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モテ期到来??
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小、中学はほとんど同じメンバーだけど、高校はほとんど知らない人ばっかりだ。自分を変えるチャンスだと思った。あの仲の良かった男友だちへの想いを断ち切ってから、周りが見えるようになったのは高2のことだった。
クラスメイトの男の子と好きなアーティストが同じで話が弾んだ。仮に彼をAくんと呼ぼう。CD発売日近くになるとメールのやり取りが頻回になる。ある時、
「CDあげるから買わないでね」
どういうことかと思ったら、買ったCDをすぐにパソコンに落とすから、そのあと貰えるということだった。
『そんなの悪いからいいよ』
そうするとAくんは
「じゃあ500円で買ってよ」
1000~1500円だったCDを500円は安いしいいけど、なかなか強引だったので断れず、買うことになった。それからずーっと…そのアーティストのCDはずーっとAくんから買った。
一度、学校にCDを忘れてきてしまったことがあった。
「CD聴いた?どうだった??」
ってメールが来て、正直に学校に忘れたと伝えた。次の日学校に行くと…なくなっていた。誰かが取ったらしい。
「CDあった??」
嘘でもあったと伝えれば良かったものの、
『なくなってた…』
と、正直に言ってしまった。すると次の日、新品のCDが置いてあった。
Aくんとはその後毎日メールや電話をするようになった。でもその内容は、
「あの子と付き合うことになってさー」とか
「彼女と初めてヤッたんだ」という内容だった。
…何を考えてるのかわからなかった。
ある日、A君が言った。
「あのさー、Bくんわかる??
あいつがさー、おまえのこと好きなんだって」
…と、言われても。Bくんはほとんど話をしたことのないクラスメイトだった。
「Bくんにも、
おまえ(Bくん)があいつ(私)のこと好きだってことあいつ(私)に伝えといてやったぞ!って言っといたから」
って言われた。やっぱり何を考えてるのかわからなかった。単なるおせっかい。その日以降、ほとんど話をしたことのないBくんと、さらに話すことがなくなり、気まずさだけが残った。そして、その数ヶ月後Bくんには彼女ができていた。
3年の文化祭、みんなでダンスを踊ることが恒例だった。男子も女子も一致団結して練習して、みんな仲良くなっていった。本番も大成功の末、私のクラスは見事優勝!クラスの1/3くらいの人数が集まる打ち上げも盛り上がった。
その時、Cくんに
「好きな人とかいるの?」
と突然聞かれた。ちょっと女たらしで有名なCくん。私の友だちとも付き合っていたのを知っている。いないと伝えてから、やたら荷物を持ってくれたり、エスコートしてくれたり、挙げ句の果てには、カラオケ店でウトウトしていた私の寝顔写真まで撮っていたらしい。ちょっと気持ち悪かった。
卒業が近づき、仲良しみんなで卒業旅行でスノボに行く話が出た。中学の時に膝をケガしていた私はウインタースポーツは危ないので不参加。みんなで楽しんできてね、お土産よろしく!とみんなに伝えていた。
Aくんからメールだ。
「なんで卒業旅行行かないの?」
『膝が悪いからスノボはできないの』
「行けばいいじゃん」
『だから、行っても何もできないから』
「Cくんが来て欲しいって言ってたよ」
…出た。まただ。Bくんの時と同じじゃん。
『関係ないじゃん』
「Cくんが来て欲しいって言ってるんだし行ってあげなよ」
『なんでCくんが来て欲しいからって行かないといけないの?』
私はキレ気味にメールを送った。
「Cくんがおまえのこと気に入ってるから来て欲しいって言ってるんじゃん」
『私にだって選ぶ権利があるよ』
「じゃあ、どんなやつならいいんだよ」
さすがにイライラして…
『そんなのなんだっていいでしょ!なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないの!!』
ブチキレてしまった。
それに対して返ってきた返事が…
「俺がおまえのこと好きだからだよ!!」
やっぱり訳がわからなかった。
