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第3章 少年期 学園編
221話 諸々のその後・・・2
しおりを挟む今後の学園ライフの憂いがなくなったと喜びつつ授業を受け、そして、一限目の授業が終わると、クラスメイトから囲まれました・・・
「あの、デューキス様、先週の土の日に勇者様方が元の世界にお帰りになられたのは本当ですか?」
「その“儀式“の際に巷を騒がせていた“呪詛の媒体“をばら撒いていた組織が、神殿を襲撃したって言うのは事実ですの?」
「デューキス様が“儀式“の“歌い手“になられたんですよね?」
「そのせいでお怪我をなされたとか、今はもう大丈夫なのですぁ?心配してたんですぅ」
「襲撃したその組織とレーラー先生が繋がっていたとか、本当なんでしょうか?」
などなどと、数人から囲まれて質問攻めにあっている最中です。これからの学園ライフに憂いがなくなったと思っていた矢先に、この様な状況になり辟易している最中です。僕とお近づきになれるチャンスだと思って、情報収集がてらに、被害にあった僕本人に直接聞くのは辞めてほしいな、と思う次第です、はい・・・・
ジュール『アトリー、モテモテ?』
(いやまぁ、今回の事件の話をきっかけに僕と懇意になりたいって思ってる、利益目当ての人達が大半だと思うからなぁ、モテていると言えるのかな?…なんとも言えないね・・・それにしても噂にしてはやたら事件の情報の方が詳しい気がする。しかも、その中であからさまに僕に気に入られようと媚び売ってくる人いるな(゚∀゚)・・・でもさ、僕に気に入られたいって思ったり、情報が欲しいって思ってるくせに、僕の加護の結界内には入っては来ないんだよねぇ。)
ジュール『残念~~、新しいお友達にはならなさそうだねぇ~』
(残念って・・・(。-∀-) ・・・うん、まぁ、ジュールの言う通り、僕のお友達になりたいなら質問も堂々と近づいてきて言えばいいのにね。だからと言って詳しい話はできないけど、こうやって質問してくる割に、結界内に入らないのは自分に何かしらやましい思いがあって“神罰“恐れたからなんだろうなぁ、って、そんな風に感じちゃうから、僕は信用できないんだよね、この子達のこと・・・意識してか無意識かは分からない行動だけど、そういう行動が僕に不審感を抱かせているってのは、多分、理解できてないんだろうな、この子達・・・)
ジュール『なんか、面白半分って感じの子もいるもんねぇ~』
(だよね~(*´Д`*))
ジュールに少し揶揄われながらも1メートル以上離れて僕を囲み質問攻めにしてくるクラスメイトをじっと見つめた。
ジィーッ
クラスメイト達「「「「「っ!」」」」」
「・・・現在の段階で僕が君達に教えることは何も無いよ、国からの正式な発表を静かに待ったらどうだい?それにもし僕が何か知っていたとしても、対して親しい間柄でもない君達に教えてやる義理は無いと思うのだけど?そもそも、そんなことを知ったとして何がしたいんだ?」
クラスメイト達「「「「「えっ⁉︎」」」」」「そ、それは・・・」「どう言う意味ですの?」「そんな言い方・・・」
突き放したキツイ言い方したが今回の件は国際問題になってもおかしくない事件だった。
今回の事件は複数の国家の王侯貴族が現場にいて関わっており、特にヴェステ王国やズューウス王国の王家に至っては、主犯とされる“邪神教の教主“とも懇意にして、主犯と言ってもいい者達がいたのだ。僕を傷つけたのはズューウス王家を追われた元王子ではあったが、それでもその国の王子だったことは覆らない。だからと言ってそれを理由に国交関係を乱してまで公に賠償を求めるつもりはこの国にはないだろうし、僕も公にする気はない。もし公に事実を発表したとなれば、最悪、ズューウス王国が滅びる可能性がある、そうなると隣接する我が国も影響が出るのは間違いないのだから、それは避けたいはずだ・・・
そんな方針の中、その醜聞を我が国の貴族階級の子供が知って、興味本位で面白おかしく周囲に流布したとなれば国際的信用を失う可能性がある。そうなれば、その醜聞を流布した子供やその親は“国際問題を率先して起こした“として、国から“国家騒乱罪“で厳罰に処せれるのは目に見えている。自分だけならず自分の身内や周囲の親しい人達の生命を危険に巻き込んでまで知りたいものだろうか。
