間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜

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第4章 少年期〜青年期 学園3学年編

1話 月日は進む

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 はい!どうも!僕です!時間がたつのも早いもので仁達が向こうの世界に帰ってから、僕は今・・・・

「はぁ、今日も、あそこにいる・・・」

 ・・・今、絶賛ストーカーに遭っている・・・

ソル「そうですね、今日も3人仲良くこちらを見ていますね・・・」

 現在進行形で学園の正門の影から、僕の乗っている馬車が自分たちの目の前を通るのをじっと見つめている3人組を見つけた僕、彼らは魔法やスキルで巧みに自分達の姿や存在を消して、カモフラージュしているのだろうが、僕達の探知能力と魔力を見ることのできる目には無意味だった。

「また3人で見てるのか・・・しかし、あの3人いつの間に仲良くなったんだろうね?最初は喧嘩ばかりしてたのに・・・」

ソル「そうですねぇ、他のクラスの方から聞いたところによると、一年前ぐらいにアトリー様が本気であの方々を巻いた時に、3人で協力したのが始まりだと言ってましたね」

「あー、あの壮絶に鬱陶しかった時期か・・・」

ソル「はい、あの時期、時間も場所も選ばず突撃してきてましたね、あのせいでアトリー様が授業中に感情抑止されましたから僕は焦りましたよ・・・」

「あの時ね、そんなこともあったね・・・、確かあの時授業中にも関わらず、自分の契約精霊を使ってまで僕の様子をずっと監視してきたんだもん、ついイラってきちゃって、もう少しで魔力威圧を教室中に振り撒くところだったから・・・」

ソル「その後にも、顔も見たくなくて授業が終わると同時に、アトリー様が本気の隠行術で消えましたもんね・・・、僕もその時ばかりはあの方々に苦言をさせていただきましたよ・・・」ふっ(本気で僕までその場に置いて、気配や魔力まで完璧に消していなくなったのは初めてでしたからね・・・僕もイライラが最高潮に達しましたから、かなりきつい言い方をしましたね・・・まぁ、それが功を奏したのかその後は随分大人しくなりましたし、言って良かったんでしょうね・・・)

「・・・あの時はごめんね?」

ソル「理由はちゃんと分かってましたから気にしてませんよ、それに悪いのはあの方々ですから・・・」

 ストーカーと言っても、向こうは僕に話しかけるタイミングを図っている感じで、僕がそれを避けるように動いていると言った感じだ。
 そして、今回のストーカー達は前回、僕とお話がしたいと言って話しかけて来た、“エルフ“と“ダークエルフ“と“鬼族“の3人のことだ。
 その3人とは僕に最初話しかけて来た“エルフ“の女子生徒が、
“エルフ女王国セリニデュシス“の第2王女
 “フィエルテ・ファム・ロア・セリニデュシス“で、

 次に話しかけて来た“ダークエルフ“の男子生徒が、
“エッケ・ダークエルフ王国“の第3王子
 “アンテレ・レクス・エッケ“

 そして最後に話しかけて来た“鬼族“の男子生徒が、
“ノルテ魔王国“の第2王子
 “オルコ・マリク・ノルテ“の3人だ。
 この3人が学園に入ってきてもう3年になろうとしていて、僕達も、もう13歳になり、学年が上がって3年生になった、学園生活も、もうあと残り3年といった所で、いつもと変わらない日常を過ごしている。

(・・・まぁ、これまで色んな事が起こったけど、それはそれで楽しかった?かな?(*´ー`*))

 ともかく、今はあの3人の怪しい遠目からの観察に辟易している最中だ。

(はぁ、ここ最近なんか寝不足なのかまたイライラが溜まっちゃうよ・・・ちゃんと寝てるはずなのになぁ(*´Д`*))

