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第2章 導かれし王編
第九十四話 ブリザードドラゴン再来
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「ほら、前金千万円だ。期待してるぞ?」
「仕事はミスったことないんでね」
「頼もしいよ」
今のところは、別に裏社会のせいで困ってることがあるわけではない。だが、いても邪魔なだけだし、その戦力は馬鹿にできない。裏社会なりの技術もあるだろう。しかも、これにはハヅキさんに王になってもらうという目的もある。だから、三十億使う分には問題ないと思う。
問題ないとは思うんだが、実際今お金はあまり持っていない。となると、早くテーマパーク建設しないとって感じなんだが、作るのにお金を使うことすら出来ない。
となると、行く場所は決まってるよね。
「ソール君、ここのテーマパークみたいなのあるじゃん? それ客寄せに使うからよろしくー」
「急ですね……」
「まあまあ仕方ないじゃん。この塔客寄せにぴったしなんだもん。テーマパークがあって、宿も簡単に作れて、冒険者育成スクールがあって、その実力試しになる塔攻略も出来る。最高の場所だろ?」
「わかりました。宿とテーマパーク、冒険者育成スクールに塔全てお金を取る感じでいいですか?」
「全部お金取るのか?」
「まあ塔攻略とかは無しでもいいですけど、それだったら下手に挑戦してすぐ負けちゃう人がいっぱい出てきちゃうと思うんですよね。逆に冒険者育成スクールは今まで通りお金取らないでもいいと思うます」
「そうだなー。ソール君に任せる」
「わかりました。宿作っときますね。あと値段設定とかも」
「頼んだ」
そして俺は、やることが無くなった。いや、ソール君とか帝国軍人さんが優秀すぎるからだよ!? アスカさんが城を作ってくれてるから、そこも大丈夫だし、他の異世界の偵察とかはアルテミスがやってくれてる。国のことはミツハたんがやっていて、自給自足の生活から、商売が始まり出したらしいし、サリエル様とシャルティアたんは……何してるんだろう?
まあ、やることと言えば、議会に出ることと、王を探すことなんだが……王のアテなんてもう無いしな……。
気が付くと俺は魔族領をさまよっていた。考え込みすぎてここがどこかもわからない。どうしようかな? とりあえずジャンプで辺りを見渡そうかな。
大地を掴み、地面を踏みつけるように……。
「えっ、ちょっと待って!?」
ぐんぐん太陽が近くなってくる。まるで太陽に引き寄せられているようだ。遠くの方に塔が見えたけど、あれより余裕で跳んでたわ。どんだけだよ。
ビックリしすぎて全然周り見てなかったわ。もう一回今度は控えめに跳んでみよう。
「何をしているんだ?」
「うわっ!?」
そのまま体制を崩して落ちていく。俺にはどうすることも出来ず、地面に体当たりした。
「いってて、驚かすなよ……」
「俺様は別に驚かすつもりは無かったんだがな。まあ驚かせてしまったのなら謝ろう。それで、何をしていたのだ?」
「あーいや、考え事をしていたら迷っちゃってさ」
「なるほど、俺様が送っていってやろう。どこへ行く?」
「ありがとう、じゃあ俺の城まで連れていってくれ」
「城? お前城を持っていたのか?」
「ああ、魔王城に住んでたらわかるんじゃないのか?」
「いや、ドラゴンは大体魔王軍じゃないぞ? まあ数だけで言えば半分くらいのドラゴンは魔王軍だが、もう半分のドラゴン、つまり俺様達は他の場所にいるぞ? 勿論俺様達のほうが戦力としては上だ」
へー、ドラゴンにも派閥があるんだな。
「それにしても、人間軍が攻めてきた時大丈夫だったのか?」
「当たり前だろうが。もし全軍俺様達に攻めてきていたならドラゴンが一体くらいは死んだかもしれんが、しょぼい奴らしか来なかったからな。ほぼみんな無傷で勝利したぞ?」
マジか。相手が弱かったとか言ってるけど、旧人間領の人達は結構ダメージ食らってたしな。まあドラゴンと人間を比べるのも可哀想だとは思うけど。その戦力、気になるなあ。ふっふっふ。
『ふむ、たしかにドラゴンの力は握っておいたほうがいいと思うぞ』
うおっ!? 久しぶりだな破壊神。今まで何してたんだ?
『力を蓄えるために眠っていた』
ふむふむ、まあどうでもいいか。それで、なんでドラゴンの力は握っておいたほうがいいんだ? まあそりゃ強いからというのはわかるが、お前が眠るのを止めてまで言うほどのことなのか?
