12 / 108
僕の優しい貴公子
9
しおりを挟む
『やっぱり、ロイヤルが入れて?』
僕はロイヤルから自身を引き抜くと、ドサッと彼の横に仰向けになった。半身を起こしたロイヤルを、下から窺うように見上げる。
『怒ってる?』
僕の突然の心変わりに、どんな反応をするのか見てみたかった。
ロイヤルは不機嫌な様子など微塵も見せず、にこりと微笑むと、僕の躰を跨いで軽く口づけた。
『まさか……ユーキの我儘ぶりには慣れてるからね。それに、可愛いお姫様の望みを叶えるのが僕の役目だから』
ロイヤルは僕を、甘やかしすぎるんだ。だから僕は、際限が分からなくなってしまう。
『僕の望みは……ロイヤルが理性を失うぐらい、僕を求めてくれることだよ』
ロイヤルはクスッと笑みを浮かべ、僕の頬に唇を寄せた。
『ユーキといる時は、いつも僕の理性なんて脆く崩れ去ってしまうよ。欲しくて欲しくて、堪らなくなってしまうんだ……』
ロイヤルがローションを手にし、ボトルの蓋を開け、高い位置から掌へと落とす。たっぷりと溜まったローションを掌で温め、擦り合わせると、薄くなっていた薔薇の匂いがまた部屋の中を満たしていく。
『ユーキは薔薇のようだ。美しさと麗しさに気高さとプライド、我儘を併せ持ち、棘で持って僕の心を突き刺す』
トロトロに蕩けた蜜でコーティングされた長い指が、僕の淫穴を探る。
『ッハァ……薔薇は、嫌い?』
答えを知っているのに聞くのは、その言葉が聞きたいから。
『大好きだよ……』
指が肉襞を押し退けながら突き進む感覚に、ゾクゾクと背筋に何本もの線が入った。
『ッハァ……』
ゆっくりと時間をかけて解されていくそこ。ローションの熱と僕の躰の奥から生み出される熱が、全身を犯し始める。僕の疼きが高まり続け、もうそんな優しい愛撫じゃ物足りなくなってくる。
『もういいからっ!!……ハァッ、ハァッ……は、やく……入、れて……ハァッ……』
膝をたてた脚を更に広げ、誘うように腰を上げてヒクヒク物欲しげに痙攣しているそこを見せつけた。
『ユーキが痛くならないように、優しく優しく抱くつもりなのに……いつだって君は、僕のそんな思いを一瞬でなし崩しにしてしまうんだ』
ロイヤルの高貴な瞳の奥に、野生の灯火が浮かび上がる。
『加減、出来なくなりそうで怖いよ……』
『ロイヤル、理性を忘れて求めてって言ったでしょ。ほら、僕を欲しがってよ……』
抱かれることで、愛されていると感じられるから。
僕はロイヤルの凶器にも似た獰猛な欲塊を掴み、厭らしく蠢く自らの入口へと誘い込んだ。
けれど、僕のそんな誘いなんか必要なかったんだ。だって、彼の猛りを掴んだ途端、ロイヤルの理性はブチ切れて、一気に僕の淫穴を奥まで突いたんだから。
『ハァッ!!あぁ!!もっと!!もっと激しく!!奥まで突いてぇ!!』
僕の声に煽られるように、ロイヤルの腰の動きは一段と激しさと速さを増す。
「mmm, jeez……You make me crazy……(んぅぅ、ヤバい……君は僕を狂わせる……)」
ロイヤルは玉のような汗を浮かべ、眉を顰めて堪らなくセクシーな表情を見せた。
僕はロイヤルから自身を引き抜くと、ドサッと彼の横に仰向けになった。半身を起こしたロイヤルを、下から窺うように見上げる。
『怒ってる?』
僕の突然の心変わりに、どんな反応をするのか見てみたかった。
ロイヤルは不機嫌な様子など微塵も見せず、にこりと微笑むと、僕の躰を跨いで軽く口づけた。
『まさか……ユーキの我儘ぶりには慣れてるからね。それに、可愛いお姫様の望みを叶えるのが僕の役目だから』
ロイヤルは僕を、甘やかしすぎるんだ。だから僕は、際限が分からなくなってしまう。
『僕の望みは……ロイヤルが理性を失うぐらい、僕を求めてくれることだよ』
ロイヤルはクスッと笑みを浮かべ、僕の頬に唇を寄せた。
『ユーキといる時は、いつも僕の理性なんて脆く崩れ去ってしまうよ。欲しくて欲しくて、堪らなくなってしまうんだ……』
ロイヤルがローションを手にし、ボトルの蓋を開け、高い位置から掌へと落とす。たっぷりと溜まったローションを掌で温め、擦り合わせると、薄くなっていた薔薇の匂いがまた部屋の中を満たしていく。
『ユーキは薔薇のようだ。美しさと麗しさに気高さとプライド、我儘を併せ持ち、棘で持って僕の心を突き刺す』
トロトロに蕩けた蜜でコーティングされた長い指が、僕の淫穴を探る。
『ッハァ……薔薇は、嫌い?』
答えを知っているのに聞くのは、その言葉が聞きたいから。
『大好きだよ……』
指が肉襞を押し退けながら突き進む感覚に、ゾクゾクと背筋に何本もの線が入った。
『ッハァ……』
ゆっくりと時間をかけて解されていくそこ。ローションの熱と僕の躰の奥から生み出される熱が、全身を犯し始める。僕の疼きが高まり続け、もうそんな優しい愛撫じゃ物足りなくなってくる。
『もういいからっ!!……ハァッ、ハァッ……は、やく……入、れて……ハァッ……』
膝をたてた脚を更に広げ、誘うように腰を上げてヒクヒク物欲しげに痙攣しているそこを見せつけた。
『ユーキが痛くならないように、優しく優しく抱くつもりなのに……いつだって君は、僕のそんな思いを一瞬でなし崩しにしてしまうんだ』
ロイヤルの高貴な瞳の奥に、野生の灯火が浮かび上がる。
『加減、出来なくなりそうで怖いよ……』
『ロイヤル、理性を忘れて求めてって言ったでしょ。ほら、僕を欲しがってよ……』
抱かれることで、愛されていると感じられるから。
僕はロイヤルの凶器にも似た獰猛な欲塊を掴み、厭らしく蠢く自らの入口へと誘い込んだ。
けれど、僕のそんな誘いなんか必要なかったんだ。だって、彼の猛りを掴んだ途端、ロイヤルの理性はブチ切れて、一気に僕の淫穴を奥まで突いたんだから。
『ハァッ!!あぁ!!もっと!!もっと激しく!!奥まで突いてぇ!!』
僕の声に煽られるように、ロイヤルの腰の動きは一段と激しさと速さを増す。
「mmm, jeez……You make me crazy……(んぅぅ、ヤバい……君は僕を狂わせる……)」
ロイヤルは玉のような汗を浮かべ、眉を顰めて堪らなくセクシーな表情を見せた。
0
あなたにおすすめの小説
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
囚われた元王は逃げ出せない
スノウ
BL
異世界からひょっこり召喚されてまさか国王!?でも人柄が良く周りに助けられながら10年もの間、国王に準じていた
そうあの日までは
忠誠を誓ったはずの仲間に王位を剥奪され次々と手篭めに
なんで俺にこんな事を
「国王でないならもう俺のものだ」
「僕をあなたの側にずっといさせて」
「君のいない人生は生きられない」
「私の国の王妃にならないか」
いやいや、みんな何いってんの?
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる