2 / 10
第2話 暑い愛?
しおりを挟む
そこを開けると、目の前には多数の人(獣人)がいすに座りパソコンとにらめっこをしていた。少し奥には上司が頭をかしげながらとある一枚のプリントをじーっと見てる。
「んじゃ、雷太、仕事に就くか......」
「あぁ。」
浪牙の口ぶりを聞くとなんだか疲れてるのかと見られる。まぁ、ソレは何時ものことかと思い俺は、少々窓際にあるデスクへと向かい、いすに座った。
「ポチッ......」
電源ボタンを押したら、手提げ鞄をあさり、コーヒーかんをあけ、
「ゴクッ......」
コーヒーを少し飲んだ。電源ボタンを押してから、少し時間がかかるため、何時もこのような儀式(?)をしてる。
「雷太さん。雷太さん!今日の夜空いてますか?私とご飯食べません?私と一緒に寝ません?私と一緒に愛を育む......」
「黙ってください。斎樹さん。」
この人は、お隣の斎樹言音さん。ウサギ獣人の女性の方(一応、言っておく)である。めっちゃ、おかしい人である(自分的には)。
そして......
俺に好意を抱いているらしい
まぁ、無論、却下だ。
そしてそんなこんなで......
いや、待て一応言っておく、先ほど「無論、却下だ」と言ったのを覚えているだろうか?何度もしつこいが一応言っておく、
俺は、同性愛好者ではない。
あくまでアイツがキモイからといって女が嫌いなわけじゃない。ていうか正直言って俺は、女に憎たらしいのかもしれない(口が滑った)。
はい以上。(誤解解けた?)
まあ、そんな紹介をしているうちに(っていうか、とっくに)起動していたらしい。
何か、視線を感じるな......と思い、振り返ると......
上司が異常な目つきで俺を見てくる。焦る焦る、物凄い焦りすぎてコーヒーをこぼしてしまった......と思いきや、ライオン特有の長いしっぽで何とかコーヒーかんの先端部分を掴む。
「ハァ......」
マジで焦った、死ぬかと思った。
まぁ、そんなこんなで今日は、何とか仕事を終わらせ、銀行へ向かう。
何故、銀行へ向かうかって?そりゃあ......
「今日が給料日だからだ!」
大通りの人の視線は、全て僕の物になってしまった。夜は、寒かったのですぐに頭が冷やされ、恥ずかしさという感情が俺のうれしみという感情をブチ殺す。顔を真っ赤にしながら、銀行へ飛び込んだ。すると......
「あっ......」
表示された数字の羅列は5桁。その場で鼻血を出した(変な想像はしてない......多分......)俺はダッシュで銀行を飛び出し、走りながら月へ向かい叫んだ。
「クッッッソファ××××クッッ!」
その頃上司は......
カラオケで独りの虎獣人が見られた。
「言音さんさーん!愛してるよ~!」
マイクに向かって今日も独りの虎獣人は愛を歌う。愛を歌え終えた(?)のか、ビールを持ちソファに座り赤い顔で一言呟く。
「言音さん、今日の僕の愛の視線、感じ取れたかな~?」
一方、例の変態さんは......
「ふぁっくしょん!」
「もしかしたら雷太様、私のことを考え何か、イイコトしてるのかしら?まぁ、雷太様、大胆な人!でもそんなあなたが好き!」
次回へ続く
この世は変な人しかいないな......
「んじゃ、雷太、仕事に就くか......」
「あぁ。」
浪牙の口ぶりを聞くとなんだか疲れてるのかと見られる。まぁ、ソレは何時ものことかと思い俺は、少々窓際にあるデスクへと向かい、いすに座った。
「ポチッ......」
電源ボタンを押したら、手提げ鞄をあさり、コーヒーかんをあけ、
「ゴクッ......」
コーヒーを少し飲んだ。電源ボタンを押してから、少し時間がかかるため、何時もこのような儀式(?)をしてる。
「雷太さん。雷太さん!今日の夜空いてますか?私とご飯食べません?私と一緒に寝ません?私と一緒に愛を育む......」
「黙ってください。斎樹さん。」
この人は、お隣の斎樹言音さん。ウサギ獣人の女性の方(一応、言っておく)である。めっちゃ、おかしい人である(自分的には)。
そして......
俺に好意を抱いているらしい
まぁ、無論、却下だ。
そしてそんなこんなで......
いや、待て一応言っておく、先ほど「無論、却下だ」と言ったのを覚えているだろうか?何度もしつこいが一応言っておく、
俺は、同性愛好者ではない。
あくまでアイツがキモイからといって女が嫌いなわけじゃない。ていうか正直言って俺は、女に憎たらしいのかもしれない(口が滑った)。
はい以上。(誤解解けた?)
まあ、そんな紹介をしているうちに(っていうか、とっくに)起動していたらしい。
何か、視線を感じるな......と思い、振り返ると......
上司が異常な目つきで俺を見てくる。焦る焦る、物凄い焦りすぎてコーヒーをこぼしてしまった......と思いきや、ライオン特有の長いしっぽで何とかコーヒーかんの先端部分を掴む。
「ハァ......」
マジで焦った、死ぬかと思った。
まぁ、そんなこんなで今日は、何とか仕事を終わらせ、銀行へ向かう。
何故、銀行へ向かうかって?そりゃあ......
「今日が給料日だからだ!」
大通りの人の視線は、全て僕の物になってしまった。夜は、寒かったのですぐに頭が冷やされ、恥ずかしさという感情が俺のうれしみという感情をブチ殺す。顔を真っ赤にしながら、銀行へ飛び込んだ。すると......
「あっ......」
表示された数字の羅列は5桁。その場で鼻血を出した(変な想像はしてない......多分......)俺はダッシュで銀行を飛び出し、走りながら月へ向かい叫んだ。
「クッッッソファ××××クッッ!」
その頃上司は......
カラオケで独りの虎獣人が見られた。
「言音さんさーん!愛してるよ~!」
マイクに向かって今日も独りの虎獣人は愛を歌う。愛を歌え終えた(?)のか、ビールを持ちソファに座り赤い顔で一言呟く。
「言音さん、今日の僕の愛の視線、感じ取れたかな~?」
一方、例の変態さんは......
「ふぁっくしょん!」
「もしかしたら雷太様、私のことを考え何か、イイコトしてるのかしら?まぁ、雷太様、大胆な人!でもそんなあなたが好き!」
次回へ続く
この世は変な人しかいないな......
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
5
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる