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第六章 イベント
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「fortunaTVの企画書が来たぞ」田中氏が、俺に見せる。
「全然、面白くない」
タイミングよく、田中氏のスマホが鳴った。
話の途中で、俺のところに来た。
「春木プロデューサーだ」
「はい、真凛です」企画の内容についてだった。
自分の感想と、こうしたらっていう提案もしてみる。
向こうが「ありがとう」って言った途端、切られた。
「TV嫌いの割には、考えてるんだな」
「関わった以上、みんながハッピーになった方がいい」
「自分だけじゃないところが、真凛らしい」
お世辞を言わない田中氏に、褒められると嬉しい。
3日後。再度、企画書が届いた。
全く違う内容に、なっている。
「真凛のアイデアが、10倍膨らませてある。これは、面白い」
田中氏はべた褒めだ。
「ここまで企画出来るんなら、最初からやれよ」
「真凛のアイデアが有ったから出来たんだ、何も無いところからは作れない」
「そんなもんなの?」
「ずっと業界にいると、見えなくなるんだ」
……
TVの収録が始まる。
fortunaの制服に着替えて、楽屋で待つ。
メンバーと一緒にならないように、個室だった。
ADに呼ばれて、スタジオに入る。
案内されて、ひな壇の前列中央に座った。
司会者が入ってきて、オープニングのトークがあって企画に進む。
スタジオにイグナイトドラゴンの衣装が運び込まれる、弓使いが5体と魔術師が1体だ。
「今日の企画は、イグナイトドラゴンの衣装獲得じゃんけんバトルです。
雑誌グラビアのタイアップが決まっていますよ」
聞いたメンバーが騒然となる。
「魔術師は結ちゃん、真凛ちゃんには弓使いのどれかを選んで貰います。
真凛ちゃん、どれにしますか?」
「みんなに可愛いのを着てもらいたいので、男弓使いの新型にします」
メンバーは大騒ぎだ。
「それでは、真凛ちゃんに衣装の解説をお願いします」
前に出て、マネキンが着ている衣装の横に立つ。
「最初に、女弓使いのオリジナルです。
この衣装はなんと言っても、ガーターです。
超ミニスカートなので、太腿からお尻に自信があるメンバーに着てもらいたいです」
メンバーは真剣に聞いている。
どれを選ぶか、目が怖いくらいだった。
「次が新型の女弓使いです。
これはもうビキニですから、説明はいらないですね。
ちなみに、私は自信がありません」
メンバーが笑って、リラックスした感じになった。
「全然、面白くない」
タイミングよく、田中氏のスマホが鳴った。
話の途中で、俺のところに来た。
「春木プロデューサーだ」
「はい、真凛です」企画の内容についてだった。
自分の感想と、こうしたらっていう提案もしてみる。
向こうが「ありがとう」って言った途端、切られた。
「TV嫌いの割には、考えてるんだな」
「関わった以上、みんながハッピーになった方がいい」
「自分だけじゃないところが、真凛らしい」
お世辞を言わない田中氏に、褒められると嬉しい。
3日後。再度、企画書が届いた。
全く違う内容に、なっている。
「真凛のアイデアが、10倍膨らませてある。これは、面白い」
田中氏はべた褒めだ。
「ここまで企画出来るんなら、最初からやれよ」
「真凛のアイデアが有ったから出来たんだ、何も無いところからは作れない」
「そんなもんなの?」
「ずっと業界にいると、見えなくなるんだ」
……
TVの収録が始まる。
fortunaの制服に着替えて、楽屋で待つ。
メンバーと一緒にならないように、個室だった。
ADに呼ばれて、スタジオに入る。
案内されて、ひな壇の前列中央に座った。
司会者が入ってきて、オープニングのトークがあって企画に進む。
スタジオにイグナイトドラゴンの衣装が運び込まれる、弓使いが5体と魔術師が1体だ。
「今日の企画は、イグナイトドラゴンの衣装獲得じゃんけんバトルです。
雑誌グラビアのタイアップが決まっていますよ」
聞いたメンバーが騒然となる。
「魔術師は結ちゃん、真凛ちゃんには弓使いのどれかを選んで貰います。
真凛ちゃん、どれにしますか?」
「みんなに可愛いのを着てもらいたいので、男弓使いの新型にします」
メンバーは大騒ぎだ。
「それでは、真凛ちゃんに衣装の解説をお願いします」
前に出て、マネキンが着ている衣装の横に立つ。
「最初に、女弓使いのオリジナルです。
この衣装はなんと言っても、ガーターです。
超ミニスカートなので、太腿からお尻に自信があるメンバーに着てもらいたいです」
メンバーは真剣に聞いている。
どれを選ぶか、目が怖いくらいだった。
「次が新型の女弓使いです。
これはもうビキニですから、説明はいらないですね。
ちなみに、私は自信がありません」
メンバーが笑って、リラックスした感じになった。
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