返事をするのをやめた。Aくんにめちゃくちゃにかき回された高校の恋愛話。ある意味3人に告白のようなものをされたような、騙されたような…。決してモテ期ではなかった。
ただ、
男の人の気持ちがわからなくなった。信じるのが怖くなった。本気なのか、騙されてるのか、遊ばれてるのか…
クラスメイトの男の子と好きなアーティストが同じで話が弾んだ。仮に彼をAくんと呼ぼう。CD発売日近くになるとメールのやり取りが頻回になる。ある時、
「CDあげるから買わないでね」
どういうことかと思ったら、買ったCDをすぐにパソコンに落とすから、そのあと貰えるということだった。
『そんなの悪いからいいよ』
そうするとAくんは
「じゃあ500円で買ってよ」
1000~1500円だったCDを500円は安いしいいけど、なかなか強引だったので断れず、買うことになった。それからずーっと…そのアーティストのCDはずーっとAくんから買った。
一度、学校にCDを忘れてきてしまったことがあった。
「CD聴いた?どうだった??」
ってメールが来て、正直に学校に忘れたと伝えた。次の日学校に行くと…なくなっていた。誰かが取ったらしい。
「CDあった??」
嘘でもあったと伝えれば良かったものの、
『なくなってた…』
と、正直に言ってしまった。すると次の日、新品のCDが置いてあった。
Aくんとはその後毎日メールや電話をするようになった。でもその内容は、
「あの子と付き合うことになってさー」とか
「彼女と初めてヤッたんだ」という内容だった。
…何を考えてるのかわからなかった。
ある日、A君が言った。
「あのさー、Bくんわかる??
あいつがさー、おまえのこと好きなんだって」
…と、言われても。Bくんはほとんど話をしたことのないクラスメイトだった。
「Bくんにも、
おまえ(Bくん)があいつ(私)のこと好きだってことあいつ(私)に伝えといてやったぞ!って言っといたから」
って言われた。やっぱり何を考えてるのかわからなかった。単なるおせっかい。その日以降、ほとんど話をしたことのないBくんと、さらに話すことがなくなり、気まずさだけが残った。そして、その数ヶ月後Bくんには彼女ができていた。
3年の文化祭、みんなでダンスを踊ることが恒例だった。男子も女子も一致団結して練習して、みんな仲良くなっていった。本番も大成功の末、私のクラスは見事優勝!クラスの1/3くらいの人数が集まる打ち上げも盛り上がった。
その時、Cくんに
「好きな人とかいるの?」
と突然聞かれた。ちょっと女たらしで有名なCくん。私の友だちとも付き合っていたのを知っている。いないと伝えてから、やたら荷物を持ってくれたり、エスコートしてくれたり、挙げ句の果てには、カラオケ店でウトウトしていた私の寝顔写真まで撮っていたらしい。ちょっと気持ち悪かった。
卒業が近づき、仲良しみんなで卒業旅行でスノボに行く話が出た。中学の時に膝をケガしていた私はウインタースポーツは危ないので不参加。みんなで楽しんできてね、お土産よろしく!とみんなに伝えていた。
Aくんからメールだ。
「なんで卒業旅行行かないの?」
『膝が悪いからスノボはできないの』
「行けばいいじゃん」
『だから、行っても何もできないから』
「Cくんが来て欲しいって言ってたよ」
…出た。まただ。Bくんの時と同じじゃん。
『関係ないじゃん』
「Cくんが来て欲しいって言ってるんだし行ってあげなよ」
『なんでCくんが来て欲しいからって行かないといけないの?』
私はキレ気味にメールを送った。
「Cくんがおまえのこと気に入ってるから来て欲しいって言ってるんじゃん」
『私にだって選ぶ権利があるよ』
「じゃあ、どんなやつならいいんだよ」
さすがにイライラして…
『そんなのなんだっていいでしょ!なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないの!!』
ブチキレてしまった。
それに対して返ってきた返事が…
「俺がおまえのこと好きだからだよ!!」
やっぱり訳がわからなかった。
返事をするのをやめた。Aくんにめちゃくちゃにかき回された高校の恋愛話。ある意味3人に告白のようなものをされたような、騙されたような…。決してモテ期ではなかった。
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