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5.私は近衛、アリスは侍女
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私の変容を目の前で見て、ダレン皇太子殿下の中ではすでに部屋から出る考えは消えたようだ。
「殿下、フレスラン公家のこの体質は公にはしていないため、緊急時の着替えなどは兄弟姉妹で助け合っているんです」
アリステアが私に着替えを渡してきた。
「とりあえず着替えてから、ダレン皇太子殿下にご説明差し上げたらどうです?」
確かに、今の私は男の身体で破れた純白ドレスを着ている。
緊張感も薄れるこのちぐはぐで見窄らしい格好では、どんなに真摯に説明しても滑稽でしかない。
「こちらの紳士は?」
そういえばまだアリステアを紹介していなかった。
「ご紹介遅れました。私の妹であり、弟でもある、アリステア・グローヴァーです」
「ダレン皇太子殿下、フレスラン公国第二子のアリステア・グローヴァーと申します」
「ああ、よろしく。つまりは君もその……」
ダレン皇太子殿下は人差し指をアリステアに向けて行ったり来たり左右に揺らす。その意味を瞬時に理解し、アリステアはクスリと笑った。
「ええ、もちろん私も特殊な遺伝によって両性です。男性の姿でも社交界デビューするため、殿下にご挨拶に伺いに行こうとこの姿になりましたが、私は女性アリスとして生きていくと決めております。ぜひ女性時の姿も覚えて頂きたく、殿下の御前で変容いたしましょう」
「いや、いい! それより姉だか兄だかの着替えを先に」
「これは失礼いたしました」
ダレン皇太子殿下に早くしろと急き立てられ、アリステアに手伝って貰いながら、私はようやく白波を思わせる真っ白なフレスラン公国海軍軍服に着替えた。
金色のフリンジがついた肩章を揺らしながら、結い上げていた髪を解き、月白色の緩いウェーブがかかった長い髪を首を振っておろす。
完璧な公子の姿になれば、ダレン皇太子の前で改めてお辞儀した。
「その年齢ですでに金色のフリンジとは……実際に軍に所属を?」
「はい。グローヴァー家の人間は国を統べる家として、十三歳の年から軍に所属します。私は海上の海賊討伐だけでなく、地上戦での戦闘経験もあります」
「そうか……肩章からすると相当な腕前なのだな。
それで、結局性別が確定する条件や要因はなんなんだ?」
「はい。どちらかの姿で初夜を迎えた時です」
私の答えを聞くや否や、冷徹そうなダレン皇太子殿下のお顔がみるみる赤くなっていく。
「え……今なんと?」
「え? ですから、女の姿で初夜の営みをすればその後の人生はずっと女性で、男の姿で行えばずっと男性です」
ダレン皇太子殿下はとうとう真っ赤な顔を両手で覆い隠してしまう。
「ああ……すまない、想像をしてしまった……」
「どちらの姿でしょうか?」
「聞くな」
ダレン皇太子殿下が黙りこくってしまい、妙な間をどうしてよいかわからず、何となくアリステアに視線を向ければ、兄姉の私だけにはわかるアリステアの企んだ表情に嫌な予感がした。
「殿下、私の自慢の兄上は、フレスラン海軍で史上最年少でポラリス勲章を与えられた人物なのです」
「アリステア!? 何を!!」
アリステアの胡散臭い持ち上げ発言に、驚き過ぎて声が上擦ってしまった。
「まて! それは本当か!?」
ダレン皇太子殿下の食いつきようも想定外で二度見した。
「で、殿下、授与されたのは小ポラリス勲章で、史上最年少も余計です。
アリステア、殿下に誇大な表現をするな!」
「小ポラリスでも十代で授与だなんて異例です。その証拠に、まだこの若さにもかかわらず金色の肩章ですから」
「やはりそうだったか!」
なぜこの二人は盛り上がり出したのか……。
あのアリステアの貼り付けたような笑顔。絶対に良くないことが起きる。
「もし殿下の元でユリアスが働けるなら、帝国と殿下のお力に必ずなると保障しますし、ユリアスもさらに箔がつきます。将来フレスラン公国を担う者に栄誉ある職務をお与えくださいませんか? 例えば、近衛など空きはありませんでしょうか」
そういうことか!
