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暗い闇の中、重い音を立てて玄関扉が開閉した。
「おい。誰が頼んだ」
木の擦れる音がしてくつくつと噛み殺した笑い声がその上から聞こえてくる。
「あーあ、やっぱり俺が怒られるのか。頼んでたのは俺らの上からだよ。国のお偉いさんだ」
「前に言わなかったか。ルジェに関連する命は俺に伝えろと」
「お前が最近忙しそうにしてるのが悪いんだよ。偵察に何日かけてるの」
「適当にして終わらせると再度調査があるんだから総合的に言えば他の奴らと比べれば手早い思うが……もし次知らせなかったら俺の手でお前の首を切る」
「はいはい。わかってるよ。お前の姫はこれからお前がやりたいようにちゃんと守りな」
「あと、これ以上連絡はあるか」
「いや。ないかな。お前の姫の研究で上はお喜びだってことくらいかねぇ」
「そうか。じゃあお前の要件は済んだろ。もう、金輪際俺たちの家に近づくな」
「はいはい。おやすみぃー」
「ちっ」
ルイゾンはイラつきを隠しながらも後ろ手で扉を閉じた。
「おい。誰が頼んだ」
木の擦れる音がしてくつくつと噛み殺した笑い声がその上から聞こえてくる。
「あーあ、やっぱり俺が怒られるのか。頼んでたのは俺らの上からだよ。国のお偉いさんだ」
「前に言わなかったか。ルジェに関連する命は俺に伝えろと」
「お前が最近忙しそうにしてるのが悪いんだよ。偵察に何日かけてるの」
「適当にして終わらせると再度調査があるんだから総合的に言えば他の奴らと比べれば手早い思うが……もし次知らせなかったら俺の手でお前の首を切る」
「はいはい。わかってるよ。お前の姫はこれからお前がやりたいようにちゃんと守りな」
「あと、これ以上連絡はあるか」
「いや。ないかな。お前の姫の研究で上はお喜びだってことくらいかねぇ」
「そうか。じゃあお前の要件は済んだろ。もう、金輪際俺たちの家に近づくな」
「はいはい。おやすみぃー」
「ちっ」
ルイゾンはイラつきを隠しながらも後ろ手で扉を閉じた。
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