30 / 108
連載
65:不満噴出夏休み(サリー視点)
しおりを挟む
あのあと、強制的に赤薔薇寮の自室へ連行されたサリーは、愛読しているゴシップ紙をぐしゃりと握りつぶした。
「なによ! なにが『メルヴィーン商会売却! 倫理に反したもと経営者、数々の悪行!!』よ! 少し前まで私に尻尾を振っていたくせに、急に手のひらを返すんじゃないわよ!!」
しかも、次のページには『明らかになった虐待! 前妻の子の部屋は物置小屋!』なんて書かれている。
よくもこんな事細かに書けたものだ。誰かが情報を流したのか?
幸い、サリーのことは載せられていない。記事の内容は、ライザー・メルヴィーンとドリー・メルヴィーンが中心だ。
子供なので除外されたのか、はたまた国の意図で敢えて書かれていないのか。
誰も何も教えてくれないので、推し量るのが難しいけれど。
とりあえず、今動いても無駄だとわかっていた。
母は牢屋の中だし、メルヴィーン商会の社員たちは、国家権力を前に保身を考える。
それに、自分は悪いようにはされないだろうという打算もあった。
サリーは膨大な魔力に、類い希な治癒の属性を持ち、しかも質は特殊型という国内の希望の星だ。聖女だともてはやされている。
このエメランディアという国は、サリーを罪人扱いなどしないはずだ。
少なくとも、今はまだ。罪人として扱うより、国に取り込もうと考えるだろう。
(きっと大丈夫、今のところは)
それでも腹は立つので、地面に落とした新聞を何度も踏みつけた。
気に入らないことは、まだまだある。
一つは、使える金が大幅に減ってしまった事実。
今までは、際限なくメルヴィーン商会の金を出してもらえた。ブランドの服も、化粧品も小物も、貴族令嬢並みにたくさん持っていた。優越感に浸っていたのだが。
メルヴィーン商会が売却され、サリーの手元には僅かばかりの金が残されるだけになってしまった。
今までのペースで金を払い続けると、間違いなく卒業までに破産する。
けれど、節約なんてできない。
サリーは貧乏暮らしが長かった。
有り金を全部使い、食料や日用品をなんとか手に入れる生活だ。
節約生活に縁などない!
実験の被験者になるまで、父は何の援助もしてくれなかった。
酒場で働く母はお金目当てで父に近づいたが、向こうは政略結婚の妻ばかりを構い、美人の母には目もくれない。
娘のサリーがいなければ、父は母を彼の屋敷へ呼ぶことさえしなかっただろう。
彼の実験していた薬は、大人には効かない類いのものらしいので。
母のドリーもサリーも詳しい実験内容はわからない。
そういうややこしい仕事は、父や父の部下が全部仕切っていた。
父亡きあと、母は父の部下に商会での仕事を投げ、自分はパーティーに明け暮れる日々を送っている。
その部下だが、私たちを見捨てて逃げたようだ。
グロッタの兵士が来た頃には、もういなくなっていた。研究資料なども持ち出して。
一部の資料は砂漠大国の手に渡ったようだが、例の実験について詳しく書かれたものは間違いなく逃げた部下が持っている。
一体どうやって、あの包囲網をかいくぐったのか……それはわからない。
赤薔薇寮の生徒たちは、ほぼ実家に帰っている。全員が大貴族の子供だからだ。
彼らには休みの間にも様々な行事や仕事があり、それらに参加しなければならない。
しかし、寮長だけはサリーに会いに来てくれた。きっと、メルヴィーン商会の事件を知ったからだ。
他の赤薔薇寮生たちもそうだけれど、寮長のアーサーはひときわ貴族的な人だ。
まっすぐな銀髪に淡い紫の瞳、白い肌に高い身長。
優秀な成績に、公爵家の嫡男という身分。どこをとっても非の打ち所のない人物。
「大丈夫、サリー? 実家が大変なことになったみたいだけど」
「はい、なんとか。けれど、これから先、どうすればいいか……」
しおらしく、赤薔薇寮長を上目遣いで見つめる。
「なにかあれば、私がサリーの面倒を見るよ」
うっすら微笑む彼は、とても魅力的だ。