近衛になってしまえば男だらけの宿舎生活は必須。女の姿で結婚相手を探す時間がグッと減ってしまう。
「いえいえいえいえ殿下、アリステアは兄姉想いで身内びいきが甚だしいだけです。どうぞ今の発言すべてご放念ください」
「いや、ちょうど近衛は近衛でも、私の指揮下の班に入る者を探していたんだ。フレスランは帝国西の海を守る大海軍を有し、海からの恵みも運ぶ重要な公国。その国の公子という立場と、何よりその歳で小ポラリスを授与されるほどの者。いいじゃないか! いずれ互いに民の上に立つ者同士、交流を深めておくのは大事だし、ユリア、ス卿、御恩とやらを返して貰おう」
「必要ないとおっしゃったではありませんか」
「近衛皇太子直属衛班にこい。この経験はいずれ国を統べる時に役立つはずだ」
「いえ殿下、私は女性として生きるので公国を継ぎませんし」
「二人とも女として生きたら、誰がフレスラン公を?」
ここでアリステアがまたもや横から入ってくる。
「グローヴァー家の掟では公子の中で誰か一人は必ず男になり継承しなくてはならないのです。全員が男として生きると希望すれば、帝国法に基づき、長子相続となります。私は次子ですし、女として生きる方が性に合ってます。長子のユリアスが男として継ぐのが道理でしょう」
「確かに」
「ちょっと、殿下納得しないでください! アリステア、私も女として生きると何度も言ってる。そもそも女性を最終性にして生きると決めて父と母に先に宣言したのは私だ」
「先に言ったもん勝ちとかじゃないでしょ」
「普通は継承権は取り合いになるのだが、なすりつけあいというのは初めて見たな……。フレスラン公国は別に破綻していないし、むしろ大国と張り合えるほど豊かなのにも関わらず……?
まあ、つまりはフレスランの継承問題は、決着が簡単につかないということだな。なら尚更若いうちの数年、ユリアスは近衛で働いてもいいじゃないか」
「ですから殿下、それではアリステアが先にアリスとして結婚相手を見つけて女になってしまいます。二人しか公子はいないのですから、彼が女になったら、残された私の最終性は男で決定です」
「よしわかった、ではこうしよう。ユリアスが近衛で働いている限り、皇太子の権限でアリスとしての結婚は禁ずる」
「なっ!!」
ダレン皇太子殿下は突拍子もない権力を使った。さすがに冷静沈着なアリステアも顔面が崩壊している。
アリステアの放つ空気がどんどん凍てつき出す。良い感じに感情を揺さぶっている証拠だ。
「そうだアリステア、ユリアスが近衛にいる間は結婚できないのだから、君も折角だから帝都で働いたらどうだ?」
「いえ、私はユリアスと違って戦の才能は凡人レベルですし、男性としては働けませんので」
「文官としては非常に優秀ですよ、殿下。勘もいいですし、状況把握も長けています」
「少し黙ってください、ユリアス」
一触即発な私達の間にダレン皇太子殿下が入り、長い腕が伸びて私達の胸元に手を置いた。
「よし、それもわかった。では、アリステア・グローヴァー。社交シーズン中の私の婚約者の侍女として採用しよう」
「侍女? それでしたら、まあ。しかも社交シーズンだけなら。それで、お相手のご令嬢はどなたですか?」
「マイルース王国王女だ。婚約者と言っても、まだ水面下の最終候補段階で、公の内定発表は未定だ」
アリステアが反応し、カッと目が開いた。
マイルース王国といえば、先ほどのエルダンリ王太子。
王女というのだから、確実にエルダンリ王太子の姉か妹だろう。
「やったな、アリステア。というか、アリス」
アリステアはゆっくりと首を動かして、開かれたままの目で私に冷ややかな視線を投げた。
「殿下、フレスラン公家のこの体質は公にはしていないため、緊急時の着替えなどは兄弟姉妹で助け合っているんです」
