16 / 38
第1章 追放、そして始まり
第16話 魔王軍 四天王と軍隊長*
しおりを挟む
時はアルスとガルド、2人の四天王が軍隊長達を前に言った、ある一言の前まで遡る。
「「息子があのクソ魔王に追放された」」
「「「「「は?」」」」」
軍隊長達から呆けた声が一斉に漏れる。
そんな中、頭に1本ツノを生やした、筋骨隆々な男、オーガの"ザノバ"が口を開く。
「アルス様、ガルド様…もしや今、魔王様の事をクソ魔王と言われましたか…?」
こめかみに血管を浮かばせながら言う姿に、四天王の2人はポカンと口を開ける。
「あ、嘘だ嘘。てかザノバ、何でお前が此処に居るんだよ?」
「冗談に決まっているじゃないですか。それよりも貴方は此処に呼んでいない筈ですが?」
四天王の2人は、しれっとそれを否定し、逆に質問を返す。
「誠に申し訳ありません。我輩が軍隊長達を集めていると勘違いしたばかりに、ザノバを呼びました」
そこで赤い堅牢そうな鱗と黒光りとした2本のツノ、見事な羽根を持った男、竜人種ドラゴニュートの"ハクヤ"が会話に入り込み、深く頭を下げる。
「ハクヤ…前々から思っていましたが貴方には少しお人好し過ぎる嫌いがありますよ?」
「俺達にとっては余計なお節介って言うのが分からねぇのか?」
「わ、わ、我輩は…」
ハクヤが2人の重圧で吃る中、ザノバが立ち上がる。
「お二方…本当に先程の発言は冗談と捉えて宜しいのですね?」
「あぁ? 何だ? まだ居たのか、さっさと出てけ」
「貴方には用はありません。即刻立ち去りなさい」
「………失礼します」
ザノバの言葉を無視し、ガルドとアルスは手を払って離席を促す。
そしてザノバが扉を閉めた瞬間、2人は顔を見合わせて、大きく息を吐いた。
「取り敢えずは何とかなりましたね」
「何とかなったのか、ありゃあ? 流石の脳筋魔王バカのザノバでもギリギリ分かるだろ?」
ザノバは魔王直属の軍隊長であり、側近。魔王の事となれば、例えそれが親や子でも容赦なく手を上げる重度の脳筋魔王バカであった。
そんな中、ハクヤ以外の軍隊長から声が上がる。
「彼を追い出したと言う事は、先程の言葉は本当と受け取って宜しいのでしょうか?」
「あぁ。流石カースだな、アルスのお抱えの事はある」
「勿体ないお言葉です」
尖った鋭い耳に、黒いマント、異様に鋭く尖った犬歯を持った吸血種《ヴァンパイア》の"カース"が優雅に礼をする。
「俺は何をすれば宜しいのでしょうか!」
「落ち着いて下さい、アラバマ。そういうとこは上司と似ているんですね」
「ありがとうございます!!」
「褒めていませんよ」
勇猛そう空気を身に纏い、鋭い牙に小麦色の立髪を生やした男、獣人 獅子種《レオ》の"アラバマ"が立ち上がり大きく敬礼をする。
「魔王様に息子さん達を追放されたと言う訳ですね。それならカースとアラバマが呼ばれるのは分かるかもしれませんが、何故私とハクヤまで? 私はカスイ様直属。カスイ様と同じ四天王と言えど、アルス様方の命令には従えません」
上半身が人間の美しい女性、下半身が魚の様な尾びれを持った女、人魚種《マーメイド》"シースライト"が疑問をぶつける。
「俺達の息子だけならそれで良かったんだがな…」
「ッ! まさか…!!」
「俺達の息子はアイツらの娘とパーティーを組んでいてな…一緒に追放された」
「何と…! 」
2人は驚きに口をつぐむ。
「カスイやアリシャはもう娘達を探しに行っている為、此処に居ません」
「なるほど…ですが…」
シースライトとハクヤが目を見合わせる。
「「公私混同なのでは…」」
部下を使って自分の子供を探し出す…それに少しの疑問を持ったが…。
「「公私混同? お前ら何か文句あるか?」」
「「「「あ、ありません!」」」」
「「ないなら直ぐ様俺達の息子を連れて来い!! 連れて来れなかったら…分かってるんだろうな?」」
「「「「は、はっ!!」」」」
軍隊長達は焦りながらも敬礼を行う。そんな中、ハクヤが2人の声に少し圧倒されながらも質問する。
「そ、それで質問なんですが…」
「「あぁ!?」」
「わ、我輩、まだ四天王様方の倅を見た事がなく…容姿を教えて貰いたいのですが…」
周りにいる軍隊長がそれに同意する様に頷く。
しかし。
「それは私みたいな礼儀正しい子です」
「そりゃあ俺みたいな頼れる男を探せば良いんだよ!! さっさと探しに行きやがれ!!」
「「「「は、はっ!!!」」」」
返ってきたのは容姿に関係ない事ばかりだった。
魔王と四天王は、1人1人、軍を持つ。
軍1つにつき、100万近くの魔物が存在しており、それを束ねるのが軍隊長の位を請け負った者達。
そしてその軍隊長達の直属の上司が、魔王と四天王。
