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《45》
「…………あ……」
視界に色が戻ってきた。
その先にあったのはチャコールの綺麗な金髪で、直後に頬に生温いものを感じた。
ぬるり、そんな感触。
「……あ……」
チャコールがジャロリーノの頬を舐めている。いや、ジャロリーノが放った汚い体液を舐めとっている。
「あ、ま、待って、チャコール待って、あんっ」
ねぶるような舌の動きに、ジャロリーノの体に痺れが走った。
両足はチャコールに抱えられていて、その間にはチャコールの体があって、チャコールの重みを感じていて。
「あ……、……あ、あ……っ」
どうしよう。
このままじゃ、抱かれてしまう。
抱かれる。
「あんっ」
抱かれちゃう、どうしよう。
「チャコールっ、いや、だめぇっ」
飛び散った精液の全てを舐めとるように、キスのような愛撫が身体中に寄せられて、いつの間にかジャロリーノは両足でチャコールにしがみついていた。
いや、しがみつき、性器を擦り付けていた。
「んぅ、んんっ、あっ、んっ」
駄目だ、止まらない。浅ましい。
でもチャコールだから。チャコールだから、大丈夫なはずだ。きっと分かってくれてるはず。
ジャロリーノがそう願う通り、チャコールは優しく愛撫を繰り返してくれて、首筋や額や、色んなところにキスをしてくれる。
「ジャロリーノ様」
「んっ、あ、なに、」
「今日、あの奴隷とどこまで進みましたか?」
チャコールが乳首をクリクリと弄りながら聞いてきた。
「やあっ! そこだめっ」
「ジャロリーノ様? お答えください」
「……はっ、あっ、あっ、言ってる、意味、わかんな……っ、んっ」
「私が朝にジャロリーノ様にした以上のことを、あの奴隷となさいましたか?」
「あ、あさ……あ! あっ、あん!」
思い出したら余計に欲情した。
「エッチなこと、しました?」
「してないっ、してないっ、キスだけ!」
「キスですね」
かしこまりました、そんな口調で言われたあと、ジャロリーノの唇にチャコールの唇が重なった。
ぞくりとして、舌が絡め取られるとジャロリーノはつい体を強ばらせた。
緊張した。
気持ちがいい。けれどシンフォニーに対して罪悪感が生まれた。
別の男とキスをしている。
「ん、ふ……、ぁ……」
僅か唇が離れる。
けれどすぐに角度を変えてキスが再開した。
「んんっ」
舌の動きがさっきより激しい。
どうしよう、気持ちが良いよ、ごめんシンフォニー。
ごめん、我慢がきかないんだ。
チャコールの背中に腕を回し、夢中でキスを繰り返す。止められない。
お互いに体をゆっくり揺らしているためか、性器や臀部に甘い刺激が送られて、すでに抱かれているような気分になってきた。乳首がジンジンする。
唇が離れた。まだ続けたくて、追いかけるように体を起こした。
そして今度は、ジャロリーノからキスをした。
「……、ん、あの奴隷とではなく、私が相手でも……よろしいですか?」
ジャロリーノの手や腕にチュッチュッとキスをしながら訊ねてくる。
「ん……だって、チャコール、俺の、付奴隷なんだろ? 今は……」
その瞬間、ジャロリーノは押し倒された。
「あっ!」
そして、さっきとは比べ物になら無い激しさで口を貪られた。
「ん、むう、……ん、」
呼吸もままならない。
口の中で柔らかくてトロトロの何がか暴れていて、それが動くと全身に甘い衝撃が走るのだ。
激しさに、戸惑いはすれど抵抗ができない。悦びが堪えきれない。
体をまさぐり揉みしだく手。
マッサージをしてくれていたあの手と同じだとは思えなかった。
興奮した息づかいが肌にあたっている。
チャコールが、興奮している。
興奮して、ジャロリーノの体を弄り回している。
左の足首を捕まれた。
ぐっと持ち上げれる。
急に不安になった。
「う、ぃ、ゃ……」
「……、……、ジャロリーノ様、あの奴隷と、どこまで……進みましたか?」
「だ、だから、キス……」
「今日ではなく」
ジャロリーノは震えた。
ぺニスがピクピクと動いている。チャコールがそこを見て、下唇を舐めた。
「んんっ!」
触られてすらいないのに、またぺニスが反応した。
「ま、前は、……キスと、あと、あと、く、口で、ぺニスを、口で!」
「はい」
ああ!
