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四方山日記
秋風でめくる
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昨日の今日で、萌菜《もえな》先輩と対面するのには、少し居心地の悪さを感じる。萌菜先輩のほうはというと、特に気にしている様子は見られない。
彼女からはふわりと甘い薫《かお》りがしてくる。
まあ、良い薫りがするのは綿貫さやかもそうなんだが。
聞くところによると、異性の匂いでいい匂いだと感じる人のは、血縁関係の遠い人であることが多いらしい。シャンプーや香水がどのように影響するかはよくわからないが。とりあえず日本人のみで考えたら、生物学的に見ても、それはありそうな話だ。本能的に近親相姦《きんしんそうかん》を避け、遺伝的多様性《いでんてきたようせい》を保つというのは道理である。
であるならば、俺と綿貫は生物学的に見てもベストカップル。……のはず。
それにしても、萌菜先輩はこんなところに何の用だろうか。
「やあ、深山君。……山本は体育祭の方の準備は進んでいるのか?」
「えっ、あっ、はい。今のところ問題……ないと思います」
おい雄清、冷や汗かいているぞ。
どうやら雄清は執行部の仕事をほっぽり出してきたらしい。
萌菜先輩の口調は随分やんわりとしたものだが、萌菜先輩は雄清が執行部の仕事を等閑《なおざり》にしていることを、どこからか聞きつけて、様子を見に来たのかもしれない。
「それならいいんだが」
「でも、ちゃんと滞りなく進んでいるか様子を見てきます!」
と言って、雄清は走ってどこかに行ってしまった。
そんな雄清を見て萌菜先輩は言う。
「全く、うちの男子は扱いに困るやつが多すぎる。榎本《えのもと》と言い、山本と言い」
榎本《えのもと》執行副委員長。俺も彼には夏休みの時に執行室で会っている。しつこく絡《から》まれたからよく覚えている。あの三枚目の先輩だ。
萌菜先輩はそういいながら、腹の少し上あたりで自分を抱きかかえるようにして腕を組んでいる。胸が強調されてヤバい。
いや、俺は少し慎《つつ》ましいぐらいの胸のほうが好きだぞ。例えば、そう綿貫さやかぐらいの。とは思いつつも目が吸い寄せられてしまう。
綿貫がDぐらいなら(全然慎ましくない)、萌菜先輩はE、あるいはFぐらいあるかもしれない。
俺は馬鹿か。
「それに引き換え、君はいいよ」
萌菜先輩の言葉にハッとし、胸から目をそらす。
……俺はそんなに扱いやすい男なのか。これ褒められてないよな。というか、もしかして見てたのばれてる? 扱いやすいってそういうこと? お胸の脂肪は人参ですか? ごめんなさい。全国の女性の皆さんごめんなさい。
俺は誤魔化《ごまか》すように咳ばらいをして、話し始めた。
「……それで萌菜先輩、どうしたんですか。俺はてっきり雄清を連れ戻しに来たんだと思ったんですが」
昨日のお説教の続きだとは思いたくない。
「ああ、それはそうなんだが、君ら二十年前の学校祭のことについて調べているんだって?」
萌菜先輩は昨日のことなどまったく気にしていないようだった。
俺は話を続ける。
「雄清が話しましたか?」
「いや、さやかから聞いたよ」
まあ、別に隠すことでもないか。彼女らは一緒に住んでいるわけだし。
「それでどうしたんです」
「いや、その資料なら秋風に乗っているから参考にしたらいいと思ったんだが、どうやらもう嗅《か》ぎつけたらしいな」
部室の外で、俺と雄清の会話を聞いたのだろう。
それにしても、萌菜先輩は何でも知っているんだな。その言い方からすると、二十年前の学校祭で何が起こったのかも知っているに違いない。
じゃあいいか、と言って萌菜先輩は去ろうとしてしまう。
俺は呼び止める。
「えっ、あ、いや、それがその秋風っていうのがよく分からないんです」
萌菜先輩は振り返って、片方の眉をあげるようにしていった。
「なに? 文芸部が毎月発行しているじゃないか」
文芸部? 発行している?
……知らんな。
「すみません知りません」
萌菜先輩は溜息を吐《つ》いた。
そして一人小さく「どうして誰も教室の本棚を覗《のぞ》こうとしないんだろうか」と呟《つぶや》いている。
「教室に行けばあるんですか?」
「君らの望むものはないぞ」
?
「え、だって」
「二十年前の部誌だぞ、教室に置いておけるわけがなかろう」
ああそうか。そんなスペースを各教室に確保できるほど、県立高校は金持ちではない。
「じゃあ文芸部に行けば?」
「うん。私はそこで見せてもらった」
「……わざわざありがとうございます」
「礼の言葉は要《い》らんさ」
相変わらずカッコいいな。
「ただ、ちょっと付き合ってくれないか?」
「ホワッ?」
「明日は土曜だろう。深山君は土日はいつもフリーだと聞いている。そこで明日買い物に付き合ってほしいんだ。その……駄目かな?」
萌菜先輩は上目遣いで俺のことを見てくる。
やばい。フラグが。
……なんて愚かな考えはさすがに抱かない。いくら人との交流が少ない俺でも、これが色仕掛《いろじか》けであることくらいは分かる。
そもそも萌菜先輩が、俺に何か特別に興味を覚える、なんてことはあり得ない話だ。
ちょっと付き合え、という言葉に他意はなく、単純に俺を利用したいだけの話だ。大方、映画撮影の時みたく、ポーターでもやらせる気なのだろう。……家の使用人使えばいいのに。
そうは言っても、断ることはしない。
だって、後が怖い。
それと一言。
誰だよ、俺が土日フリーだとか要《い》らんことを言ったのは。
大体予想はつくけれども。
「……いいですけど」
「よし決まりだ。明日の九時に名古屋駅の銀時計のところに」
そう言って萌菜先輩は去っていった。彼女の良い匂いがまだ残っている気がして、俺は無意識に深く息を吸った。
綿貫家の女性はいい匂いがする。おそらく生物学的に相性が良いから。
だが、概して異性の匂いというのは男のそれより、良い匂いに感じる。
どうして女性はいい匂いがするのだろうか。永遠の謎である。フェロモンでも出しているのかもしれない。女子高生は特に、そんな気がする。
あるいは俺が変わったのかもしれない。高校に入ってから、女性の匂いに敏感に反応したり、プリプリした太股《ふともも》や、より大人びて成長した、女子高生たちの胸に目がいってしまうのは、俺がそういうものに強く惹《ひ》かれるようになったからで、俺の性欲が強くなったことに起因《きいん》する。
一説によると、男の性欲は十代後半、つまり高校生でピークを迎える。そんなときに大学受験というビッグイベントがあるというのは、生理学的にミスマッチこの上ない。
性欲のない人間はいないといっていいだろう。生物が生存する、というのは一個体だけを見て言うものではない。我々は種として人間であり、数万年、否《いな》、三十数億年の生命の歴史を体に刻み付けている。
もちろん、俺は結婚至上主義ではない。種として人間が存在し続ければ問題はないのだ。しかし、生物の本来として、生殖活動は基本的な行為であるので、生物たる我々人間には、須《すべか》らく性欲がある。
それで俺はよく思うのだ。低次な欲求である性欲を抑圧することはほとんど不可能である。だから、性犯罪者と常人の違いは紙一重《かみひとえ》であって、確固たる意思がないと、ダークサイドに落ちるのは容易《たやす》い。
端的に言おう。
男は総じて馬鹿だ。
そしてこういうことを考える俺はもっと馬鹿だ。
彼女からはふわりと甘い薫《かお》りがしてくる。
まあ、良い薫りがするのは綿貫さやかもそうなんだが。
聞くところによると、異性の匂いでいい匂いだと感じる人のは、血縁関係の遠い人であることが多いらしい。シャンプーや香水がどのように影響するかはよくわからないが。とりあえず日本人のみで考えたら、生物学的に見ても、それはありそうな話だ。本能的に近親相姦《きんしんそうかん》を避け、遺伝的多様性《いでんてきたようせい》を保つというのは道理である。
であるならば、俺と綿貫は生物学的に見てもベストカップル。……のはず。
それにしても、萌菜先輩はこんなところに何の用だろうか。
「やあ、深山君。……山本は体育祭の方の準備は進んでいるのか?」
「えっ、あっ、はい。今のところ問題……ないと思います」
おい雄清、冷や汗かいているぞ。
どうやら雄清は執行部の仕事をほっぽり出してきたらしい。
萌菜先輩の口調は随分やんわりとしたものだが、萌菜先輩は雄清が執行部の仕事を等閑《なおざり》にしていることを、どこからか聞きつけて、様子を見に来たのかもしれない。
「それならいいんだが」
「でも、ちゃんと滞りなく進んでいるか様子を見てきます!」
と言って、雄清は走ってどこかに行ってしまった。
そんな雄清を見て萌菜先輩は言う。
「全く、うちの男子は扱いに困るやつが多すぎる。榎本《えのもと》と言い、山本と言い」
榎本《えのもと》執行副委員長。俺も彼には夏休みの時に執行室で会っている。しつこく絡《から》まれたからよく覚えている。あの三枚目の先輩だ。
萌菜先輩はそういいながら、腹の少し上あたりで自分を抱きかかえるようにして腕を組んでいる。胸が強調されてヤバい。
いや、俺は少し慎《つつ》ましいぐらいの胸のほうが好きだぞ。例えば、そう綿貫さやかぐらいの。とは思いつつも目が吸い寄せられてしまう。
綿貫がDぐらいなら(全然慎ましくない)、萌菜先輩はE、あるいはFぐらいあるかもしれない。
俺は馬鹿か。
「それに引き換え、君はいいよ」
萌菜先輩の言葉にハッとし、胸から目をそらす。
……俺はそんなに扱いやすい男なのか。これ褒められてないよな。というか、もしかして見てたのばれてる? 扱いやすいってそういうこと? お胸の脂肪は人参ですか? ごめんなさい。全国の女性の皆さんごめんなさい。
俺は誤魔化《ごまか》すように咳ばらいをして、話し始めた。
「……それで萌菜先輩、どうしたんですか。俺はてっきり雄清を連れ戻しに来たんだと思ったんですが」
昨日のお説教の続きだとは思いたくない。
「ああ、それはそうなんだが、君ら二十年前の学校祭のことについて調べているんだって?」
萌菜先輩は昨日のことなどまったく気にしていないようだった。
俺は話を続ける。
「雄清が話しましたか?」
「いや、さやかから聞いたよ」
まあ、別に隠すことでもないか。彼女らは一緒に住んでいるわけだし。
「それでどうしたんです」
「いや、その資料なら秋風に乗っているから参考にしたらいいと思ったんだが、どうやらもう嗅《か》ぎつけたらしいな」
部室の外で、俺と雄清の会話を聞いたのだろう。
それにしても、萌菜先輩は何でも知っているんだな。その言い方からすると、二十年前の学校祭で何が起こったのかも知っているに違いない。
じゃあいいか、と言って萌菜先輩は去ろうとしてしまう。
俺は呼び止める。
「えっ、あ、いや、それがその秋風っていうのがよく分からないんです」
萌菜先輩は振り返って、片方の眉をあげるようにしていった。
「なに? 文芸部が毎月発行しているじゃないか」
文芸部? 発行している?
……知らんな。
「すみません知りません」
萌菜先輩は溜息を吐《つ》いた。
そして一人小さく「どうして誰も教室の本棚を覗《のぞ》こうとしないんだろうか」と呟《つぶや》いている。
「教室に行けばあるんですか?」
「君らの望むものはないぞ」
?
「え、だって」
「二十年前の部誌だぞ、教室に置いておけるわけがなかろう」
ああそうか。そんなスペースを各教室に確保できるほど、県立高校は金持ちではない。
「じゃあ文芸部に行けば?」
「うん。私はそこで見せてもらった」
「……わざわざありがとうございます」
「礼の言葉は要《い》らんさ」
相変わらずカッコいいな。
「ただ、ちょっと付き合ってくれないか?」
「ホワッ?」
「明日は土曜だろう。深山君は土日はいつもフリーだと聞いている。そこで明日買い物に付き合ってほしいんだ。その……駄目かな?」
萌菜先輩は上目遣いで俺のことを見てくる。
やばい。フラグが。
……なんて愚かな考えはさすがに抱かない。いくら人との交流が少ない俺でも、これが色仕掛《いろじか》けであることくらいは分かる。
そもそも萌菜先輩が、俺に何か特別に興味を覚える、なんてことはあり得ない話だ。
ちょっと付き合え、という言葉に他意はなく、単純に俺を利用したいだけの話だ。大方、映画撮影の時みたく、ポーターでもやらせる気なのだろう。……家の使用人使えばいいのに。
そうは言っても、断ることはしない。
だって、後が怖い。
それと一言。
誰だよ、俺が土日フリーだとか要《い》らんことを言ったのは。
大体予想はつくけれども。
「……いいですけど」
「よし決まりだ。明日の九時に名古屋駅の銀時計のところに」
そう言って萌菜先輩は去っていった。彼女の良い匂いがまだ残っている気がして、俺は無意識に深く息を吸った。
綿貫家の女性はいい匂いがする。おそらく生物学的に相性が良いから。
だが、概して異性の匂いというのは男のそれより、良い匂いに感じる。
どうして女性はいい匂いがするのだろうか。永遠の謎である。フェロモンでも出しているのかもしれない。女子高生は特に、そんな気がする。
あるいは俺が変わったのかもしれない。高校に入ってから、女性の匂いに敏感に反応したり、プリプリした太股《ふともも》や、より大人びて成長した、女子高生たちの胸に目がいってしまうのは、俺がそういうものに強く惹《ひ》かれるようになったからで、俺の性欲が強くなったことに起因《きいん》する。
一説によると、男の性欲は十代後半、つまり高校生でピークを迎える。そんなときに大学受験というビッグイベントがあるというのは、生理学的にミスマッチこの上ない。
性欲のない人間はいないといっていいだろう。生物が生存する、というのは一個体だけを見て言うものではない。我々は種として人間であり、数万年、否《いな》、三十数億年の生命の歴史を体に刻み付けている。
もちろん、俺は結婚至上主義ではない。種として人間が存在し続ければ問題はないのだ。しかし、生物の本来として、生殖活動は基本的な行為であるので、生物たる我々人間には、須《すべか》らく性欲がある。
それで俺はよく思うのだ。低次な欲求である性欲を抑圧することはほとんど不可能である。だから、性犯罪者と常人の違いは紙一重《かみひとえ》であって、確固たる意思がないと、ダークサイドに落ちるのは容易《たやす》い。
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