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虐待
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彼女の話。
『ぜってぇ黒だ!!
この毒親共!!』
資料を読んでいた
ギャル男が吠えるように叫んだ。
『確かに。
泣く度に殴る蹴るの暴行、
昼間からよろしくやる為に
子供は夜遅くまで1人で公園に行かせ
ろくに心配もしないなんて…』
私の前の男の人も怒りを露わにしつつ言う。
『親と名乗って欲しくないですね』
年配の男の人が
怒り混じりに言うところを初めてみた。
『静粛に。
話を戻します』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
怒っていたギャル男と男の人以外が
黙って視線を向けた。
『コホン、
彼女の家庭は
父親が母親に暴力を振るい
それを恐れた母親が
子供を盾にして…』
暴力か…
なんだろう…
寮から通ってた学生時代の事を思い出すな。
『いや、
父親も父親だが
子供を盾にしたり
一緒になって暴力を振るう
母親も母親だろ!!
俺はぜってぇ、
父親も母親も黒にした方が良いと思う!!
じゃなきゃ、
彼女が報われなさすぎる!!』
ギャル男が眼鏡をかけた女の人に
捲し立てるように言う。
確かにギャル男の言う事は正しい。
子供にとって
親は最初に出会う大人であり
子供を唯一守ってくれる存在。
だけど…
『その通りだとは思いますが
今は彼女の話であり
その親の話し合いではありません』
眼鏡をかけた女の人が
ギャル男に大人しく言うと
ギャル男は舌打ちをしながら
椅子に座った。
『やるせないですね』
年配の男の人が言うと
サラリーマン風の男の人が
『母親の気持ちもわかる気はするけど
暴力を良くないと思う』と言った。
『わかる?
どうして?』
サラリーマン風の男の人に少女が言った。
『いや、
弱い者虐めの心理って奴かな…。
やらなきゃ自分も虐められるし
やっていくうちに
罪の意識も薄れていくというか…』
サラリーマン風の男がそう言うと
少女が『ひどい…
お母さんも お父さんも
子供の味方でいなきゃなのに…』と言い
涙ぐんだ。
わかる…わかるけど
きっとお父さんは
彼女を子供と思えなかったんだ。
何故なら…
『ちょっと良いですか?』
マシュマロヘアーの女の人が
挙手し立ち上がった。
『どうしました?』
眼鏡をかけた女の人が言うと
マシュマロヘアーの女の人は
資料を指差し
『ここに母親は
彼女を連れて再婚したとあります』と
返した。
『えっ…』
全員がマシュマロヘアーの女の人が言った
資料のページを捲り見る。
『本当だ…』
年配の男の人が
驚きつつ言う。
『再婚相手であるお父さんを
仮に 彼と称します。
母親は彼と出会い 再婚した。
けど、
仮に 彼が 再婚相手である
母親の子供を邪魔と思っていたら…』
マシュマロヘアーの女の人は
冷静に言っているが
手に持った資料は
グッと握り締められていた。
『やっぱり黒だ!!
このまま子供を蘇らせても
またあの親の所へ返したら
今度こそ殺されちまうぞ!!』
私の前の男の人が声を荒げつつ言う。
『ですが…』
収拾がつかないのか
眼鏡をかけた女の人が困っていると
少女が『でも…このままだと
彼女は死んじゃうよ…』と言った。
少女の言葉に場がシーンと鎮まった。
確かに、
このままだと
親からの暴力を受けた彼女は
まもなく死んでしまう。
けど、
蘇らせたとして
あの親の所へ帰れば
きっとまた暴力を振るわれ
半死ではなく今度こそ死ぬかもしれない。
なら、
どうしたら
彼女を救えるだろうか…
『そう言えば、
こんな話を聞いた事があるわ』
アンジェラアキ風の女の人が
口を開いた。
『子供に暴力を振るった親が捕まり
振るわれた子供は奇跡的に助かって
その後、
孤児院のような所へ引き取られ
18歳までそこで育てられたって』
言い終えると
子供が『現実的じゃない。
もし、
彼女が蘇っても
親が捕まってるって補償が無いし
もしかしたら
親よりも劣悪な人物に
引き取られるかもしれない。
そうなったら最悪だ』と言った。
確かに その可能性も捨てきれない。
けど、
それ以外に可能性が無いとしたら…
『ねぇ、
ちょっと昔話するけどいい?』
割って入るように私が
そう言うと子供が『昔話?』と言った。
『うん、
どっかの誰かの話なんだけどね。
その子は、
通ってた学校が山奥で
自宅から通えない事もあって
学校近くの寮から通ってたんだ。
でも、
ある時 寮で問題が起きて
その子がその問題の犯人にされて
何度も違うって否定しても
誰もその子の事を信じてくれなくて
夜中に先輩に囲まれてボコボコに殴られ
自分から退学したんだ』
私がそう言うと
『なんだそれ?
