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第5章 少年期〜青年期 学園4学年編
22話 “大会3日目・捜査会議“
学生部門の第二試合が終了した次の日、“国際武闘大会“としては3日目を迎えた朝・・・・
はい、どうも、僕です。現在闘技場で一般部門の第二試合を観戦中です。ついでに情報収集しながら・・・
(いやー、昨日の映像は本当、面倒臭い事をしてくれたな・・・僕には手が出せない代わりにへティを襲うって脅してくるなんて、しかもヘティを襲われたくなかったらわざと負けて、僕に例の“任務中の聖獣は神になれない発言“を撤回するように伝えろなんてね・・・、それにへティを襲う計画だけでなく、この闘技場に細工をした的な発言もあったな・・・)
天華『でも、それを言ったのが“デクシア連邦のエクトス蛇王国“の選手で、イネオス君の対戦相手だった“アナトリ王国“の選手は第一試合の時に、こちらの女子選手を一斉に排除する提案と、この話を聞いたと言ってましたね』
(“エクトス蛇王国“かぁ~・・・あそこは僕が“任務中の聖獣は神になれないって“言葉に、文句があるみたいだったってことだけど、今の“蛇の聖獣“も神だと思って敬ってるのかな?(・・?))
天華『どうでしょうね?もしかしたら今の“蛇の聖獣“と昔神に至った“白蛇の聖獣“を同じ存在だと思ってる可能性はありますね。そうなると、すでに神に至った聖獣がいるのに“任務中の聖獣は神になれない“なんて言うアトリーが嘘つきだとして、反感を持ってるのかもしれません』
(あー、それだと、向こうが敵意を持ってるのも頷けるかも・・・有るものを無いと頭ごなしに否定されたら、そら怒るわ・・・(*´ー`*))
と、疑問だった“エクトス蛇王国“の選手がむき出しの敵意の意味が何となく理解してきたが、それとは別にちょっと不思議に思っていた事を夜月が呆れたようにこう言った。
夜月『しかし、その提案を受けずに控え室での揉め事の時にも仲裁に入ったくせに、その事を第二試合の直前にイネオスを本気にさせるためにわざわざ話して怒らせるなんてな、あの選手はどれだけ“脳筋“なんだ・・・』
(だよねぇ、あの選手っていうか、元々“アナトリ王国“の貴族階級の人達、主に男性は“脳筋“なんだよなぁ(*´Д`*)それにしても、“エクトス蛇王国“の選手は何であの人を誘ったんだろう?なんか繋がりがあったのかな?“アナトリ王国“の人は良くも悪くも“脳筋“で素直で分かりやすいから、悪巧みに向かないんだよねぇ、今もたまに力試しとか言ってお隣の国の“ショウスデット獣王国“にちょっかいかけて、返り討ちにあってるのに・・・(*´ー`*))
ジュール『んー?そう言えばアトリー、アトリーって学園に入学した時にあそこの国の王女様と揉めたことあったよね?それを知ってて声をかけたんじゃない?自分の国の王女様がアトリーに虐められた復讐しないか?とか言って・・・まぁ、虐めてはないけどね・・・』
(『『あぁ~、それだっ!』』)
(うん、虐めてはないけど、それはあり得るね、まぁ、そんな話の持ち掛け方しても、正々堂々と勝負することが基準の“脳筋“の彼らには、卑怯者の一員にはなりたくないって断られるのがオチというか何というか・・・( ̄▽ ̄))
天華『あの国の男性はそんな感じですよね。女性は嫌な裏工作する人が多いですけど・・・』
そう言って天華は、以前に仁達が学園にいた時に起こった騒動の事を思い出して、嫌そうな表情をした。(仁達を引き抜き自国の戦力にしようと画策してきたのは、“アナトリ王国“の現王妃が一枚噛んでいたことが後の調べで判明していたからなぁ(*´ー`*)抜け目がないというか、何というか、引き抜きの接触とかがあったせいで、そちらばかり警戒してたから、裏で行われてたあの時の石舞台の仕掛けを事前に察知できなかったんだよねぇ・・・爆散したからなぁ( ・∇・)あの石舞台・・・)
と、そんなことも僕は思い出してしまった。
(全く正反対だよねぇ・・・あ、あれか、男性が単純だから、女性が政治闘争的?な方面に特化したのかもね!( ・∇・))
ジュール達『『『あり得るっ!!』』』
と、言う感じで、一般部門の試合を見ながら昨日の出来事を振り返っていると、
春雷『アトリー様、お待たせしました』
昨日の夕方から帝都に住み着いている精霊達と協力して、情報収集をしてくれていた春雷と雪花がちょうど帰ってきた。
「お帰りなさい、2人とも、選手達の様子はどうだった?」
「「「「「!!」」」」」
春雷達が帰ってきた事を知らせる意味と、春雷達に他の人達にも2人の声が聞こえるようにしてほしいと言った意味も込めて、わざわざ声に出して話しかけると、それに気づいた室内の人達の視線が一気にこちら集まったのを感じた。春雷も僕の意図を汲んで、皆んなに自分の声が聞こえるようにして話し始めた。
春雷:『はい、23ヶ国の選手達の中でやはり怪しい動きをしていたのは、“ライヒスル帝国“、“ショウスデット獣王国“、“デクシア連邦のエクトス蛇王国“、“マルゴー獣人国“の、この4ヶ国が主に怪しい動きをしました。それとは関係無いかもしれませんが“ボルテ王国“の選手が、試合に負けたこちらの学園の女子選手と応援に来ていたそのご友人達に、デューキス家の話を聞いたりして情報を集めていました。・・・多分ですが、“例の王弟“の指示かと・・・』
「「「「「あぁ~・・・」」」」」
最初に挙げた国々の選手が何かしでかそうとしているのは予想はついていたが最後に挙げた国、“ボルテ王国“の選手の動きは予想外だったが、意図は完全に理解し納得した。
「あー、うん、そっちに報告は後でいいかな・・・、後他に気になった事はあるかな?」
雪花:『あ、それなんですが、“シニストラ共和国“の選手達が第一、二試合で全員が負けた後、全く動きがないと言う情報を聞いて、私はそれが不思議であちらの選手達が取っている宿に様子を見に行ったんですけど、参加選手が滞在するにしては少々治安の悪い場所にある宿で、宿の質もそれほどいいとも言えないものでした、その宿にある一つの室内で選手達が不自然にじっとしているだけで、どこにも出て行こうともせず、室内で何かしているわけでもないのが気味が悪くて・・・でも、選手達の引率できた先生か親なのか分かりませんが大人達は、逆に宿にいなくて、どこに行ってたのか夜遅くまで帰ってこなかったんですよ』
「・・・それは、子供達を放置して大人達だけが遊び歩いている?と言うこと?」
雪花『それがどうも様子を見る限り違うみたいなんです。夜に帰ってきた大人達は一つの部屋に集まって何やら話し合いをしているようなんですけど、その話し合いの最中は部屋全体に防音と侵入不可の結界魔道具で結界をわざわざ張って話し始めたので、会話の内容は分からないんですが、かなり動きが怪しいと思ったので、今その大人達に闇の精霊達の監視につけてきました』
