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第18話 マムとの対決
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私達はセツナちゃんの後に続いて門を入っていく。庭を抜けて玄関から屋敷の中に入ると菜々ちゃんは物珍しそうな顔で見回した。
「凄い、本当に洋館だよ」
「こういう建物はこちらでは珍しいんですか?」
「うん、珍しいねー。なんか観光地みたい」
「観光地なんですか?」
セツナちゃんは目をパチクリ。私に視線を向けられても困ってしまう。インドア派な私はそれほど旅行をした事がないのだ。
菜々ちゃんはというとどこにでも飛び回っていそうなイメージがある。玄関ホールの騎士の像や美術品なんかに興味津々だった。
「凄いリアル。動きそう」
「動かしましょうか?」
「動くの?」
「はい、魔法で」
「お願いします!」
菜々ちゃんが目を輝かせている。セツナちゃんは断るのも悪いと思ったのか杖を掲げて魔法を唱えようとする。
私もセツナちゃんも強い覚悟を決めて来たつもりでいるのにこんなに遊んでいていいのだろうかという気になるのだが、緩んだ空気を断ち切る声が屋敷の玄関ホール一帯に響いた。
「随分と楽しそうにしておるではないか、セツナ。こちらの世界に来て何か良い出会いでもあったのかのう」
「マム・レイハート!!」
正面の階段の上で偉そうに私達を見下ろしている小柄な少女は賢者マム、その人だ。私はすでに知っていたが、初対面の菜々ちゃんは驚いているようだ。
「あの人がセツナちゃんの先生なの? なんか思ったより若いね」
「騙されないで菜々ちゃん! あいつは本にある事ない事書きやがった糞ババアなのよ!」
「わしは真実を伝えたつもりなのじゃがの。どこかに誤りがあったのなら言ってみるがよい」
「……」
それは無いんだけど! だが、真実を書けばいいというものではない。おかげであの印を見た者はみんな私を魔王だと思うだろう。
私は少しの油断もなく相手を睨み据える。相手は異世界で魔王を封印したほどの実力者。何を仕掛けてくるか分からない。
スキル能力の無い菜々ちゃんに手を出したらただでは済まないと私は彼女を庇うように立つ。そんな中で前に出たのはセツナちゃんだ。
「まやかさん、大丈夫です。先生は厳しいですが本当は優しい人なんです。わたしが誤解を解いてきます」
セツナちゃんはそういうと、階段の上に立つ師匠に向かって訴えた。
「マム先生、聞いてください! こちらの世界の魔王、まやかさんは良い人なんです! 先生もきっと話せば分かってもらえると思い、ここへ連れてきました!」
「やれやれ、セツナ。お前は本当にわしの期待を裏切らんの。課した使命を果たしもせず、わしに泣きついてきよる。つまらんやつじゃ」
「マム先生! 話を聞いてください!」
「分かった上で言っておるのじゃ。わしは賢者じゃぞ。答えは変わらぬ。そいつを殺せ」
「……」
セツナちゃんは私を振り返る。杖を上げて魔法を唱えようとする。セツナちゃんは私を殺す気なのだろうか。
自分がそれほど人望があるとは思っていないが、それでも悲しい気分になってしまう。友達なんてやはり私には似合わないのだろうか。
「菜々ちゃんは離れてて」
「いや!」
「いやと言われても危ないよ」
「セツナちゃんにあたし達を攻撃なんて出来ないよ。友達だもん!」
「……!」
セツナちゃんの顔が苦し気になる。友達を信じていないのは誰だろうか。それは私もきっとセツナちゃんも同じだった。
それでも、菜々ちゃんが絆を繋いでくれた。触れ合った手の感触を思いだす。
私が敵意を納め、セツナちゃんも杖を下ろして魔法を止めてしまった。マムは階段の上でやれやれとため息を吐いた。
「やはりお前には出来ぬか。こちらの世界に来れば少しは変わるかと期待したのじゃがな。結局わしの手で討伐を行うのならば前回と変わらぬ。実につまらぬ作業よ」
マムが階段を降りてくる。肩慣らしのように大きな杖を回す。自分で相手をする気になったのだ。
身構える私をマムは鼻で笑う。彼女は魔王を恐れていない。当然だろう。前回の戦いで魔王を封印したのは彼女なのだから。
そして、おそらくモンスター達を解き放ったのも……