「はぁ・・・・」
(貴族の子供といっても、まだ本当にただの子供なんだろうな、もっと賢いと思ってたよ。この子達の親の教育はどうなってるんだ・・・勉強ができたからといって賢い訳ではないと前世でもよく聞いた話だが、この世界にもいたんだなぁ、そう考えると、前世でのうちの子達はまだ賢い部類だったんだな・・・前世の妹の“藍子《アイコ》“はおバカ可愛いって部類の子でね、今じゃ子供を3人産んで立派なママしてるって・・・あの子は学生時代、勉強はダメダメだったけど他人を気遣うことはできたからな・・・(*´Д`*))
夜月『それは良い事だな、まぁ、できるなら勉強も気遣いも両方できるともっと良いんだが・・・』
(それなぁ、僕も前世は勉強ダメな方だったからな、まぁ、好きな科目では頑張れた感じ・・・(*´ー`*))
そんな事もまだ分かってない様子のただの子供なクラスメイト達に僕はため息をつき、それ以上答える気にはならなかった。それ以降ガン無視を決めた僕に不満げな顔をして離れて行ったクラスメイト達。
*教室内でも、僕に質問しに来なかった他のクラスメイト達は、大半が国内の一般市民か他国の王族の血を引く家系の子供だった。一般市民は僕に近寄りがたいから来なかったんだろうが、他国の王家の家系の生徒は自国から来ていた要人達から、当時の様子を教えられて黙っておく様に言われたか、ただ単に知らされずに僕とは関わるなとだけ言われたかは、この時の僕は気づかなかった・・・そして、それでも好奇心に勝てなくて僕に質問してきた王家の遠縁の子供もいたようで、さっきの質問攻めの詳細な情報も、もかしたら、国の情勢を鑑みず自分の好奇心を満たすためだけの、ただの子供な王家の血縁者が漏らした可能性があるな、と後で思ったのだった・・・
(まぁ、今回の件は本当に国際問題なってもおかしくなかったから、有力貴族の家系でも、触れてはならないことがあると、大人達から言われてちゃんと静かにしているのが1番なんだけどね。それでも親の言うことを聞かない貴族の子供は少なからずいるか・・・やっぱり、教育の問題なのか、その子供の気質によるかは半々って感じだな・・・)
天華『まぁ、そんなものでしょう・・・』
(教育、育児って大切だよねぇ( ・∇・))
と、どこ目線なぼやきをしつつ、その日の午前中の授業を受けた。ついでに言うと、ジュール達はいつも通り僕のそばにいるけど、子供同士のやり取りには口を出さない方針だ、なので、クラスメイトはジュール達も怖がりつつ遠巻きに見られてはいた。
そして、午前中のすべての授業が終わり、いつも通り昼食を食べるためにいつもの場所に向かおうと席を立ち、ソルとロシュ君、ジュール達も連れて教室を出ようとした・・・
?「ねぇ、貴方、少し良いかしら?」
「・・・・僕達の事でしょうか?」
皆んなと一緒に教室の後ろの方にある扉から廊下に出ようとした時に、不意に背後から誰からか声をかけられた。名前を呼ばなかったので少し考えたが、間違いなく僕に話しかけてきていると思ったので、念のため後ろを振り返り話しかけてきた人を見て、本当に自分に話しかけているのか確認をとった。後ろを振り返った先にいたのは見覚えのない金髪で緑の瞳を持った美少女で、この国でも珍しい“エルフ族“の生徒だった。
(おや?“エルフ族“の生徒って、このクラスにいたっけ?(。-∀-))
エルフ女子生徒「そう、貴方、ちょっとお話ししたい事があるの、少しお時間いただけるかしら?」
?2「ちょっと待ってくれ、私も君に話がある。時間をもらえるだろうか?」
見た事のないエルフの女子生徒に話がしたいと言われて戸惑っていると、横からまた別の人に呼び止められた。また誰だろうと思ってそちらを向くと、そこに居たのは褐色の肌に銀髪で赤の瞳を持った美少年で、先程話しかけてきたエルフの女子生徒に似た長い耳を持った“ダークエルフ族“男子生徒だ。こちらもまた見覚えがなかった。
(えっ、また?ってか、“ダークエルフ“!?・・・Σ(-᷅_-᷄๑))
?3「すまないが私も話がしたい」
「!?」
(はぁ⁉︎また!??次はなんだ!?)
