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僕は愛する双子の姉に危険な好奇心を向ける
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「ミュー、ほんっとごめん!! ミューが僕にフェラしてくれるってだけで興奮しすぎちゃって、我慢出来なかった。ごめん……怒らないで、ミュー」
類がベッドから下りて美羽をギュッと抱き締める。
もう、ほんと類は。
クスッと笑い、類の髪をサラサラと優しく撫でる。
「怒ってないよ」
「ほんとに?」
心配そうに美羽の瞳を見つめる類が可愛すぎて、全身キス責めにしたくなる。
「ちょっと、ビックリしただけ。私も、ごめんね……よく分かんなくて」
肩を竦めた美羽に、嬉しそうに類がキスを返す。
「僕たち、初めてなんだからしょうがないよ。これからもっともっといっぱい抱き合って、練習すればいいんだ」
「フフッ、なにそれ。じゃあ、本番はいつ?」
思わず笑ってしまった美羽の躰を類が持ち上げ、ベッドに横たえる。
「じゃあ、今から本番する?」
マットレスに沈んだ頭の上に色っぽい類の表情が落ちて来て、ドクドクと美羽の鼓動が速まっていく。
「う、うん……」
さっき見たAVみたいなこと、これからするんだ……
緊張で躰が硬くなっていくのを感じていると、類の唇が額に寄せられ、ギュッと指が重なって握り合った。
「ミューが嫌がることはしないから。
痛かったらやめるから、言って」
「分かった……」
掌から、類の緊張が伝わってきて、美羽は自分だけじゃないと笑みを浮かべた。
筋肉の線がまだついていない、ひょろっとした手足の長さがやけに目立つ成長期段階の未熟な躰の線が、今日はやけに艶めかしく感じる。
類の躰が下がっていき、股を大きく広げられる。
「ゃ、やだ……」
「ふふっ、さっきもこうしてたじゃん」
「で、でも……」
今はそこをじっと見つめられ、恥ずかしい気持ちがどんどん上昇していた。
「ここ、だよね」
ツプ……と何かが入ってくる感触がして、全身を強張らせた。
「いたっ!!」
「ごめ……ミュー、力抜いて?」
「う、うん……」
けれど、これからどうなるのかという大きな不安が頭から離れず、美羽は緊張を解くことが出来なかった。
再び、類の指が美羽の固く閉じた蜜穴に入ってくる。
「ック」
「締め付けないで」
「だって」
どんな風に力加減したらいいのか分からず、美羽は眉を寄せた。
類を受け入れたいのに……
「少し、休憩しよっか?」
類に優しく声をかけられ、美羽は頷いた。類に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「ごめんね、類……」
美羽は躰を起こし、類に抱きついた。
「嫌いにならないで。ちゃんと、頑張るから」
きゅっと眉根を寄せ、俯いて泣き出しそうな表情の美羽に、類の鼓動がドクンと跳ねる。
まったく、ミューは。
「ミューに、頑張って欲しくなんてないよ」
「え?」
顔を上げた美羽に、類が唇を寄せる。
「ミューが気持ちよくなきゃ、意味がない。だって、ミューの痛みは僕の痛みでもあるから。
我慢、しないで?」
「類……」
美羽の膣奥がキュンと締め付けられるような感触がした。類を愛しく思えば思うほどに、そこから蜜が溢れてくる。
「気持ちよく、なりたい……
類と、気持ちいいセックス、したい」
美羽はギュッと類を抱き締め、耳元に囁いた。
類がベッドから下りて美羽をギュッと抱き締める。
もう、ほんと類は。
クスッと笑い、類の髪をサラサラと優しく撫でる。
「怒ってないよ」
「ほんとに?」
心配そうに美羽の瞳を見つめる類が可愛すぎて、全身キス責めにしたくなる。
「ちょっと、ビックリしただけ。私も、ごめんね……よく分かんなくて」
肩を竦めた美羽に、嬉しそうに類がキスを返す。
「僕たち、初めてなんだからしょうがないよ。これからもっともっといっぱい抱き合って、練習すればいいんだ」
「フフッ、なにそれ。じゃあ、本番はいつ?」
思わず笑ってしまった美羽の躰を類が持ち上げ、ベッドに横たえる。
「じゃあ、今から本番する?」
マットレスに沈んだ頭の上に色っぽい類の表情が落ちて来て、ドクドクと美羽の鼓動が速まっていく。
「う、うん……」
さっき見たAVみたいなこと、これからするんだ……
緊張で躰が硬くなっていくのを感じていると、類の唇が額に寄せられ、ギュッと指が重なって握り合った。
「ミューが嫌がることはしないから。
痛かったらやめるから、言って」
「分かった……」
掌から、類の緊張が伝わってきて、美羽は自分だけじゃないと笑みを浮かべた。
筋肉の線がまだついていない、ひょろっとした手足の長さがやけに目立つ成長期段階の未熟な躰の線が、今日はやけに艶めかしく感じる。
類の躰が下がっていき、股を大きく広げられる。
「ゃ、やだ……」
「ふふっ、さっきもこうしてたじゃん」
「で、でも……」
今はそこをじっと見つめられ、恥ずかしい気持ちがどんどん上昇していた。
「ここ、だよね」
ツプ……と何かが入ってくる感触がして、全身を強張らせた。
「いたっ!!」
「ごめ……ミュー、力抜いて?」
「う、うん……」
けれど、これからどうなるのかという大きな不安が頭から離れず、美羽は緊張を解くことが出来なかった。
再び、類の指が美羽の固く閉じた蜜穴に入ってくる。
「ック」
「締め付けないで」
「だって」
どんな風に力加減したらいいのか分からず、美羽は眉を寄せた。
類を受け入れたいのに……
「少し、休憩しよっか?」
類に優しく声をかけられ、美羽は頷いた。類に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「ごめんね、類……」
美羽は躰を起こし、類に抱きついた。
「嫌いにならないで。ちゃんと、頑張るから」
きゅっと眉根を寄せ、俯いて泣き出しそうな表情の美羽に、類の鼓動がドクンと跳ねる。
まったく、ミューは。
「ミューに、頑張って欲しくなんてないよ」
「え?」
顔を上げた美羽に、類が唇を寄せる。
「ミューが気持ちよくなきゃ、意味がない。だって、ミューの痛みは僕の痛みでもあるから。
我慢、しないで?」
「類……」
美羽の膣奥がキュンと締め付けられるような感触がした。類を愛しく思えば思うほどに、そこから蜜が溢れてくる。
「気持ちよく、なりたい……
類と、気持ちいいセックス、したい」
美羽はギュッと類を抱き締め、耳元に囁いた。
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