「そういえば、君の姉君は黒撫子寮に戻っているの?」
「へ……?」
「よければ、二人とも、我が公爵家が責任を持って保護しようと思って来たのだけれど」
「冗談じゃありませんよ! ……失礼しました。姉はとても素行が悪く、アーサー様に迷惑をかけてしまいます。しかも性格も意地悪で、私も何度いじめられたことか」
「今朝の『エメランディア新聞』に、アメリー・メルヴィーン虐待についての記事が載せられていたのだけれど」
「デマです!! きっとメルヴィーン商会に悪意を持っている人が、新聞社に言ったんだわ!」
「そう……」
アーサーの表情は読めない。彼がなにを考えているのかも不明。
(とはいえ、資金源はゲットできたわ。お金が足りなくなれば、寮長にお願いしましょう)
今までと同じくらい浪費できるとわかり、サリーは気分がよくなった。
けれど、彼はボードレースのときから、アメリーに興味を持っている。それが気にくわない。
「でも、少し彼女と話をしてみたい。サリー、君の姉君を私に紹介してくれる?」
穏やかだけれど、有無を言わせない口調だった。
アメリーをアーサーに引き合わせるなんて絶対に嫌だ。だが、逆らえない。
そういう空気を感じた。
「とりあえず、黒撫子寮へ向かいますけど、どうなるかはわからないですよ」
「なら、一緒に行こう」
おそらくアメリーは、アーサーの申し出を断るだろう。
彼に保護されなくても、彼女にはカマル・マラキーアがいる。そして、カマルの後ろには神官長のトールが。
砂漠大国の保護のもと、アメリーは学生生活を送れるはずだ。
サリーとアーサーは黒撫子寮……もとい、ぼろ小屋へ向かった。
しかし、返ってきた答えは、アメリーはカマルと一緒に砂漠大国へ出かけているというものだった。
まとまった金が手に入ったというのに、夏休みのアルバイトをしに行くなんて、馬鹿じゃなかろうか。
まあいい、アメリーがいないなら、アーサーも彼女を誘いようがない。
とりあえず、サリーは胸をなで下ろした。
「なによ! なにが『メルヴィーン商会売却! 倫理に反したもと経営者、数々の悪行!!』よ! 少し前まで私に尻尾を振っていたくせに、急に手のひらを返すんじゃないわよ!!」
しかも、次のページには『明らかになった虐待! 前妻の子の部屋は物置小屋!』なんて書かれている。
よくもこんな事細かに書けたものだ。誰かが情報を流したのか?
幸い、サリーのことは載せられていない。記事の内容は、ライザー・メルヴィーンとドリー・メルヴィーンが中心だ。
子供なので除外されたのか、はたまた国の意図で敢えて書かれていないのか。
誰も何も教えてくれないので、推し量るのが難しいけれど。
とりあえず、今動いても無駄だとわかっていた。
母は牢屋の中だし、メルヴィーン商会の社員たちは、国家権力を前に保身を考える。
それに、自分は悪いようにはされないだろうという打算もあった。
サリーは膨大な魔力に、類い希な治癒の属性を持ち、しかも質は特殊型という国内の希望の星だ。聖女だともてはやされている。
このエメランディアという国は、サリーを罪人扱いなどしないはずだ。
少なくとも、今はまだ。罪人として扱うより、国に取り込もうと考えるだろう。
(きっと大丈夫、今のところは)
それでも腹は立つので、地面に落とした新聞を何度も踏みつけた。
気に入らないことは、まだまだある。
一つは、使える金が大幅に減ってしまった事実。
今までは、際限なくメルヴィーン商会の金を出してもらえた。ブランドの服も、化粧品も小物も、貴族令嬢並みにたくさん持っていた。優越感に浸っていたのだが。
メルヴィーン商会が売却され、サリーの手元には僅かばかりの金が残されるだけになってしまった。
今までのペースで金を払い続けると、間違いなく卒業までに破産する。
けれど、節約なんてできない。
サリーは貧乏暮らしが長かった。
有り金を全部使い、食料や日用品をなんとか手に入れる生活だ。
節約生活に縁などない!
