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第十六章 転身
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「蒼海さん、solemnityの暴君とは良い二つ名を貰ったな。
プロデューサーとして、認められたって事や」
鷹山さんは、俺に反論をさせてくれるようだ。
「尊敬する春木プロデューサーも、夢の実現のためには安易な妥協をするな。
皆が賛成する企画はボツにしていいって、アドバイスをしてくれました」
「あぁ、あの人は無茶ブリの帝王だから」
海野さんも心当たりがあるようだ。
「でも、面倒見はいいんですよ。
北宮芽亜里に会うためにお願いしたら、連絡を取って頂きました」
「それがきっかけで、solemnityの専属モデルまでいったんや」
「ええ、感謝してますよ。
会えない事には、誠意の見せようが無かったですから」
「どんな誠意やったん?」
「soremnityのランジェリーからドレスまで一式を持ち込んで、月奈にメイクとスタイリングをしてもらいました。
変身した彼女を見た時、この子しかいないって確信しましたね」
「私もメイクの遣り甲斐がありました。
全てが出来上がった時、真凛の見る目は間違いないなって驚きました」
「そんな裏話があったんや」
「ええ、見えないところでは泥臭く働いてますよ」
「みんなは、簡単に天才とかいうけどな」
「俺にそんな才能無いです。
それにしても暴君はともかく、娘婿は無いでしょ。
彼女にプロポーズしてOKは貰いましたが、婿になるって決まったわけでもありません」
「え~、お兄ちゃん。プロポーズしたの?」
「本当ですか?」
沙織と月奈が素でビックリしている。
「おぉ、こりゃおめでたい。番組で発表してくれてありがとな」
鷹山さんは、ご機嫌だ。
「鷹山さんには、随分とツッコまれましたから。
やっと発表出来て、ホッとしました」
「突然の発表を聞いて、沙織ちゃんどうや?」
「蒼海兄ちゃんって、いつもこうなんです。
独断先行の秘密主義なんですよ」
「どこが独断先行の秘密主義だって?」
「あれ、いきなり家族の前にワンピース姿で出て来て、出雲真凛という名前でモデルをしてるって言ったことは忘れたのかな?」
「あれは色々と事情が有って・・・」
「真凛になったお兄ちゃんのおかげで、私がどんなにコンプレックスを抱えたか知らないでしょう」
「沙織ちゃんは、色々と言いたいことがありそうやな」
鷹山さんが俺たち兄弟の間に入ってくれる。
プロデューサーとして、認められたって事や」
鷹山さんは、俺に反論をさせてくれるようだ。
「尊敬する春木プロデューサーも、夢の実現のためには安易な妥協をするな。
皆が賛成する企画はボツにしていいって、アドバイスをしてくれました」
「あぁ、あの人は無茶ブリの帝王だから」
海野さんも心当たりがあるようだ。
「でも、面倒見はいいんですよ。
北宮芽亜里に会うためにお願いしたら、連絡を取って頂きました」
「それがきっかけで、solemnityの専属モデルまでいったんや」
「ええ、感謝してますよ。
会えない事には、誠意の見せようが無かったですから」
「どんな誠意やったん?」
「soremnityのランジェリーからドレスまで一式を持ち込んで、月奈にメイクとスタイリングをしてもらいました。
変身した彼女を見た時、この子しかいないって確信しましたね」
「私もメイクの遣り甲斐がありました。
全てが出来上がった時、真凛の見る目は間違いないなって驚きました」
「そんな裏話があったんや」
「ええ、見えないところでは泥臭く働いてますよ」
「みんなは、簡単に天才とかいうけどな」
「俺にそんな才能無いです。
それにしても暴君はともかく、娘婿は無いでしょ。
彼女にプロポーズしてOKは貰いましたが、婿になるって決まったわけでもありません」
「え~、お兄ちゃん。プロポーズしたの?」
「本当ですか?」
沙織と月奈が素でビックリしている。
「おぉ、こりゃおめでたい。番組で発表してくれてありがとな」
鷹山さんは、ご機嫌だ。
「鷹山さんには、随分とツッコまれましたから。
やっと発表出来て、ホッとしました」
「突然の発表を聞いて、沙織ちゃんどうや?」
「蒼海兄ちゃんって、いつもこうなんです。
独断先行の秘密主義なんですよ」
「どこが独断先行の秘密主義だって?」
「あれ、いきなり家族の前にワンピース姿で出て来て、出雲真凛という名前でモデルをしてるって言ったことは忘れたのかな?」
「あれは色々と事情が有って・・・」
「真凛になったお兄ちゃんのおかげで、私がどんなにコンプレックスを抱えたか知らないでしょう」
「沙織ちゃんは、色々と言いたいことがありそうやな」
鷹山さんが俺たち兄弟の間に入ってくれる。
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