3 / 10
2
しおりを挟む
これが2年前の出来事
私は16歳になった。
私の国では16になったら貴族は学校に通わなければならなかった
私は勿論、行く事にしたんだけど.....
それは元婚約者も同じで.......たまぁ~にすれ違う事があった
私は過ぎた事だと思い、新しい婚約者探しに勤しんでいた
幸いにも婚約破棄は私のせいではなく、彼が私に釣り合って居ないから......だと思われていた。
だから私には婚約の申し込みが沢山来ていた。
大半はこの学園の生徒だったので、学園生活の中で気に入った方と婚約する事にした
しかし......ある日
「俺と....やり直せないか?」
は?何言ってんの?!
私は貴方に振られて婚約破棄したのに???
「無理」
「お願いだ!お前以外の女は無理なんだ!!」
話を聞くと、私以外の女性はレベルが低いし気も聞かないし....などで無理らしい
「そっか.....大変だねー。でもさーーー....お前が私を振ったんだよ?」
「それは.....すまなかった」
いや謝るんかーい
「それに...私、お前と別れてから。色んな人から婚約の申し込み来るんだよねーー
お前よりも全てに置いていい人達から」
実際そうで、身分から顔までこの男よりいい人達ばっかりだった。
「って事で.....無理w残念でした~♪他当たってね!」
「他が無いんだよ.....」
「でも.......私の能力が高いから嫌だったんでしょ?今の人達がお前にお似合い何じゃないの?」
16歳で婚約者が居ないなんてよっぽど性格に難ありとかだろうから......まぁ....嫌なのはわかるけど
「でも...お前!俺の事好きだろう!?」
男は昔の事から抜け出せないのか?
「んー.....前は好きだったけど。冷めた」
私、いつまでも引きずる系じゃないんでー
「そ...そんなぁぁ!!」
なんか人集まってきたし......どーしよー
外ではこんな口調じゃなくて淑女演じないと行けないんだよなぁ....めんど
「と言う事でお引き取り下さい.....」
「いやだぁ!!俺にはもうお前しか居ないんだァ!」
知らねぇよ!?私はお前がいらないんだよ!寄生虫かよ!?
「だから......私はお前の事が好きじゃねぇし、図々しいんだよ!!お前しか居ない?!お前が私に婚約破棄を言ったんだろ!?男に二言はないって知ってるか?
二度とその面見せんじゃねぇぞ!消えろ低脳が!!」
あ.....やっちまった.....淑女の仮面がぁ....
「俺の婚約者になって下さい!!惚れました!!!」
なによ.......って.....えぇぇ!!??
「アンデルセン様!?」
あの名門貴族の?!確か...婚約者が浮気して今はフリーだったはず.....
でも.......私に婚約申し込んでないよな?
「惚れたとは...?」
「言葉の通りです!元婚約者に対しての冷静なる発言から始まり、最後は低脳と罵る....」
ん?!低脳が!!で惚れるか?
「俺の理想の婚約者です!!俺も婚約者候補に入れてください!」
「は...はぁ...」
なんか変わった人やなぁ.....
私は16歳になった。
私の国では16になったら貴族は学校に通わなければならなかった
私は勿論、行く事にしたんだけど.....
それは元婚約者も同じで.......たまぁ~にすれ違う事があった
私は過ぎた事だと思い、新しい婚約者探しに勤しんでいた
幸いにも婚約破棄は私のせいではなく、彼が私に釣り合って居ないから......だと思われていた。
だから私には婚約の申し込みが沢山来ていた。
大半はこの学園の生徒だったので、学園生活の中で気に入った方と婚約する事にした
しかし......ある日
「俺と....やり直せないか?」
は?何言ってんの?!
私は貴方に振られて婚約破棄したのに???
「無理」
「お願いだ!お前以外の女は無理なんだ!!」
話を聞くと、私以外の女性はレベルが低いし気も聞かないし....などで無理らしい
「そっか.....大変だねー。でもさーーー....お前が私を振ったんだよ?」
「それは.....すまなかった」
いや謝るんかーい
「それに...私、お前と別れてから。色んな人から婚約の申し込み来るんだよねーー
お前よりも全てに置いていい人達から」
実際そうで、身分から顔までこの男よりいい人達ばっかりだった。
「って事で.....無理w残念でした~♪他当たってね!」
「他が無いんだよ.....」
「でも.......私の能力が高いから嫌だったんでしょ?今の人達がお前にお似合い何じゃないの?」
16歳で婚約者が居ないなんてよっぽど性格に難ありとかだろうから......まぁ....嫌なのはわかるけど
「でも...お前!俺の事好きだろう!?」
男は昔の事から抜け出せないのか?
「んー.....前は好きだったけど。冷めた」
私、いつまでも引きずる系じゃないんでー
「そ...そんなぁぁ!!」
なんか人集まってきたし......どーしよー
外ではこんな口調じゃなくて淑女演じないと行けないんだよなぁ....めんど
「と言う事でお引き取り下さい.....」
「いやだぁ!!俺にはもうお前しか居ないんだァ!」
知らねぇよ!?私はお前がいらないんだよ!寄生虫かよ!?
「だから......私はお前の事が好きじゃねぇし、図々しいんだよ!!お前しか居ない?!お前が私に婚約破棄を言ったんだろ!?男に二言はないって知ってるか?
二度とその面見せんじゃねぇぞ!消えろ低脳が!!」
あ.....やっちまった.....淑女の仮面がぁ....
「俺の婚約者になって下さい!!惚れました!!!」
なによ.......って.....えぇぇ!!??
「アンデルセン様!?」
あの名門貴族の?!確か...婚約者が浮気して今はフリーだったはず.....
でも.......私に婚約申し込んでないよな?
「惚れたとは...?」
「言葉の通りです!元婚約者に対しての冷静なる発言から始まり、最後は低脳と罵る....」
ん?!低脳が!!で惚れるか?
「俺の理想の婚約者です!!俺も婚約者候補に入れてください!」
「は...はぁ...」
なんか変わった人やなぁ.....
52
あなたにおすすめの小説
婚約してる彼が幼馴染と一緒に生活していた「僕は二人とも愛してる。今の関係を続けたい」今は許してと泣いて頼みこむ。
ぱんだ
恋愛
公爵令嬢アリーナは、ダンスパーティの会場で恋人のカミュと出会う。友人から紹介されて付き合うように煽られて、まずはお試しで付き合うことになる。
だが思いのほか相性が良く二人の仲は進行して婚約までしてしまった。
カミュにはユリウスという親友がいて、アリーナとも一緒に三人で遊ぶようになり、青春真っ盛りの彼らは楽しい学園生活を過ごしていた。
そんな時、とても仲の良かったカミュとユリウスが、喧嘩してるような素振りを見せ始める。カミュに繰り返し聞いても冷たい受け答えをするばかりで教えてくれない。
三人で遊んでも気まずい雰囲気に変わり、アリーナは二人の無愛想な態度に耐えられなくなってしまい、勇気を出してユリウスに真実を尋ねたのです。
婚約破棄ってこんな日にするのね。私は何とお答えすればよろしいのでしょうか。
まりぃべる
恋愛
私は、ユファ=ライヴァン子爵令嬢です。
チルチェイン=ヤーヌス伯爵令息が、婚約者だったのですけれど、婚約破棄したいと言われました。
こんな日に!?
私は、何とお答えすれば良いのでしょう…。
☆現実とは違う、この作品ならではの世界観で書いております。
緩い設定だと思ってお読み下さると幸いです。
【完結】こんな所で言う事!?まぁいいですけどね。私はあなたに気持ちはありませんもの。
まりぃべる
恋愛
私はアイリーン=トゥブァルクと申します。お父様は辺境伯爵を賜っておりますわ。
私には、14歳の時に決められた、婚約者がおりますの。
お相手は、ガブリエル=ドミニク伯爵令息。彼も同じ歳ですわ。
けれど、彼に言われましたの。
「泥臭いお前とはこれ以上一緒に居たくない。婚約破棄だ!俺は、伯爵令息だぞ!ソニア男爵令嬢と結婚する!」
そうですか。男に二言はありませんね?
読んでいただけたら嬉しいです。
王子が親友を好きになり婚約破棄「僕は本当の恋に出会えた。君とは結婚できない」王子に付きまとわれて迷惑してる?衝撃の真実がわかった。
ぱんだ
恋愛
セシリア公爵令嬢とヘンリー王子の婚約披露パーティーが開かれて以来、彼の様子が変わった。ある日ヘンリーから大事な話があると呼び出された。
「僕は本当の恋に出会ってしまった。もう君とは結婚できない」
もうすっかり驚いてしまったセシリアは、どうしていいか分からなかった。とりあえず詳しく話を聞いてみようと思い尋ねる。
先日の婚約披露パーティーの時にいた令嬢に、一目惚れしてしまったと答えたのです。その令嬢はセシリアの無二の親友で伯爵令嬢のシャロンだったというのも困惑を隠せない様子だった。
結局はヘンリーの強い意志で一方的に婚約破棄したいと宣言した。誠実な人柄の親友が裏切るような真似はするはずがないと思いシャロンの家に会いに行った。
するとヘンリーがシャロンにしつこく言い寄っている現場を目撃する。事の真実がわかるとセシリアは言葉を失う。
ヘンリーは勝手な思い込みでシャロンを好きになって、つきまとい行為を繰り返していたのだ。
姉を婚約破棄に追い込んだ妹が、破滅を辿るようです。
銀灰
恋愛
可愛い靴に、お気に入りの色だった口紅、紅が綺麗なイヤリングに銀の髪飾り。
望むものは全てその我儘で手に入れてきた令嬢アザレア。
そして今度望んだものは――姉の婚約者。
その強欲で今度も望むものを手にしたアザレアだったが、奪い取った婚約者フロスト伯爵には、予想もしていなかった秘匿の事情があった。
アザレアはその婚約を機に、これまでの人生から一転、奈落のような不幸へ滑落していく――。
【完結】華麗に婚約破棄されましょう。~卒業式典の出来事が小さな国の価値観を変えました~
ゆうぎり
恋愛
幼い頃姉の卒業式典で見た婚約破棄。
「かしこまりました」
と綺麗なカーテシーを披露して去って行った女性。
その出来事は私だけではなくこの小さな国の価値観を変えた。
※ゆるゆる設定です。
※頭空っぽにして、軽い感じで読み流して下さい。
※Wヒロイン、オムニバス風
婚約破棄された私は、世間体が悪くなるからと家を追い出されました。そんな私を救ってくれたのは、隣国の王子様で、しかも初対面ではないようです。
冬吹せいら
恋愛
キャロ・ブリジットは、婚約者のライアン・オーゼフに、突如婚約を破棄された。
本来キャロの味方となって抗議するはずの父、カーセルは、婚約破棄をされた傷物令嬢に価値はないと冷たく言い放ち、キャロを家から追い出してしまう。
ありえないほど酷い仕打ちに、心を痛めていたキャロ。
隣国を訪れたところ、ひょんなことから、王子と顔を合わせることに。
「あの時のお礼を、今するべきだと。そう考えています」
どうやらキャロは、過去に王子を助けたことがあるらしく……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる