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最終章〜エピローグ〜
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しおりを挟む「何年待たされようと、例えお前が何に生まれ変わろうとも……。何度も何度も、俺はお前を見付けて、迎えに行く!」
「っ、バロン……っ」
涙で濡れた瞳で、ヒカリが俺を見上げた。
俺と会えなかった間に手術を受けて、僅かだが光を取り戻しているその瞳。
彼女の瞳には、ハッキリと俺が映っていた。
けど、ヒカリは真っ直ぐに俺を見つめてくれる。
昔と変わらない、大好きな笑顔で微笑んでくれた。
「私も、例え生まれ変わっても貴方に恋をする。
いくら時が過ぎようと……。何度生まれ変わっても、ずっと!」
「ああ。約束だぜっ?」
……
…………。
幸せそうに花畑で寄り添い、微笑み合う二人。
そんな二人の周りには、たくさんの人とたくさんの妖精が祝福するように微笑っていました。
バロンには今、この世界がとても優しいものに映ります。
世界が変わったのーー?
いえ、違います。
彼が変わったから、世界が変わって見えるのです。
彼自身が変わらなければ、世界がどんなに変わっても美しくは映らなかった事でしょう。
ワガママで捻くれ者の王子は、もういません。
【おわり】
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