ちゃんと話し合わず
一方的に犯人扱いした挙句
殴って退学させるなんて…』と
アンジェラアキ風の女の人が言った。
『その問題って
いったい何だったんですか?』
年配の男の人が言う。
『なんだったかな…けど、
とてもくだらなかった事は覚えてるよ』
嘘、
本当はちゃんと覚えてる。
けど、
私もその子の無罪を証明出来なかったし
自殺したその子を助けられなかったから
言えない…言う資格が無い。
『ふむ…問題は何であれ
ちゃんと話し合いもせず
悪即斬は褒められた事ではありませんね』
年配の男の人がそう言うと
子供が『それで
彼女の話とどう関係するんだ?』と言った。
『うん、
もしの話だけど
その子も彼女も
味方になってあげられる人がいれば
きっと救われると思うんだ』
怖くて何も言えなかった私が
もしあの時 声を出していたら…
『蘇った後は、
私達にはどうにも出来ない。
それこそ、
彼女次第だと思う』
もし 「助けて」って声を聞いてたら…
『けど、
彼女の運命を私は信じようと思う』
私がそう言うと
子供が『運命?
運命でどうにかなったら
こんな場所いらないだろ?』と言った。
確かに 運命で決まっているなら
彼女の生き死にを
ここで話し合う必要は無い。
けど…
『蘇らせた後、
恨まれるなら恨まれてもいいから
彼女が生きたいって望む声が聞きたい…
じゃ ダメかな?』
私がそう言うと
少女が椅子から立ち上がり
『私も…私も信じたいよ』と言った。
『確かに 私達は
話し合いをして結果を
至上者に渡す事しか出来ませんし
蘇った者がその後 どう生きるかを
確認する事は出来ません。
けど、
話を聞いていて
私も信じたいと思いました。
もし、
蘇った際
彼女が親の所へ戻る事を望むなら
仕方ありませんが
そうでなかったとしたら…』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
ギャル男も『俺も信じたい』と言った。
『そんな信じるとか…』
子供がそう言うと
年配の男の人が
『まぁまぁ、
生きてこそって言葉もありますし
あなたの受けた境遇とよく似ていて
心配なのはわかりますが
ここは1つ 彼女を信じて見ませんか?』と
優しく言葉を返した。
『俺の境遇とか関係ねぇし…
心配とかも…あぁぁぁもう!!わかったよ!!
そこまで言うなら
彼女の運命とやらを信じてやる!!
ただ、
もし不幸になるような事があったら
全員許さないからな!!』
子供がそう言うと
眼鏡をかけた女の人が
『では、
採決を行います』と言った。
それからしばらくして
アパートにて瀕死の状態で見つかった
彼女は病院に運び込まれ一命を取り留めた。
『なぁ、
本当に大丈夫なのか?』
その様子を窓の外から見ていた
子供が隣の私にそう言うと
私は『わからない。
けど、
きっと味方はいるはずだよ』と言った。
『はぁ?
なんだよ その解答。
テストで書いたら
絶対に0点だろ』
子供は憎たらしく言いながらも
少し晴れやかな顔をしてるように見えた。
それからしばらくして
全身の痣や傷から
彼女の主治医が虐待を疑い
まもなく彼女の母親と父親は逮捕され
彼女は母方の遠い親戚に
引き取られることになった。
生きてこそ。
死んだら元も子もない。
例え 不幸になっても
死んだら何も残らない。
だから、
彼女は生きなきゃいけないんだ。
だって、
人生は生きてこそ だから。
旅立ちの日、
新幹線の窓から覗く彼女は
お世話になった主治医に
笑顔で『バイバイ』と告げた。
~~~虐待~~~
END
『ぜってぇ黒だ!!
