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もふねこ少年、お留守番。
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青年は少年が心配であったが、ようやく学校へ行った。
家には、少年が一人。
「むー。ひなはしんぱいしすぎなのにゃ。しらゆきひとりでもだいじょうぶにゃのにー。…しんぱい、してくれるのはうれしいけどにゃ。」
一人つぶやく。
「やれやれにゃ。ひなをあんしんさせるためにも、きょうもおるすばんこなすのにゃ。」
ぽてぽてぽて。
リビングへと少年は向かう。
少年と青年はこのマンションに二人で暮らしている。
マンションと言っても、一人暮らし用の部屋のため、そこまで広くはない。
とはいえ、学生が一人で暮らすには多少贅沢な作りではある。
小さい子供が一人増えても狭いと感じないぐらいには。
「さて、ひまなのでほんでもよむのにゃ。」
念のため。
少年は外見年齢は人間の8歳ぐらい。
舌ったらずな喋り方であっても、
語尾にやたら「にゃ」とついていても、
少年はそれなりにはしっかりしている。
学校に通っていないのは確かなのだが、青年は少年にちゃんと勉強を教えていた。
なので文字もちゃんと読める。
本でも読む、と言い出しても何ら不思議なことではないのだ。
「うむ!きょうはぼうけんものがよみたいきぶんなのにゃ!」
ちなみに読む本の趣味は見た目相応であった。
そして少年は期待を裏切ることなく今小学生の間で流行っているらしい本を選択するのであった。
少年は1時間ほどで本を読み終えた後、好きなアニメを楽しみ、やがてお昼ご飯を食べる時間となった。
「ふむふむ、きょうのごはんはなにかにゃ~…おお!かれーらいすなのにゃ!おいしそうなのにゃ!!」
カレーライスだが、ただのカレーライスではない。緑黄色野菜をたっぷり使った、野菜カレーである。
カレーとご飯は別々になっており、順番に電子レンジで温める。
その間に少年はスプーンやフォーク、冷蔵庫に入っていたカットフルーツを用意する。
ちなみにおやつのプリンは少年が取れない高さに置かれていた。
「こっそりたべようとおもっていたのに!ひなによまれていたにゃ!」
踏み台を使っても届かないように青年は置いていたのだった。
ちなみにこのプリン、青年のである。
少年は昨日のおやつで自分のプリンを既に食べていたのだった。
ぷくーと頬を膨らませながら、専用の椅子に座り、いただきますをして、温められたカレーライスを食べる。
「んーかれーらいすおいしいのにゃ~あまくちでしらゆきごのみのあじなのにゃ~ひなはわかってるにゃ~」
食べて機嫌はすぐによくなりましたとさ。
青年はおやつの時間に帰って来た。
「ただいま、お留守番ありがとうな、しらゆき。ところで俺のプリンは食べれたか?」
「あんなたかいところしらゆきにとどくはずないにゃー!!!」
「お前が昔俺のケーキ食ったから対策するのは当たり前」
「うにゃー!!!ひーなー!!!」
家には、少年が一人。
「むー。ひなはしんぱいしすぎなのにゃ。しらゆきひとりでもだいじょうぶにゃのにー。…しんぱい、してくれるのはうれしいけどにゃ。」
一人つぶやく。
「やれやれにゃ。ひなをあんしんさせるためにも、きょうもおるすばんこなすのにゃ。」
ぽてぽてぽて。
リビングへと少年は向かう。
少年と青年はこのマンションに二人で暮らしている。
マンションと言っても、一人暮らし用の部屋のため、そこまで広くはない。
とはいえ、学生が一人で暮らすには多少贅沢な作りではある。
小さい子供が一人増えても狭いと感じないぐらいには。
「さて、ひまなのでほんでもよむのにゃ。」
念のため。
少年は外見年齢は人間の8歳ぐらい。
舌ったらずな喋り方であっても、
語尾にやたら「にゃ」とついていても、
少年はそれなりにはしっかりしている。
学校に通っていないのは確かなのだが、青年は少年にちゃんと勉強を教えていた。
なので文字もちゃんと読める。
本でも読む、と言い出しても何ら不思議なことではないのだ。
「うむ!きょうはぼうけんものがよみたいきぶんなのにゃ!」
ちなみに読む本の趣味は見た目相応であった。
そして少年は期待を裏切ることなく今小学生の間で流行っているらしい本を選択するのであった。
少年は1時間ほどで本を読み終えた後、好きなアニメを楽しみ、やがてお昼ご飯を食べる時間となった。
「ふむふむ、きょうのごはんはなにかにゃ~…おお!かれーらいすなのにゃ!おいしそうなのにゃ!!」
カレーライスだが、ただのカレーライスではない。緑黄色野菜をたっぷり使った、野菜カレーである。
カレーとご飯は別々になっており、順番に電子レンジで温める。
その間に少年はスプーンやフォーク、冷蔵庫に入っていたカットフルーツを用意する。
ちなみにおやつのプリンは少年が取れない高さに置かれていた。
「こっそりたべようとおもっていたのに!ひなによまれていたにゃ!」
踏み台を使っても届かないように青年は置いていたのだった。
ちなみにこのプリン、青年のである。
少年は昨日のおやつで自分のプリンを既に食べていたのだった。
ぷくーと頬を膨らませながら、専用の椅子に座り、いただきますをして、温められたカレーライスを食べる。
「んーかれーらいすおいしいのにゃ~あまくちでしらゆきごのみのあじなのにゃ~ひなはわかってるにゃ~」
食べて機嫌はすぐによくなりましたとさ。
青年はおやつの時間に帰って来た。
「ただいま、お留守番ありがとうな、しらゆき。ところで俺のプリンは食べれたか?」
「あんなたかいところしらゆきにとどくはずないにゃー!!!」
「お前が昔俺のケーキ食ったから対策するのは当たり前」
「うにゃー!!!ひーなー!!!」
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