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第十五章 引退
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「ヘアスタイルはストレートボブ。カラーはオレンジベージュで行こうと思います」
「オレンジベースのメイクで、華やかさを強調します」
三島悠花の個性を消さないように、スタイリングのコンセプトを考えていく。
フィーデスのスタイリストと月奈、出雲真凛で打ち合わせをして行った。
出来上がったコンセプトに合わせて、三島悠花をメイクして衣装を着せた。
花鳥デザイナーが最終確認をして、フィーデス側もO Kを出した。
撮影のカメラマンは、澤田氏にお願いした。
ファッション関係の撮影を多く手掛けていて、真凛のデビュー前の撮影も彼の作品だ。
控室で、月奈がメイクを始める。
悠花は緊張しているが、笑顔だった。
「月奈さんにメイクをして貰うのが、夢だったんです」
「何で?」
「出雲沙織ちゃんが、月奈さんのメイクで人生が変わったって言ってたから。
私の人生も変わるんだって思うと、嬉しいです」
スタジオに三島悠花が入って、撮影が始まる。
例の髭面のスタッフがいた。
「私のする格好を真似て、ポーズを取ってください。
正確に真似てなくてもいいんです、ともかく動いて」
ターコイズのティアードワンピースを着た、悠花がポーズを取る。
「悠花ちゃん、いいよ」
「目線、こっち」
「はい、笑って。 そういいよ」
カメラマンの指示に答えて、ポーズを取る悠花は楽しそうだった。
衣装替えで休憩を挟む。
「楽しそうだったじゃない。大丈夫、イケてる」
私は、安心して声を掛けた。
「真凛さんのレッスンに比べたら、全然楽だし、楽しい」
流石にメダリスト、練習で泣いて本番で楽しむタイプだった。
vivacitasの広告スチール撮影は、一日かけて終了した。
「流石にメダリストだね、一日かけて撮影しても疲れた顔を見せない。
むしろ元気だし、楽しそうだ。
真凛ちゃんが見つけてきただけあるよ」
澤田カメラマンが悠花の事を褒めてくれた。
「イケてますか?」
「ブランドのコンセプトには、ピッタリだね。
後はどこまで伸びるかだけど、スケールは大きいよ」
沢山のモデルを見てきた澤田さんの言葉は、心強かった。
「オレンジベースのメイクで、華やかさを強調します」
三島悠花の個性を消さないように、スタイリングのコンセプトを考えていく。
フィーデスのスタイリストと月奈、出雲真凛で打ち合わせをして行った。
出来上がったコンセプトに合わせて、三島悠花をメイクして衣装を着せた。
花鳥デザイナーが最終確認をして、フィーデス側もO Kを出した。
撮影のカメラマンは、澤田氏にお願いした。
ファッション関係の撮影を多く手掛けていて、真凛のデビュー前の撮影も彼の作品だ。
控室で、月奈がメイクを始める。
悠花は緊張しているが、笑顔だった。
「月奈さんにメイクをして貰うのが、夢だったんです」
「何で?」
「出雲沙織ちゃんが、月奈さんのメイクで人生が変わったって言ってたから。
私の人生も変わるんだって思うと、嬉しいです」
スタジオに三島悠花が入って、撮影が始まる。
例の髭面のスタッフがいた。
「私のする格好を真似て、ポーズを取ってください。
正確に真似てなくてもいいんです、ともかく動いて」
ターコイズのティアードワンピースを着た、悠花がポーズを取る。
「悠花ちゃん、いいよ」
「目線、こっち」
「はい、笑って。 そういいよ」
カメラマンの指示に答えて、ポーズを取る悠花は楽しそうだった。
衣装替えで休憩を挟む。
「楽しそうだったじゃない。大丈夫、イケてる」
私は、安心して声を掛けた。
「真凛さんのレッスンに比べたら、全然楽だし、楽しい」
流石にメダリスト、練習で泣いて本番で楽しむタイプだった。
vivacitasの広告スチール撮影は、一日かけて終了した。
「流石にメダリストだね、一日かけて撮影しても疲れた顔を見せない。
むしろ元気だし、楽しそうだ。
真凛ちゃんが見つけてきただけあるよ」
澤田カメラマンが悠花の事を褒めてくれた。
「イケてますか?」
「ブランドのコンセプトには、ピッタリだね。
後はどこまで伸びるかだけど、スケールは大きいよ」
沢山のモデルを見てきた澤田さんの言葉は、心強かった。
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