アリステアが私に着替えを渡してきた。
「とりあえず着替えてから、ダレン皇太子殿下にご説明差し上げたらどうです?」
確かに、今の私は男の身体で破れた純白ドレスを着ている。
緊張感も薄れるこのちぐはぐで見窄らしい格好では、どんなに真摯に説明しても滑稽でしかない。
「こちらの紳士は?」
そういえばまだアリステアを紹介していなかった。
「ご紹介遅れました。私の妹であり、弟でもある、アリステア・グローヴァーです」
「ダレン皇太子殿下、フレスラン公国第二子のアリステア・グローヴァーと申します」
「ああ、よろしく。つまりは君もその……」
ダレン皇太子殿下は人差し指をアリステアに向けて行ったり来たり左右に揺らす。その意味を瞬時に理解し、アリステアはクスリと笑った。
「ええ、もちろん私も特殊な遺伝によって両性です。男性の姿でも社交界デビューするため、殿下にご挨拶に伺いに行こうとこの姿になりましたが、私は女性アリスとして生きていくと決めております。ぜひ女性時の姿も覚えて頂きたく、殿下の御前で変容いたしましょう」
「いや、いい! それより姉だか兄だかの着替えを先に」
「これは失礼いたしました」
ダレン皇太子殿下に早くしろと急き立てられ、アリステアに手伝って貰いながら、私はようやく白波を思わせる真っ白なフレスラン公国海軍軍服に着替えた。
金色のフリンジがついた肩章を揺らしながら、結い上げていた髪を解き、月白色の緩いウェーブがかかった長い髪を首を振っておろす。
完璧な公子の姿になれば、ダレン皇太子の前で改めてお辞儀した。
「その年齢ですでに金色のフリンジとは……実際に軍に所属を?」
「はい。グローヴァー家の人間は国を統べる家として、十三歳の年から軍に所属します。私は海上の海賊討伐だけでなく、地上戦での戦闘経験もあります」
「そうか……肩章からすると相当な腕前なのだな。
それで、結局性別が確定する条件や要因はなんなんだ?」
「はい。どちらかの姿で初夜を迎えた時です」
私の答えを聞くや否や、冷徹そうなダレン皇太子殿下のお顔がみるみる赤くなっていく。
「え……今なんと?」
「え? ですから、女の姿で初夜の営みをすればその後の人生はずっと女性で、男の姿で行えばずっと男性です」
ダレン皇太子殿下はとうとう真っ赤な顔を両手で覆い隠してしまう。
「ああ……すまない、想像をしてしまった……」
「どちらの姿でしょうか?」
「聞くな」
ダレン皇太子殿下が黙りこくってしまい、妙な間をどうしてよいかわからず、何となくアリステアに視線を向ければ、兄姉の私だけにはわかるアリステアの企んだ表情に嫌な予感がした。
「殿下、私の自慢の兄上は、フレスラン海軍で史上最年少でポラリス勲章を与えられた人物なのです」
「アリステア!? 何を!!」
アリステアの胡散臭い持ち上げ発言に、驚き過ぎて声が上擦ってしまった。
「まて! それは本当か!?」
ダレン皇太子殿下の食いつきようも想定外で二度見した。
「で、殿下、授与されたのは小ポラリス勲章で、史上最年少も余計です。
アリステア、殿下に誇大な表現をするな!」
「小ポラリスでも十代で授与だなんて異例です。その証拠に、まだこの若さにもかかわらず金色の肩章ですから」
「やはりそうだったか!」
なぜこの二人は盛り上がり出したのか……。
あのアリステアの貼り付けたような笑顔。絶対に良くないことが起きる。
「もし殿下の元でユリアスが働けるなら、帝国と殿下のお力に必ずなると保障しますし、ユリアスもさらに箔がつきます。将来フレスラン公国を担う者に栄誉ある職務をお与えくださいませんか? 例えば、近衛など空きはありませんでしょうか」
そういうことか!
