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4話目!薫の章 硝子の中の景色
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彼がその小鬼だということを薫さんに伝えると、薫さんは小鬼の目の前でしゃがみ込み、彼の首根っこを掴んで無理矢理地面に立たせた。
「いつまでメソメソ泣いてるんですか」
「うっ……うっ……だ、誰だ、お前」
小鬼の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっており、手でそれを拭おうとしても手がびちゃびちゃになるだけで何も変わらない。
「ハンカチかティッシュくらい持ってないんですか」
それを見かねた薫さんがポケットから自らのハンカチを取り出して、小鬼の顔に押し付けて渡した。
「あぁ、ハンカチ、返さなくて良いですよ」
小鬼は薫さんからハンカチを受け取り、ぐちゃぐちゃになった顔を拭いた。僕らも彼が顔を拭いて落ち着くのを黙って待っていた。小鬼は顔を拭いて、少し落ち着いたのか、鼻を啜りながら薫さんと僕を見る。
「幸薄そうなオマエはさっき会った奴。でもこっちの怖くておっかなそうな奴はさっき居なかった」
幸薄そうなとか初めて言われたけど、おそらくそれは、僕の事だろう。そして、怖くておっかなそうと言うのは――
「はぁ?」
「ヒィッ」
――薫さんの事だよな、やっぱり……。ほぼ悪口を言われた薫さんは物凄い形相で小鬼のことを睨み付け、睨まれた小鬼はまるで蛇に睨まれた蛙のように小さくなり、完全に萎縮してしまっていた。是非もない。ただでさえ雰囲気が怖いのに、そんな薫さんに睨まれでもしたら、誰だって萎縮する。僕だって萎縮する。
「貴方のこと、助けてあげようと思っていましたけど、やっぱり助けなくても良いですかね」
薫さんは態とらしくそう言い放って立ち上がると、小鬼の前からくるりと踵を返した。
「か、薫さん!」
僕は帰ろうとする薫さんを引き留めようとする。けれど、それより先に、小鬼がすぐさま薫さんの前に立ちはだかり、地面に手と足をついて、縋るような目で薫さんを見上げた。
「お、オマエ、オイラの母ちゃんを助けてくれるのか!?」
不安と期待の入り交じった眼差しで薫さんを見つめる小鬼。薫さんは表情ひとつ変えぬまま、小鬼を見下ろしハッキリと断言した。
「それは貴方次第ですが、私なら、貴方のお母上を救えますよ」
それは傲慢でも自意識過剰でもなんでもない。事実だ。薫さんは絶対にこの小鬼の母親の病気を治せる。なぜなら彼は、神様なのだから。どんな不知の病でさえ治せるだろう。
薫さんのそのキッパリとした答えに、小鬼はみるみるうちに明るくなり、目にキラキラとしたヒカリを宿した。そして、頭を地面に擦り付けて、見事な土下座を完成させると、誠心誠意を込めて、薫さんへとお願いした。
「お願いします! オイラの母ちゃんを助けてください!」
それは先程までの態度とはまるで違い、薫さんに敬意を込めた態度だった。薫さんも土下座までされては断ることもないだろう。薫さんをチラリと見れば、少し鬱陶しそうにもしていたが、小さく溜め息を吐いて「顔を上げなさい」と、小鬼に土下座をやめるよう促した。
「善は急げです。私も無駄な時間は過ごしたくありません。さっさと貴方のお母上のいる場所に案内しなさい」
明確な返事こそしなかったが、自分の母親を助けてくれるという薫さんの善意に小鬼は満面の笑みを浮かべ、大きな声で返事をした。
「はい!」
初めはどうなる事かと思ったが、これで事は上手く運びそうだ。
家に案内してもらう道中、小鬼は自身の環境のことを教えてくれた。母親の病は一週間程前から始まっており、元々体も弱かったこと。父親はとっくの昔に亡くなっており、母と二人で細々と生きてきたこと。助けてくれる人はおろか、自身の環境のせいで友達もおらず虐められており、病気を治す術は自身でのみ調べていたこと。孤立無援でずっと母親のために色々な薬を探しては試していたそうだ。
これだけ聞くと、かなり悲惨な日々を送っていたようだが、これで解決してくれると良いのだが……。
小鬼に連れられ、僕と薫さんは小さな家……とも呼べないような住処へと案内された。それは人一人入れるくらいの小さな洞穴で、ドアも何もないので、雨風を凌ぐには心もとないくらいのものだった。
浅い穴の中で母親と思われる鬼の女性は浅く呼吸を繰り返し、苦しそうに冷や汗を書いていた。
「母ちゃん、ずっと寝たきりで……オイラ、どうしたら良いか……。なぁ、治るかな? 治るよな!?」
小鬼は目をうるうるとうるませて、薫さんに縋り着いた。しかし、薫さんはその手を直ぐに払い除け「診察の邪魔です」と、冷たく一蹴した。行き場を無くした小鬼の手を僕が掴み、薫さんの代わりに小鬼を励ました。
「きっと大丈夫だよ」
「うん……」
ただ、僕にも不安なことがある。前に白さんと街へ出かけた時に出会った、マリーさんという人の時の件だ。マリーさんは悪魔に蝕まれていて、もう余命間もないという状況にあった。それは白さんも治せはするし、寿命だって伸ばせばするけど、人徳や世界の理に反するからと、結局治さなかったこと。僕はその二の舞になるのではないかと、内心、少し不安だった。
薫さんは母親の症状や体調など細かいことを診察し、「これは――」と、少し驚いたように呟いた。
