織田信長 -尾州払暁-

藪から犬

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第二章 台風の目

二十四

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「明日、緒川城へ向けて出陣する。キサマらも手勢を率いて供をしろ」
 信長は那古野城に林秀貞・道具の兄弟を呼びつけて事の次第を告げたが、
「お言葉ですが、知多への出兵はご再考なさいませ」
 すぐさま反対の声を上がる。
「何故か」
「水野は小勢です。殿が駆け付けたとて勝てる保証はございません。イヤ、村木に砦を築かれたとあっては既に勝負は決したも同然にございます」
「勝てる保証のある戦があるような言いぶりだな。それに、キサマらがそう思っているのであれば、無論、今川もそう考えているだろう。そこが付け入る隙なのだ」
 緒川城からの援軍要請が届くよりも前、今川勢が村木砦の普請を完成させたとの報せが告げられた直後より、信長は出陣を決意し準備を進めていた。
「敵の意表を突く、と?」
「そうだ」
「詭弁です。裏を返せば、意表を突かぬ限り勝ちの目がないということではありますまいか。敵の裏をかく、その裏をかく、そのまた裏を、……このような言葉遊びは無価値、現実に知多への道は今川に遮られているのです」
「海があるじゃないか」
「ご渡海には危険がついてまわりましょうが、そうまでして水野を助ける価値はとは一体どこにあると言うのです。百歩譲って、今回、村木砦を除去したとしても、その次、そのまた次と今川勢が押し寄せたなら何としますか。数に劣る水野一族はいずれ必ず滅ぼされてしまいましょう」
 秀貞はいつもの澄ました態度を失い、目をかっ開いて信長に食い下がった。
 今川をなるべく刺激したくないという方針は未だ家中に堅持されている。そのうえ、水野一族ごときの救援のために死地へと行かされるのではたまったものではない。そんな気持ちが、秀貞の弁舌に熱を入れさせていた。
「緒川城の救援は、ただ水野を助けるだけの戦じゃない。三河にはまだ今川に抗おうという者たちが、必ずいる。そして、そいつらは息を潜めて今回の水野の顛末を傍観しているに違いない。分かるか、織田が水野を助けてやれば、その者たちが必ず反今川の狼煙を上げるはずなのさ。三河はまだ義元の手には落ちちゃいない」
 三河に林立する土豪たちの大半が今川に臣従の動きを見せてはいたものの、その中身は決して一枚岩ではなく、ちょうど弾正忠家のように、家中を親今川派と反今川派に分裂させている家も少なくなかった。
「口先だけなら何でも尤もらしく並べ立てられますわなア」
「止さぬか、道具」
 だがそれが事実だったとしても、元々、今川と戦うことを良しとしない者たちにはまったく響かない。
 兄の迂遠で律儀ぶった申し立てに業を煮やした道具が、歯に衣着せぬように放言した。およそ当主に対する言葉遣いではない。
「本当は今川になど従いたくないが、自分一人ではとても怖くて立ち上がれない。だから後ろ盾が欲しい。奴らはそう考えているのだよ」
「それはあなたの期待でしょうが。証拠があるというなら見せていただきたいのですがね。例えば、その者らからの内応の証などを、ね」
 過去に横山の戦いで一計を案じて信長を討ち取らんと画策した――それは未だ露見してはいないが――この男は、その目論見が失敗してから信長に対する嫌悪を一層強くしていた。
「アハハ。証拠などあるはずがない。キサマも勝てる保証がなければ戦しない口か。結構な武士だ」
「ちょっと違います。古来からの例を見る限り、死ぬ価値のある主君だったなら家臣はついてくるというものです。保証が必要とされるのは配下の信を得られていない殿様だけのことでしょうなア、きっと」
 話は容易に横筋に逸れてしまった。こうしている間にも緒川城が落ちるかもしれない。そう思うと、信長にはこれ以上言い返す気が起きなかった。
「ときに、殿、此度はなぜ我らを従えて出陣しようと思われたのでしょうか」
「兄者、何を」
 弟と信長の口論が激化するのを恐れて秀貞が堪らず口を挟んだ。
 一般には奇妙な問いかけだが、信長はいつも自らの手勢のみを率いて出陣する癖があったから、秀貞の疑問も自然と言えなくはない。
「村木の砦は北、東を海に囲まれた要害だ。キサマらだけではない、すでに守山の叔父上にも頼んでいる。正直に言おう、オレの手勢だけでは苦しいのだ」
 信長が胸の内を率直に語ったことは秀貞にとっては少し意外だった。
「なるほど、結構にございます。劣勢をご承知で出陣を決意された気概、そして、殿が緒川城の救援に懸けるお考えも理解しましたが、しかし、皆が出払ってしまってはこの那古野が手薄になりやしませんかな」
 信長の出陣そのものを止める目がないと見た秀貞は、別の角度からの反論を試みる。
「何が言いたい」
「まさかとは思いますが、殿は那古野をもぬけの殻にして行くおつもりだったのでしょうか。それは不用心この上ないことですなア。清洲衆は中市場の戦いでほとんと死に体とはいえ、坂井大膳はまだちょっかいを出ししてくるやもしれませんからね。差し支えなければ、我らが那古野の留守居を努めてご覧に入れますがいかがでしょう。我らに背中を預け、殿は御自ら存分に戦場で采配を振るわれるがよろしい」
 道具が便乗して殊更挑発するように言った。要するに、自分たちだけは負け戦の現場へ同行しないようにしよう、とそういう魂胆であった。
『キサマらに城を預けたなら、それこそ無事に帰ってくるかどうか知れたものではない。冗談としてはなかなかに筋が良いがね』
 と信長は失笑しかけた。
「尤もなことだがその心配には及ばぬ。既に腕利きを頼んでいるのだ。もういまにこちらへ着く頃だろう」
「着く?」
 林兄弟は声をそろえて目を細めた。

