別に恋じゃなくても

らすぽてと

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番外編:小話集②(几帳面/ダイエット)

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【几帳面】
※今回は店長と志村くんの雑談です。
店長は高三の文化祭の時、風邪で欠席した友達の代わりにバンドのボーカルを務めたことがあります(『鳴かぬ蛍が身を焦がす』9話参照)



「店長ってすごい几帳面ですよね」
「『細か過ぎて結婚できなさそう』って言われるよ」
「誰がそんなディスを」
「ちょっと前に話した、文化祭の日に風邪引いた奴」
「あー、あの可哀想なボーカルさんですか」
「まあ、そいつも結婚できてないんだけどな」
「店長は周りには『適当でいいよ』って感じのスタンスだから結婚できなさそうとは思わないです」
「そう言ってくれるのはありがたいけど、そもそも結婚したいとも思ってないからな」
「結婚だけが幸せじゃないですよね」
「志村くんは達観してんね」
「そういえば、文化祭の時のこと聞いてもいいですか」
「そんな腫れ物扱いしなくてもいいよ」
「何歌ったんですか」
「ミスチルってわかる?」
「わかります」
「ファンじゃなきゃ知らないようなアルバム曲三曲歌ったよ」
「店長もミスチルファンだから歌えたんですか」
「いや、何回も練習のカラオケに付き合わされて死ぬほど聴いたから」
「めちゃくちゃ仲良しですね」
「ただの腐れ縁だよ」





【ダイエット】
「あの、ご飯少なめにしてもらってもいいですか」
「何? ダイエット?」
「最近ちょっと太っちゃって」
「ほぼ毎日見てるからわかんねぇけど、健康的な範疇ならちょっとくらい太ったっていんじゃない?」
「あんまり甘やかさないでください」
「パフェ食いに行く?」
「太らせにきてるじゃないですか」
「それは冗談として、マジでもうちょい太ってもいいくらいだと思うよ」
「夏彦さんはぷにぷにしてる方がお好みです?」
「すぐエロい方に持ってくなよ」
「あー、それはエロいって思った方がエロくないですか」
「俺は健康の話してただけなのに性癖の話にすり替えただろ」
「なるへそ。じゃあ俺がエロいってことですね」
「そうだな」
「そういえば、一時間のエッチでおにぎり一個分のカロリーを消費できるって聞いたことあります」
「なんの情報だよ」
「前の店でエッチなトリビアを教えてくれるおじ様がいたんです」
「ろくでもねぇな」
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