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僕は愛する双子の姉に危険な好奇心を向ける
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竿を持って上下に擦っていると、類が「ちょっと待って」と止めた。美羽のしとどに濡れている秘部を掌で掬い上げ、それを自身に塗りつける。
「いいよ」
先ほどよりもヌルヌルで滑りやすくなったそれが、自分の欲情から生み出された蜜なのだと思うと恥ずかしくて堪らないし、普通なら気持ち悪いとも思うのに、今はそんな厭らしい行為をしていることに興奮を覚えていた。
「ぁ、ミュー……ンッ、それ、気持ちいぃ…ハァッ、ハァッ」
吐息を漏らす類の切なく悩ましげな表情に鼓動が速まる。自分の愛撫で悶えるその姿に、征服欲が湧いてくる。
類にもっと気持ちよくなって欲しい。
どうしたら、これ以上気持ちよくなってもらえるんだろう……
「類。類も、私がやってもらったみたいに……舐めたら、気持ちいいの?」
美羽が尋ねると、さっきまで恍惚した表情を浮かべていた類の表情が固まり、少し頬を染めながらも嬉しそうに頷いた。
「もし、ミューが嫌じゃなかったら……舐めて、欲しい」
嫌じゃ、なかったら。
類の言葉を反芻して考える。類に見せてもらったAVの男性のものを舐めるどころか触れるのさえも嫌悪が走るけれど、類のは嫌じゃない。
むしろ、どんな反応を見せるのか興味が湧いてきた。
屈み込むようにして類の自身に顔を近づけようとすると、制止された。
「せっかくミューがしてくれるんなら、ちゃんと見たい」
そう言うとベッドの端に座り、美羽はベッドから下りて向かい合わせになる形になった。
「だい、じょうぶ?」
心配そうに尋ねる類に、美羽は顔を上げて微笑んだ。
「だい、じょうぶ……」
そう言って、美羽は張り詰めた猛りを握り締めた。
「ぁ、ハァッ」
小さい類の呻き声が漏れ聞こえて来て、一気にカーッと全身が熱くなる。美羽は、不安げな表情で類を見上げ、首を傾げた。
「類……どうすれば、いい?」
困ったように見上げた美羽は眉を寄せて瞳を潤ませ、白い肌にぽってりと紅く色づいた唇がやけに艶めかしく見えて、類の心臓がバクンと飛び出す。
ミューが、こんな表情するなんて。
「じゃ、舌出して。舐めてみて?」
「う、うん……」
恐る恐る舌を出し、ペロッと美羽が舐めると、猛りがピクンと小さく揺れた。
「ンフッ……」
類、可愛い……
真っ赤な顔をして見つめている類に、嬉しくなる。
「類、気持ちいい?」
「ンッ……ンクッ……気持ち、いい……ハァッ……ミュー、もっとして?」
「う、うん」
類の色香を帯びた表情と声に、ドギマギする。
こんなに類って、セクシーだったったけ?
美羽は座り直して姿勢を正すと、猫がミルクを舐めるようにペロペロと舌を出し入れした。
「ンッ……ハァッ……気持ち、いい……ハァッ、ハァッ」
切羽詰まったような類の声に、興奮する。
もっとその声を聞きたい、喘がせたい。
今度は大胆に舌を伸ばして先端だけではなく、下から上に舐めてみた。
「ンクッ、ハァッ……それも、いいっっ」
胸を仰け反らせ、ヒクヒクと震える類が可愛くて仕方ない。
「教えて。類の気持ちいいとこ、もっと知りたい……」
「僕を。僕を見て、ミュー」
類が手を伸ばして頭に触れると、美羽が顔を上げた。美羽の舌が自分の猛りを愛撫しながら大きな黒曜石の潤んだ瞳で見つめ、類の心臓が飛び出しそうにバクバクと高鳴る。
「あぁ……ミュー、大好き」
美羽への愛しい気持ちが胸の奥から溢れ出す。
「ミュー、口でカプッて出来る?」
類の言葉に、美羽は頷いた。
掌で包み込むと少しだけ顔を出した頭頂部をカプッと口に咥えたものの、美羽はそこで固まった。
なんか……苦い。
けれど、類が興奮に頬を赤らめて呼吸を乱しているのを見たら、吐き出したいとは言えなかった。
「ハァッ……あぁ、あったかい。ミューの口の中、最高……ヤバイッハァ」
類だってしてくれたんだし、私だって……出来る。
美羽はいつも手でするみたいに、口を上下に動かしてみた。類の息がどんどん上がり、ヒクヒクと口の中で猛りが大きくなってくる。
「ッハァ……あぁっ、ミュー!! 出ちゃ、出ちゃうよぉっっ!!」
そう言ってすぐ、口の中にピュッ、ピュッと生温かいドロリとした液の液の感触が広がって、口の中に収まりきれずに口の端からも溢れ出た。
うぅっ、不味い。
飲み込むことも出来ずに顔を上げて手で口を押さえる美羽に、類が慌てて躰を逸らしてティッシュを引き抜くと手渡した。
「ご、ごめっ、ミュー。吐いて!!」
テイッシュを受け取った美羽は、申し訳ないと思いつつも素直にティッシュに吐き出し、口の周りを拭き取った。けれど、口の中にはまだネバネバした感触や生臭い匂いが絡みついている。
こんな味がするなんて、知らなかった……
「いいよ」
先ほどよりもヌルヌルで滑りやすくなったそれが、自分の欲情から生み出された蜜なのだと思うと恥ずかしくて堪らないし、普通なら気持ち悪いとも思うのに、今はそんな厭らしい行為をしていることに興奮を覚えていた。
「ぁ、ミュー……ンッ、それ、気持ちいぃ…ハァッ、ハァッ」
吐息を漏らす類の切なく悩ましげな表情に鼓動が速まる。自分の愛撫で悶えるその姿に、征服欲が湧いてくる。
類にもっと気持ちよくなって欲しい。
どうしたら、これ以上気持ちよくなってもらえるんだろう……
「類。類も、私がやってもらったみたいに……舐めたら、気持ちいいの?」
美羽が尋ねると、さっきまで恍惚した表情を浮かべていた類の表情が固まり、少し頬を染めながらも嬉しそうに頷いた。
「もし、ミューが嫌じゃなかったら……舐めて、欲しい」
嫌じゃ、なかったら。
類の言葉を反芻して考える。類に見せてもらったAVの男性のものを舐めるどころか触れるのさえも嫌悪が走るけれど、類のは嫌じゃない。
むしろ、どんな反応を見せるのか興味が湧いてきた。
屈み込むようにして類の自身に顔を近づけようとすると、制止された。
「せっかくミューがしてくれるんなら、ちゃんと見たい」
そう言うとベッドの端に座り、美羽はベッドから下りて向かい合わせになる形になった。
「だい、じょうぶ?」
心配そうに尋ねる類に、美羽は顔を上げて微笑んだ。
「だい、じょうぶ……」
そう言って、美羽は張り詰めた猛りを握り締めた。
「ぁ、ハァッ」
小さい類の呻き声が漏れ聞こえて来て、一気にカーッと全身が熱くなる。美羽は、不安げな表情で類を見上げ、首を傾げた。
「類……どうすれば、いい?」
困ったように見上げた美羽は眉を寄せて瞳を潤ませ、白い肌にぽってりと紅く色づいた唇がやけに艶めかしく見えて、類の心臓がバクンと飛び出す。
ミューが、こんな表情するなんて。
「じゃ、舌出して。舐めてみて?」
「う、うん……」
恐る恐る舌を出し、ペロッと美羽が舐めると、猛りがピクンと小さく揺れた。
「ンフッ……」
類、可愛い……
真っ赤な顔をして見つめている類に、嬉しくなる。
「類、気持ちいい?」
「ンッ……ンクッ……気持ち、いい……ハァッ……ミュー、もっとして?」
「う、うん」
類の色香を帯びた表情と声に、ドギマギする。
こんなに類って、セクシーだったったけ?
美羽は座り直して姿勢を正すと、猫がミルクを舐めるようにペロペロと舌を出し入れした。
「ンッ……ハァッ……気持ち、いい……ハァッ、ハァッ」
切羽詰まったような類の声に、興奮する。
もっとその声を聞きたい、喘がせたい。
今度は大胆に舌を伸ばして先端だけではなく、下から上に舐めてみた。
「ンクッ、ハァッ……それも、いいっっ」
胸を仰け反らせ、ヒクヒクと震える類が可愛くて仕方ない。
「教えて。類の気持ちいいとこ、もっと知りたい……」
「僕を。僕を見て、ミュー」
類が手を伸ばして頭に触れると、美羽が顔を上げた。美羽の舌が自分の猛りを愛撫しながら大きな黒曜石の潤んだ瞳で見つめ、類の心臓が飛び出しそうにバクバクと高鳴る。
「あぁ……ミュー、大好き」
美羽への愛しい気持ちが胸の奥から溢れ出す。
「ミュー、口でカプッて出来る?」
類の言葉に、美羽は頷いた。
掌で包み込むと少しだけ顔を出した頭頂部をカプッと口に咥えたものの、美羽はそこで固まった。
なんか……苦い。
けれど、類が興奮に頬を赤らめて呼吸を乱しているのを見たら、吐き出したいとは言えなかった。
「ハァッ……あぁ、あったかい。ミューの口の中、最高……ヤバイッハァ」
類だってしてくれたんだし、私だって……出来る。
美羽はいつも手でするみたいに、口を上下に動かしてみた。類の息がどんどん上がり、ヒクヒクと口の中で猛りが大きくなってくる。
「ッハァ……あぁっ、ミュー!! 出ちゃ、出ちゃうよぉっっ!!」
そう言ってすぐ、口の中にピュッ、ピュッと生温かいドロリとした液の液の感触が広がって、口の中に収まりきれずに口の端からも溢れ出た。
うぅっ、不味い。
飲み込むことも出来ずに顔を上げて手で口を押さえる美羽に、類が慌てて躰を逸らしてティッシュを引き抜くと手渡した。
「ご、ごめっ、ミュー。吐いて!!」
テイッシュを受け取った美羽は、申し訳ないと思いつつも素直にティッシュに吐き出し、口の周りを拭き取った。けれど、口の中にはまだネバネバした感触や生臭い匂いが絡みついている。
こんな味がするなんて、知らなかった……
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