この毒親共!!』
資料を読んでいた
ギャル男が吠えるように叫んだ。
『確かに。
泣く度に殴る蹴るの暴行、
昼間からよろしくやる為に
子供は夜遅くまで1人で公園に行かせ
ろくに心配もしないなんて…』
私の前の男の人も怒りを露わにしつつ言う。
『親と名乗って欲しくないですね』
年配の男の人が
怒り混じりに言うところを初めてみた。
『静粛に。
話を戻します』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
怒っていたギャル男と男の人以外が
黙って視線を向けた。
『コホン、
彼女の家庭は
父親が母親に暴力を振るい
それを恐れた母親が
子供を盾にして…』
暴力か…
なんだろう…
寮から通ってた学生時代の事を思い出すな。
『いや、
父親も父親だが
子供を盾にしたり
一緒になって暴力を振るう
母親も母親だろ!!
俺はぜってぇ、
父親も母親も黒にした方が良いと思う!!
じゃなきゃ、
彼女が報われなさすぎる!!』
ギャル男が眼鏡をかけた女の人に
捲し立てるように言う。
確かにギャル男の言う事は正しい。
子供にとって
親は最初に出会う大人であり
子供を唯一守ってくれる存在。
だけど…
『その通りだとは思いますが
今は彼女の話であり
その親の話し合いではありません』
眼鏡をかけた女の人が
ギャル男に大人しく言うと
ギャル男は舌打ちをしながら
椅子に座った。
『やるせないですね』
年配の男の人が言うと
サラリーマン風の男の人が
『母親の気持ちもわかる気はするけど
暴力を良くないと思う』と言った。
『わかる?
どうして?』
サラリーマン風の男の人に少女が言った。
『いや、
弱い者虐めの心理って奴かな…。
やらなきゃ自分も虐められるし
やっていくうちに
罪の意識も薄れていくというか…』
サラリーマン風の男がそう言うと
少女が『ひどい…
お母さんも お父さんも
子供の味方でいなきゃなのに…』と言い
涙ぐんだ。
わかる…わかるけど
きっとお父さんは
彼女を子供と思えなかったんだ。
何故なら…
『ちょっと良いですか?』
マシュマロヘアーの女の人が
挙手し立ち上がった。
『どうしました?』
眼鏡をかけた女の人が言うと
マシュマロヘアーの女の人は
資料を指差し
『ここに母親は
彼女を連れて再婚したとあります』と
返した。
『えっ…』
全員がマシュマロヘアーの女の人が言った
資料のページを捲り見る。
『本当だ…』
年配の男の人が
驚きつつ言う。
『再婚相手であるお父さんを
仮に 彼と称します。
母親は彼と出会い 再婚した。
けど、
仮に 彼が 再婚相手である
母親の子供を邪魔と思っていたら…』
マシュマロヘアーの女の人は
冷静に言っているが
手に持った資料は
グッと握り締められていた。
『やっぱり黒だ!!
このまま子供を蘇らせても
またあの親の所へ返したら
今度こそ殺されちまうぞ!!』
私の前の男の人が声を荒げつつ言う。
『ですが…』
収拾がつかないのか
眼鏡をかけた女の人が困っていると
少女が『でも…このままだと
彼女は死んじゃうよ…』と言った。
少女の言葉に場がシーンと鎮まった。
確かに、
このままだと
親からの暴力を受けた彼女は
まもなく死んでしまう。
けど、
蘇らせたとして
あの親の所へ帰れば
きっとまた暴力を振るわれ
半死ではなく今度こそ死ぬかもしれない。
なら、
どうしたら
彼女を救えるだろうか…
『そう言えば、
こんな話を聞いた事があるわ』
アンジェラアキ風の女の人が
口を開いた。
『子供に暴力を振るった親が捕まり
振るわれた子供は奇跡的に助かって
その後、
孤児院のような所へ引き取られ
18歳までそこで育てられたって』
言い終えると
子供が『現実的じゃない。
もし、
彼女が蘇っても
親が捕まってるって補償が無いし
もしかしたら
親よりも劣悪な人物に
引き取られるかもしれない。
そうなったら最悪だ』と言った。
確かに その可能性も捨てきれない。
けど、
それ以外に可能性が無いとしたら…
『ねぇ、
ちょっと昔話するけどいい?』
割って入るように私が
そう言うと子供が『昔話?』と言った。
『うん、
どっかの誰かの話なんだけどね。
その子は、
通ってた学校が山奥で
自宅から通えない事もあって
学校近くの寮から通ってたんだ。
でも、
ある時 寮で問題が起きて
その子がその問題の犯人にされて
何度も違うって否定しても
誰もその子の事を信じてくれなくて
夜中に先輩に囲まれてボコボコに殴られ
自分から退学したんだ』
私がそう言うと
『なんだそれ?