『見たらわかる。お前らは他の異世界のことしか考えていないが、もっと身近にも敵は出来る可能性があるんだぞ? 地球の人間と話していてそれがわからないか? 勿論地球の人間は今は弱い。だが、だからと言って永遠に弱いままとは限らないのだぞ?』
そうか。そうなった時のために準備をしておけと。ありがとうな破壊神。
『俺の物になる予定の身体が無くなってしまっては困るからな』
そうだな。ドラゴンに王を任せるのは流石に厳しいと思ったからまあ特に考えないでいいかと思っていたけど、戦力としてせめて見るだけでもしておくか。
「ブリザードドラゴン、そのドラゴンの住処に連れて行ってくれないか?」
「ふむ、まあおそらくほとんど誰も居ないが来るだけならいいだろう」
「なんで誰も居ないんだ?」
「ドラゴンは基本群れることがないからな。魔王軍のドラゴンはその点においては素晴らしいと言える。その代わり、個性がなくなってはいるが、軍隊としては充分だろう」
そうなのか……まああまり期待はせずに行くか。どうせ出来ることも無かったし。
「仕事はミスったことないんでね」
「頼もしいよ」
今のところは、別に裏社会のせいで困ってることがあるわけではない。だが、いても邪魔なだけだし、その戦力は馬鹿にできない。裏社会なりの技術もあるだろう。しかも、これにはハヅキさんに王になってもらうという目的もある。だから、三十億使う分には問題ないと思う。
問題ないとは思うんだが、実際今お金はあまり持っていない。となると、早くテーマパーク建設しないとって感じなんだが、作るのにお金を使うことすら出来ない。
となると、行く場所は決まってるよね。
「ソール君、ここのテーマパークみたいなのあるじゃん? それ客寄せに使うからよろしくー」
「急ですね……」
「まあまあ仕方ないじゃん。この塔客寄せにぴったしなんだもん。テーマパークがあって、宿も簡単に作れて、冒険者育成スクールがあって、その実力試しになる塔攻略も出来る。最高の場所だろ?」
「わかりました。宿とテーマパーク、冒険者育成スクールに塔全てお金を取る感じでいいですか?」
「全部お金取るのか?」
「まあ塔攻略とかは無しでもいいですけど、それだったら下手に挑戦してすぐ負けちゃう人がいっぱい出てきちゃうと思うんですよね。逆に冒険者育成スクールは今まで通りお金取らないでもいいと思うます」
「そうだなー。ソール君に任せる」
「わかりました。宿作っときますね。あと値段設定とかも」
「頼んだ」
そして俺は、やることが無くなった。いや、ソール君とか帝国軍人さんが優秀すぎるからだよ!? アスカさんが城を作ってくれてるから、そこも大丈夫だし、他の異世界の偵察とかはアルテミスがやってくれてる。国のことはミツハたんがやっていて、自給自足の生活から、商売が始まり出したらしいし、サリエル様とシャルティアたんは……何してるんだろう?
まあ、やることと言えば、議会に出ることと、王を探すことなんだが……王のアテなんてもう無いしな……。
気が付くと俺は魔族領をさまよっていた。考え込みすぎてここがどこかもわからない。どうしようかな? とりあえずジャンプで辺りを見渡そうかな。
大地を掴み、地面を踏みつけるように……。
「えっ、ちょっと待って!?」
ぐんぐん太陽が近くなってくる。まるで太陽に引き寄せられているようだ。遠くの方に塔が見えたけど、あれより余裕で跳んでたわ。どんだけだよ。
ビックリしすぎて全然周り見てなかったわ。もう一回今度は控えめに跳んでみよう。
「何をしているんだ?」
「うわっ!?」
そのまま体制を崩して落ちていく。俺にはどうすることも出来ず、地面に体当たりした。
「いってて、驚かすなよ……」
「俺様は別に驚かすつもりは無かったんだがな。まあ驚かせてしまったのなら謝ろう。それで、何をしていたのだ?」
「あーいや、考え事をしていたら迷っちゃってさ」
「なるほど、俺様が送っていってやろう。どこへ行く?」
「ありがとう、じゃあ俺の城まで連れていってくれ」
「城? お前城を持っていたのか?」
「ああ、魔王城に住んでたらわかるんじゃないのか?」
「いや、ドラゴンは大体魔王軍じゃないぞ? まあ数だけで言えば半分くらいのドラゴンは魔王軍だが、もう半分のドラゴン、つまり俺様達は他の場所にいるぞ? 勿論俺様達のほうが戦力としては上だ」
へー、ドラゴンにも派閥があるんだな。
「それにしても、人間軍が攻めてきた時大丈夫だったのか?」
「当たり前だろうが。もし全軍俺様達に攻めてきていたならドラゴンが一体くらいは死んだかもしれんが、しょぼい奴らしか来なかったからな。ほぼみんな無傷で勝利したぞ?」
マジか。相手が弱かったとか言ってるけど、旧人間領の人達は結構ダメージ食らってたしな。まあドラゴンと人間を比べるのも可哀想だとは思うけど。その戦力、気になるなあ。ふっふっふ。
『ふむ、たしかにドラゴンの力は握っておいたほうがいいと思うぞ』
うおっ!? 久しぶりだな破壊神。今まで何してたんだ?
『力を蓄えるために眠っていた』
ふむふむ、まあどうでもいいか。それで、なんでドラゴンの力は握っておいたほうがいいんだ? まあそりゃ強いからというのはわかるが、お前が眠るのを止めてまで言うほどのことなのか?
『見たらわかる。お前らは他の異世界のことしか考えていないが、もっと身近にも敵は出来る可能性があるんだぞ? 地球の人間と話していてそれがわからないか? 勿論地球の人間は今は弱い。だが、だからと言って永遠に弱いままとは限らないのだぞ?』
そうか。そうなった時のために準備をしておけと。ありがとうな破壊神。
『俺の物になる予定の身体が無くなってしまっては困るからな』
そうだな。ドラゴンに王を任せるのは流石に厳しいと思ったからまあ特に考えないでいいかと思っていたけど、戦力としてせめて見るだけでもしておくか。
「ブリザードドラゴン、そのドラゴンの住処に連れて行ってくれないか?」
「ふむ、まあおそらくほとんど誰も居ないが来るだけならいいだろう」
「なんで誰も居ないんだ?」
「ドラゴンは基本群れることがないからな。魔王軍のドラゴンはその点においては素晴らしいと言える。その代わり、個性がなくなってはいるが、軍隊としては充分だろう」
そうなのか……まああまり期待はせずに行くか。どうせ出来ることも無かったし。
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