チャコールが脚の間に顔を寄せる。
そしてジャロリーノのぺニスをしゃぶった。
嘘。
チャコールが俺のちんこしゃぶってる。
ジャロリーノは快感に震えながら、信じられないようにその様子を見ていた。
すぼめられたチャコールの口から、自分のぺニスが出たりはいったりしていて、かと思えば、ぬらついた舌がぺニスの裏筋をぬーっと舐め上げる。
「……ふぅ、ぁ」
ジャロリーノは自分の口を押さえ、声を堪えた。
どうしよう。
チャコールが、チャコールが。
ごめんなさい、ごめんなさい。
「ん、あ!」
気持ちがいい。
「チャコー、ル、もお、ん、」
限界だ。ぺニスが爆発しそう。
「もお、だめ!」
イク!
でも、駄目だ! チャコールの口の中にだけは出せない。
絶対ダメ。
怒られるなんてものじゃない。
殺されてしまう。
「……っ、ゃ、やめて……」
「……ジャロリーノ様?」
チャコールが顔を上げた。
「なにか私、粗相をいたしましたか?」
「……」
ジャロリーノは首を横にふった。
「ではなぜ泣いてるのですか……」
慌てて頬を拭った。
「ごめん……ごめんな、チャコールはこんなことしなくていいから、……」
「……私よりもやはりあの奴隷のほうがよろしかったのですね」
「そうゆう問題じゃなくて!」
「…………、私は、今は、ジャロリーノ様のものです……。今は」
チャコールはやさしく嗜めるようにいった。
そしてベッドに座り直し、ジャロリーノの肩を引きよせて、体を包み込んだ。
「……、この五年間、ジャロリーノ様のお世話をしてまいりました。それは私の意思です。これから先もジャロリーノ様を傍でお守りしたく思います」
「……、でも、」
でも、それではチャコールの。
チャコールの……。
ジャロリーノの性器に手がのびた。
「あっ」
「口に抵抗がおありでしたら、手で。これなら朝もいたしましたし、平気でしょう?」
「ん! あっ?」
朝の時のように背中を預ける形で抱き直されると、激しくぺニスをしごかれた。
「あっ、あーー!」
限界だったぺニスはあっけなく弾け、チャコールの手を大いに汚した。
「……、ご、ごめん! ごめん!」
ジャロリーノは慌ててその汚れた手をとり、タオルで拭おうと思って、固まった。掴んだタオルも汚れていたからだ。オイルや汗や、自分の精液がたっぷり含まれている。
全身の血が引いた。
するとチャコールは、ジャロリーノの手をやさしくほどいた。
「ジャロリーノ様、あの奴隷は、以前、ジャロリーノ様のモノを口でお慰めしたあと、どうしましたか?」
「……え? な、なに?」
「お出しになった精液を、どうしましたか?」
言っている意味が分からなかった。
いや、分かるのだ。分かるし、それに対する答えもすでに見当がついている。
けれど答えてしまえば、チャコールはソレをする。
動けないでいると、チャコールはおもむろに手を舐めた。ジャロリーノの精液で汚れた手をだ。
「なにやってるんだ!」
今度こそジャロリーノは悲鳴を上げた。
「先程もいただきましたし」
「いただいたって、いただく? は?」
チャコールはなにか甘い蜜を舐めとるように、手の精液を舌でピチャピチャと舐めるのをやめなかった。
「やめろよ、頼むから、お願いだから!」
「ジャロリーノ様。あとは? あとは、あいつに何を許しましたか?」
「え……、な、なにって……」
「キスをして、口で慰めさせて、それだけではないですよね?」
「えっと……、」
「結ばれました?」
「む、むすば…………」
結ばれてなどいない。
シンフォニーはしてくれなかった。
お願いしたけれど、してくれなかったのだ。
「まさか……あの奴隷に無理矢理」
「違う! 違うんだ、そうじゃない! シンフォニーは最後までしなかった!」