近衛になってしまえば男だらけの宿舎生活は必須。女の姿で結婚相手を探す時間がグッと減ってしまう。
「いえいえいえいえ殿下、アリステアは兄姉想いで身内びいきが甚だしいだけです。どうぞ今の発言すべてご放念ください」
「いや、ちょうど近衛は近衛でも、私の指揮下の班に入る者を探していたんだ。フレスランは帝国西の海を守る大海軍を有し、海からの恵みも運ぶ重要な公国。その国の公子という立場と、何よりその歳で小ポラリスを授与されるほどの者。いいじゃないか! いずれ互いに民の上に立つ者同士、交流を深めておくのは大事だし、ユリア、ス卿、御恩とやらを返して貰おう」
「必要ないとおっしゃったではありませんか」
「近衛皇太子直属衛班にこい。この経験はいずれ国を統べる時に役立つはずだ」
「いえ殿下、私は女性として生きるので公国を継ぎませんし」
「二人とも女として生きたら、誰がフレスラン公を?」
ここでアリステアがまたもや横から入ってくる。
「グローヴァー家の掟では公子の中で誰か一人は必ず男になり継承しなくてはならないのです。全員が男として生きると希望すれば、帝国法に基づき、長子相続となります。私は次子ですし、女として生きる方が性に合ってます。長子のユリアスが男として継ぐのが道理でしょう」
「確かに」
「ちょっと、殿下納得しないでください! アリステア、私も女として生きると何度も言ってる。そもそも女性を最終性にして生きると決めて父と母に先に宣言したのは私だ」
「先に言ったもん勝ちとかじゃないでしょ」
「普通は継承権は取り合いになるのだが、なすりつけあいというのは初めて見たな……。フレスラン公国は別に破綻していないし、むしろ大国と張り合えるほど豊かなのにも関わらず……?
まあ、つまりはフレスランの継承問題は、決着が簡単につかないということだな。なら尚更若いうちの数年、ユリアスは近衛で働いてもいいじゃないか」
「ですから殿下、それではアリステアが先にアリスとして結婚相手を見つけて女になってしまいます。二人しか公子はいないのですから、彼が女になったら、残された私の最終性は男で決定です」
「よしわかった、ではこうしよう。ユリアスが近衛で働いている限り、皇太子の権限でアリスとしての結婚は禁ずる」
「なっ!!」
ダレン皇太子殿下は突拍子もない権力を使った。さすがに冷静沈着なアリステアも顔面が崩壊している。
アリステアの放つ空気がどんどん凍てつき出す。良い感じに感情を揺さぶっている証拠だ。
「そうだアリステア、ユリアスが近衛にいる間は結婚できないのだから、君も折角だから帝都で働いたらどうだ?」
「いえ、私はユリアスと違って戦の才能は凡人レベルですし、男性としては働けませんので」
「文官としては非常に優秀ですよ、殿下。勘もいいですし、状況把握も長けています」
「少し黙ってください、ユリアス」
一触即発な私達の間にダレン皇太子殿下が入り、長い腕が伸びて私達の胸元に手を置いた。
「よし、それもわかった。では、アリステア・グローヴァー。社交シーズン中の私の婚約者の侍女として採用しよう」
「侍女? それでしたら、まあ。しかも社交シーズンだけなら。それで、お相手のご令嬢はどなたですか?」
「マイルース王国王女だ。婚約者と言っても、まだ水面下の最終候補段階で、公の内定発表は未定だ」
アリステアが反応し、カッと目が開いた。
マイルース王国といえば、先ほどのエルダンリ王太子。
王女というのだから、確実にエルダンリ王太子の姉か妹だろう。
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