 そう言えば、初めての会った時、あの3人を無視してお昼に行って教室に帰ると、あの3人が超絶不機嫌な表情でこちらを見ていたが、不思議と怒って絡んでくることはなかった、だが、彼らが話し合い譲り合って1人ずつ話をしたいと言うこともなく、毎回昼休みに示し合わせたかのように同時に話しかけては揉めて、僕はそれを見かねてその場を離れる、と言ったことを繰り返していた。それが一年ほど続いた所から彼らの行動が大胆になってきて、とうとう僕達の休日の冒険者活動の日にもちょっかいをかけて来るようになり、最終的には常に精霊やスキルを使って観察し出す始末、屋敷の外に一歩出ると常に僕の一挙一動を観察する付き纏うような視線にストレスでイライラが溜まり、ついにキレかけた僕が自主的に感情抑制をして姿を消したので、ソルが彼らに対してガチギレしたらしい・・・その後からは学園内の授業以外でああやって僕の様子を見ているぐらいだ。

(ま、まぁ、そんな感じで月日が流れ、学園に入学してから3年がたった、学年が上がると必然的に下に新たな学生が入ってくるわけで、そんな新入生の中にもそれはもう色んな思惑を持った子達がくるわけで、まぁ、色々とあったんですよ色々とね・・・・(。-∀-))

ジュール『誰に言ってんの~??』

(ん?独り言だよ、独り言・・・)

ジュール『ふ~ん?まぁ、いいや、アトリー撫でてて~』

(はいはい、ふふっ)

 僕が脳内で独り言を言いながら過去の出来事を振り返っていると、膝の上にいたジュールが不思議そうに聞いてくるので独り言だと言うと、頭を撫でてと僕のお腹に頭を擦り付けてくる。そんな仕草が可愛くて、望み通りに頭を撫でると、気持ち良さそうに喉を鳴らす、そんな感じでジュールに癒されながら、学園のいつものロータリーを周り、いつもの停車位置に到着して、馬車から降りていくと・・・

?「あ!デューキス先輩!おはようございます!」

「あ、あぁ…、おはよう、ペンテプランス君・・・」

 待ち構えていたのは金髪に軽く青色が混ざった髪色に、瞳の色がエメラルドのような綺麗な緑色の可愛い系の顔した2つ年下の男子生徒、何故か最近やたら僕に懐いてくる、ワンコ系男子、でも実はこの子、こう見えてライヒスル帝国の“ペンテプランス・カイザラ・ライヒスル第5皇子殿下“だ、今年の新入生として入ってきた彼は、どうやら、以前こちらの国に外交で来ていたライヒスルの皇太子殿下と第2皇子の母親が同じの皇子様、他にも母親違いの兄が上に2人もいることで、継承権とかもほとんど見込めないことから結構自由に育って来たようで、ライヒスルの皇族にしては珍しい純粋な性格をした皇子様だ・・・

 そんな彼が何故か僕にやたら懐いてくる、彼は僕の何が気に入ったのかサッパリ分からないのだが、彼には僕に対してこれっぽっちも悪意がないので無碍にもできす、今も僕の加護の結界を通過して目の前で挨拶をしてくる・・・それに・・・

?「あっ!デューキス様!おはようございます!」

 また元気に僕に挨拶をして来たのは、薄紫の髪色に澄んだ水色の瞳の色をした色白の女子生徒、この子も最近僕にやたら声をかけてくる元気いっぱいの2つ年下の女子生徒だ、この子もまた他国の王族でノルテ魔王国の“リコルヌ・マレカ・ノルテ第2王女殿下“だ、彼女には腹違いの兄の第2王子が僕の同級生としているのだが、彼と彼女はどうやら僕に関しては結託して近寄って来ている訳でもなく、ただ、僕に興味を持って好意的な感情で慕って来ているようだった、これもまた本当に恋愛感情があるとかではなく、ただただ、純粋に僕と親しくなりたいと思っているようなので、加護の結界には阻まれず近寄ってくる。

「あぁ、おはよう、リコルヌさん・・・」

 これと言って親しくない2人に、自分の広いパーソナルスペースに入られて、ちょい人見知り気味の僕はちょっと困惑気味だ・・・

(家族やソル、イネオス達以外でここまで大胆に近寄ってくる人がいないから、少し対応に困るな・・・(。-∀-)・・・)

「・・・君達、毎朝ここで僕を待つのは大変じゃないか?あと、距離が近い、少し離れてくれるかな?」

ペンテプランス君「あ、すみません、朝からデューキス先輩に会えたのが嬉し過ぎてはしゃいじゃいました」てれっ

リコルヌさん「ごめんなさい、デューキス様といると心地よくて・・・」しゅん

「うっ・・・」(なんだこの可愛い生き物達は・・・( ;´Д`)僕が悪いって感じがしちゃうじゃん・・・でも、相手は年下だし、年上の僕が我慢すれば良いのか?)

