90 / 173
4話目!薫の章 硝子の中の景色
4-10
しおりを挟む
そして――
「こんにちは、お母上の様子はどうですか?」
なんだか久しぶりにも思える薫さんの顔。僕は立派になった小鬼の家で、大鬼と一緒にご飯を食べていた。小鬼の母親ももうすっかり元気になっており、最初に見た頃のやつれていた姿とは見違えるほど生気が戻っていた。それでも、治療を始めて最初の頃は、激しい嘔吐と下痢に悩まされ、意識を失うほどであった。それが今では一人で洗濯物や料理を出来るほどに回復したのだ。身近で見守っていただけあって、なんだか感慨深いものがある。
「貴方が薫先生ですか。息子共々お世話になっております。もうなんとお礼を言ったら良いか……」
「母ちゃん、まだ完全に治ったわけじゃないんだから、布団で寝てて!」
小鬼は大鬼のおかげでかなり自立し、自身に自信がついたのか、母親に対してかなり過保護になっていた。
「もうほとんど治ったと思いますが、小鬼の言う通り、今日一杯はゆっくり休んだ方が良いでしょう。明日からは失った体力の回復をはかるため、またしっかり栄養のあるものを食べて、体を動かすように心掛けてください」
「ありがとうございます、本当にありがとう……」
母親は何度も何度も薫さんに頭を下げてお礼を言っていた。けれど、薫さんはそれに対して高慢になることもなく、「いえいえ」と、何度も頭を下げる彼女を手で制した。
「お礼ならそこのニンゲンと小鬼と大鬼さんに言ってください」
「ニンゲンって僕のこと?」
「そうですが、何か?」
「……いえ、なんでもありません」
薫さんにとって、僕って何なんだろう。素朴な疑問だけど、僕の中では結構重要で、少し頭を悩ませたが、僕は考えることをやめた。
「ふふ、この子にももちろん感謝してますよ。自慢の息子です」
「えへへ」
母親に褒められて、小鬼は嬉しそうに頬を染めた。それを見るだけでも微笑ましくて、僕の悩みなんてちっぽけでどうでも良くなってしまう。
「貴方にも。まさか貴方が私を助けに来てくれるなんて……」
「お花ちゃん……」
「本当は手紙を書けなくなってしまって、もうすっかり縁が切れてしまったと思っていたの。でも、貴方は変わらず私に対してずっと誠実に優しく接してくれた……。こんな素敵な家まで作ってくれて……。ありがとう」
「いいんだよ、お花ちゃん。キミのためならオレはなんだって出来るんだ」
優しく見つめ合う二人。誰もが入る余地などないのではないかと思うほど暖かい空間で満たされた。彼らもまた、新たな物語が始まったはずだ。
「そして、人間の貴方。貴方は私たち妖怪に対して、なんの偏見もなくずっと私たちの心配をして、見守ってくれた。力がないなりに貴方は頑張ってくれて、薫さんとの仲も取り持ってくれた。本当にありがとう」
「そんな……。僕なんていてもいなくても一緒だったし、僕が居なくても、薫さんは貴女を助けてくれましたよ」
「…………」
僕はありのままの正直な気持ちを彼女に伝えた。薫さんがそれを横目で見ていたが、表情ひとつ変わらないので、僕のことをどう思っていたのかはわからない。けれど、きっと、僕が何もしなくても、彼は彼女を助けてくれただろう。僕は、そう思うんだ。
「なにより、最後は貴女が頑張ったからこそ、今があるんです。頑張りましたね!」
僕がそう言ってにっこりと笑うと、彼女は一筋の涙をほろりと流して、「はい!」と、力いっぱい頷いた。
「そうだ!」
いい雰囲気の中、全てが綺麗にまとまろうとしていたとき、小鬼が何か思い出したように声を上げた。小鬼はすぐに立ち上がると、棚の引き出しの中をガザガサと漁って、何かを握りしめた。そして、その握りしめた手を薫さんの方へと突き出して、薫さんに手を出すよう促した。
「なんですか?」
「はい! これあげる!」
薫さんの手のひらに差し出されたものは、キラキラと光を反射する薫さんとよく似た綺麗な緑色のビー玉だった。
「これ、オイラの宝物! オマエにもあげる!」
僕も小鬼に手を突き出されて、薫さんと同じように手を差し出す。僕の手のひらに置かれたものは、オーソドックスな透明なビー玉。けれど、それは今まで見たどんなビー玉より綺麗に見えた。
