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第2章 導かれし王編
第八十八話 冒険者育成スクール
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「ですから、そちらのほうから戦力を出してほしいと言っているのです!」
「そうは言われましても、こちらも魔王軍を動かしていますよ?」
「あれは街を破壊してしまうでしょう!? もっと冒険者のような者を寄越してください!」
「でしたら報酬を出してもらわないと動けません」
「元はと言えばあなた方がもたらした厄災でしょう?」
俺は会議にうんざりしていた。こんな無駄な会議をするくらいなら俺が戦地に赴いたほうが早く片付く。それなのに地球側はもっと冒険者を寄越せ、街を破壊するな、だが金は出さんと言ってきやがる。
「わかりました。こちらから冒険者を出しましょう。その代わり、この議題は終わらして次にいきましょう」
「いいでしょう」
その後も会議はちっとも進まなかった。自分達の利益しか考えていないこいつらにはうんざりだ。
そしてようやく会議が終わった。会議室から出ていくと、魔王様に呼び止められた。
「冒険者なんて用意出来るの?」
「俺達が現地まで赴きます。シャルティアたんにはお留守番をしてもらうことになりますが」
「わかった。ごめんね」
「いえいえ、魔王様が謝ることではないですよ。それに、秘策がありますので」
「やっぱり頼もしいね荒巻君」
「じゃあ結婚し」
「それは無理」
ですよねー、わかってましたー。
とにかく、俺は地球の奴のために動く気はあるが、会議に出てるような奴らの味方になるつもりはない。それに、俺達がいなくてもモンスターぐらいには対応出来るようになってもらわないと、他の星から攻撃を受けた時に困る。
ということで、東京に来ました。もちろん、モンスターを倒すためではあるが、ただモンスターを倒すためだけに来たわけじゃない。俺は、先に作って、アイテムで複製しておいた貼り紙を至る所に貼っていく。あっ、もちろん許可はとっているぞ? こういう時には国王っていう称号が役に立つ。
その貼り紙には、必要な情報だけを簡潔に書いておいた。下手に飾ると変になると考えたからだ。決してめんどくさかったわけではない。もう一度言う、決してめんどくさかったわけではない!
その内容はこうだ。
「地球人の冒険者募集。女性や子供でも可能。やる気さえあればお金、腕っぷし、何もいりません。この張り紙を剥がすと特設ステージにワープ出来ます。期間は1週間です」
貼り紙を剥がさないと特設ステージに来れないようにすることで、まず魔法の凄さを体験してもらい、本気じゃない人はあまり来ないようにしてみた。あとそうすることで最大数が決められるからな。とりあえず100人募集するために100枚貼ってきた。あっ、もちろん魔法は魔王様にお願いしました。
特設ステージというのは、塔の最上階に作ってある会場だ。そこで、俺達が今からモンスターを倒す動画を見てもらって、モンスターを倒す訓練をする、そして、最終的には、塔で実戦する。冒険者になっても自分から売り込んで雇ってもらったりしないと金は稼げないけど、冒険者ギルドみたいなのを地球側でも作れればいいなと思っていて、それはアルテミスに頼んである。神だしなんとかなるだろ。
まあもうわかってると思うけど、俺やはお世辞にも教えるのが上手いとは言えない。だから、帝国軍人さんに助っ人をお願いした。帝国軍人さんにはもう塔のほうに行ってもらっている。この最強の布陣なら冒険者は続々誕生するはずだ。
俺は東京中を駆け巡ってモンスターを狩りまくった。まあ、そのうち沸いてくるからあんまり意味は無いんだけど、その場しのぎにはなる。それまでに冒険者を誕生させればいいだけだ。それにしても、思ったよりモンスターが少なかったな。強いやつもいなかったし、こんくらいで騒いでいられたら正直迷惑でしかない。
その後、俺は塔に来た。入るとすぐ、ソール君が出迎えてくれた。
「久しぶりだな、ソール君」
「お久しぶりです、冒険者志望の方が100人来ましたよ」
マジか、まだ5時間ほどしか経っていないのにもう100人も揃ったか。やっぱり身の危険を感じたのかな?
俺は帝国軍人さんがいる会場のほうに向かった。
「失礼します」
「貴様ら、荒巻さんに礼をしろ!」
「お疲れ様です!!!」
おお、まだ動画渡してもいないのにきっちり揃ってる。帝国軍人さん優秀すぎない?