 対人距離が近い2人に率直に距離をとって欲しいとお願いすると、1人は照れて、もう1人は反省して1、2歩後ろに下がっていった。そんな可愛い仕草にズキュンと胸打たれてしまった僕は少し罪悪感を覚えたが、これ以上近寄ってこられても周囲から、“こういう子達ならお近づきになっても大丈夫なんだ“、だなんて勘違いされては困るので、できれば適切な距離でお話がしたい。自分の可愛い系の年下に甘いっていう性分も相まって完全に拒むことができないのが、今ここでハッキリ認識してしまった・・・

天華『いやいや、我慢はしなくて良いでしょう、実際、距離感がおかしいですよ、この子達・・・』

(あ、だよね、僕が心が狭いせいかと思っちゃった・・・)

ジュール『むぅ、あの子達、私達のアトリーに近づき過ぎ!』がぅ~~~っ!

後輩2人「「わっ!」」

 突然、僕の横にいたジュールが彼らに威嚇したことで、少し驚いて後ろに下がった2人はやっと適切な対人距離になった。だが、それでもジュールが威嚇をやめない。

ジュール『むーぅ、アトリーは私のお友達だもん!』がうっ!

(えっ、ジュールがあの子達に“嫉妬“!?可愛いっ!!(≧∇≦))

「っと、ジュール、落ち着いて、彼らは僕を本当に困らせようと思ってないよ。多分、他の人との距離の取り方がわからないんだよ。君達、もう少しこの国の常識とマナーを学ぶと良いよ。僕は基本的に普通にマナーを持って話しかけられる分には良いんだけど、距離が近いのは落ち着かなくてね・・・」

 ジュールの急な“私のお友達だもん!“発言に不覚にも可愛いと先に思ってしまった僕だが、そこはすぐに気を取り直しジュールを落ち着かせるために、右横にいるジュールの背中に手を置いた。

(ふふっ、そうだね、ジュール達は僕の大事なお友達だよ。でもね、僕は他の人と話すことはたくさんあるだろう?その時は何にも言わないじゃない?この子達だけは駄目なんて不公平でしょ?)

ジュール『う~~っ、でも、あの子達はアトリーを困らせてるもん!』う“う”~~っ

(うーん、そこは僕の人見知りの悪い癖が出たようなものだから彼らはそんなに悪くはないんだよ、ただ、少し、マナーがなってないってだけだから・・・、それにね、彼らはまだ子供だ、これから学んでいけばちゃんとマナーを持って話かかてくれるよ。だからそれまでジュールが優しいお姉さんとして多めに見てあげよう?・・・ねっ?)

 まだ小さく唸るジュールの気分を落ち着かせようと、ワシワシと撫でながらそう言い聞かせる。

ジュール『うーん、彼らは私より小さい子?』

(そうだよ。ジュールは僕と同じぐらいの年齢として生まれたんでしょう?そしたらジュールは彼らより少しお姉さんだよ)

ジュール『そうか、それなら私がお姉さんとして小さい子のしたことを多めに見てあげなきゃ駄目?』

(できたら今はそうしてあげて欲しいな・・・)

 精神年齢がやけに高い僕とは反対に、それ相応に精神年齢が幼いジュールは今、絶賛、自分の大事なお友達を他の人に取られたくないって言う、小学生にありがちな嫉妬と独占欲から彼らを敵視した行動をとってしまった。だが、そこは精神年齢40歳過ぎの僕が前世でも甥姪達に言い聞かせたように、ジュールにも年下には優しいお姉さんになって欲しいと言い聞かせた。ジュールは基本的に根が優しく素直な性格なので、こう言ったお願いの仕方をするといつもなら大抵は引き下がってくれるのだが・・・