5隊中、4隊が魔王の意に反する異例な事態、異常な過保護による親バカ騒動が始まったのだった。
「「息子があのクソ魔王に追放された」」
「「「「「は?」」」」」
軍隊長達から呆けた声が一斉に漏れる。
そんな中、頭に1本ツノを生やした、筋骨隆々な男、オーガの"ザノバ"が口を開く。
「アルス様、ガルド様…もしや今、魔王様の事をクソ魔王と言われましたか…?」
こめかみに血管を浮かばせながら言う姿に、四天王の2人はポカンと口を開ける。
「あ、嘘だ嘘。てかザノバ、何でお前が此処に居るんだよ?」
「冗談に決まっているじゃないですか。それよりも貴方は此処に呼んでいない筈ですが?」
四天王の2人は、しれっとそれを否定し、逆に質問を返す。
「誠に申し訳ありません。我輩が軍隊長達を集めていると勘違いしたばかりに、ザノバを呼びました」
そこで赤い堅牢そうな鱗と黒光りとした2本のツノ、見事な羽根を持った男、竜人種ドラゴニュートの"ハクヤ"が会話に入り込み、深く頭を下げる。
「ハクヤ…前々から思っていましたが貴方には少しお人好し過ぎる嫌いがありますよ?」
「俺達にとっては余計なお節介って言うのが分からねぇのか?」
「わ、わ、我輩は…」
ハクヤが2人の重圧で吃る中、ザノバが立ち上がる。
「お二方…本当に先程の発言は冗談と捉えて宜しいのですね?」
「あぁ? 何だ? まだ居たのか、さっさと出てけ」
「貴方には用はありません。即刻立ち去りなさい」
「………失礼します」
ザノバの言葉を無視し、ガルドとアルスは手を払って離席を促す。
そしてザノバが扉を閉めた瞬間、2人は顔を見合わせて、大きく息を吐いた。
「取り敢えずは何とかなりましたね」
「何とかなったのか、ありゃあ? 流石の脳筋魔王バカのザノバでもギリギリ分かるだろ?」
ザノバは魔王直属の軍隊長であり、側近。魔王の事となれば、例えそれが親や子でも容赦なく手を上げる重度の脳筋魔王バカであった。
そんな中、ハクヤ以外の軍隊長から声が上がる。
「彼を追い出したと言う事は、先程の言葉は本当と受け取って宜しいのでしょうか?」
「あぁ。流石カースだな、アルスのお抱えの事はある」
「勿体ないお言葉です」
尖った鋭い耳に、黒いマント、異様に鋭く尖った犬歯を持った吸血種《ヴァンパイア》の"カース"が優雅に礼をする。
「俺は何をすれば宜しいのでしょうか!」
「落ち着いて下さい、アラバマ。そういうとこは上司と似ているんですね」
「ありがとうございます!!」
「褒めていませんよ」
勇猛そう空気を身に纏い、鋭い牙に小麦色の立髪を生やした男、獣人 獅子種《レオ》の"アラバマ"が立ち上がり大きく敬礼をする。
「魔王様に息子さん達を追放されたと言う訳ですね。それならカースとアラバマが呼ばれるのは分かるかもしれませんが、何故私とハクヤまで? 私はカスイ様直属。カスイ様と同じ四天王と言えど、アルス様方の命令には従えません」
上半身が人間の美しい女性、下半身が魚の様な尾びれを持った女、人魚種《マーメイド》"シースライト"が疑問をぶつける。
「俺達の息子だけならそれで良かったんだがな…」
「ッ! まさか…!!」
「俺達の息子はアイツらの娘とパーティーを組んでいてな…一緒に追放された」
「何と…! 」
2人は驚きに口をつぐむ。
「カスイやアリシャはもう娘達を探しに行っている為、此処に居ません」
「なるほど…ですが…」
シースライトとハクヤが目を見合わせる。
「「公私混同なのでは…」」
部下を使って自分の子供を探し出す…それに少しの疑問を持ったが…。
「「公私混同? お前ら何か文句あるか?」」
「「「「あ、ありません!」」」」
「「ないなら直ぐ様俺達の息子を連れて来い!! 連れて来れなかったら…分かってるんだろうな?」」
「「「「は、はっ!!」」」」
軍隊長達は焦りながらも敬礼を行う。そんな中、ハクヤが2人の声に少し圧倒されながらも質問する。
「そ、それで質問なんですが…」
「「あぁ!?」」
「わ、我輩、まだ四天王様方の倅を見た事がなく…容姿を教えて貰いたいのですが…」
周りにいる軍隊長がそれに同意する様に頷く。
しかし。
「それは私みたいな礼儀正しい子です」
「そりゃあ俺みたいな頼れる男を探せば良いんだよ!! さっさと探しに行きやがれ!!」
「「「「は、はっ!!!」」」」
返ってきたのは容姿に関係ない事ばかりだった。
魔王と四天王は、1人1人、軍を持つ。
軍1つにつき、100万近くの魔物が存在しており、それを束ねるのが軍隊長の位を請け負った者達。
そしてその軍隊長達の直属の上司が、魔王と四天王。
5隊中、4隊が魔王の意に反する異例な事態、異常な過保護による親バカ騒動が始まったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
