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第十七章 決断
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「一ノ瀬流通グループ、新年交歓会を開会する」
一ノ瀬社長が新年の挨拶から短いスピーチを挟んで、開会を宣言した。
司会者が観客にツーショット撮影会の説明をしてから、撮影会が始まる。
俺は撮影ブースに降りていくと、驚いた。
出雲真凛の時代と変わらないどころか、お客様が増えている。
「真凛じゃ無くなっても、大人気だね。
登録メンバーじゃないから、最後まで頑張ってね」
今回はツーショットメンバーに入ってない、聖苑が俺をひやかす。
それでも彼女は、子会社、関連会社の社長や役員に囲まれて、個人撮影会を開く羽目になるだろう。
俺は午前中に45分ツーショット撮影、15分休憩のスケジュールを、2セットこなした。
昼休みになり、フィーデスが得意とするライフウェアのファッションショーが行われた。
スキニージーンズにフリースを合わせた、フィーデスの松本社長が先頭を切る。
色違いのフリースを着た三島悠花がエスコートされていた。
観客は、大拍手で迎えてくれている。
俺はトレーナーにストレッチパンツ、上にパーカーを合わせた。
タートルネックセーターにイージーパンツを合わせた沙織とペアで、ランウェイを歩く。
観客がスマホをこちらに向けて、撮影している。
手を振りながら、愛想を振りまいた。
solemnityの加山社長がエスコートするのは専属モデルの北宮芽亜里、ガーデンズオフィスの田中社長は野村美穂と一緒だった。
ショーの最後に、シャツジャケットにジーンズ姿で一ノ瀬社長が出てきて会場がドっと沸いた。
リブニットにデニムのロングスカートを合わせた、娘の聖苑をエスコートしている。
会場中の注目を一身に集めて、二人は堂々と歩いていた。
「一ノ瀬社長がフィーデスのウエアを着て、ランウェイを歩く意味は大きいな」
加山社長が、俺の隣で話している。
「全社の一体感を示す意味は有りますね。
社長は自宅で着る私服は、全部フィーデスに代えたようです」
俺は聖苑から聞いた話をした。
「会場に来ている社員や家族に、フィーデスで私服を買うように強制は出来ない。
ただグループの仲間だという事を知って貰うには、これ以上ないプレゼンテーションだったな」
一ノ瀬社長が新年の挨拶から短いスピーチを挟んで、開会を宣言した。
司会者が観客にツーショット撮影会の説明をしてから、撮影会が始まる。
俺は撮影ブースに降りていくと、驚いた。
出雲真凛の時代と変わらないどころか、お客様が増えている。
「真凛じゃ無くなっても、大人気だね。
登録メンバーじゃないから、最後まで頑張ってね」
今回はツーショットメンバーに入ってない、聖苑が俺をひやかす。
それでも彼女は、子会社、関連会社の社長や役員に囲まれて、個人撮影会を開く羽目になるだろう。
俺は午前中に45分ツーショット撮影、15分休憩のスケジュールを、2セットこなした。
昼休みになり、フィーデスが得意とするライフウェアのファッションショーが行われた。
スキニージーンズにフリースを合わせた、フィーデスの松本社長が先頭を切る。
色違いのフリースを着た三島悠花がエスコートされていた。
観客は、大拍手で迎えてくれている。
俺はトレーナーにストレッチパンツ、上にパーカーを合わせた。
タートルネックセーターにイージーパンツを合わせた沙織とペアで、ランウェイを歩く。
観客がスマホをこちらに向けて、撮影している。
手を振りながら、愛想を振りまいた。
solemnityの加山社長がエスコートするのは専属モデルの北宮芽亜里、ガーデンズオフィスの田中社長は野村美穂と一緒だった。
ショーの最後に、シャツジャケットにジーンズ姿で一ノ瀬社長が出てきて会場がドっと沸いた。
リブニットにデニムのロングスカートを合わせた、娘の聖苑をエスコートしている。
会場中の注目を一身に集めて、二人は堂々と歩いていた。
「一ノ瀬社長がフィーデスのウエアを着て、ランウェイを歩く意味は大きいな」
加山社長が、俺の隣で話している。
「全社の一体感を示す意味は有りますね。
社長は自宅で着る私服は、全部フィーデスに代えたようです」
俺は聖苑から聞いた話をした。
「会場に来ている社員や家族に、フィーデスで私服を買うように強制は出来ない。
ただグループの仲間だという事を知って貰うには、これ以上ないプレゼンテーションだったな」
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