「そうか、それは確かに怪しいね・・・今回の事とは別の犯罪の可能性が出てきたね・・・そっちは今のまま引き続き監視をお願いしようか、何か分かったら報告に来てほしいって、その監視の闇精霊達に言っておいて」
雪花:『はい、分かりました』
雪花の報告を聞く限り行動がおかしい“シニストラ共和国“の滞在場所は、とても国際的な行事に参加する選手達が滞在するような場所ではなかったようだ、基本的に“国際武闘大会“が行われる時は参加選手達は、自国の担当者や母校の教員などの随行員と、開催国入りを義務付けられ、旅費なども自国から捻出せれているので、宿泊先は選手達が安心安全に過ごせる場所を事前に用意しするのが一般的だ。なのにこの“シニストラ共和国“の用意した宿は、通例に反する不適切な場所だった事に不審感が湧いた僕は、“シニストラ共和国“の動向の監視の続行を決めた。
「じゃあ、次は肝心の4ヶ国の動きの報告をお願い」
春雷:『はい、そちらは私から・・・・』
そして、春雷からされた報告はこうだ、
まず、主犯と思われるのは“マルゴー獣人国“の選手全員と、“ライヒスル帝国“の男性選手1人、この主犯の選手達が他の協力関係を築いている“ショウスデット獣王国“と“エクトス蛇王国“の全選手達と連絡を取り密談をしているそうだ。
そして、昨日は試合終わりも何故か帝都に居を構えている帝国の選手の家に全員が集まり、何やら話し合いをしていたらしい、しかも、こちらも防音と侵入不可の結界魔道具を使用していたそうで、中の会話は聞き取れなかったらしい、それに、今日も似たような感じで集まっているらしいが今の所、変わった動きはないとのこと・・・
「怪しい、怪しすぎる・・・中で何を話し合ってるんだろう?・・・それに、“アナトリ王国“の選手が言っていた、この闘技場に何か仕掛けたとか言っていたそうだけど、向こうが何を仕掛けたのかも気になる・・・」
母様「そうね、今見ている限りは別に変わったところは無いものね?これから仕掛けるって事かしら?」
カミィ姉様「それもですけど、その仕掛けを使ってくるのがいつかにもよりますわよね?」
ヘリー姉様「そうですわね。最も効果的な場はやはり決勝戦の時でしょうか?」
「それは僕も考えましたけど、イネオス達がそれぞれ勝ち抜いて決勝戦に上がった場合、あの脅しが効かなくなると思います」
ソル「あぁ、あの自ら負けを認め、アトリー様に言葉の撤回を要求しろ、と言う、あの脅しですね?」
「そう、何だけど・・・今聞いて、思ったのが、その脅しでイネオス達が本当に言う事を聞いたとしても、それで僕があの人達の言う事を聞くと本気で思ってるのかが疑問なんだよね・・・
だってほら、僕が言った言葉は神々から直接聞いた話で純然たる事実な訳で、嘘を言い広めたわけじゃ無いから自分の発言を撤回しようがないじゃない?むしろ、そこで自分に発言を撤回したら僕は神々の意思に反したことになるし、その方が神々が拗ねて大変なことになるんだよね・・・そうなると、僕は彼らの信仰にただの理不尽な言いがかりをつけたわけではないから、引き下がる必要はないだろ?僕が彼らの言う事を聞く必要も道理も元々ないのに・・・
と、言うか、彼らは誰を相手にしてるかちゃんと分かっているのかな?
それに、もしへティが襲われたとしても自分ですぐに対処できるってイネオス達は知ってるから、その話には絶対乗らないでしょう?そう思うと、この脅しって最初から意味がないと思わない?」
全員「「「「「確かに・・・」」」」」
イネオス「脅しとして成立してないって事ですよね?」
「そう、多分だけど、向こうは僕達のちゃんとした情報が入ってないんだと思うんだよねぇ、中途半端な情報で今回の作戦を立てているような気がするなぁ・・・」
ベイサン「あれ?今の話、なんかこの間も似たような事を聞いたような?・・・」
全員「「「「「ん???」」」」」
“アナトリ王国“の選手から得た証言の中にあった脅しの件は、今すぐに気にする必要がなくなったと分かった僕は、相手がどうしてこんなに杜撰な手でくるのかと思って口にした言葉に、ベイサンはなにやら既視感を覚えたようで、そう言いながら頭を捻った。それに僕達も何か引っ掛かりを覚えて同じように頭をひなる。
そして、しばらくすると・・・・
「・・・そう言えば、僕、ついこの間も権力争いのいざこざに巻き込まれたんだよなぁ、それも相手は僕の事をよく知らなかったんだよね・・・」
「「「「「あぁっ!それだ!!」」」」」
へティ「それですわね。でも、何故ここまでアトリー様を利用したり、襲おうとする人達はアトリー様の情報に乏しんでしょうか?」
イネオス「確かに、変な一致ですよね?何か関係があるんでしょうか?」
と、感じた既視感の正体が分かったのは良いが、肝心の変な違和感の原因が向こうの情報収集能力の低さにあったことに気づいた、一つ疑問が解決したと思えば次に新たな疑問が浮かび上がり、また皆んなして首を捻った・・・
現在、ボックス席でちゃんと観戦をしているのは僕達、未成年者組と大人の女性陣、(男性陣の方に行ったイネオスのお母さんを除く)で学生選手間で起こった問題の情報収集と、解決策の会議を行なっている。大人の男性陣は、数日前に起こった“僕の毒殺未遂事件“の黒幕を探し出し捕まえるための捜査会議を、ボックス席備え付けの会議室でやっている最中だ。本当は大人達全員が学生選手間での揉め事の件も調べてくれると言っていたのだが、僕がちょっと本気で調べると言ったら、大人達が男性陣と女性陣で別れてそれぞれ捜査をすることになったため、今はこの状況だったりする・・・
(うーん、情報収集にかけた時間が短すぎて、ただの見切り発車的な計画だったのか、それとも、頑張って情報収集しても、中途半端にしか情報が収集できなかったけど、それが全てだと納得して計画を立てたのか・・・どっちだったんだろうか?(・・?))
天華『あー、多分、後者ですね・・・』
(え、頑張って情報収集したけど集まった少ない情報が全てだとして計画を立てたと?(*´ー`*))
天華『えぇ、多分ですけど、神々の加護の結界とアトリーの祝福が程よく聞いて、相手の情報収集を遮っていた可能性があります』
(ん?・・・あぁ、神々の加護の結界では僕に悪意を持ってる人が近づけないのと、僕が祝福の効果は多少幸運値が上がる効果があるし、悪意を寄せ付けない効果もある、その祝福を持ってるのは僕の事をよく知る身内や中の良いイナオス達のような友人達だ、(“現人神“になってから、こっそり細工をした祝福を与えた、加護の欄には日本語で僕の加護が乗ってるから、身内以外は誰も僕の“祝福の加護“だと知らない)となると、僕に悪意があってその身内や友人達にも悪感情があったのなら、その祝福の効果が発動し揉め事になりそうな事は自然と回避されていたのか・・・(*´ー`*)、だから詳しい僕の詳細の情報はないけど、世間一般的に噂されている話や情報がたくさん集められた結果、あんな中途半端な情報でもそれが全てだと思い込んで立てられた計画だったってことか・・・・その影響でイネオス達の実力も見過ごしたんだろうなぁ・・・(*´Д`*)この加護、ある意味、最強の情報統制だな・・・)
天華の話で僕に関しての情報が中途半端だった理由が、偶然の一致で起きたことだと判明したため、その情報を男性陣の方にも共有し、それぞれそれを踏まえて新たに情報収集と捜査に力を入れることにした、そして、
「だいたい向こうの情報収集能力とやりたい事が分かってきましたが、あと一つ懸念事項として残っているのは、舞台に細工をした、またはこれからするかもと言った未確認の細工のことです。それがどう言った効果をもつものか?、本当にされているかどうか?今の所全て不明となっているため、その細工の確認と、相手の動向の監視を含め、それらに対し、こちらがどう対策していくかですが、何か意見はありませんか?」
と、意見を求めたのだった・・・・
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