そこでしばらく小鬼たちと話した後、僕らはその家を後にした。家から出ると、小鬼もその母親も大鬼も、僕らを最後まで見送ってくれていた。
しばらく歩いて、誰の姿も見えなくなった頃、徐に薫さんが口を開いた。
「どうでしたか、この一週間」
「え? そうだなぁ。大変だったけど、かなり充実した一週間でしたよ。最初はどうなるかと思ったけどね」
正直、最初は家もないし、鬼たちとサバイバル生活しなくちゃならないし、不安の方が大きかった。でも、始まってみたら、苦労もあったけど、楽しいことも沢山あった。今回の経験はいつかまたどこかで役に立つかもしれない。最後の日なんかは、よく分からないけど、喧嘩の仕方も少し教えてもらった。誰かに絡まれて困ってる人がいても助けてあげられる勇気が少しついた。僕も頼ってばかりじゃなくて、自分で人助けできるようになりたい。より一層そう思えた。
薫さんは僕を横目で見つめ、「そうですか」と、視線を前に戻した。
「今回の件で、人助けをする大変さが分かったでしょう。これからは無闇やたらに首を突っ込まないことです。突っ込んだなら、最後まで面倒も見る。中途半端に助けるだけでは最初から助けてもらわない方がマシですからね」
薫さんには薫さんの思うことがあるのだろう。確かに、今回最初から最後まで彼らの手助けをしてとても大変だった。けど、それと同時に嬉しさもあったんだ。
「ビー玉、綺麗だね」
僕は小鬼から貰ったビー玉を光に翳して見つめた。天の光をいっぱいに吸い込んだビー玉は、キラキラと眩しくて、まるで宝石みたいだった。
「人の話聞いてます?」
ビー玉を見つめる僕を薫さんはため息混じりに呆れたように見つめていた。けれど、薫さんも僕に説教するのを諦めたのか、ポケットに入れていた緑のビー玉を取り出して、少しだけそれを見つめた。すぐにビー玉はポケットの中に戻していたけれど、薫さんがそれを見て、僅かに目が和らいだ気がしたんだ。
僕のした事が良い事か悪い事か、そんなことはわからないけど、きっと、この光をたくさん集めたビー玉の中の景色は、彼らを助けなければ見ることの出来なかった景色なんだろう。
「こんにちは、お母上の様子はどうですか?」
なんだか久しぶりにも思える薫さんの顔。僕は立派になった小鬼の家で、大鬼と一緒にご飯を食べていた。小鬼の母親ももうすっかり元気になっており、最初に見た頃のやつれていた姿とは見違えるほど生気が戻っていた。それでも、治療を始めて最初の頃は、激しい嘔吐と下痢に悩まされ、意識を失うほどであった。それが今では一人で洗濯物や料理を出来るほどに回復したのだ。身近で見守っていただけあって、なんだか感慨深いものがある。
「貴方が薫先生ですか。息子共々お世話になっております。もうなんとお礼を言ったら良いか……」
「母ちゃん、まだ完全に治ったわけじゃないんだから、布団で寝てて!」
小鬼は大鬼のおかげでかなり自立し、自身に自信がついたのか、母親に対してかなり過保護になっていた。
「もうほとんど治ったと思いますが、小鬼の言う通り、今日一杯はゆっくり休んだ方が良いでしょう。明日からは失った体力の回復をはかるため、またしっかり栄養のあるものを食べて、体を動かすように心掛けてください」
「ありがとうございます、本当にありがとう……」
母親は何度も何度も薫さんに頭を下げてお礼を言っていた。けれど、薫さんはそれに対して高慢になることもなく、「いえいえ」と、何度も頭を下げる彼女を手で制した。
「お礼ならそこのニンゲンと小鬼と大鬼さんに言ってください」
「ニンゲンって僕のこと?」
「そうですが、何か?」
「……いえ、なんでもありません」
薫さんにとって、僕って何なんだろう。素朴な疑問だけど、僕の中では結構重要で、少し頭を悩ませたが、僕は考えることをやめた。
「ふふ、この子にももちろん感謝してますよ。自慢の息子です」
「えへへ」
母親に褒められて、小鬼は嬉しそうに頬を染めた。それを見るだけでも微笑ましくて、僕の悩みなんてちっぽけでどうでも良くなってしまう。
「貴方にも。まさか貴方が私を助けに来てくれるなんて……」
「お花ちゃん……」
「本当は手紙を書けなくなってしまって、もうすっかり縁が切れてしまったと思っていたの。でも、貴方は変わらず私に対してずっと誠実に優しく接してくれた……。こんな素敵な家まで作ってくれて……。ありがとう」
