15 / 55
旅の始まり
明日のために
しおりを挟む
とりあえず宿屋を襲撃されることはなさそうなので、一先ず宿屋へと戻った。
「よりによってデビル・ブラザーズに狙われることになるなんてなぁ……」
ため息しか出ない。
確かに猫の俺はケルベルースを倒せるまでに成長しているが、相手はあのデビル・ブラザーズだ。
下手したらケルベルースよりも強い可能性がある。
『何じゃ? よもや、倒せる自信がないのかの?』
「あるわけないだろ? あいつら賞金首のお尋ね者だぞ!? どれだけ強いのかすら分からねぇのに、勝てる自信がどっから湧くんだよ!?」
『であればスキルを磨くしかあるまい? 時間もないことだしの、今から狩りに行けば朝までには強くなっておろう?』
「お前は鬼か!?」
『我は黒龍じゃな。今は卵じゃがの』
「言葉の綾だよ! まさか、俺に寝ずに狩りをしろって言ってるのか?」
『自信がないのじゃろ? さすれば身体能力強化のために修行の一環として狩りをして、ネコとしての能力値を上げるしかあるまい?』
サラッと簡単に言うが、人間はしっかり寝てしっかり食ってこそ本来の力が出せるものだ。
昨日の夜から一睡もしていない今の俺は、非常に眠いのだ。
だが、言われていることも分かる。
ここは自分の命がかかっているのだから、狩りをして少しでも能力を強化したほうがいいことは重々承知しているのだが、本当に眠い。
とりあえず猫になってみたが、体が重くていうことを聞いてくれない。
『行かぬのか?』
シャンテの声が聞こえたが、俺はベッドの上でそのまま眠ってしまった。
どのくらい時間が経ったのか、目を覚ますとまだ辺りは暗かった。
『起きたのか?』
『寝ちまった……どのくらい寝てた?』
『かれこれ一時間半と少々といったところかの』
『何だ、それくらいなのか……』
「クワァァ」と欠伸をしながら体を伸ばす。
『あれ? 体が軽くなった』
『眠って疲れが取れたのではないのか?』
これなら狩りに行けそうである。
窓から部屋を抜け出して、民家の屋根の上を移動し、町を囲っている塀を伝い町の外に出た。
相変わらず道だけがぼんやり光っていて草地のほうは暗いのだが、視界はきちんと確保出来ている。
夜は特に魔物が活発になるため、草原にはあちらこちらに魔物の姿が確認出来るのだが、ウサータやケルベルースよりも大きな魔物が多い。
『これ、俺、死ぬんじゃ……』
『安心せい。もしもの時は我も加勢する』
『もしもじゃなくても加勢してくれていいんだが?』
『それじゃとそなたの能力が上がらんぞ? それに、ガクに勘づかれるやもしれんしな。我が手助けするのは、本当にアースが危機に晒された時のみじゃ』
世知辛い……。
道からすぐのところに象ほどデカい魔物がウロついているが、あいつは無視である。
まだその時ではない……笑ってくれていいぞ。デカさにビビってるのは間違いないからな。
象サイズの魔物は同族の魔物とぶつかり合いの争いを始めたので、その隙に背後を走り抜けた。
少し走るとケルベルースを見付けたので戦いを挑み、前回よりあっさりと倒した。
確実に強くなっているのを実感したのだが、ケルベルースよりも少し大きい位の魔物を探してみても、それ以上にデカいのしかいない。
『とりあえず戦ってみれば良いのではないか? ほれ、あれならばここらではまだ小さい部類ではないかの?』
シャンテが言っているであろう方向を見ると、巨大な熊のような魔物が木に体を擦り付けていた。
『あれ、何て魔物だ?』
『あれは「ドスベアー」じゃな』
『ドスベアー……』
『牙に毒があるからの、噛まれぬように気を付けることじゃ。体が大きい故、さほど俊敏さはない魔物じゃ。皮膚は固いが、何とかなるじゃろ』
茶色っぽい皮膚はカサついていて、見るからに固そうではあるが、問題は毒の牙だ。
『毒があるやつと戦うのか!?』
『噛まれなければいいのよ』
『無理だろ!』
そんなやり取りをしていたら、ドスベアーの方が俺に気付いてしまったようで、ドドドッと地面を揺らしながら四足でこちらに走ってきた。
『来ちゃったじゃねぇかよぉぉおお!!』
『戦って倒せ! アースなら出来る!』
シャンテに後押しされ、戦闘がスタートした。
走る速度はそこそこ早いが、体が大きい分小回りが利かないようで、ケルベルースに比べると動きがゆっくりしているように感じる。
走る時は四足だが、戦闘状態では立ち上がって二足になるため尚更動きが鈍くなる。
気を付けるべきは毒があるという牙と黒い爪の生えたデカい前足だろう。
振り下ろされた前足をヒョイとかわし、体の横に回り込み後ろ足に爪を立ててみたが、本当に皮膚が固いようでかすり傷程度の傷しか付けられない。
『か、固すぎないか!?』
『何とかなるじゃろ』
再度後ろ足に爪を立てて引っ掻き、横からスイングするように振りかざされた前足をかわし、ドスベアーの前足に乗って腕? を駆け上がり肩まで上ると、顔までジャンプをし何度も引っ掻いた。
これは効果があったようでドスベアーは前足で顔を押さえながら「グォォオ!」と鳴き声を上げた。
悶絶している間に腹に連続で猫パンチを繰り出す。
効いたようで腹を押さえるように前傾姿勢になったので、飛び上がり、落下の勢いを乗せた猫パンチを後頭部に一発決めるとドスベアーが膝をついた。
しかしすぐに立ち上がると、両方の前足を上げて大きな唸り声を上げた。
「グァァァアア!!」
空気がビンビンと震える咆哮に一瞬体が硬直したが、すぐに動けるようになった。
負けじとこちらも「フシャァァアア!!」と毛を逆立てて威嚇をする。
ドスベアーが俺と同じく一瞬だけ固まったので、その隙を見逃さず、走りながら後ろ足に思い切り爪を立てる。
確かな手応えを感じ、ターンをしてもう一度後ろ足を切り付けるイメージで爪を立てると、ドスベアーの皮膚が大きく裂けて血が吹き出した。
しかし、ここで少しマズイことが起きた。
ドスベアーの血の匂いを嗅ぎつけたのか、他の更に大きな魔物がこちらに向かって数匹走ってきたのだ。
『少々分が悪そうじゃの』
『少々じゃねぇだろ!!』
『戦略的撤退とい』
『逃げるぞ!!』
追ってくるドスベアーを気にすることなく全力で走った。
途中チラッと後ろを振り返ると、ドスベアーは数匹の大型魔物に囲まれていた。
『ありゃ、助からんの』
シャンテの声に無言で同意した。
「よりによってデビル・ブラザーズに狙われることになるなんてなぁ……」
ため息しか出ない。
確かに猫の俺はケルベルースを倒せるまでに成長しているが、相手はあのデビル・ブラザーズだ。
下手したらケルベルースよりも強い可能性がある。
『何じゃ? よもや、倒せる自信がないのかの?』
「あるわけないだろ? あいつら賞金首のお尋ね者だぞ!? どれだけ強いのかすら分からねぇのに、勝てる自信がどっから湧くんだよ!?」
『であればスキルを磨くしかあるまい? 時間もないことだしの、今から狩りに行けば朝までには強くなっておろう?』
「お前は鬼か!?」
『我は黒龍じゃな。今は卵じゃがの』
「言葉の綾だよ! まさか、俺に寝ずに狩りをしろって言ってるのか?」
『自信がないのじゃろ? さすれば身体能力強化のために修行の一環として狩りをして、ネコとしての能力値を上げるしかあるまい?』
サラッと簡単に言うが、人間はしっかり寝てしっかり食ってこそ本来の力が出せるものだ。
昨日の夜から一睡もしていない今の俺は、非常に眠いのだ。
だが、言われていることも分かる。
ここは自分の命がかかっているのだから、狩りをして少しでも能力を強化したほうがいいことは重々承知しているのだが、本当に眠い。
とりあえず猫になってみたが、体が重くていうことを聞いてくれない。
『行かぬのか?』
シャンテの声が聞こえたが、俺はベッドの上でそのまま眠ってしまった。
どのくらい時間が経ったのか、目を覚ますとまだ辺りは暗かった。
『起きたのか?』
『寝ちまった……どのくらい寝てた?』
『かれこれ一時間半と少々といったところかの』
『何だ、それくらいなのか……』
「クワァァ」と欠伸をしながら体を伸ばす。
『あれ? 体が軽くなった』
『眠って疲れが取れたのではないのか?』
これなら狩りに行けそうである。
窓から部屋を抜け出して、民家の屋根の上を移動し、町を囲っている塀を伝い町の外に出た。
相変わらず道だけがぼんやり光っていて草地のほうは暗いのだが、視界はきちんと確保出来ている。
夜は特に魔物が活発になるため、草原にはあちらこちらに魔物の姿が確認出来るのだが、ウサータやケルベルースよりも大きな魔物が多い。
『これ、俺、死ぬんじゃ……』
『安心せい。もしもの時は我も加勢する』
『もしもじゃなくても加勢してくれていいんだが?』
『それじゃとそなたの能力が上がらんぞ? それに、ガクに勘づかれるやもしれんしな。我が手助けするのは、本当にアースが危機に晒された時のみじゃ』
世知辛い……。
道からすぐのところに象ほどデカい魔物がウロついているが、あいつは無視である。
まだその時ではない……笑ってくれていいぞ。デカさにビビってるのは間違いないからな。
象サイズの魔物は同族の魔物とぶつかり合いの争いを始めたので、その隙に背後を走り抜けた。
少し走るとケルベルースを見付けたので戦いを挑み、前回よりあっさりと倒した。
確実に強くなっているのを実感したのだが、ケルベルースよりも少し大きい位の魔物を探してみても、それ以上にデカいのしかいない。
『とりあえず戦ってみれば良いのではないか? ほれ、あれならばここらではまだ小さい部類ではないかの?』
シャンテが言っているであろう方向を見ると、巨大な熊のような魔物が木に体を擦り付けていた。
『あれ、何て魔物だ?』
『あれは「ドスベアー」じゃな』
『ドスベアー……』
『牙に毒があるからの、噛まれぬように気を付けることじゃ。体が大きい故、さほど俊敏さはない魔物じゃ。皮膚は固いが、何とかなるじゃろ』
茶色っぽい皮膚はカサついていて、見るからに固そうではあるが、問題は毒の牙だ。
『毒があるやつと戦うのか!?』
『噛まれなければいいのよ』
『無理だろ!』
そんなやり取りをしていたら、ドスベアーの方が俺に気付いてしまったようで、ドドドッと地面を揺らしながら四足でこちらに走ってきた。
『来ちゃったじゃねぇかよぉぉおお!!』
『戦って倒せ! アースなら出来る!』
シャンテに後押しされ、戦闘がスタートした。
走る速度はそこそこ早いが、体が大きい分小回りが利かないようで、ケルベルースに比べると動きがゆっくりしているように感じる。
走る時は四足だが、戦闘状態では立ち上がって二足になるため尚更動きが鈍くなる。
気を付けるべきは毒があるという牙と黒い爪の生えたデカい前足だろう。
振り下ろされた前足をヒョイとかわし、体の横に回り込み後ろ足に爪を立ててみたが、本当に皮膚が固いようでかすり傷程度の傷しか付けられない。
『か、固すぎないか!?』
『何とかなるじゃろ』
再度後ろ足に爪を立てて引っ掻き、横からスイングするように振りかざされた前足をかわし、ドスベアーの前足に乗って腕? を駆け上がり肩まで上ると、顔までジャンプをし何度も引っ掻いた。
これは効果があったようでドスベアーは前足で顔を押さえながら「グォォオ!」と鳴き声を上げた。
悶絶している間に腹に連続で猫パンチを繰り出す。
効いたようで腹を押さえるように前傾姿勢になったので、飛び上がり、落下の勢いを乗せた猫パンチを後頭部に一発決めるとドスベアーが膝をついた。
しかしすぐに立ち上がると、両方の前足を上げて大きな唸り声を上げた。
「グァァァアア!!」
空気がビンビンと震える咆哮に一瞬体が硬直したが、すぐに動けるようになった。
負けじとこちらも「フシャァァアア!!」と毛を逆立てて威嚇をする。
ドスベアーが俺と同じく一瞬だけ固まったので、その隙を見逃さず、走りながら後ろ足に思い切り爪を立てる。
確かな手応えを感じ、ターンをしてもう一度後ろ足を切り付けるイメージで爪を立てると、ドスベアーの皮膚が大きく裂けて血が吹き出した。
しかし、ここで少しマズイことが起きた。
ドスベアーの血の匂いを嗅ぎつけたのか、他の更に大きな魔物がこちらに向かって数匹走ってきたのだ。
『少々分が悪そうじゃの』
『少々じゃねぇだろ!!』
『戦略的撤退とい』
『逃げるぞ!!』
追ってくるドスベアーを気にすることなく全力で走った。
途中チラッと後ろを振り返ると、ドスベアーは数匹の大型魔物に囲まれていた。
『ありゃ、助からんの』
シャンテの声に無言で同意した。
21
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!
川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。
だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。
だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。
馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。
俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
Gランク冒険者のレベル無双〜好き勝手に生きていたら各方面から敵認定されました〜
2nd kanta
ファンタジー
愛する可愛い奥様達の為、俺は理不尽と戦います。
人違いで刺された俺は死ぬ間際に、得体の知れない何者かに異世界に飛ばされた。
そこは、テンプレの勇者召喚の場だった。
しかし召喚された俺の腹にはドスが刺さったままだった。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる