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 秀一の掌が美姫の豊かな両胸を柔らかく包み込み、優しく揉みしだく。アロマオイルの滑らかな感触がマシュマロのように柔らかい乳房に伝わり、快感を伴って沁み込んでいく。

「っっ......!!!」

 こ、声を出しちゃ...だ、め......

 美姫は拳を握りしめ、浮き上がる背中を押し戻し、必死に昂ぶる欲情に抗う。

「やはり、凝っているみたいですね。ほら、ここなんか硬く立ち上がってきましたよ」
「ゃ...」

 そ、そこは......!!!

 秀一が掌で乳房の膨らみを揉みしだいたまま、人差し指の先で先端の蕾に触れる。

「ック!!!!」

 電流が流れたような快感が走り、それをもっと欲しいと強請りたくなる強い欲がむくむくと沸き起こる。

「ここも、ちゃんとマッサージしないといけませんね」

 両方の人差し指の指先が美姫の蕾を軽く押し潰すようにしながら円を描くように回し始めた。

「ンンッ....ハ、ァ......」

 蕾に伝わる快感が秘部へと直接伝達し、溢れ出る蜜を止めることが出来ない。ドロリ、ドロリ...と蜜が沸き上がる感触に身震いが走る。

 これ以上は、ほんとに...だ、め......

「あ、ありがとうございました......」

 なんとか掠れた声で終わりを告げるように秀一に感謝の言葉を述べると、途端に秀一の冷酷な声が響いた。

「まだマッサージは終わっていませんよ、お客様」
「は、い......」

 私、お客の筈なのに...そんな気が全然しない......

 秀一の指先が蕾から離れ、美姫はようやく安堵の息を吐いたが、まだ気を抜くことは出来ない。彼の親指が躰のラインに沿うように置かれ、残りの4本の指と掌で胸の下からお腹へとグーッと降りてくる。

 今度は外側から臍に向かってリンパを流したり、臍を中心にして円を描くようにマッサージした。お腹をマッサージされていると、そこがキュウ...と沈みこみ、下半身を熱くする。

 秀一の掌が今度は臍から足の付け根の外側に向かって撫で下ろされる。

「ぁ...」

 途端に、下半身に意識が集中し、逃げ出したい気持ちに囚われるが、もちろんそんなことは許されない。

 どうか、どうか......気付かないで......

 美姫は天を仰ぎ、何か尊いものに向かって祈りを捧げた。

「これでは、マッサージは出来ませんので」

 美姫の願いは聞き入れられず、秀一はあっけなく美姫のパンティーを引き下ろした。

 秀一は美姫の濡れそぼった秘部に気付かない筈はないが、黙ってそこを見つめたまま暫し沈黙した。その沈黙が、余計に美姫の躰を熱くさせ、蜜を更に溢れさせる。

 秀一の掌が足の付け根の外側から秘部へと鼠蹊部の位置をずらしながら押しほぐす。

「っ、ふぅぅぅ......」

 その絶妙な刺激にゾクゾクと躰が震え、秘部がピクン、ピクン、と蠢く。

 秀一の掌が鼠蹊部を外から内へと何度もさする度に濡れて湿った柔らかい茂みが秀一の指先に絡みつき、刺激で震えて騒めく。

 も、もう......

「お、願い...許し、て......」

 耐えられず呟いた美姫に、秀一は耳元で熱い吐息を吐いた。

「許すも何も...私は貴女の疲れを癒しているだけですよ」
 
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