また立て続けに誰かが話しかけてきて、エルフの女子生徒の後ろから出てきたのは、真っ赤な長い髪に黒いメッシュが一房ある髪色で、厳つい感じの黄色い瞳に、額から一本の白い角が生えている体格のいい“鬼族“と思われし男子生徒、またしても見覚えのない生徒だ。
(また知らない人だ、それに次は“鬼族“?( ´ ▽ ` ))
エルフ女子生徒「まぁ、後から次々と、無作法ですよ、先に話しかけたのは私です。他の方達は遠慮なさってください」
ダークエルフ男子生徒「む、相変わらず、エルフは堅苦しいな、だが、私と君の要件はそう変わらないだろう?それなら2人で話をしても問題はないはずだ、まぁ、“鬼族“の彼の要件は我々と同じではないと思うが・・・」
鬼族男子生徒「むぅ、無作法は詫びるが、こちらも少々聞きたい事がある。私も一緒に話してはダメなのか?」
(おー、なんか知らんが勝手に揉め出した~( ̄∇ ̄))
エルフの女子生徒が後から話しかけてきた男子生徒付帯の無作法を嗜め、今日は引くように言うと、男子生徒2人は自分の話がしたいと退かない、そこから口論となり、話しかけられた側の僕は完全に存在を忘れられてしまった・・・
(うん、完全にこの3人は目的を忘れているね・・・・(*´Д`*))
「ソル、ロシュ君、行こうか・・・」
ソル「はい」
ロシュ君「あ、はい」
僕は自己紹介もないまま言い争いしている3人に呆れてしまい、この調子では昼食の時間がなくなると判断して、一緒に状況を見守っていた2人に小声で声を掛け、口論をしている3人を放置してその場を後にした。
そして、いつも通りイネオス達と合流し、いつもの秘密基地に移動し昼食を食べ始めた。
「はぁ、この後の授業で教室に戻るのが億劫だよ…、しかし、なんで今日に限って基本科目が3時限目にもあるんだ・・・はぁ~・・・」
(しかも、いつの間にか魔法学基礎が基礎科目に変更になってるから、午前中の授業枠を取ってんだよなぁ~( ;´Д`))
ソル「そうですね。鬱陶しい方々が待ち構えてそうです」
通常なら午後の授業は選択科目の専用教室に向かうところだが、公開実技授業の影響で削られていた基礎科目の授業が、先週から午後の授業時間にも入られられてきているので、クラスの教室に戻ることになっていた。それで、先程のやり取りで放置してきた転入生?の3人と再度顔を合わせることになってしまうのだ。その事が心底面倒くさいと食後のお茶をしながら僕は皆んなに愚痴っていた。
ロシュ君「あの方々は、アトリー様達がお休みの時に学園に入ってきた留学生ですから。アトリー様が最初に静かに過ごしたいと仰っていたのを知らないんですよ・・・」
イネオス「あぁ、あの方々か、数ヶ月遅れで入ってこられた、“エルフ女王国セリニデュシス“と、“ダークエルフ王国エッケ“、それと、“ノルテ魔王国“の王家の皆さんでしたよね」
「へぇ、全員王族だったんだ、それにしてもこの3国からからわざわざ王族が留学してくるなんて珍しいね?」
ヘティ「そうですね。“エッケ“の同世代の王族のお方がお国元から出られるのはそうそうないですし、“ノルテ“は国交関係ではありますが、魔力、筋力含めた強さこそ全てと旨とする魔族の代表と言っていい王家ですから、非力と思っている人族が収める我が国に興味を持たないことで有名です。“セリニデュシス“も他国との交流は最低限しかないですし、そんな国々から留学生として王家の方々が来れれるのは異例中の異例なのは確かです」
「だよね?今まで一度も留学なんて来た事なかったよね?なのに今回は留学してくる気になったんだろうね?」
ヘティ「多分ですが、今回の“勇者送還の儀“でこちらにくる事になって、アトリー様が居られるのを知ってご興味が出たのではないかと」
