超廃課金勢のソシャゲ転生~俺がガチャを引いたら異世界者が転生してくる件について~

嵐を巻き起こす男

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第1章 魔王軍VS地球軍編

第二十二話 サリエル様の実力

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「あのー、鏡見てにやにやするのはさすがに気持ち悪いですよ」
「え!? にやにやしてた!?」
「はい、気持ち悪かったです」
「いやーごめんごめん、来て早々まずいもんを見せてしまったな」
「いえ、大丈夫ですよ。それより、この世界を案内してくださいよ」
「任せとけ」


 とは言ったものの、どうしよう。ミツハたんも知らないらしいし、何が起こってんのか見当もつかない。とにかく色々調べていくしかないか。

「ちょっと俺も戸惑ってるから色々実験に付き合ってもらってもいいかな?」
「もちろんです」


 それならまずはどうしようか……よし、とりあえずこれからかな。


「お前の前世の記憶を教えてくれないか。詳しくなくていい。記憶があるかどうかを調べるためだからな」
「私はOLをしていたわ。ゲーム好きで、色々なゲームをやっていた以外はだいたい普通な人って思ってくれたらいいと思うわ」
「なるほど、やっぱり前世の記憶はあるんだな」


 まあ名前覚えてたり、病院とか言ってたからそうだとは思ってたけどね。次はそうだな……よし、決めた。カードに出来るかどうかやってみよう。力を抜く感じで、いつものようにカードに戻そうとするが、やはりカードにはならなかった。まあ転生者がカードなんかになられても困るんだけどな。
 最後はこれしかないだろう。


「サリエル、お前に戦いの能力があるのか試させてもらう」
「いきなり最後の審判みたいな感じで言わないでくださいよ荒巻さん」
「ご主人様と呼べ」
「あっはい。ご主人様」


 いやー、とても気持ちいいね。とりあえず試し斬りを兼ねて依頼を受けに行こうか。


「今から依頼受けに行くぞー」
「わかりました、ご主人様」
「わかったのだー」
「わかったのじゃ」


 ギルドに着いた。すると、やっぱりというかなんというか。サリエルが唖然としていた。なんかすごい可愛いんだけど。口をあんぐり開けてるサリエル様いただきましたー。


「サリエル、口開いてるよ」
「あっ、サリエルって私のことでしたね、すいません、慣れなくて」
「入るよ」
「はい!」


 中の通路を通る時も、だいぶびっくりしていた。まあこんなんすぐに慣れろって言われても無理だよな。俺も慣れてないし。


「すいませーん、依頼受けに来たんですけどー」
「荒巻様、ゴブリンの村掃討の依頼ですね。報酬は3万ゴールドです。よろしいですか?」
「お願いします」
「では、今から3日以内に帰ってきてくださいね」


 結構猶予はあるんだな。まあ1日で終わらすつもりなんだけどさ。
 そのまま、山の方に行って、ゴブリンの村を探す。場所は書いてあるんだけど、山の中だから、少し探し回った。すると、ゴブリンの村が出てきた。シャルティアたんの家より小さいくらいの村……というより、シャルティアたんの家の半分もないくらいの村だから、俺だけでもなんとかなりそうだ。


「シャルティア、今回は試したいことがあるからちょっと手は出さないでもらえるか?」
「いつもそんなこと言ってるのだー、でもゴブリンなんか倒しても全然楽しくないから別にいいのだー」
「ありがとうな、シャルティア」


 セラフを召喚し、サリエルを守らせる。この状態なら、サリエルも恐れずに攻撃出来るだろう。


「サリエル、戦闘出来そうか?」
「任せてくださいよご主人様」


 そういったサリエルはセラフを置いて、ゴブリンの村に突っ込んでいく。


「ちょっと待て、大丈夫かあいつ!?」


 そんな俺の心配は、全く意味を持たなかった。
 ゴブリンは20体ほど出てきて、サリエルを狙って攻撃してきたが、すべて捌ききって、カウンターを入れ、倒していた。最後にゴブリンの王みたいなやつが出てきて、サリエルに向かっていったが、サリエルの一突きで、すぐに息絶えてしまった。
 シャルティアたんを圧倒的な力で敵を倒すと考えれば、サリエルは、武術をしっかり使いつつも素晴らしい火力があるという感じだった。まあそれでもシャルティアたんには軽くあしらわれそうだけど。
 そして、行き場のなくなってしまったセラフは、静かにカードになった。


「どうでしたかご主人様! お役にたてそうですか!?」
「素晴らしい活躍だよ。けど、次からは先に俺の作戦を聞いてから戦いにいってね。俺の召喚したセラフが可哀想なことになってたから」
「あっ、すいませんでした……」
「いやいや、セラフなんて別にいなくても大丈夫だったからいいよ。ただ、進んでいくと強いやつも出てくるからさ」
「わかってますよー、ゲーマー舐めないでください!」


 そうか、こいつもゲーマーだったな。だったら作戦なんて自分で立てられるだろうし、いらないかな? でもそうしたら俺の役割が本当になくなっちゃいそうだから、見かけだけでもやっておこうかな。


「そんなことよりご主人様、私ってまだLv.1って設定ですよね? 経験値クエスト行かないんですか?」


 そうなんだよ。俺も考えてはいたんだ。自分の力だけでは勝てる気がしなかったから行ってなかったんだけど、今なら余裕で行けそうだな。まあさすがに一番難しいところはシャルティアたんの力を借りるくらいしないときついだろうけど。まあとりあえず……。


「お金ないから稼いでからな」


 どっかの誰かさんが全額使っちまったからな。
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