降りてくるマムの前でセツナちゃんが膝を付いて頭を下げた。
「止めてください、マム先生! わたし達は誤解しているんです。今はまやかさんよりも暴れている魔物の封印をこそ急ぐべきです!」
「封印か。今思えばそれが間違いじゃったのかもな。暴れ回るものがいなくなって世界は平和になったが実につまらなくなった。だからお前には解き放ってもらったのじゃ」
「え……?」
「刺激がな。無いのじゃよ。いつもと同じように変わらぬ儀式をする。そのなんとつまらぬことよ。ちょうどいい。お前の誤解もここで解いておくとしよう」
マムが杖を振り上げる。そこに発動するのはセツナちゃんも使っていた映像を見せる魔法だ。映像の中でセツナちゃんは先生に代わって封印を張り直す儀式を行おうとした。
そこで彼女の背後でマムがこっそりと術を発動していた。石の封印を傷つける術を。結果的に封印されていたモンスター達の力は暴走し、砕け散った石はモンスターとともに黒い隕石となってこの地球に降り注ぐことになる。
映像が終わってセツナちゃんの肩は震えていた。
「マム先生、どういうことなんですか! なぜモンスターを封印したあなたが解き放つようなことをするんです!」
「だから言ったじゃろう。面白くないのだと」
「面白くない!?」
「賢者であるわしが自ら解き放つわけにもいくまい。わしには欲しい地位も名誉もあるからの。そこで出来の悪い不詳の弟子にやってもらうことにしたのじゃ。別の世界に散るとまでは予想外だったがな」
「そんな……」
「わしは楽しさを求めておる。お前に行ってもらったのもその為じゃ。弟子に任せる体面もあったが、もしや違う結果が導けるのではないかと期待してな。だが、結果はこのザマよ。なんと使えない弟子なのか。結局わしが行うのならば前回と何も変わらぬではないか。このようにな!」
マムの目が私に向けられる。話を聞いていて私は反応するのが遅れてしまった。ここは校長先生の眠たい話を聞く学校ではない。敵地なのだ。
一瞬の出来事で菜々ちゃんの前にシールドを張るので精一杯だった。
私の中で何かが爆発して、私は吹っ飛んで壁に叩きつけられた。
「まやかちゃん!」
「まやかさん!」
「前回に触れた時に爆弾を残しておいたのじゃ。だからつまらぬ結果にしかならぬと言ったじゃろう。次はお前じゃ」
杖から飛び出した魔法の手が私が即席で張った結界なんて簡単に破壊して菜々ちゃんの体を掴みあげる。菜々ちゃんは悲鳴を上げた。
「きゃああああっ!」
「待ってください、先生! その子は普通の子なんです!」
「お前は何を見ておったのじゃ、セツナ。こやつは魔王の右腕となりうる者じゃ。今すぐここで殺さねば後のわざわいとなるじゃろう」
「そんな!」
菜々ちゃんは振り回され、セツナちゃんの前に落とされた。呆然とするセツナちゃんにマムは冷酷に告げる。
「そいつを殺せ。お前がやるのじゃ」
「……」
「けじめを見せよ、セツナ! 世界を救う気がないのか!」
「……分かりました」
「それでよい」
セツナちゃんが杖を構える。そんな友達の顔を菜々ちゃんは弱々しく見つめる。
呪文を唱え、彼女の杖から降り注ぐのは温かい光だった。癒しの魔法が傷を治していき、セツナちゃんは菜々ちゃんの体を抱きしめて泣いた。
「みんなわたしの友達なんです。もう傷つけないでください」
「ほう、友を選ぶか。まあよい。しょせんは一時の過ちだと気づく日が来るじゃろう。わしは魔王に止めを刺してくる。お前もそれまでに覚悟を決めておけ」
マムは歩みを進めてくる。私はまだ不意打ちのダメージが大きくて立ちあがれずにいた。
「まだ生きておるとはな。心臓に直撃させたと思ったのじゃが」
「あいにくと警戒していたもんで」
さすがに体の中に爆弾を仕込まれていたなんて思わなかったが、とっさの判断で爆発をずらして致命傷は避ける事ができた。
セツナちゃんの術を見て、私も回復スキルが使えるんじゃないかと思ったが、弱いスキルしかなかった。
本当に弱い、このスキル。一気に完全回復できないのだろうか。まあ、魔王がそんな事出来たらゲームにならないのは分かるけどさ。
回復を重視しなかった前世の魔王を恨んでもしょうがない。マムは不敵に笑いながら近づいてくる。こいつ魔王にとどめを刺すのを喜んでいる。
なけなしの力でも戦うしかない。私が立ち上がろうとした時、横で壁が吹っ飛んだ。
「こんなところにいたのか、探したぜ。俺を置いていくんじゃねえよ」
「正也君!」
そこに来たのは正也君だった。
「凄い、本当に洋館だよ」
「こういう建物はこちらでは珍しいんですか?」
「うん、珍しいねー。なんか観光地みたい」
「観光地なんですか?」
セツナちゃんは目をパチクリ。私に視線を向けられても困ってしまう。インドア派な私はそれほど旅行をした事がないのだ。
菜々ちゃんはというとどこにでも飛び回っていそうなイメージがある。玄関ホールの騎士の像や美術品なんかに興味津々だった。
「凄いリアル。動きそう」
「動かしましょうか?」
「動くの?」
「はい、魔法で」
「お願いします!」
菜々ちゃんが目を輝かせている。セツナちゃんは断るのも悪いと思ったのか杖を掲げて魔法を唱えようとする。
私もセツナちゃんも強い覚悟を決めて来たつもりでいるのにこんなに遊んでいていいのだろうかという気になるのだが、緩んだ空気を断ち切る声が屋敷の玄関ホール一帯に響いた。
「随分と楽しそうにしておるではないか、セツナ。こちらの世界に来て何か良い出会いでもあったのかのう」
「マム・レイハート!!」
正面の階段の上で偉そうに私達を見下ろしている小柄な少女は賢者マム、その人だ。私はすでに知っていたが、初対面の菜々ちゃんは驚いているようだ。
「あの人がセツナちゃんの先生なの? なんか思ったより若いね」
「騙されないで菜々ちゃん! あいつは本にある事ない事書きやがった糞ババアなのよ!」
「わしは真実を伝えたつもりなのじゃがの。どこかに誤りがあったのなら言ってみるがよい」
「……」
それは無いんだけど! だが、真実を書けばいいというものではない。おかげであの印を見た者はみんな私を魔王だと思うだろう。
私は少しの油断もなく相手を睨み据える。相手は異世界で魔王を封印したほどの実力者。何を仕掛けてくるか分からない。
スキル能力の無い菜々ちゃんに手を出したらただでは済まないと私は彼女を庇うように立つ。そんな中で前に出たのはセツナちゃんだ。
「まやかさん、大丈夫です。先生は厳しいですが本当は優しい人なんです。わたしが誤解を解いてきます」
セツナちゃんはそういうと、階段の上に立つ師匠に向かって訴えた。
「マム先生、聞いてください! こちらの世界の魔王、まやかさんは良い人なんです! 先生もきっと話せば分かってもらえると思い、ここへ連れてきました!」
「やれやれ、セツナ。お前は本当にわしの期待を裏切らんの。課した使命を果たしもせず、わしに泣きついてきよる。つまらんやつじゃ」
「マム先生! 話を聞いてください!」
「分かった上で言っておるのじゃ。わしは賢者じゃぞ。答えは変わらぬ。そいつを殺せ」
「……」
セツナちゃんは私を振り返る。杖を上げて魔法を唱えようとする。セツナちゃんは私を殺す気なのだろうか。
自分がそれほど人望があるとは思っていないが、それでも悲しい気分になってしまう。友達なんてやはり私には似合わないのだろうか。
「菜々ちゃんは離れてて」
「いや!」
「いやと言われても危ないよ」
「セツナちゃんにあたし達を攻撃なんて出来ないよ。友達だもん!」
「……!」
セツナちゃんの顔が苦し気になる。友達を信じていないのは誰だろうか。それは私もきっとセツナちゃんも同じだった。
それでも、菜々ちゃんが絆を繋いでくれた。触れ合った手の感触を思いだす。
私が敵意を納め、セツナちゃんも杖を下ろして魔法を止めてしまった。マムは階段の上でやれやれとため息を吐いた。
「やはりお前には出来ぬか。こちらの世界に来れば少しは変わるかと期待したのじゃがな。結局わしの手で討伐を行うのならば前回と変わらぬ。実につまらぬ作業よ」
マムが階段を降りてくる。肩慣らしのように大きな杖を回す。自分で相手をする気になったのだ。
身構える私をマムは鼻で笑う。彼女は魔王を恐れていない。当然だろう。前回の戦いで魔王を封印したのは彼女なのだから。
そして、おそらくモンスター達を解き放ったのも……
降りてくるマムの前でセツナちゃんが膝を付いて頭を下げた。
「止めてください、マム先生! わたし達は誤解しているんです。今はまやかさんよりも暴れている魔物の封印をこそ急ぐべきです!」
「封印か。今思えばそれが間違いじゃったのかもな。暴れ回るものがいなくなって世界は平和になったが実につまらなくなった。だからお前には解き放ってもらったのじゃ」
「え……?」
「刺激がな。無いのじゃよ。いつもと同じように変わらぬ儀式をする。そのなんとつまらぬことよ。ちょうどいい。お前の誤解もここで解いておくとしよう」
マムが杖を振り上げる。そこに発動するのはセツナちゃんも使っていた映像を見せる魔法だ。映像の中でセツナちゃんは先生に代わって封印を張り直す儀式を行おうとした。
そこで彼女の背後でマムがこっそりと術を発動していた。石の封印を傷つける術を。結果的に封印されていたモンスター達の力は暴走し、砕け散った石はモンスターとともに黒い隕石となってこの地球に降り注ぐことになる。
映像が終わってセツナちゃんの肩は震えていた。
「マム先生、どういうことなんですか! なぜモンスターを封印したあなたが解き放つようなことをするんです!」
「だから言ったじゃろう。面白くないのだと」
「面白くない!?」
「賢者であるわしが自ら解き放つわけにもいくまい。わしには欲しい地位も名誉もあるからの。そこで出来の悪い不詳の弟子にやってもらうことにしたのじゃ。別の世界に散るとまでは予想外だったがな」
「そんな……」
「わしは楽しさを求めておる。お前に行ってもらったのもその為じゃ。弟子に任せる体面もあったが、もしや違う結果が導けるのではないかと期待してな。だが、結果はこのザマよ。なんと使えない弟子なのか。結局わしが行うのならば前回と何も変わらぬではないか。このようにな!」
マムの目が私に向けられる。話を聞いていて私は反応するのが遅れてしまった。ここは校長先生の眠たい話を聞く学校ではない。敵地なのだ。
一瞬の出来事で菜々ちゃんの前にシールドを張るので精一杯だった。
私の中で何かが爆発して、私は吹っ飛んで壁に叩きつけられた。
「まやかちゃん!」
「まやかさん!」
「前回に触れた時に爆弾を残しておいたのじゃ。だからつまらぬ結果にしかならぬと言ったじゃろう。次はお前じゃ」
杖から飛び出した魔法の手が私が即席で張った結界なんて簡単に破壊して菜々ちゃんの体を掴みあげる。菜々ちゃんは悲鳴を上げた。
「きゃああああっ!」
「待ってください、先生! その子は普通の子なんです!」
「お前は何を見ておったのじゃ、セツナ。こやつは魔王の右腕となりうる者じゃ。今すぐここで殺さねば後のわざわいとなるじゃろう」
「そんな!」
菜々ちゃんは振り回され、セツナちゃんの前に落とされた。呆然とするセツナちゃんにマムは冷酷に告げる。
「そいつを殺せ。お前がやるのじゃ」
「……」
「けじめを見せよ、セツナ! 世界を救う気がないのか!」
「……分かりました」
「それでよい」
セツナちゃんが杖を構える。そんな友達の顔を菜々ちゃんは弱々しく見つめる。
呪文を唱え、彼女の杖から降り注ぐのは温かい光だった。癒しの魔法が傷を治していき、セツナちゃんは菜々ちゃんの体を抱きしめて泣いた。
「みんなわたしの友達なんです。もう傷つけないでください」
「ほう、友を選ぶか。まあよい。しょせんは一時の過ちだと気づく日が来るじゃろう。わしは魔王に止めを刺してくる。お前もそれまでに覚悟を決めておけ」
マムは歩みを進めてくる。私はまだ不意打ちのダメージが大きくて立ちあがれずにいた。
「まだ生きておるとはな。心臓に直撃させたと思ったのじゃが」
「あいにくと警戒していたもんで」
さすがに体の中に爆弾を仕込まれていたなんて思わなかったが、とっさの判断で爆発をずらして致命傷は避ける事ができた。
セツナちゃんの術を見て、私も回復スキルが使えるんじゃないかと思ったが、弱いスキルしかなかった。
本当に弱い、このスキル。一気に完全回復できないのだろうか。まあ、魔王がそんな事出来たらゲームにならないのは分かるけどさ。
回復を重視しなかった前世の魔王を恨んでもしょうがない。マムは不敵に笑いながら近づいてくる。こいつ魔王にとどめを刺すのを喜んでいる。
なけなしの力でも戦うしかない。私が立ち上がろうとした時、横で壁が吹っ飛んだ。
「こんなところにいたのか、探したぜ。俺を置いていくんじゃねえよ」
「正也君!」
そこに来たのは正也君だった。
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