「あー、それでね、物珍しさからの留学ね、・・・・あ、そう言えば今回の事件でもその3カ国の代表もいたな、それでもっと興味が湧いたのか?」
(て事は、事件の詳細が出回ってたのは彼らからでたのか?それに、今回は色々と規格外なことしまくったからな、身体強化なしの肉弾戦に魔力以外の力で攻撃技や浄化など…、これは彼らの好奇心を刺激してしまったか・・・・それに多分、“エルフとダークエルフ達“は精霊の動きも目についただろうし…、僕が“精霊王の加護“をもらっているのがバレた?いやでも僕は精霊は見えないって体で動いてたし、事実、意図的に見るようにはしていなかったから、“エルフ“と“ダークエルフ“には知らぬ存ぜぬを突き通してしたら、諦めてくれないかな?“鬼族“の彼とは素手の勝負で相手をしてやれば大人しくなるかも?・・・いや、負けず嫌いで自分が勝つまで挑んできたらどうしよう・・・(:-∀-))
天華『可能性は大いにありますね・・・』
「・・・それはそれで面倒だな・・・」ボソッ
皆んなとの会話の中で、あの3人の要件の内容がうっすら分かった僕だったが、だからと言って彼らの話を聞いて、素直に要望に答えるかというと、それはしない方がいいだろうと言う結論に至った。
「はぁ、そうなると、どうするか・・・“エルフとダークエルフ達“の話は一応聞いてみないと目的がわからないけど、“鬼族“の彼は何となく目的が分かるんだよねぇ・・・」
ベイサン「あ、僕も何となく分かる気がします。僕達のクラスにも“ノルテ“から魔族の貴族子息が来ていて、僕も2日前に目をつけられちゃったんですよね・・・」
「えっ!ベイサンが?」
ベイサン「はい、2日前の武術の授業で・・・」
「あー、ベイサン他のクラスの子より強いから…、いい訓練相手として目をつけられちゃったの?そうだ、その魔族の貴族子息は同じ“鬼族“なの?」
ベイサン「いえ、その方は“ワーウルフ族“の方でして、アトリー様のクラスにいる“鬼族“の王族の方の従者だそうです」
(“ワーウルフ族“かぁ、獣人族の人とはちょっと違う性質を持っている種族だから、獣人族と同一視されるのを嫌うんだよねぇ、あくまで“ワーウルフ族“は魔族の部類だって主張するから言い間違いには気をつけないとね・・・(*´ー`*))
「へー、“ワーウルフ族“の従者さんか、ん?従者・・・てことは、エルフ族とダークエルフ族の2人の王族にも従者がそれなりに留学してきているってことだよね?」
ベイサン「え、えぇ、そうですね。アトリー様のクラスにも入っている方もいますし、他の国の王族の方も居られたはずです」
「えっ⁉︎そうだったんだ⁉︎わぁー、全然気づかなかったよ・・・そう言えば、あの3人と新しい担任の先生の名前も知らないや・・・」
ベイサンと話しているうちにもっと根本的な問題に気づいた。
ロシュ君「あ!そう言えばそうでした、どなたもアトリー様がお休みになっている間に来られて、その時に自己紹介をしたきりでしたから・・・先生はともかく、お声をかけてこられた方々は自己紹介する前に言い争いになってましたし・・・」
「そうなんだよね・・・僕とソルはあの方達が学園にこられたのは知らなかったんだよ。先生は急に決まったから知らないのは問題ないだろうけど、できれば他の国の王族の方々だがいるのは事前に知っておきたかった・・・」
イネオス「えっ?僕達はクラスが違うので会話などはした事がないですから、話題にしなかったんですが、僕はてっきりお休みの間にご家族からお聞きしているとばかり思っていました・・・」
「それがねぇ、僕がお休みの間はイネオス達が話す以外で学園のことは全く触れてこなかったんだよね、僕の家族・・・」
ソル「アトリー様、それはしょうがないですよ、アトリー様に気兼ねなく療養して欲しいと思う親心からでしょうから・・・それに、そんな話をすればまたアトリー様が学園に行くのを渋って、学園を辞めたいなんて言い出すと思ったんじゃないんですか?」
夜月『冒険者として家を出るとか言い出すと思われているんじゃないか?』
天華『それで、徹底して伝えなかった事による。単純な伝え忘れでしょうね・・・』
ジュール『日頃の行いだね・・・』
「うっ・・・」プイッ
家族が僕の考えをよく知っているから起きた伝い忘れだと、夜月達に言われてしまっては家族に文句は言えなくなってしまった。
(僕の考えがダダ漏れって事じゃないか、むぅ、嬉しいような恥ずかしいような・・・(ㆀ˘・з・˘))
ヘティ「まぁ、アトリー様ったら、ふふっ、・・・あぁ、でも、そのお声をかけて来られたお三方は良かったのでしょうか?」
ソルや夜月達に図星を突かれて、ちょっと照れ気味に不貞腐れてそっぽを向いた僕に、ヘティがその様子を見て微笑ましいとばかりに笑ったと思ったら、急に件の3人の王族の心配をして来た。
「「「「「??」」」」」
ベイサン「?何が?」
ヘティ「あ、そのお三方は言い争いになっている間に、アトリー様がその場からいなくなったのを後から気づかれたかと思うんですけど・・・」
「あー、それはそうだねぇ、僕はの人達の言い争いがおさまるのを待つのも馬鹿らしくなって、誰にも声をかけずに黙って出てきてしまったからなぁ・・・怒られるかな?」
ヘティ「いいえ、問題はそこではなくてですね。アトリー様に声をかけたのに挨拶も自己紹介もないまま放置したって事ですよね?それってかなり無作法では?」
「ん、ん?・・・あ、そうか、うーん、どうなんだろう?向こうはそう言う教育を受けているかわからないけど。僕的には話しかけられたのに放置されたのは別に怒ってないし、向こうが文句を言わずにまた話しかけて来ても、その時ちゃんと互いに挨拶して自己紹介を普通にしてくれたら別に何かするつもりはないよ。もし逆に黙っていなくなったことで文句を言われてもお互い様って事にすればいいんじゃない?」
(てか、自分では忘れがちだけど、僕は今、どの国の王族や聖獣達より身分が上だったんだった…、もしさっきの事で子供達同士の喧嘩になって不敬罪だ何だってなって、大人達が騒いだらめんどくさいから、僕からは大人に何かを言いつける気はない、でもだからと言って上から目線でくるのはちょっと問題があるから、少なくとも最低限の礼節は守って欲しいよね・・・(*´Д`*))
ヘティが言いたいことが最初は分からなかった僕達だったが、最初、他国の王族に呼び止められていたのに、無断でその場からいなくなった事で問題が生じるかと思ったが、ヘティの説明で自分が的外れな間違いに気付き理解した。そして、自分の立場、身分などの厄介さにはこれからも問題が多発しそうではあるなと、またため息が出そうになった・・・
結局、その後、新任の教師の名前や新しく学園に入った、他国の留学生達の名前を皆んなから教えてもらい、その日の午後の授業前に教室に戻った僕達は、教室に入るなり相当不機嫌な表情で見てくる3人を発見、僕はまた揉め事になりそうだと心の中で呟き現実逃避したのは許して欲しい・・・
(あ~、面倒くさい・・・・・仁達は今頃何してるかなぁ・・・( ´ ▽ ` ))
*次回は、地球世界に帰った仁達のその後をお届け致します。引き続きお楽しみ下さい。m(_ _)m by舞桜
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