ちゃんと話し合わず
一方的に犯人扱いした挙句
殴って退学させるなんて…』と
アンジェラアキ風の女の人が言った。
『その問題って
いったい何だったんですか?』
年配の男の人が言う。
『なんだったかな…けど、
とてもくだらなかった事は覚えてるよ』
嘘、
本当はちゃんと覚えてる。
けど、
私もその子の無罪を証明出来なかったし
自殺したその子を助けられなかったから
言えない…言う資格が無い。
『ふむ…問題は何であれ
ちゃんと話し合いもせず
悪即斬は褒められた事ではありませんね』
年配の男の人がそう言うと
子供が『それで
彼女の話とどう関係するんだ?』と言った。
『うん、
もしの話だけど
その子も彼女も
味方になってあげられる人がいれば
きっと救われると思うんだ』
怖くて何も言えなかった私が
もしあの時 声を出していたら…
『蘇った後は、
私達にはどうにも出来ない。
それこそ、
彼女次第だと思う』
もし 「助けて」って声を聞いてたら…
『けど、
彼女の運命を私は信じようと思う』
私がそう言うと
子供が『運命?
運命でどうにかなったら
こんな場所いらないだろ?』と言った。
確かに 運命で決まっているなら
彼女の生き死にを
ここで話し合う必要は無い。
けど…
『蘇らせた後、
恨まれるなら恨まれてもいいから
彼女が生きたいって望む声が聞きたい…
じゃ ダメかな?』
私がそう言うと
少女が椅子から立ち上がり
『私も…私も信じたいよ』と言った。
『確かに 私達は
話し合いをして結果を
至上者に渡す事しか出来ませんし
蘇った者がその後 どう生きるかを
確認する事は出来ません。
けど、
話を聞いていて
私も信じたいと思いました。
もし、
蘇った際
彼女が親の所へ戻る事を望むなら
仕方ありませんが
そうでなかったとしたら…』
眼鏡をかけた女の人がそう言うと
ギャル男も『俺も信じたい』と言った。
『そんな信じるとか…』
子供がそう言うと
年配の男の人が
『まぁまぁ、
生きてこそって言葉もありますし
あなたの受けた境遇とよく似ていて
心配なのはわかりますが
ここは1つ 彼女を信じて見ませんか?』と
優しく言葉を返した。
『俺の境遇とか関係ねぇし…
心配とかも…あぁぁぁもう!!わかったよ!!
そこまで言うなら
彼女の運命とやらを信じてやる!!
ただ、
もし不幸になるような事があったら
全員許さないからな!!』
子供がそう言うと
眼鏡をかけた女の人が
『では、
採決を行います』と言った。
それからしばらくして
アパートにて瀕死の状態で見つかった
彼女は病院に運び込まれ一命を取り留めた。
『なぁ、
本当に大丈夫なのか?』
その様子を窓の外から見ていた
子供が隣の私にそう言うと
私は『わからない。
けど、
きっと味方はいるはずだよ』と言った。
『はぁ?
なんだよ その解答。
テストで書いたら
絶対に0点だろ』
子供は憎たらしく言いながらも
少し晴れやかな顔をしてるように見えた。
それからしばらくして
全身の痣や傷から
彼女の主治医が虐待を疑い
まもなく彼女の母親と父親は逮捕され
彼女は母方の遠い親戚に
引き取られることになった。
生きてこそ。
死んだら元も子もない。
例え 不幸になっても
死んだら何も残らない。
だから、
彼女は生きなきゃいけないんだ。
だって、
人生は生きてこそ だから。
旅立ちの日、
新幹線の窓から覗く彼女は
お世話になった主治医に
笑顔で『バイバイ』と告げた。
~~~虐待~~~
END
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