それでも俺は生きている!!

ポルポ

文字の大きさ
4 / 4
【 世界の始まり】

学校脱出②

しおりを挟む
   豚野郎はなんとか倒したが、この死体はどうするかな?

   小説なんかだと影魔法で影の中に物を入れられたりするけど、いけるかな?

   おお!!なんかいけそうだけど、レベルが低いからか自分の大きさぶんしか入らんな。

   ちなみに俺の大きさは、シベリアンハスキーを一回り大きくしたぐらい?狼は、見たことないから、大きさは、よくわからないけど、シベリアンハスキーは見たことあるからな。

   ちなみに小さい頃に好奇心に負けて触りそうになって、噛まれそうになったっけ?それで、噛まれてたら、相手の飼い主も自分もいいことないもんな、反省したわ。

   みんなも気おつけろよな!

   そんなことより、オークの体が3分の1ぐらいしか入らん、ちなみにオークは180センチの縦も横も長くでかかったです。

   とりあえず、食べてみたいけど、ここじゃいつ何時誰か来るかわからんし、校庭の裏側は、山になってるから、そっちに行って食べてみるか、体育館の方から行くと、人も魔物もたくさんいるだろうから、逆側から行くか。

ふぅ~

   なんとかバレずに運べたな!この木の木陰で食べさせてもらおうか、なにか来たら嗅覚強化と気配察知あるから、多分気がつくと思うど、来たらその時考えよ。

   にしても臭いな、まあ、食べてみるけど、では実食...

うっうま~い!?

   なんだこの味は!!、狼だから生で喰えるのはわかってたけど、このオーク、臭いのは外側だけで、中は、獣臭さもなくて、ラードは口に入れると同時に溶けて甘みと旨味が湯水の如く溢れてきやがる、肉自体も程よいやわらかさでいて少し野生味のある味わい、家畜の豚ごときで俺は、美味しいと思っていたことが恥ずかしい、そしてこのうまさを伝えられない自分が情けない...

   これ、焼いて食ったら肉汁が溢れて止まらなそう、生でもうまいけど焼いて食べられたらと思うと...

   狼になったのをちょっと後悔したな、  まあ、そのおかげで、オーク倒せたんだけどな。

  は!!

  いつの間にか皮と骨とか食べられないとこだけになっとる!

   誰だ!!

   俺の肉を喰ったやつは!!

   おっ俺か!?、まあ...くだらん茶番はやめて残飯処理しますか、オークの残骸で使えそうなのは、骨とこの石かな。

   石はオークの体の中から出た半透明な赤黒い石だ、多分魔石だと思うけど、なにに使うんだ?喰べたら強くなりそうだけど、これも直感のおかげだとしたら、万能すぎる直感スキル!!

   まあ食べてみるか、おお!!レベルは上がらないみたいだけどステータス値が上がったな、多分だけどオークのスキルを元に何パーセントかステータスが上がったみたいだな、骨はいちよう影の中に入れて置くかな?いらなければ捨てればいいし、残りの残飯は穴を掘って埋めました。

   さてと、次の目的地はどこにしようか、ダンジョンとか行きたいけど、あるのかすらわからないな。

   うん?なんか学校の方が騒がしいな、


「キャー!!!来ないで~」

「や、やめてくれ、い、いあやだ!死にたくない!」

「み、みんな落ち着くんだ、むやみに逃げては奴らの的だ!動けるやつは武器をもて、負傷者を運びたい!男子は奴らの注意を引け!!そのすきに、女子は負傷者を体育館まで運べ!」


   うわ~、バイオレンスだな、r18指定は必要かもな、顔が棍棒で陥没してるやつに腕や足が逆側に曲がってるやつなんかが10人ぐらいいるは、陥没してるのは、もう助からんだろうな。

   このまま少し観戦して行くか、相手はオークみたいだからどんな動きか見たら1匹狩りたいな。

   え?見てないで助けないかだって?俺ごときじゃ、10数体のオークは倒せんよ、それに一体上位種っぽいのいるし、それに助けに行ってなんとか倒せても俺、今狼だから話し通じなくて殺されるのが落ちでしょ!

   まあ、少し見て行けそうなら上位種殺して逃げるかな?

   まあ!!俺の友達は数人しかいないし、スペックが俺より断然高い奴らだからな…

   自分で言ってて悲しくなってきた。

   うっうるせ~泣いてなんかないからな!ほっほんとだかんな、ぐすん、、、


しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います

こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!=== ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。 でも別に最強なんて目指さない。 それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。 フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。 これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

処理中です...