ジュール『うーん、でも、アトリーが困ってたもん・・・』

天華『ジュール、彼らは加護の結界を通過できたんです、悪気はないのですから、そう目くじらを立てるものではありませんよ。それにアトリーが本当に困っていたら、まずは自分からちゃんと言ってるでしょう?さっきみたいに・・・それに、私達の出番はアトリーに危害を加えようとした者が来たときですよ・・・』

ジュール『う~~っ、そうだけど~~、なんだかモヤモヤする~~っ!』

 どうやら、今回は天華に宥められても納得がいかないようだ。

(ふふっ、ジュールは僕が大好きだから取られちゃうって思っちゃったんでしょう?でも大丈夫だよ、僕は誰にも取られたりしないし、僕がジュール達を後回しにはしないよ、僕が大事なのは家族とソルとジュール達、それにイネオス達同い年のお友達とその家族、あとはデューキス家のお屋敷で働いている皆んなだ。それ以外の人達は僕の中ではまだまだ大事じゃないからね!・・・あ!でも、ティーナちゃん達神様は別枠だよ!ふふっ♪( ´ ▽ ` ))

ジュール『む~~~ぅ?アトリーが私達が大事なのはわかったけど。アトリーは他にもたくさんの人が大好きで大事なんでしょう?だからあの子達も大事になるんでしょう?でもそれが許せない私は悪い子??』

(ううん、ジュールはいつも僕の家族やお友達とかが近寄っても平気でしょう?それに彼らが僕の大事になるにはたくさんの時間がかかるんだ、だから、今はまだ大事じゃない彼らが、僕の大事になりたくて少し急ぎ過ぎてるのがジュールは気になっただけだよ。多分・・・あとはジュールがすぐに僕に近づいてくる彼らに“嫉妬“してるだけだよ)

 僕はジュールが僕と暮らす上で順調に情緒が育っている証拠だと嬉しく思いながらも、ジュール達“神獣“が生まれたときから刷り込まれている、僕を守ると言う使命に縛られている様子が、少し悲しくもあった。彼らの基礎本能は神々に創られたものだから、自分にはどうしようもないが、今この時も順調に子供として成長しようとしているジュールの心を僕は大事にしたいなっとも思った、もちろん、天華や夜月の心も・・・・

ジュール『・・・“嫉妬“?これが“嫉妬“・・・・』

(そう、“嫉妬“)

ジュール『えっ!“嫉妬“は醜いって聞いた事ある!私、醜くなりたくない!それに私はお姉さんだから少し我慢する!』

(おぉ!?Σ('◉⌓◉’)そ、そうか、どこから“嫉妬は醜い“なんて聞いてきたか分かんないけど、そうしてくれると助かるかな?でも、我慢はし過ぎちゃ駄目だよ。もし、何か気になることがあるなら僕や天華達にすぐ言ってね?)

ジュール『はぁ~い!』

 意外にもよく聞く言葉でジュールの“嫉妬“が沈静化したので、僕は改めて彼らには“マナーの大切さ“を教えて、今日はもう教室に行くように言い。僕らはのんびりと自分達の教室に行った・・・あ、ついでに言うとソルは彼らが僕の体に触れるのを手で物理的に遮る役をしながら、向こうの従者達と睨み合いしているのが定番化している。そこに夜月も加わってるので罵り合いとかにはなっていないが、彼らの従者達は主人ラブな所のあるので、いつも彼らの好意を受け取らず彼らの可愛さになびかない僕達をよく思ってない様子なのは確かだ。それに向こうの従者達の中にも、今まで自分達だけに心を許していた主人が、ここ最近は僕にやたら絡みに行くので僕に“嫉妬“している人が少なからずいるので、僕はそれが分かっていて彼らと深い交流を持とうとは今は思わなかった・・・

(絶対、揉め事が起きるって分かってるんだから、彼らの可愛さだけですぐにお友達になりましょうとはならんだろう、普通・・・・(*´Д`*)後が面倒だもん・・・)

天華『最後のが本音ですね・・・・』

(・・・・・♪( ´θ`))
















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