして、歌が終盤に差し迫った時、この日、1番の光を放った魔法陣に眩しくなり目を瞑った、誰もがその眩しさから目を瞑り、光が治ると同時に目を開けると、自分の目の前の“送還の魔法陣“の中にはもう誰もいなくなっていた・・・
(・・・いない、成功したのか・・・・)ほっ
そうホッとしていると・・・・
わぁー!!
「だ、誰だ!?」「何処から来た!?」
急に礼拝堂の扉の向こう側が騒がしくなってきて、扉を見ていると・・・
「「「「「キャァー!!!」」」」」「「「「「アトリー!!」」」」」「「「「「愛し子様!!!」」」」」
(な、何が起きた!?)バッ!
「なっ!?・・・・・・」
祭壇がある方で叫び声が聞こえ急いで振り返った、その時、思いもらない光景を目にし、絶望に言葉を失った・・・・
*今回で“リトス教 神官編“は終わります。次から、アトリー視点に戻りますので次回をお楽しみに!(≧∇≦)by舞桜
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