「何か分かったんですか!?」
咄嗟に僕がそう聞くと、薫さんはすぐに「ええ」と、答えてくれた。
「これは病気などではありません」
「え!?」
「これは、寄生虫です」
「いつまでメソメソ泣いてるんですか」
「うっ……うっ……だ、誰だ、お前」
小鬼の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっており、手でそれを拭おうとしても手がびちゃびちゃになるだけで何も変わらない。
「ハンカチかティッシュくらい持ってないんですか」
それを見かねた薫さんがポケットから自らのハンカチを取り出して、小鬼の顔に押し付けて渡した。
「あぁ、ハンカチ、返さなくて良いですよ」
小鬼は薫さんからハンカチを受け取り、ぐちゃぐちゃになった顔を拭いた。僕らも彼が顔を拭いて落ち着くのを黙って待っていた。小鬼は顔を拭いて、少し落ち着いたのか、鼻を啜りながら薫さんと僕を見る。
「幸薄そうなオマエはさっき会った奴。でもこっちの怖くておっかなそうな奴はさっき居なかった」
幸薄そうなとか初めて言われたけど、おそらくそれは、僕の事だろう。そして、怖くておっかなそうと言うのは――
「はぁ?」
「ヒィッ」
――薫さんの事だよな、やっぱり……。ほぼ悪口を言われた薫さんは物凄い形相で小鬼のことを睨み付け、睨まれた小鬼はまるで蛇に睨まれた蛙のように小さくなり、完全に萎縮してしまっていた。是非もない。ただでさえ雰囲気が怖いのに、そんな薫さんに睨まれでもしたら、誰だって萎縮する。僕だって萎縮する。
「貴方のこと、助けてあげようと思っていましたけど、やっぱり助けなくても良いですかね」
薫さんは態とらしくそう言い放って立ち上がると、小鬼の前からくるりと踵を返した。
「か、薫さん!」
僕は帰ろうとする薫さんを引き留めようとする。けれど、それより先に、小鬼がすぐさま薫さんの前に立ちはだかり、地面に手と足をついて、縋るような目で薫さんを見上げた。
「お、オマエ、オイラの母ちゃんを助けてくれるのか!?」
不安と期待の入り交じった眼差しで薫さんを見つめる小鬼。薫さんは表情ひとつ変えぬまま、小鬼を見下ろしハッキリと断言した。
「それは貴方次第ですが、私なら、貴方のお母上を救えますよ」
それは傲慢でも自意識過剰でもなんでもない。事実だ。薫さんは絶対にこの小鬼の母親の病気を治せる。なぜなら彼は、神様なのだから。どんな不知の病でさえ治せるだろう。
薫さんのそのキッパリとした答えに、小鬼はみるみるうちに明るくなり、目にキラキラとしたヒカリを宿した。そして、頭を地面に擦り付けて、見事な土下座を完成させると、誠心誠意を込めて、薫さんへとお願いした。
「お願いします! オイラの母ちゃんを助けてください!」
それは先程までの態度とはまるで違い、薫さんに敬意を込めた態度だった。薫さんも土下座までされては断ることもないだろう。薫さんをチラリと見れば、少し鬱陶しそうにもしていたが、小さく溜め息を吐いて「顔を上げなさい」と、小鬼に土下座をやめるよう促した。
「善は急げです。私も無駄な時間は過ごしたくありません。さっさと貴方のお母上のいる場所に案内しなさい」
明確な返事こそしなかったが、自分の母親を助けてくれるという薫さんの善意に小鬼は満面の笑みを浮かべ、大きな声で返事をした。
「はい!」
初めはどうなる事かと思ったが、これで事は上手く運びそうだ。
家に案内してもらう道中、小鬼は自身の環境のことを教えてくれた。母親の病は一週間程前から始まっており、元々体も弱かったこと。父親はとっくの昔に亡くなっており、母と二人で細々と生きてきたこと。助けてくれる人はおろか、自身の環境のせいで友達もおらず虐められており、病気を治す術は自身でのみ調べていたこと。孤立無援でずっと母親のために色々な薬を探しては試していたそうだ。
これだけ聞くと、かなり悲惨な日々を送っていたようだが、これで解決してくれると良いのだが……。
小鬼に連れられ、僕と薫さんは小さな家……とも呼べないような住処へと案内された。それは人一人入れるくらいの小さな洞穴で、ドアも何もないので、雨風を凌ぐには心もとないくらいのものだった。
浅い穴の中で母親と思われる鬼の女性は浅く呼吸を繰り返し、苦しそうに冷や汗を書いていた。
「母ちゃん、ずっと寝たきりで……オイラ、どうしたら良いか……。なぁ、治るかな? 治るよな!?」
小鬼は目をうるうるとうるませて、薫さんに縋り着いた。しかし、薫さんはその手を直ぐに払い除け「診察の邪魔です」と、冷たく一蹴した。行き場を無くした小鬼の手を僕が掴み、薫さんの代わりに小鬼を励ました。
「きっと大丈夫だよ」
「うん……」
ただ、僕にも不安なことがある。前に白さんと街へ出かけた時に出会った、マリーさんという人の時の件だ。マリーさんは悪魔に蝕まれていて、もう余命間もないという状況にあった。それは白さんも治せはするし、寿命だって伸ばせばするけど、人徳や世界の理に反するからと、結局治さなかったこと。僕はその二の舞になるのではないかと、内心、少し不安だった。
薫さんは母親の症状や体調など細かいことを診察し、「これは――」と、少し驚いたように呟いた。
「何か分かったんですか!?」
咄嗟に僕がそう聞くと、薫さんはすぐに「ええ」と、答えてくれた。
「これは病気などではありません」
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