「庇ってそう言われているのでは?」
「違うんだよ! 違うんだ……、シンフォニーは、俺を……抱いてくれなかったんだ……、お願いしたけど……、だけど、俺が後できっと後悔するから、って……」
「あれに抱いて欲しいとまで、思いましたか」
チャコールの口調はまるて呆れているかのようで、ジャロリーノの心臓あたりにグサリとくるものがあった。
「だって……、だって…………」
「そしてあの奴隷は抱かなかったのですか……」
「…………」
ポタポタと目から水が溢れた。
シンフォニーをバカにはできないくらい涙もろい。
「てっきりもう一線を越えているのかと思いました」
「……」
「でもそうすると、ジャロリーノ様は恋人が出来るまで誰とも結ばれることが出来ませんね」
言いながらチャコールはジャロリーノの頬を舐める。今度は涙を舐めとっていた。
「んっ……」
チャコールから逃れようとしても、思ったよりも強い力で抱き寄せてくるので、逆に押し倒されるようにベッドに倒れこんだ。
「私も手が出せませんね」
「……無理して出さなくて、いいから」
「無理はしていないのですが」
「けど…………、けど、チャコールは暗殺奴隷だし、こうゆう訓練はしてないんだろ? せ、精液飲んだり……」
「訓練? 性奴隷としては訓練はしてませんが。けれど世の中のゲイはそんな特殊訓練など受けてませんよ」
「……。え……。……ゲイ?」
「はい」
「チャコールって……ゲイなの?」
「さあ? 分かりません」
「わ、分からないって、そんなことあるのかよ」
するとチャコールは黙った。
無表情な上にまばたきもしない。
体温は感じるので生きてはいるが、少々不安になる。
「私の父も、女性と性交渉の後に私を作りましたが、依然として同性の主に付きっきりで仕えております。奴隷にとって同性愛であるか異性愛であるかは、さほど重要ではなく、いかに長い間連れ添える主を得るかのほうが大事です。主は同性です。主とは奴隷にとって、つまり、……」
そこで再びチャコールは黙った。
「……つまり?」
「つまり。……、結婚相手なのだと思います」
結婚相手。
結婚。
「け、結婚、結婚? え!?」
「言われてみると、ゲイだとかなんだとか、考えたことがないですね。奴隷にはゲイという概念すらない。……もしかしたら、本当に生まれもってのゲイである奴隷なら認識をしているのかもしれません。すると私はゲイではないのかもしれない。しれませんが、……、奴隷はご主人様に可愛がってもらえるはずなので、奴隷は可愛がってもらいたいので、私は可愛がってもらいたい、だから訓練とか関係ない。違いますか」
「分かんないよ!」
それは貴族には分からない。
というか、奴隷ってそうゆうマインドなのか。
つまり、チャコールは自分に可愛がられたいのか。
そう改めて考えたら、顔から火が吹きそうになった。ボッと音が立ったのでは、そう思えるほどに顔が沸騰した。
そんな顔にチャコールはチュッとキスをしてくる。
「や!」
「……ジャロリーノ様。私は平気ですよ。無理はしていません。もしもジャロリーノ様に抱いて欲しいと言われたら、乱れて失神するまで抱きつくして差し上げます」
グリッと股間を押し付けられる。
「ん!」
布越しにチャコールのモノを感じた。
硬くなっていた。
「………………」
「むしろ、……無理して堪えています」
「っ!」
グっグっグっ、腰を小さく回し、軽く叩くような動きをしだした。
「早くあなたに入れたい」
「あうっ」
びくびくっときて腰を浮かせた。
いやらしい体が反応した。肛門がクパっと開いている。
早く入れて、早くこの硬いぺニスを埋め込んで、そして中に種付けして。
そう、体が激しく求めていた。
小刻みにグラインドするジャロリーノの腰を、チャコールは大きな手のひらで掴み、自分の股間へと誘導する。
脚の間にはチャコールの体があって、お尻の割れ目にチャコールの硬くそそり立ったものが挟み込まれていて、お互いのグラインドで羞恥を含んだ興奮が高まっていった。
チャコールが服を脱いだら、繋がってしまう。
捻るような動きで、チャコールのぺニスが体の中に入ってしまう。
「はあ、はあ、ふう、はあ、ああ」
ジャロリーノはその快感を想像して、熱い吐息を何度も吐いた。
「あん! いいっ! チャコール、あん、チャコール!」
「ジャロリーノ様、今夜も、あれ、入れますね」
「あああ!」
チャコールはそう言い、ジャロリーノの大好きな蝋燭ぺニスを思いっきり突っ込んでくれた。
「あああああ!」
ジャロリーノは思い切り尻を振った。
「あんっ、あん、あんっ、いくうっ、いくうっ! だめえっ、ちんぽイイ! お尻におちんぽ入ってるう! 硬くてぶっといのイイ! イイィ!」
「こっちもイイですよ、ほら、こっちも、ジャロリーノ様の大好きなおちんぽですよ」
チャコールは膨らんだズボンから、ぬらりと勃起したぺニスを取り出して見せた。
「んはあーー! はあーー! それ、チャコール、チャコールの!」
ジャロリーノの興奮は更に極まる。
「大好き! でっかいおちんぽ大好きい!!」
腰振りが激しくなり、腸内では蝋燭がグリングリンと動き回っていて、ジャロリーノは我を忘れた。
「きゃう! あん! お尻、女の子に、なってるっ」
「ジャロリーノ様のいやらしいチンポもおっきくなってますよ」
「お尻もチンポも変なっちゃったあっ、へんに! ボクへんになってるうっ」
「もっと変になりましょうね、ほら、こうやって、」
チャコールはそのイチモツをジャロリーノのぺニスにするりと添わせた。
「んはあ!」
「ふう、はあ、ジャロリーノ様、こうやって、んん、あっ、擦りあわせて、」
ジャロリーノの裏側に、チャコールの裏側が擦り付けれた。
「んはああっ、ちんぽが、ちんぽが! チャコールと、すりすりしてる、んあ! チャコールの、チャコールのおちんちん!」
「そうですよ、私のおちんちんですよ」
チャコールは、二本のぺニスを掴み、腰を振りたくりながら扱きだした。
「んお、チャコール、チャコールうう! いやああ! だめやめてえ!」
「はあ、はあ、ジャロリーノ様、感じてますか? お尻のおちんぽと私のぺニス、感じてますか? はあっ! はあっ!」
「感じてる、感じてるよお! スゴいの、スゴくて、ボク、んああ! ボクもお、もお! 兄様あ!」
ジャロリーノは蝋燭ぺニスを渾身の力でくわえこみ、ぺニスが爆発するような快感を感じて、果てた。
視界に色が戻ってきた。
その先にあったのはチャコールの綺麗な金髪で、直後に頬に生温いものを感じた。
ぬるり、そんな感触。
「……あ……」
チャコールがジャロリーノの頬を舐めている。いや、ジャロリーノが放った汚い体液を舐めとっている。
「あ、ま、待って、チャコール待って、あんっ」
ねぶるような舌の動きに、ジャロリーノの体に痺れが走った。
両足はチャコールに抱えられていて、その間にはチャコールの体があって、チャコールの重みを感じていて。
「あ……、……あ、あ……っ」
どうしよう。
このままじゃ、抱かれてしまう。
抱かれる。
「あんっ」
抱かれちゃう、どうしよう。
「チャコールっ、いや、だめぇっ」
飛び散った精液の全てを舐めとるように、キスのような愛撫が身体中に寄せられて、いつの間にかジャロリーノは両足でチャコールにしがみついていた。
いや、しがみつき、性器を擦り付けていた。
「んぅ、んんっ、あっ、んっ」
駄目だ、止まらない。浅ましい。
でもチャコールだから。チャコールだから、大丈夫なはずだ。きっと分かってくれてるはず。
ジャロリーノがそう願う通り、チャコールは優しく愛撫を繰り返してくれて、首筋や額や、色んなところにキスをしてくれる。
「ジャロリーノ様」
「んっ、あ、なに、」
「今日、あの奴隷とどこまで進みましたか?」
チャコールが乳首をクリクリと弄りながら聞いてきた。
「やあっ! そこだめっ」
「ジャロリーノ様? お答えください」
「……はっ、あっ、あっ、言ってる、意味、わかんな……っ、んっ」
「私が朝にジャロリーノ様にした以上のことを、あの奴隷となさいましたか?」
「あ、あさ……あ! あっ、あん!」
思い出したら余計に欲情した。
「エッチなこと、しました?」
「してないっ、してないっ、キスだけ!」
「キスですね」
かしこまりました、そんな口調で言われたあと、ジャロリーノの唇にチャコールの唇が重なった。
ぞくりとして、舌が絡め取られるとジャロリーノはつい体を強ばらせた。
緊張した。
気持ちがいい。けれどシンフォニーに対して罪悪感が生まれた。
別の男とキスをしている。
「ん、ふ……、ぁ……」
僅か唇が離れる。
けれどすぐに角度を変えてキスが再開した。
「んんっ」
舌の動きがさっきより激しい。
どうしよう、気持ちが良いよ、ごめんシンフォニー。
ごめん、我慢がきかないんだ。
チャコールの背中に腕を回し、夢中でキスを繰り返す。止められない。
お互いに体をゆっくり揺らしているためか、性器や臀部に甘い刺激が送られて、すでに抱かれているような気分になってきた。乳首がジンジンする。
唇が離れた。まだ続けたくて、追いかけるように体を起こした。
そして今度は、ジャロリーノからキスをした。
「……、ん、あの奴隷とではなく、私が相手でも……よろしいですか?」
ジャロリーノの手や腕にチュッチュッとキスをしながら訊ねてくる。
「ん……だって、チャコール、俺の、付奴隷なんだろ? 今は……」
その瞬間、ジャロリーノは押し倒された。
「あっ!」
そして、さっきとは比べ物になら無い激しさで口を貪られた。
「ん、むう、……ん、」
呼吸もままならない。
口の中で柔らかくてトロトロの何がか暴れていて、それが動くと全身に甘い衝撃が走るのだ。
激しさに、戸惑いはすれど抵抗ができない。悦びが堪えきれない。
体をまさぐり揉みしだく手。
マッサージをしてくれていたあの手と同じだとは思えなかった。
興奮した息づかいが肌にあたっている。
チャコールが、興奮している。
興奮して、ジャロリーノの体を弄り回している。
左の足首を捕まれた。
ぐっと持ち上げれる。
急に不安になった。
「う、ぃ、ゃ……」
「……、……、ジャロリーノ様、あの奴隷と、どこまで……進みましたか?」
「だ、だから、キス……」
「今日ではなく」
ジャロリーノは震えた。
ぺニスがピクピクと動いている。チャコールがそこを見て、下唇を舐めた。
「んんっ!」
触られてすらいないのに、またぺニスが反応した。
「ま、前は、……キスと、あと、あと、く、口で、ぺニスを、口で!」
「はい」
ああ!
チャコールが脚の間に顔を寄せる。
そしてジャロリーノのぺニスをしゃぶった。
嘘。
チャコールが俺のちんこしゃぶってる。
ジャロリーノは快感に震えながら、信じられないようにその様子を見ていた。
すぼめられたチャコールの口から、自分のぺニスが出たりはいったりしていて、かと思えば、ぬらついた舌がぺニスの裏筋をぬーっと舐め上げる。
「……ふぅ、ぁ」
ジャロリーノは自分の口を押さえ、声を堪えた。
どうしよう。
チャコールが、チャコールが。
ごめんなさい、ごめんなさい。
「ん、あ!」
気持ちがいい。
「チャコー、ル、もお、ん、」
限界だ。ぺニスが爆発しそう。
「もお、だめ!」
イク!
でも、駄目だ! チャコールの口の中にだけは出せない。
絶対ダメ。
怒られるなんてものじゃない。
殺されてしまう。
「……っ、ゃ、やめて……」
「……ジャロリーノ様?」
チャコールが顔を上げた。
「なにか私、粗相をいたしましたか?」
「……」
ジャロリーノは首を横にふった。
「ではなぜ泣いてるのですか……」
慌てて頬を拭った。
「ごめん……ごめんな、チャコールはこんなことしなくていいから、……」
「……私よりもやはりあの奴隷のほうがよろしかったのですね」
「そうゆう問題じゃなくて!」
「…………、私は、今は、ジャロリーノ様のものです……。今は」
チャコールはやさしく嗜めるようにいった。
そしてベッドに座り直し、ジャロリーノの肩を引きよせて、体を包み込んだ。
「……、この五年間、ジャロリーノ様のお世話をしてまいりました。それは私の意思です。これから先もジャロリーノ様を傍でお守りしたく思います」
「……、でも、」
でも、それではチャコールの。
チャコールの……。
ジャロリーノの性器に手がのびた。
「あっ」
「口に抵抗がおありでしたら、手で。これなら朝もいたしましたし、平気でしょう?」
「ん! あっ?」
朝の時のように背中を預ける形で抱き直されると、激しくぺニスをしごかれた。
「あっ、あーー!」
限界だったぺニスはあっけなく弾け、チャコールの手を大いに汚した。
「……、ご、ごめん! ごめん!」
ジャロリーノは慌ててその汚れた手をとり、タオルで拭おうと思って、固まった。掴んだタオルも汚れていたからだ。オイルや汗や、自分の精液がたっぷり含まれている。
全身の血が引いた。
するとチャコールは、ジャロリーノの手をやさしくほどいた。
「ジャロリーノ様、あの奴隷は、以前、ジャロリーノ様のモノを口でお慰めしたあと、どうしましたか?」
「……え? な、なに?」
「お出しになった精液を、どうしましたか?」
言っている意味が分からなかった。
いや、分かるのだ。分かるし、それに対する答えもすでに見当がついている。
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動けないでいると、チャコールはおもむろに手を舐めた。ジャロリーノの精液で汚れた手をだ。
「なにやってるんだ!」
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「やめろよ、頼むから、お願いだから!」
「ジャロリーノ様。あとは? あとは、あいつに何を許しましたか?」
「え……、な、なにって……」
「キスをして、口で慰めさせて、それだけではないですよね?」
「えっと……、」
「結ばれました?」
「む、むすば…………」
結ばれてなどいない。
シンフォニーはしてくれなかった。
お願いしたけれど、してくれなかったのだ。
「まさか……あの奴隷に無理矢理」
「違う! 違うんだ、そうじゃない! シンフォニーは最後までしなかった!」
「庇ってそう言われているのでは?」
「違うんだよ! 違うんだ……、シンフォニーは、俺を……抱いてくれなかったんだ……、お願いしたけど……、だけど、俺が後できっと後悔するから、って……」
「あれに抱いて欲しいとまで、思いましたか」
チャコールの口調はまるて呆れているかのようで、ジャロリーノの心臓あたりにグサリとくるものがあった。
「だって……、だって…………」
「そしてあの奴隷は抱かなかったのですか……」
「…………」
ポタポタと目から水が溢れた。
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「てっきりもう一線を越えているのかと思いました」
「……」
「でもそうすると、ジャロリーノ様は恋人が出来るまで誰とも結ばれることが出来ませんね」
言いながらチャコールはジャロリーノの頬を舐める。今度は涙を舐めとっていた。
「んっ……」
チャコールから逃れようとしても、思ったよりも強い力で抱き寄せてくるので、逆に押し倒されるようにベッドに倒れこんだ。
「私も手が出せませんね」
「……無理して出さなくて、いいから」
「無理はしていないのですが」
「けど…………、けど、チャコールは暗殺奴隷だし、こうゆう訓練はしてないんだろ? せ、精液飲んだり……」
「訓練? 性奴隷としては訓練はしてませんが。けれど世の中のゲイはそんな特殊訓練など受けてませんよ」
「……。え……。……ゲイ?」
「はい」
「チャコールって……ゲイなの?」
「さあ? 分かりません」
「わ、分からないって、そんなことあるのかよ」
するとチャコールは黙った。
無表情な上にまばたきもしない。
体温は感じるので生きてはいるが、少々不安になる。
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「……つまり?」