「いいんだよ、お花ちゃん。キミのためならオレはなんだって出来るんだ」
優しく見つめ合う二人。誰もが入る余地などないのではないかと思うほど暖かい空間で満たされた。彼らもまた、新たな物語が始まったはずだ。
「そして、人間の貴方。貴方は私たち妖怪に対して、なんの偏見もなくずっと私たちの心配をして、見守ってくれた。力がないなりに貴方は頑張ってくれて、薫さんとの仲も取り持ってくれた。本当にありがとう」
「そんな……。僕なんていてもいなくても一緒だったし、僕が居なくても、薫さんは貴女を助けてくれましたよ」
「…………」
僕はありのままの正直な気持ちを彼女に伝えた。薫さんがそれを横目で見ていたが、表情ひとつ変わらないので、僕のことをどう思っていたのかはわからない。けれど、きっと、僕が何もしなくても、彼は彼女を助けてくれただろう。僕は、そう思うんだ。
「なにより、最後は貴女が頑張ったからこそ、今があるんです。頑張りましたね!」
僕がそう言ってにっこりと笑うと、彼女は一筋の涙をほろりと流して、「はい!」と、力いっぱい頷いた。
「そうだ!」
いい雰囲気の中、全てが綺麗にまとまろうとしていたとき、小鬼が何か思い出したように声を上げた。小鬼はすぐに立ち上がると、棚の引き出しの中をガザガサと漁って、何かを握りしめた。そして、その握りしめた手を薫さんの方へと突き出して、薫さんに手を出すよう促した。
「なんですか?」
「はい! これあげる!」
薫さんの手のひらに差し出されたものは、キラキラと光を反射する薫さんとよく似た綺麗な緑色のビー玉だった。
「これ、オイラの宝物! オマエにもあげる!」
僕も小鬼に手を突き出されて、薫さんと同じように手を差し出す。僕の手のひらに置かれたものは、オーソドックスな透明なビー玉。けれど、それは今まで見たどんなビー玉より綺麗に見えた。
そこでしばらく小鬼たちと話した後、僕らはその家を後にした。家から出ると、小鬼もその母親も大鬼も、僕らを最後まで見送ってくれていた。
しばらく歩いて、誰の姿も見えなくなった頃、徐に薫さんが口を開いた。
「どうでしたか、この一週間」
「え? そうだなぁ。大変だったけど、かなり充実した一週間でしたよ。最初はどうなるかと思ったけどね」
正直、最初は家もないし、鬼たちとサバイバル生活しなくちゃならないし、不安の方が大きかった。でも、始まってみたら、苦労もあったけど、楽しいことも沢山あった。今回の経験はいつかまたどこかで役に立つかもしれない。最後の日なんかは、よく分からないけど、喧嘩の仕方も少し教えてもらった。誰かに絡まれて困ってる人がいても助けてあげられる勇気が少しついた。僕も頼ってばかりじゃなくて、自分で人助けできるようになりたい。より一層そう思えた。
薫さんは僕を横目で見つめ、「そうですか」と、視線を前に戻した。
「今回の件で、人助けをする大変さが分かったでしょう。これからは無闇やたらに首を突っ込まないことです。突っ込んだなら、最後まで面倒も見る。中途半端に助けるだけでは最初から助けてもらわない方がマシですからね」
薫さんには薫さんの思うことがあるのだろう。確かに、今回最初から最後まで彼らの手助けをしてとても大変だった。けど、それと同時に嬉しさもあったんだ。
「ビー玉、綺麗だね」
僕は小鬼から貰ったビー玉を光に翳して見つめた。天の光をいっぱいに吸い込んだビー玉は、キラキラと眩しくて、まるで宝石みたいだった。
「人の話聞いてます?」
ビー玉を見つめる僕を薫さんはため息混じりに呆れたように見つめていた。けれど、薫さんも僕に説教するのを諦めたのか、ポケットに入れていた緑のビー玉を取り出して、少しだけそれを見つめた。すぐにビー玉はポケットの中に戻していたけれど、薫さんがそれを見て、僅かに目が和らいだ気がしたんだ。
僕のした事が良い事か悪い事か、そんなことはわからないけど、きっと、この光をたくさん集めたビー玉の中の景色は、彼らを助けなければ見ることの出来なかった景色なんだろう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる