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番外編:声
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「今日は夏彦さんをアンアン言わせたいです」
シャワーを浴びた後、妙に張り切った様子のテシからそう言われて、突拍子のなさに呆れてしまった。
「急にどうした?」
「夏彦さんってあんまり喘ぎ声聞かせてくれないじゃないですか」
「むしろテシが喘ぎ過ぎなだけだろ」
テシはコトの最中に大袈裟なくらい声を出す。最初は演技じゃないかと疑いたくなったくらいだ。身体の反応からして演技じゃないことはわかったけど。
「声出した方がもっと気持ち良くなれますよ?」
「俺はそういうのいいから」
「今日は俺に任せてください」
「話聞いてる?」
こういうモードに入った時のテシは意見が通るまでごねる。そんなことは重々承知だし、普段は面倒くさくなって迎合しがちだけど、今日は俺も簡単に折れるわけにはいかない。
「思わず声出ちゃうくらい気持ちいいことしますよ」
「触られんの苦手なんだよな」
「でも、口でされるのは好きですよね」
やんわり拒否してみたら意外な反論が返ってきた。
「別に好きってわけじゃないけど」
「いっつも頭撫でてくれるじゃないですか」
そんなことした覚えはなくて、返す言葉が見つからない。
「無意識なんですね?」
「そうだな」
ニヤニヤ笑われてついビンタしてしまったけど、テシの表情は嬉しそうな笑顔に変わっただけだった。
「今日は秘密兵器持ってきました」
テシはそう言いつつ、リュックの中から白いものを取り出す。
「何?」
「ガーゼです。ローションつけたガーゼで先っちょ責められたらいっぱい声出ちゃうんですよ」
「経験者は語るってやつか」
「俺は潮吹いちゃいました」
テシはきっと元カノか誰かにやられたことがあるんだろう。まあ、過去のことなんかはどうでもよくて、今はいかにしてローションガーゼを回避するかを考えなきゃいけない。
「信じられないから先にテシにやらせてよ」
「いいですけど、後で絶対夏彦さんもやってくださいね」
「わかった」
指切りを求められて応じはしたけど、結局そんな約束は反故にした。
シャワーを浴びた後、妙に張り切った様子のテシからそう言われて、突拍子のなさに呆れてしまった。
「急にどうした?」
「夏彦さんってあんまり喘ぎ声聞かせてくれないじゃないですか」
「むしろテシが喘ぎ過ぎなだけだろ」
テシはコトの最中に大袈裟なくらい声を出す。最初は演技じゃないかと疑いたくなったくらいだ。身体の反応からして演技じゃないことはわかったけど。
「声出した方がもっと気持ち良くなれますよ?」
「俺はそういうのいいから」
「今日は俺に任せてください」
「話聞いてる?」
こういうモードに入った時のテシは意見が通るまでごねる。そんなことは重々承知だし、普段は面倒くさくなって迎合しがちだけど、今日は俺も簡単に折れるわけにはいかない。
「思わず声出ちゃうくらい気持ちいいことしますよ」
「触られんの苦手なんだよな」
「でも、口でされるのは好きですよね」
やんわり拒否してみたら意外な反論が返ってきた。
「別に好きってわけじゃないけど」
「いっつも頭撫でてくれるじゃないですか」
そんなことした覚えはなくて、返す言葉が見つからない。
「無意識なんですね?」
「そうだな」
ニヤニヤ笑われてついビンタしてしまったけど、テシの表情は嬉しそうな笑顔に変わっただけだった。
「今日は秘密兵器持ってきました」
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「何?」
「ガーゼです。ローションつけたガーゼで先っちょ責められたらいっぱい声出ちゃうんですよ」
「経験者は語るってやつか」
「俺は潮吹いちゃいました」
テシはきっと元カノか誰かにやられたことがあるんだろう。まあ、過去のことなんかはどうでもよくて、今はいかにしてローションガーゼを回避するかを考えなきゃいけない。
「信じられないから先にテシにやらせてよ」
「いいですけど、後で絶対夏彦さんもやってくださいね」
「わかった」
指切りを求められて応じはしたけど、結局そんな約束は反故にした。
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