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「言われてみると、ゲイだとかなんだとか、考えたことがないですね。奴隷にはゲイという概念すらない。……もしかしたら、本当に生まれもってのゲイである奴隷なら認識をしているのかもしれません。すると私はゲイではないのかもしれない。しれませんが、……、奴隷はご主人様に可愛がってもらえるはずなので、奴隷は可愛がってもらいたいので、私は可愛がってもらいたい、だから訓練とか関係ない。違いますか」
「分かんないよ!」
それは貴族には分からない。
というか、奴隷ってそうゆうマインドなのか。
つまり、チャコールは自分に可愛がられたいのか。
そう改めて考えたら、顔から火が吹きそうになった。ボッと音が立ったのでは、そう思えるほどに顔が沸騰した。
そんな顔にチャコールはチュッとキスをしてくる。
「や!」
「……ジャロリーノ様。私は平気ですよ。無理はしていません。もしもジャロリーノ様に抱いて欲しいと言われたら、乱れて失神するまで抱きつくして差し上げます」
グリッと股間を押し付けられる。
「ん!」
布越しにチャコールのモノを感じた。
硬くなっていた。
「………………」
「むしろ、……無理して堪えています」
「っ!」
グっグっグっ、腰を小さく回し、軽く叩くような動きをしだした。
「早くあなたに入れたい」
「あうっ」
びくびくっときて腰を浮かせた。
いやらしい体が反応した。肛門がクパっと開いている。
早く入れて、早くこの硬いぺニスを埋め込んで、そして中に種付けして。
そう、体が激しく求めていた。
小刻みにグラインドするジャロリーノの腰を、チャコールは大きな手のひらで掴み、自分の股間へと誘導する。
脚の間にはチャコールの体があって、お尻の割れ目にチャコールの硬くそそり立ったものが挟み込まれていて、お互いのグラインドで羞恥を含んだ興奮が高まっていった。
チャコールが服を脱いだら、繋がってしまう。
捻るような動きで、チャコールのぺニスが体の中に入ってしまう。
「はあ、はあ、ふう、はあ、ああ」
ジャロリーノはその快感を想像して、熱い吐息を何度も吐いた。
「あん! いいっ! チャコール、あん、チャコール!」
「ジャロリーノ様、今夜も、あれ、入れますね」
「あああ!」
チャコールはそう言い、ジャロリーノの大好きな蝋燭ぺニスを思いっきり突っ込んでくれた。
「あああああ!」
ジャロリーノは思い切り尻を振った。
「あんっ、あん、あんっ、いくうっ、いくうっ! だめえっ、ちんぽイイ! お尻におちんぽ入ってるう! 硬くてぶっといのイイ! イイィ!」
「こっちもイイですよ、ほら、こっちも、ジャロリーノ様の大好きなおちんぽですよ」
チャコールは膨らんだズボンから、ぬらりと勃起したぺニスを取り出して見せた。
「んはあーー! はあーー! それ、チャコール、チャコールの!」
ジャロリーノの興奮は更に極まる。
「大好き! でっかいおちんぽ大好きい!!」
腰振りが激しくなり、腸内では蝋燭がグリングリンと動き回っていて、ジャロリーノは我を忘れた。
「きゃう! あん! お尻、女の子に、なってるっ」
「ジャロリーノ様のいやらしいチンポもおっきくなってますよ」
「お尻もチンポも変なっちゃったあっ、へんに! ボクへんになってるうっ」
「もっと変になりましょうね、ほら、こうやって、」
チャコールはそのイチモツをジャロリーノのぺニスにするりと添わせた。
「んはあ!」
「ふう、はあ、ジャロリーノ様、こうやって、んん、あっ、擦りあわせて、」
ジャロリーノの裏側に、チャコールの裏側が擦り付けれた。
「んはああっ、ちんぽが、ちんぽが! チャコールと、すりすりしてる、んあ! チャコールの、チャコールのおちんちん!」
「そうですよ、私のおちんちんですよ」
チャコールは、二本のぺニスを掴み、腰を振りたくりながら扱きだした。
「んお、チャコール、チャコールうう! いやああ! だめやめてえ!」
「はあ、はあ、ジャロリーノ様、感じてますか? お尻のおちんぽと私のぺニス、感じてますか? はあっ! はあっ!」
「感じてる、感じてるよお! スゴいの、スゴくて、ボク、んああ! ボクもお、もお! 兄様あ!」
ジャロリーノは蝋燭ぺニスを渾身の力でくわえこみ、ぺニスが爆発するような快感を感じて、果てた。
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篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
魔性の男
久野字
BL
俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。
最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。
そう、思っていた。