実験の被験者になるまで、父は何の援助もしてくれなかった。
酒場で働く母はお金目当てで父に近づいたが、向こうは政略結婚の妻ばかりを構い、美人の母には目もくれない。
娘のサリーがいなければ、父は母を彼の屋敷へ呼ぶことさえしなかっただろう。
彼の実験していた薬は、大人には効かない類いのものらしいので。
母のドリーもサリーも詳しい実験内容はわからない。
そういうややこしい仕事は、父や父の部下が全部仕切っていた。
父亡きあと、母は父の部下に商会での仕事を投げ、自分はパーティーに明け暮れる日々を送っている。
その部下だが、私たちを見捨てて逃げたようだ。
グロッタの兵士が来た頃には、もういなくなっていた。研究資料なども持ち出して。
一部の資料は砂漠大国の手に渡ったようだが、例の実験について詳しく書かれたものは間違いなく逃げた部下が持っている。
一体どうやって、あの包囲網をかいくぐったのか……それはわからない。
赤薔薇寮の生徒たちは、ほぼ実家に帰っている。全員が大貴族の子供だからだ。
彼らには休みの間にも様々な行事や仕事があり、それらに参加しなければならない。
しかし、寮長だけはサリーに会いに来てくれた。きっと、メルヴィーン商会の事件を知ったからだ。
他の赤薔薇寮生たちもそうだけれど、寮長のアーサーはひときわ貴族的な人だ。
まっすぐな銀髪に淡い紫の瞳、白い肌に高い身長。
優秀な成績に、公爵家の嫡男という身分。どこをとっても非の打ち所のない人物。
「大丈夫、サリー? 実家が大変なことになったみたいだけど」
「はい、なんとか。けれど、これから先、どうすればいいか……」
しおらしく、赤薔薇寮長を上目遣いで見つめる。
「なにかあれば、私がサリーの面倒を見るよ」
うっすら微笑む彼は、とても魅力的だ。
「そういえば、君の姉君は黒撫子寮に戻っているの?」
「へ……?」
「よければ、二人とも、我が公爵家が責任を持って保護しようと思って来たのだけれど」
「冗談じゃありませんよ! ……失礼しました。姉はとても素行が悪く、アーサー様に迷惑をかけてしまいます。しかも性格も意地悪で、私も何度いじめられたことか」
「今朝の『エメランディア新聞』に、アメリー・メルヴィーン虐待についての記事が載せられていたのだけれど」
「デマです!! きっとメルヴィーン商会に悪意を持っている人が、新聞社に言ったんだわ!」
「そう……」
アーサーの表情は読めない。彼がなにを考えているのかも不明。
(とはいえ、資金源はゲットできたわ。お金が足りなくなれば、寮長にお願いしましょう)
今までと同じくらい浪費できるとわかり、サリーは気分がよくなった。
けれど、彼はボードレースのときから、アメリーに興味を持っている。それが気にくわない。
「でも、少し彼女と話をしてみたい。サリー、君の姉君を私に紹介してくれる?」
穏やかだけれど、有無を言わせない口調だった。
アメリーをアーサーに引き合わせるなんて絶対に嫌だ。だが、逆らえない。
そういう空気を感じた。
「とりあえず、黒撫子寮へ向かいますけど、どうなるかはわからないですよ」
「なら、一緒に行こう」
おそらくアメリーは、アーサーの申し出を断るだろう。
彼に保護されなくても、彼女にはカマル・マラキーアがいる。そして、カマルの後ろには神官長のトールが。
砂漠大国の保護のもと、アメリーは学生生活を送れるはずだ。
サリーとアーサーは黒撫子寮……もとい、ぼろ小屋へ向かった。
しかし、返ってきた答えは、アメリーはカマルと一緒に砂漠大国へ出かけているというものだった。
まとまった金が手に入ったというのに、夏休みのアルバイトをしに行くなんて、馬鹿じゃなかろうか。
まあいい、アメリーがいないなら、アーサーも彼女を誘いようがない。
とりあえず、サリーは胸をなで下ろした。
17
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。