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義理の父×悪役令息②試し読み
わたしの父である侯爵は国の一二を争う資産家。
血も涙もない合理的で冷徹な商売人であり、子供の教育にも情けをかけず。
できのいい長男と次男には英才教育を施し、見た目も中身も冴えない、目立った取り柄もない三男のわたしのことは「家名に泥を塗ったり、兄の足を引っ張ったり、罪を犯さなければ、どんな生き方をしてもいい」と物心ついたころから放任。
ただし「約束を守れば、死ぬまで金に困らせないようにしてやる」というに、その言葉に甘えて一生、遊んで暮らすつもりでいた。
とあって十五才くらいから、家に迷惑がかからないていどに酒に女にギャンブルに溺れていたものの、二年後、ある問題が発生。
兄である長男が子づれの侯爵令嬢と結婚をしたのだ。
はじめ親は反対したが、次男がすでに世継ぎを設けていたこと、相手の評判や家柄に申し分がなかったこと「賛成してくれないと駆け落ちする!」と兄に脅されたことでしかたなく認め、晴れてゴールイン。
かと思いきや、一年も経たず、兄夫婦が参加した晩餐会が大火事となり、二人とも死亡。
さて、のこされた二人の子供、わたしにとって血のつながりがない甥っ子はどうするかという話に。
母方の実家では子沢山の兄夫婦がいて居場所がなさそう。
我が家にしても次男夫婦とその子供がいるので肩身が狭かろうし、世継ぎ問題を引き起こす火種になりかねず、よけいに風当たりが強くなるだろうし。
「だからって遠い親戚にやるのも・・・」と血筋でなくても不憫がった親は俺に命令したわけだ。
従者つきの別宅を与えて不自由ない暮らしをさせてやるから、甥っ子の面倒を見なさいと。
十七才の遊び盛りにして子持ちになるなんて冗談ではない。
とても聞きいれられず、別の案をあげたものの「従わないなら勘当だ!」と有無をいわさず宣言。
一生、遊んで暮らすつもりで、勉学に励んだり、手に職をつけたり、婿いりするための縁談を考えたり、将来を見据えての準備をまったくしていなかったのが仇になってしまった。
十七才にして一人で生きていく術がない箱入り令息は、親の脛を齧れなくなったとたん、ほぼ死が確定だ。
「まあ、甥っ子が一人立ちしたあと、また遊び呆ければいいか・・・」と考えなおして、気乗りしないながら甥っ子、リオとの同居を開始。
語っているほとんどが意味不明だったが「わかった・・・」と応じて「責任をとろう」とリオに覆いかぶさった。
淡々としているつもりが、威圧的に見えたのか、猛犬のように吠えたてていたリオが唇を噛んで萎縮したに、そのうちに手で弄んでた縄で縛りあげる。
手首に巻きつけたのをベッドボードにくくりつけて万歳させたまま拘束。
我にかえり「な、なにしやがんだあ!糞親父いい!」と足をばたつかせるのを、萎えたそれを両手で握ってだまらせ「許せない・・・」と額と額をあわせて睨む。
「ただでさえ婿いりして、きみが女のものになるのが許しがたいというのに、どこの馬の骨とも知れない男のものになるなんて決して・・決して、許さないからな。
せめて婿いりをするまで、リオ、きみはわたしのものでいなさい。
粗暴な男を欲してやまない、落ちぶれた淫売になったというなら、際限なく愛を注いで、気が済むまで抱いて、底なしの快楽に溺れさせてあげるから、わたしのものになりたくてしかたなくさせてあげよう」
「どうせなら婿いりしたくなくなればいい・・」と我ながら正気でない戯れ言をほざき、気圧されたように硬直しているリオに深い口づけ。
体を跳ねて暴れようとしたものを、かつて数々の女を手玉にとってきたわたしの巧みな舌づかいに「んふぅ・・❤っう・・んあっ❤」とすぐに甘えるような喘ぎを漏らし、先走りもだらだら。
強く舌を吸いながら強く両手で扱いてぐちゅぐちゅっ!すれば「んんんっ❤っぁ、ぁう、あぁ❤くうっっっ❤」と盛大に精液を飛散。
顔を放したら、しばし涎を垂れ流しにぼうっとしていたものを「ぎ、義理とはいえ、息子に、こんな・・・やっぱ、どうしようもない、糞親父だな・・」と口は減らず。
「なにが、責任をとるだ・・・口だけ糞親父が。
首を絞められながら突っこまれてイっちゃう俺が、こんな・・こんな、初歩的で生ぬるい愛撫で満たされるわけねえだろ・・。
物足りなさすぎて、あーあ・・もっと、ほかの男に乱暴にぐっちゃぐちゃに犯されたくなった」
嘲って鼻を鳴らすのに「そうかい?」と冷ややかに見下ろし、首に顔を移動。
「義理とはいえ父親に手ほどきされて萎えずに射精してしまう息子も、十分に神が嘆くほど救いようがないが?」と告げて、リオが顔を真っ赤にしたのを見てから、首にある痛々しい手の跡を舐めあげて扱くのを再開。
「くうぅっ・・❤ば、ばかっ、全然、足りない、下手くそぉ、糞、親父い・・❤」と憎まれ口を叩きながらも、わたしの両手に自ら擦りつけるように腰を揺らしてやまず。
こちらは試し読みになります。
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