聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!

幸之丞

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[しかし、オッドリアの海軍に関しては、急ぎで体制を整えたい。
海を守るには、それ相当な人数が必要である。
オッドリアの海が魔物や海獣からレーアとリーサちゃん。アルーシャとエルーシアちゃん等が解放した。
今後は、海路を使って他国から商品が輸入され、オッドリアからは他国へ商品を輸出するだろう]

[お父さん。それだけではなく、オッドリアはリーニア河の河口でもあるため、魚介類が多く捕れると思います。
オッドリアの海は資源の宝庫です。私達の仲間では、オッドリアしか海に面していませんが、その海を仲間一同で守って行きたいのです]

[各領地から募集をかけて人を貸して欲しい。ベルティンブルグ領地内に入れる者限定になるが、力を貸してくれないだろうか?]

[[[[ はい、各地でお触れをだし募集します ]]]]
お父様の願いに、当主とその夫人達は大きく声をあげ賛同してくれました。

[給与は、その能力に合わせて、ベルティンブルグ基準で払う。
平時は、6日に1度か2度休みを与える。
また、里帰りするために年に1度は、10日以上の休暇を与える]

[しかし、10日ですと、オッドリアからハウスビッシュまでの移動ですと、移動時間だけで休暇が終わってしまうのではないでしょうか?]

それは、ハウスビッシュの領主オドベード叔父様からの意見です。

[叔父様。そこで列車が活躍するのです]

[エルーシアちゃん列車とはどういうものだろうか?]

[列車とは、馬のいらない馬車を大きくして、馬車の数十倍以上の人や荷物を移動することの出来る乗り物です。
欠点は、決まった場所しか動けないこと、魔力を沢山使う事です。
そして、運転技術が馬車よりも必要になることです。
因みに列車を操縦する者は、運転手といいます。
その運転手にファリカはなりたいと言っています]

[その列車を使って移動すると時間が短くなるのですね?]
(力強く行ったのですが、ファリカのくだりは、スルーされました)

[そうです。私の計算ですと、オッドリアの海からベルティン及びベルンまでは、半日かからずに到着します。
ベルティンからハウスビッシュまでは、半日かからないはず。
ですから、オッドリアからベルティン(ベルン)を経由してハウスビッシュに行っても一日かからずに移動することが出来るようになるのです]

[な、なんとそんなに早く着くことが出来るようになるか!]

[そうです。最終的には、ベルティンなどベルティンブルグの中心地くらいからか、商業都市のベルハンデルから皆様の領都につなげます]

[そんな事は、何十年も先の事になるのではないか?]

[いいえ。列車の車両ができあがれば、数年で各領地の領都の間の開通が可能です
ただし、古竜のエアデの協力と土魔法を使える者が数十人必要です。
あと車両を作るために鉄などを加工する職人や錬金術師もかなりの数が必要です]


[こ、古竜様のお力をかりるのですか?]

[はい。すでに力を借りてオッドリアの海から領都のオッソ。オッソからベルティン近くそして、先日商業都市になるベルハンデルまで線路がつながりました]

[せんろ?]

そうですよね。線路と行ってもわかりませんよね。
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