 わずかな沈黙が訪れると、地響きのような音が近づいて来ていることに気付いた。それは、馬の蹄の音の結集である。
 信長は立ち上がって窓から城下を見降ろした。
「そら、来たぞ」
 立ち昇る砂煙の中から軍勢が姿を現した。
 兄弟は思わず身構えてしまう。武士の反射とでも言えようか、手に汗を握る。
 遠目の効かない兄を狭間から押しのけ、道具はその謎の軍勢の幟を確認した。
「あの奇妙な家紋、まさか……、」
 二頭立浪にとうたつなみ。相反して押し寄せる波が絡み合い飛沫を上げている様だという。
 道具が「奇妙」などと言ったのは理由のないことではない。何故ならこの二頭立浪の家紋は、ある一人の人物によって考案され、以後、日ノ本六十四州広しといえども、その考案者ただ一人のみが使用している唯一無二のものだからである。
「斎藤利政かッ!」
 軍勢は那古野より北へほんの一里ばかり離れた志賀・田幡たばたまで行くと、堂々と清洲の方を向いて陣を張った。
 緒川城の救援には持てる兵をすべて割かなければ太刀打ちできない。そう踏んだ信長は、同時に、道具の言った通りに、その隙を突いて大膳らが那古野を襲撃する可能性を考えた。城は落ちないまでも町を焼かれるだけで面倒なこと甚だしい。とは言うものの、留守居役を林兄弟などに任せるのではそれも危なっかしくて冗談ではない。そこで美濃の舅・斎藤利政に援軍を求めたという訳だった。
 もはや信長にとっては、家中の老臣らよりもこの間まで敵だった美濃の舅の方が気心が知れていたのだ。
「そういうわけで留守番は美濃勢に頼むことにした。おめでとう、キサマらはオレの采配の元で存分に暴れることができるぞ」
「ハッ、馬鹿な。よりにもよってあの斎藤利政に城を預けると申されますか。攻め込まれたなら一巻の終わりですな」
「その時はその時さ。水野と三河を失えばそれこそ尾張はいずれ今川に蹂躙されて一巻の終わりというものだ。それなら、オレは舅殿を信じて手を打つまでだ」
 聖徳寺で相まみえたとはいえ、信長とて何も利政のことを心底から信用しているわけではなかった。しかし、信長は「信じる」という行為そのもので利政を牽制できると考えた。利政からすれば、これほど堂々と丸っきり織田信長の本城を委任されたとあっては、これをそのままに奪い取ることなど恥ずかしくてできないやしない。それは自身の矜持に傷をつけることにもなる。利政がそうした妙に捻くれた美学を持っていることを信長は聖徳寺の会見の中に見抜いていた。
「さて、秀貞」
「は、」
「オレはこれから援軍の大将のところまで一っ走りしてくるぜ。キサマは、美濃勢が在陣にあたって必要とする兵糧を取りまとめてすぐに届けさせるのだ」
「……承知しました」
 それだけ命じると、隠す気もない道具の歯ぎしりが響く中、信長は共廻を十数人だけ連れて馬を駆けて城を出て行った。信長はもう林兄弟に何の期待もしていないようだった。

――
 
「美濃からご足労ありがたい。あなたが安藤あんどう殿ですな」
 利政より与えられた兵一千を率いてやってきた大将は安藤守就もりなりという男だった。
 守就は、現れた信長の姿が噂に聞いていた恰好とあまりにも合致していたのでつい失笑したが、一方で、その行動の迅速さには率直に舌を巻いた。それは単に信長の気性によるものに過ぎないが、援兵としてわざわざ美濃から赴いた身としては悪い気分ではない。
「信長殿、お初にお目にかかります。しかし、一目でわかりましたよ。亡き信秀殿によく似ていらっしゃる」
 褒め言葉のつもりで口にしたが、信長にとってはそれほどでもない。
「ヘエ、そうかな。とすると、安藤殿は父上にお会いになったことがあるのですか」
「私はそも土岐頼芸さまに仕えていた身ですから。ついこの間までは信秀殿と共に斎藤利政に刃を向けていたものですよ。そうした縁で此度の大将を任された次第で、ですから、斎藤家中では新参者なのですけれどね、ワハハ、まこと、乱世の巡り合わせとは不思議なことですな」
 守就は歳に似合わず快活に笑った。それは、強い者に付くという乱世にありふれた価値観の颯爽たる白状だった。とはいえここまで分かりやすいのなら、逆に愛嬌がある。『斎藤利政が気に入りそうな男だ』と信長は思った。
「舅殿は私に何か言っていましたか」
「はじめ、少し悩んでいたようでした」
「悩んでいた?」
「エエ。今川に対するたびに美濃の力が必要なようでは先がない、と。それに、にわか仕込みの援軍などを送ったところで信長軍と連携して上手く戦できるものか知れたものではない、とも言っておりました」
「アハハ。尤もだな」
「しかし、私も拝見しましたが、あなたが書かれた文はそのどちらの懸念をも先回りしておられましたね。『村木を落とせば必ず三河で反今川の狼煙が上がるだろう』、あなたはこれで今川勢を押さえるおつもりなのでしょう、そして、『美濃勢はすべて那古野城の留守居役に使わせてもらう』、とも」

―愉快。この悪名高い斎藤利政に城を預けようという者など、婿殿のほかにはおるまいて―

 利政が哄笑する様が信長にはありありと思い浮かべられた。
「しかし、殿が最も関心を抱いたのは別の段です。それは、あなたが『城攻めに三〇〇丁の鉄砲を使う』と豪語したことです。これは本当のことでしょうかな」
「勿論、そのつもりですよ」
 守就は「オ」と思わず声を漏らした。
「そうでしたか。いや、恥ずかしい話が、私は半信半疑だったのですよ。そのように大量の鉄砲を用いる城攻めとは聞いたことがなかったものですからね。しかし、利政はあなたを信じていたようでして、やはり昨年の会見は賑やかな席だったのでしょうかね。その証拠が、この者らです」
 守就の後ろから四人の男たちが信長の前に出て跪く。
「この者たちは?」
「折り入って信長殿にお願いがございます。明日は、この者たちを織田軍と共に戦地へお連れいただけますでしょうか」
「ホウ。断る理由はないが、何故でしょうか」
「『鉄砲を扱う織田信長の城攻めの仔細を、すべて美濃へ逐一知らせよ』と、利政より仰せつかっているからです。この者らは利政の側近に当たります。武芸に優れている者もおりますが、那古野の備えには勘定されません」
 上手く美濃からの援軍を取り付けたと満足していた信長は虚を突かれた。
『いくら婿舅の間柄の同盟者であろうとも、無償ただでは使われてやらんよ』
 あくまで同盟は利害の一致を前提にした口裏合わせに過ぎない。そう、乱世の理を改めて諭されたかのようだった。
「いいでしょう。しかし、明日の朝は早い。方々、今日は那古野に泊られるといい」

――

 翌日、守山城から信光の援軍八〇〇が駆け付けた。これに信長の手勢を加えておよそ一五〇〇ほどの軍勢となるが、しかしながら、林兄弟は一向に現れなかった。
 そこへちょうど利家が駆け付けて、見聞きした次第を告げる。
「秀貞殿、道具殿はどうやら軍勢を率いて居城・沖村おきむら城を出立したものの、那古野へは向かわずどうやら荒子城へと向かったようです」
 荒子城は前田家の城だが、そも前田は林秀貞の寄騎だ。林兄弟が寄騎の城へ向かうというのは一体どういう訳か、奇妙な話だった。
「荒子へ詰めて清洲衆の備えとするか。黙って沖村城に帰れば謀叛の嫌疑が免れないが、荒子城であれば後々何か言い訳が立つなどと踏んだのだろう」
「急ぎ、父や他の者に仔細を訊ねて参ります」
 ところが、信長は昨日のやり取りから林兄弟のこういった動きをほぼ予見していたのか、
「いや、小賢しいが好きにさせておけ。オレの言うことを聞かん奴が戦場に来ても、それはそれで邪魔なんだ」
 それ以上取り合うことはせず、天文二十三年(一五五四年)一月二十二日、織田軍は予定通りに出陣した。

 海路より知多半島へ渡るために熱田まで行軍、熱田大明神に戦勝を祈願するとそのままそこへ宿した。
 ところが、その夜のこと、
 どろどろと物々しい風音が社の木戸を叩いている。信長をはじめとして皆一斉に眠りから覚めた。外へ出てみると落ち葉が舞い上がって渦をなしていた。
「雨か」
 雫が信長の肩を打った。浮かんだ影のような雲は西に延々と連なって空を覆いつくしていた。そこには一片の切れ間も見えなかった。
 風雨は朝になっても止みはしなかった。それどころか、風はいよいよ鬼のごとく暴れ出して木戸を剥ぎ取り空の彼方へと吹き飛ばした。雨は四方八方から打ちつけるような激しさとなり、まるで雹か何かかと兵たちに誤解させるほどの勢いを見せている。
 渡海を前に、誰の目にも明らかな大型の台風が訪れていた。
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