【完結】 悪女は今日もパンを焼く 【R18】

灰色 猫

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帰省 1

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「金曜日、夜の便で帰る」

八神智貴に連絡しておいたので、空港まで迎えに来てくれた。
一緒に、昔住んでいたマンションに行く。

「まだ、怖い?」

「いい気分では無い」
部屋は、キレイに掃除されていた。
2週間に一度、ホームクリーニングが入っている。

キッチンは使った跡もなく、女の影は無い。
風呂はほぼシャワーだけで、ゆっくりしたい時は立ち寄り湯に行ってるようだ。

バスタブにお湯を張って、ゆっくり入る。
直ぐに、智貴が入って来た。

「明日は俺がいないから、好きなだけ食器を持って行けばいい」

「ありがとう、必要な分だけは残していくね」

お風呂から上がって、彼のトレーナーとジャージを着た。
髪を乾かしてダイニングに戻ったら、彼がビールを飲んでいる。
冷凍食品のエビ寄せフライを、つまみにしていた。

冷蔵庫は水と酒類と調味料くらいだが、冷凍庫は結構詰まっている。
シューマイ、ピラフ、パスタなど温めれば食べられるものばかりだ。

「緊急時の為に、買い置きしてる」

この様子なら、いつ彼に女が出来ても仕方が無いな。
手を離した、私のせいだ。
そうなら、私が使っていたものは減らしておきたい。
そう考えていた。

彼とSEX出来るのも、今のうちだけかもしれない。
急に、愛おしくなる。

ベッドルームに連れて行かれて、全裸にされる。
彼の指が、唇が、私を溶かしていく。
もう、彼を受け入れる準備が整ってきた。

「来て、私の中に入れて欲しい」
おねだりすると、彼の熱い杭が入り口に当てられる。
もう欲しくてたまらない。

ゆっくりと押し広げるように、杭が打ち込まれた。

「ああ、入ってる」
声をあげる私の口は、彼のキスで塞がれた。
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