「帝国軍人さん、これ動画です。俺達もここに残ったほうがいいですか?」
「いえいえ、任せてください」
「じゃあ頼みます」
俺が出ていく時も、志願者は敬礼をしていた。やっぱり昔の人だし目上の人には~とかあるんかね。俺には別にタメ口とかでいいんだけどな。
俺が自分の城の予定地に帰ってくると、魔王城に匹敵するくらい大きな城がそびえ立っていた。
「そうは言われましても、こちらも魔王軍を動かしていますよ?」
「あれは街を破壊してしまうでしょう!? もっと冒険者のような者を寄越してください!」
「でしたら報酬を出してもらわないと動けません」
「元はと言えばあなた方がもたらした厄災でしょう?」
俺は会議にうんざりしていた。こんな無駄な会議をするくらいなら俺が戦地に赴いたほうが早く片付く。それなのに地球側はもっと冒険者を寄越せ、街を破壊するな、だが金は出さんと言ってきやがる。
「わかりました。こちらから冒険者を出しましょう。その代わり、この議題は終わらして次にいきましょう」
「いいでしょう」
その後も会議はちっとも進まなかった。自分達の利益しか考えていないこいつらにはうんざりだ。
そしてようやく会議が終わった。会議室から出ていくと、魔王様に呼び止められた。
「冒険者なんて用意出来るの?」
「俺達が現地まで赴きます。シャルティアたんにはお留守番をしてもらうことになりますが」
「わかった。ごめんね」
「いえいえ、魔王様が謝ることではないですよ。それに、秘策がありますので」
「やっぱり頼もしいね荒巻君」
「じゃあ結婚し」
「それは無理」
ですよねー、わかってましたー。
とにかく、俺は地球の奴のために動く気はあるが、会議に出てるような奴らの味方になるつもりはない。それに、俺達がいなくてもモンスターぐらいには対応出来るようになってもらわないと、他の星から攻撃を受けた時に困る。
ということで、東京に来ました。もちろん、モンスターを倒すためではあるが、ただモンスターを倒すためだけに来たわけじゃない。俺は、先に作って、アイテムで複製しておいた貼り紙を至る所に貼っていく。あっ、もちろん許可はとっているぞ? こういう時には国王っていう称号が役に立つ。
その貼り紙には、必要な情報だけを簡潔に書いておいた。下手に飾ると変になると考えたからだ。決してめんどくさかったわけではない。もう一度言う、決してめんどくさかったわけではない!
その内容はこうだ。
「地球人の冒険者募集。女性や子供でも可能。やる気さえあればお金、腕っぷし、何もいりません。この張り紙を剥がすと特設ステージにワープ出来ます。期間は1週間です」
貼り紙を剥がさないと特設ステージに来れないようにすることで、まず魔法の凄さを体験してもらい、本気じゃない人はあまり来ないようにしてみた。あとそうすることで最大数が決められるからな。とりあえず100人募集するために100枚貼ってきた。あっ、もちろん魔法は魔王様にお願いしました。
特設ステージというのは、塔の最上階に作ってある会場だ。そこで、俺達が今からモンスターを倒す動画を見てもらって、モンスターを倒す訓練をする、そして、最終的には、塔で実戦する。冒険者になっても自分から売り込んで雇ってもらったりしないと金は稼げないけど、冒険者ギルドみたいなのを地球側でも作れればいいなと思っていて、それはアルテミスに頼んである。神だしなんとかなるだろ。
まあもうわかってると思うけど、俺やはお世辞にも教えるのが上手いとは言えない。だから、帝国軍人さんに助っ人をお願いした。帝国軍人さんにはもう塔のほうに行ってもらっている。この最強の布陣なら冒険者は続々誕生するはずだ。
俺は東京中を駆け巡ってモンスターを狩りまくった。まあ、そのうち沸いてくるからあんまり意味は無いんだけど、その場しのぎにはなる。それまでに冒険者を誕生させればいいだけだ。それにしても、思ったよりモンスターが少なかったな。強いやつもいなかったし、こんくらいで騒いでいられたら正直迷惑でしかない。
その後、俺は塔に来た。入るとすぐ、ソール君が出迎えてくれた。
「久しぶりだな、ソール君」
「お久しぶりです、冒険者志望の方が100人来ましたよ」
マジか、まだ5時間ほどしか経っていないのにもう100人も揃ったか。やっぱり身の危険を感じたのかな?
俺は帝国軍人さんがいる会場のほうに向かった。
「失礼します」
「貴様ら、荒巻さんに礼をしろ!」
「お疲れ様です!!!」
おお、まだ動画渡してもいないのにきっちり揃ってる。帝国軍人さん優秀すぎない?
「帝国軍人さん、これ動画です。俺達もここに残ったほうがいいですか?」
「いえいえ、任せてください」
「じゃあ頼みます」
俺が出ていく時も、志願者は敬礼をしていた。やっぱり昔の人だし目上の人には~とかあるんかね。俺には別にタメ口とかでいいんだけどな。
俺が自分の城の予定地に帰ってくると、魔王城に匹敵するくらい大きな城がそびえ立っていた。
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