【完結】 悪女は今日もパンを焼く 【R18】

灰色 猫

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「大役を果たした気分だわ」

私は、高代祐樹の部屋に戻っていた。
2時間のパーティーの間は、立ちっぱなし。
何せ帯で締め付けてるので、食事は入らない。
英語が7割以上で、頭をフル回転していたので疲れた。

「ありがとう、今日は楽しかった。
君を連れて行って、大成功だったよ」

彼はお酒も廻って、上機嫌だった。

私は帯を解き、着物を脱いだ。
肌襦袢になって、bathroomにいく。
メイクを落として裸になり、ゆっくりとバスタブに浸かった。
ワックスで固めて後ろに流した髪を、シャンプーする。
全身キレイになって生き返ったら、お腹が空いた。

彼が冷蔵庫を自由にしていいと、許可をくれた。
カキのオイル漬け缶、キャベツ、人参、玉ねぎを出して、野菜とベーコンを刻む。
常温棚にパスタがあったので、2人前を茹でる。
茹で上がる前に、人参とベーコンからフライパンで炒めていく。
野菜を全部入れて炒めているところに、茹で上がったパスタを投入。
ついでに、カキの缶詰もオイルごと入れた。

混ぜ合わして馴染ませたら、出来上がり。
お皿に装って、テーブルに出した。

冷蔵庫に冷えていた白ワインと一緒に食べると、美味しい。

「こんなパスタ、初めて食べた」

「でしょうね、焼きそばの作り方で作ったから」

「君は天才だな」

「普通の主婦なら、みんなやってると思うよ」
彼は完食していたので、それなりに美味しかったんだろう。
洗い物をしていると、後ろから抱きしめられた。

「着物を着ている君は、セクシーだった。
直ぐに連れ帰って、抱きたかった」

やっぱりこいつは、イタリア人だ。
隙あれば、口説いてくる。

「生理前で、激しいSEXは出来ないの。
優しく出来る?」

「気をつける」
そう言って、その夜は優しかった。

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