器用貧乏な赤魔道士は、パーティーでの役割を果たしてないと言って追い出されるが…彼の真価を見誤ったメンバーは後にお約束の展開を迎える事になる。
アノマロカリス
ファンタジー
【赤魔道士】
それは…なりたい者が限られる不人気No. 1ジョブである。
剣を持って戦えるが、勇者に比べれば役に立たず…
盾を持ってタンクの役割も出来るが、騎士には敵わず…
攻撃魔法を使えるが、黒魔道士には敵わず…
回復魔法を使えるが、白魔道士には敵わず…
弱体魔法や強化魔法に特化していて、魔法発動が他の魔道士に比べて速いが認知されず…
そして何より、他のジョブに比べて成長が遅いという…
これは一般的な【赤魔道士】の特徴だが、冒険者テクトにはそれが当て嵌まらなかった。
剣で攻撃をすれば勇者より強く…
盾を持てばタンクより役に立ち…
攻撃魔法や回復魔法は確かに本職の者に比べれば若干威力は落ちるが…
それを補えるだけの強化魔法や弱体魔法の効果は絶大で、テクトには無詠唱が使用出来ていた。
Aランクパーティーの勇者達は、テクトの恩恵を受けていた筈なのに…
魔物を楽に倒せるのは、自分達の実力だと勘違いをし…
補助魔法を使われて強化されているのにもかかわらず、無詠唱で発動されている為に…
怪我が少ないのも自分達が強いからと勘違いをしていた。
そしてそんな自信過剰な勇者達は、テクトを役立たずと言って追い出すのだが…
テクトは他のパーティーでも、同じ様に追い出された経験があるので…
追放に対しては食い下がる様な真似はしなかった。
そしてテクトが抜けた勇者パーティーは、敗走を余儀無くされて落ち目を見る事になるのだが…
果たして、勇者パーティーはテクトが大きな存在だったという事に気付くのはいつなのだろうか?
9月21日 HOTランキング2位になりました。
皆様、応援有り難う御座います!
同日、夜21時49分…
HOTランキングで1位になりました!
感無量です、皆様有り難う御座います♪
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!
ユーリ
ファンタジー
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上で、状況が理解できず混乱していた僕は、鏡の前に立って、あることを思い出した。
ここはリュカとして生きてきた異世界で、僕は“落ちこぼれ貴族の息子”だった。しかも最悪なことに、さっき行われた絶対失敗出来ない召喚の儀で、僕だけが失敗した。
そのせいで、貴族としての評価は確実に地に落ちる。けれど、両親は超が付くほど過保護だから、家から追い出される心配は……たぶん無い。
問題は一つ。
兄様との関係が、どうしようもなく悪い。
僕は両親に甘やかされ、勉強もサボり放題。その積み重ねのせいで、兄様との距離は遠く、話しかけるだけで気まずい空気に。
このまま兄様が家督を継いだら、屋敷から追い出されるかもしれない!
追い出されないように兄様との関係を改善し、いざ追い出されても生きていけるように勉強して強くなる!……のはずが、勉強をサボっていたせいで、一般常識すら分からないところからのスタートだった。
それでも、兄様との距離を縮めようと努力しているのに、なかなか縮まらない! むしろ避けられてる気さえする!!
それでもめげずに、今日も兄様との関係修復、頑張ります!
5/9から小説になろうでも掲載中
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。
スキル【土いじり】でパーティを追放された俺、開墾した畑からダンジョンが生えてきた。
夏見ナイ
ファンタジー
「役立たず」の烙印を押され、パーティを追放されたアルフォンス。彼のスキルは戦闘に不向きな【土いじり】。失意の彼は都会を離れ、辺境の地で静かに農業を営むことを決意する。
しかし、彼が畑を耕すと、そこから不思議なダンジョンが生えてきた!
ダンジョン内では、高級ポーションになる薬草や伝説の金属『オリハルコン』が野菜のように収穫できる。地味だと思われた【土いじり】は、実はこの『農園ダンジョン』を育てる唯一無二のチートスキルだったのだ。
噂を聞きつけ集まる仲間たち。エルフの美少女、ドワーフの天才鍛冶師……。気づけば彼の農園は豊かな村へ、そして難攻不落の要塞国家へと発展していく。
一方、彼を追放したパーティは没落の一途を辿り……。
これは、追放された男が最強の生産職として仲間と共に理想郷を築き上げる、農業スローライフ&建国ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる