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ユキちゃんは見た!
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僕はユキちゃん。エンマって人族の女の子の守護聖獣になってやって欲しいって神様から頼まれて地上に出てきたんだ☆
神様から色々話されたけど僕難しいのはわかんないんだ♪
でも、あの子を守り幸せに導く様にってのは理解できたよ?
あ、そう言えばこの世界には僕以外に、神経質な竜と優しく凛々しい虎の聖獣がいるんだよ?
他にも僕らみたいな上位の聖獣がいて、その契約者にあたる半分神に進化した半神って存在がいる。
そいつらについてはあまり人には言ってはいけないって神様から言われてるんだ。あ、契約者には言っていいって!
この世界に来てすぐ変な建物に連れてかれてその建物から気持ち悪い気配がしたんだ。
たぶん、悪魔だ。
でも、悪魔の気配はまだまだ小さい。
地上に出ると神様がかけてる光の守護があるからねすぐに本来の力は使えないはずなんだ?
その建物から帰るって言って着いたエンマの家で、近い位置から同じ上位聖獣の気配がした。その気配を辿るとルビーって白虎がいたんだ。
その隣には白竜のジュエルが。
『先程悪魔が召喚されていた』
『聖獣が器に』
…やっぱり出てきたばかりだったんだね。
『僕、昨日気配を感じたんだ。あの時に浄化したら良かった?』
『いや、今のランクでは難しいだろう。君まだランクが戻って無いんだろ?』
そーなんだよね?
本来なら100ランクで魔力値も6万超え、加護の+値も13000なんだけど今だと2ランクで魔力値は2万も無くて、加護の+値も1000なんだよね。
白虎達の力も少し戻っていないけど、上位の守護聖獣はみんな雌だからなのか極端に数値が下がるから滅多に地上になんか出ないのが常だ。
僕はエンマが大好きだから出てきたけど他の子だったら絶対に出ないよ!
ランクがせめて25は超えなくちゃ浄化は厳しいかも。
『ユキ殿。』
『僕はユキちゃん!』
『すまぬ、ユキちゃん殿』
むむ!殿を外す選択肢はないの?
『もう、ユキ殿でも良いよ…』
『ユキ殿はなぜ、雌なのに僕なのだ?』
『エンマの記憶を見てたら、小さい女の子は、ボクっ娘?ってのがあったんだ!だから、エンマが喜ぶかな?って』
ダメなの?
首を傾げるうさぎを見つめる白虎の眼差しに何かを感じ取った白竜が『ちっ、どいつもこいつもイチャイチャと』
と、毒づくがなんのことなのかわからず白虎と一緒に首を傾げた。
悪魔を退治する為にはエンマの魔力を高め自分の魔力をたくさん与える事が必要で。あの悪魔の襲撃に僕はギリギリ間に合わせることができた。
『良くやったな。』
『うん、僕やったよ!』
エンマはなんだかステファノが帰ってくるって浮かれていっぱい浮かれて良く壁とか扉にぶつかりそうになって侍女達にハラハラさせていた。
僕もルビーに会えるのすごく嬉しい!
『どうだったの?あのエンマのお友達だった男はダメだった?』
『いや、ステファノが浄化をもう一度かけた後にユキ殿の癒しの力?加護が発動した為助かる可能性が出てきた。』
『やっぱりかぁ、エンマ名前を呼び捨てにする意味知らないから。』
エンマには癒しの加護がエンマで言うところの転生チートを持っている。
血の繋がりと親愛の繋がりのある者を永遠に守り癒す力。
チートもチートな、この加護はエンマが親しくする者を、特に名前を呼び捨てする者達に対して発動する加護だ。
悪しきものから守り、正常な状態にする。
その力はマッシモにも効いていた。
本来なら悪魔に魂の半分と思考や意思を半分持っていかれる。
そしてすぐに悪魔に進化する。
けれどマッシモは思考も意思もマッシモが主導権を握っていた。
そして弱い立場に焦りを露わにする悪魔を見て、あの時ユキは癒しの力とエンマの加護の上から重ねがけをした。
『手遅れにならなくて良かったね?』
ずっと愛を綴った手紙に逃げて欲しいと書き連ねマッシモの手紙は全てロベルトとエンマの父が受け取っていた。
内容はエンマへの愛と父が召喚をしている所に行き父が母を生贄にしようとしていたのを見て自分が父を殺そうと決意したこと。哀れな父の意思も引き継いだこと。
エンマを愛していること。
エンマに逃げて欲しいことが書かれていたらしい。
『まぁ、後はステファノがどうにかするだろ。辺境の神殿の事を何やら探っていたぞ。』
『良かった。エンマ知らないうちに泣くんだ。知りたいって泣くんだ。』
『おいで、ユキ殿の方が泣いているではないか。』
『ぅう、ルビー!』
ぴょんぴょん
ぴょんぴょん
『…ルビー!でっかいよ!もふもふだと毛に覆われて僕ルビーの大好きな金の瞳が見えないし…』
『…ユキ…うさぎとはなんと言う破壊力』
『は?何言ってるの?ヾ(・д・` )ねーねー聞いてるの?』
結局、しばらく撃沈していたルビーが漸く己を取り戻し人型に姿を変えることで、落ち着いた。
『……ユキ、いいですか!2人だけの時以外ではこの姿はダメです!必ず、必ず、子供の姿か男の子の姿でいてください!』
なんでルビー敬語なの?
抱っこで甘えてくる、エンマとさほど変わらない年頃の姿になったユキ。
腰までの長いサラサラの白髪に金の瞳の美少女ボクっ娘の破壊力をルビーが知るのはそのすぐ後だった。
神様から色々話されたけど僕難しいのはわかんないんだ♪
でも、あの子を守り幸せに導く様にってのは理解できたよ?
あ、そう言えばこの世界には僕以外に、神経質な竜と優しく凛々しい虎の聖獣がいるんだよ?
他にも僕らみたいな上位の聖獣がいて、その契約者にあたる半分神に進化した半神って存在がいる。
そいつらについてはあまり人には言ってはいけないって神様から言われてるんだ。あ、契約者には言っていいって!
この世界に来てすぐ変な建物に連れてかれてその建物から気持ち悪い気配がしたんだ。
たぶん、悪魔だ。
でも、悪魔の気配はまだまだ小さい。
地上に出ると神様がかけてる光の守護があるからねすぐに本来の力は使えないはずなんだ?
その建物から帰るって言って着いたエンマの家で、近い位置から同じ上位聖獣の気配がした。その気配を辿るとルビーって白虎がいたんだ。
その隣には白竜のジュエルが。
『先程悪魔が召喚されていた』
『聖獣が器に』
…やっぱり出てきたばかりだったんだね。
『僕、昨日気配を感じたんだ。あの時に浄化したら良かった?』
『いや、今のランクでは難しいだろう。君まだランクが戻って無いんだろ?』
そーなんだよね?
本来なら100ランクで魔力値も6万超え、加護の+値も13000なんだけど今だと2ランクで魔力値は2万も無くて、加護の+値も1000なんだよね。
白虎達の力も少し戻っていないけど、上位の守護聖獣はみんな雌だからなのか極端に数値が下がるから滅多に地上になんか出ないのが常だ。
僕はエンマが大好きだから出てきたけど他の子だったら絶対に出ないよ!
ランクがせめて25は超えなくちゃ浄化は厳しいかも。
『ユキ殿。』
『僕はユキちゃん!』
『すまぬ、ユキちゃん殿』
むむ!殿を外す選択肢はないの?
『もう、ユキ殿でも良いよ…』
『ユキ殿はなぜ、雌なのに僕なのだ?』
『エンマの記憶を見てたら、小さい女の子は、ボクっ娘?ってのがあったんだ!だから、エンマが喜ぶかな?って』
ダメなの?
首を傾げるうさぎを見つめる白虎の眼差しに何かを感じ取った白竜が『ちっ、どいつもこいつもイチャイチャと』
と、毒づくがなんのことなのかわからず白虎と一緒に首を傾げた。
悪魔を退治する為にはエンマの魔力を高め自分の魔力をたくさん与える事が必要で。あの悪魔の襲撃に僕はギリギリ間に合わせることができた。
『良くやったな。』
『うん、僕やったよ!』
エンマはなんだかステファノが帰ってくるって浮かれていっぱい浮かれて良く壁とか扉にぶつかりそうになって侍女達にハラハラさせていた。
僕もルビーに会えるのすごく嬉しい!
『どうだったの?あのエンマのお友達だった男はダメだった?』
『いや、ステファノが浄化をもう一度かけた後にユキ殿の癒しの力?加護が発動した為助かる可能性が出てきた。』
『やっぱりかぁ、エンマ名前を呼び捨てにする意味知らないから。』
エンマには癒しの加護がエンマで言うところの転生チートを持っている。
血の繋がりと親愛の繋がりのある者を永遠に守り癒す力。
チートもチートな、この加護はエンマが親しくする者を、特に名前を呼び捨てする者達に対して発動する加護だ。
悪しきものから守り、正常な状態にする。
その力はマッシモにも効いていた。
本来なら悪魔に魂の半分と思考や意思を半分持っていかれる。
そしてすぐに悪魔に進化する。
けれどマッシモは思考も意思もマッシモが主導権を握っていた。
そして弱い立場に焦りを露わにする悪魔を見て、あの時ユキは癒しの力とエンマの加護の上から重ねがけをした。
『手遅れにならなくて良かったね?』
ずっと愛を綴った手紙に逃げて欲しいと書き連ねマッシモの手紙は全てロベルトとエンマの父が受け取っていた。
内容はエンマへの愛と父が召喚をしている所に行き父が母を生贄にしようとしていたのを見て自分が父を殺そうと決意したこと。哀れな父の意思も引き継いだこと。
エンマを愛していること。
エンマに逃げて欲しいことが書かれていたらしい。
『まぁ、後はステファノがどうにかするだろ。辺境の神殿の事を何やら探っていたぞ。』
『良かった。エンマ知らないうちに泣くんだ。知りたいって泣くんだ。』
『おいで、ユキ殿の方が泣いているではないか。』
『ぅう、ルビー!』
ぴょんぴょん
ぴょんぴょん
『…ルビー!でっかいよ!もふもふだと毛に覆われて僕ルビーの大好きな金の瞳が見えないし…』
『…ユキ…うさぎとはなんと言う破壊力』
『は?何言ってるの?ヾ(・д・` )ねーねー聞いてるの?』
結局、しばらく撃沈していたルビーが漸く己を取り戻し人型に姿を変えることで、落ち着いた。
『……ユキ、いいですか!2人だけの時以外ではこの姿はダメです!必ず、必ず、子供の姿か男の子の姿でいてください!』
なんでルビー敬語なの?
抱っこで甘えてくる、エンマとさほど変わらない年頃の姿になったユキ。
腰までの長いサラサラの白髪に金の瞳の美少女ボクっ娘の破壊力をルビーが知るのはそのすぐ後だった。
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