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1章 転生してしまったが、魔法チート発見!!
8.お茶会《レオン視点》Part2
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ロッテンシュタイン侯爵家一家は挨拶を済ませるとそそくさと下がってしまった。その後も挨拶が続いた。このお茶会には公爵家から伯爵家までなのでそれほど多くはないが、挨拶はやはりあまり好きではない。でも今はそんなことはどうでもよく、ロゼリア嬢のことばかり気になった。
長い挨拶が終わり、子供は室内、大人は庭園と別れてお茶会をした。
せっかくだし、ロゼリア嬢と話をしよう。
と、思ったのだが………。
「殿下、そのお召し物とても素敵ですわ!」
「殿下、私ともお話して下さいまし!」
ああ……、ダメだ頭が痛い。そんなに高い声どこから出すんだ?何でそんな作り声で話すんだ?私はロゼリア嬢と話したいだけなのに。それになんかロゼリア嬢に避けられているような……。私は適当に答えながらロゼリア嬢のもとを目指した。すると、さっきまで私から逃げていたロゼリア嬢は幸せそうな顔をしながらモンブランを食べていた。今がチャンスだ!
「ロゼリア嬢、王宮のお菓子はお口に合いましたか?」
すると彼女は返事をしてくれたが、どこから逃げられるか探しているようだった。それを見て焦った私は、何も考えずにこの間食べたお菓子の話をしてしまった。何か話さなければと思っていたが、彼女は予想以上にその話に食いついてきた。どうやらモンブランが好きらしい。しかし、彼女はすぐに我に返り、さりげなく私を他の者のところへと追いやろうとした。そんなに私のことが嫌いなのかと思い、私は思い切って尋ねてみた。
「……もしかして…いや、もしかしなくても、ロゼリア嬢は私の婚約者になるのが嫌なんですか?」
「………い、いや……あの……。」
「正直に言ってください。怒りますよ。」
すると彼女は黙り込み、しばらくしてこう言った。
「選ばれたくは、ない、です………。」
胸を抉られたような気がして、思わず悲しい顔で尋ねてしまった。
「私のことが嫌いですか?」
「いえいえ、そんなわけないですよ!だって殿下かっこいいし……。」
……え?ん?え?え?彼女は今なんと言った?かっこいい…?私が……?それを理解した途端、顔が熱くなった。
「かっこいい………?」
私は心の中で歓喜していた。つまり、ロゼリア嬢は私が嫌いなわけではない。よかった……。
その後すぐに逃げられてしまったものの、私はとても楽しかったのでよしとしよう。
「ふふふ、ロゼリア嬢か……。今度は逃がさないよ。」
その後、側近の者にものすごく怖い笑顔だったと言われた。なぜだ?
長い挨拶が終わり、子供は室内、大人は庭園と別れてお茶会をした。
せっかくだし、ロゼリア嬢と話をしよう。
と、思ったのだが………。
「殿下、そのお召し物とても素敵ですわ!」
「殿下、私ともお話して下さいまし!」
ああ……、ダメだ頭が痛い。そんなに高い声どこから出すんだ?何でそんな作り声で話すんだ?私はロゼリア嬢と話したいだけなのに。それになんかロゼリア嬢に避けられているような……。私は適当に答えながらロゼリア嬢のもとを目指した。すると、さっきまで私から逃げていたロゼリア嬢は幸せそうな顔をしながらモンブランを食べていた。今がチャンスだ!
「ロゼリア嬢、王宮のお菓子はお口に合いましたか?」
すると彼女は返事をしてくれたが、どこから逃げられるか探しているようだった。それを見て焦った私は、何も考えずにこの間食べたお菓子の話をしてしまった。何か話さなければと思っていたが、彼女は予想以上にその話に食いついてきた。どうやらモンブランが好きらしい。しかし、彼女はすぐに我に返り、さりげなく私を他の者のところへと追いやろうとした。そんなに私のことが嫌いなのかと思い、私は思い切って尋ねてみた。
「……もしかして…いや、もしかしなくても、ロゼリア嬢は私の婚約者になるのが嫌なんですか?」
「………い、いや……あの……。」
「正直に言ってください。怒りますよ。」
すると彼女は黙り込み、しばらくしてこう言った。
「選ばれたくは、ない、です………。」
胸を抉られたような気がして、思わず悲しい顔で尋ねてしまった。
「私のことが嫌いですか?」
「いえいえ、そんなわけないですよ!だって殿下かっこいいし……。」
……え?ん?え?え?彼女は今なんと言った?かっこいい…?私が……?それを理解した途端、顔が熱くなった。
「かっこいい………?」
私は心の中で歓喜していた。つまり、ロゼリア嬢は私が嫌いなわけではない。よかった……。
その後すぐに逃げられてしまったものの、私はとても楽しかったのでよしとしよう。
「ふふふ、ロゼリア嬢か……。今度は逃がさないよ。」
その後、側近の者にものすごく怖い笑顔だったと言われた。なぜだ?
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