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第3章(4)ツバサside
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しおりを挟む彼女の笑顔と優しさに、俺はいつも救われていた。
物心ついた時から一緒に居て、これからもずっと一緒だと……信じて疑わなかった。
元気な声でそう呼ばれると……。
明るい笑顔を向けられると……。
いつも、何とか前に進む事が出来た。
ラン。
その声の本音に気付けなくてごめん。
その笑顔に隠れた本心に気付けなくてごめん。
俺は勝手に、ランがこの未来も当たり前のように傍に居てくれると……思ってた。
……
…………。
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