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第4章(1)紫夕side
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***
「やあ。久し振りだな、紫夕」
「風磨、久し振り!」
会議室に向かう途中、偶然にも廊下で風磨に会う事が出来た。
会議、って言われると堅苦しくて、正直苦手なのだが風磨に会えた事でかなり俺の肩の力が抜ける。
「この間……っても、もうだいぶ前だけど、バイクありがとな」
「いやいや。お役に立てたようで何よりだよ。
マリィから聞いた話では、ずいぶんと上手くいってるようじゃないか。雪君と」
「ん?……ああ。まあ、な」
風磨にまで雪の話題を振られて、本当に今から会議なのに大丈夫か?って位に俺の表情は緩んでしまう。
「ところで、その鼻栓はどうした?鼻血か?」
「!っ、あ、いや~これは……ははっ!」
……しかし。
会議室に踏み込んだ瞬間、俺の気持ちは一変する。
「!っーー……橘ッ」
扉を開けて真っ先に目に飛び込んで来たのは、会議室のホワイトボードの前に立つ橘の姿だった。
「おやおや。久し振りだね、望月君。元気そうで何よりだ。
真白君も、元気にしてる、かな?」
橘も俺に気付いてニヤリと笑うと、ワザと雪の名前を出して挑発してきやがった。
挑発だと分かっている。
でも、あの日の事を……。コイツに傷付けられた雪の姿を思い出したら、また怒りが込み上げて来そうだった。
けれど、そんな俺を風磨が止めてくれる。
「紫夕、もう会議が始まる。席に着こう」
「!っ、……ああ」
肩をポンポンッと叩かれて、俺と風磨は隣同士の席に座った。
「風磨、サンキュ」
小さな声でお礼を言うと、風磨はパチッとウインクして返事を返してくれた。
……
…………そして、会議が始まった。
今回の会議の内容は、最近この辺りに現れた魔物ーベヒモスーの討伐についてだった。
ベヒモスは、顔が水牛のようで頭には鋭く立派な角、口も進化して尖った牙が生えている。身体は大きな獅子のようで、硬い筋肉に腕は太くその先には鋭く大きな爪。首から背中、更に尾っぽへかけて燃えるような立派な立て髪が生えている。
「やあ。久し振りだな、紫夕」
「風磨、久し振り!」
会議室に向かう途中、偶然にも廊下で風磨に会う事が出来た。
会議、って言われると堅苦しくて、正直苦手なのだが風磨に会えた事でかなり俺の肩の力が抜ける。
「この間……っても、もうだいぶ前だけど、バイクありがとな」
「いやいや。お役に立てたようで何よりだよ。
マリィから聞いた話では、ずいぶんと上手くいってるようじゃないか。雪君と」
「ん?……ああ。まあ、な」
風磨にまで雪の話題を振られて、本当に今から会議なのに大丈夫か?って位に俺の表情は緩んでしまう。
「ところで、その鼻栓はどうした?鼻血か?」
「!っ、あ、いや~これは……ははっ!」
……しかし。
会議室に踏み込んだ瞬間、俺の気持ちは一変する。
「!っーー……橘ッ」
扉を開けて真っ先に目に飛び込んで来たのは、会議室のホワイトボードの前に立つ橘の姿だった。
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真白君も、元気にしてる、かな?」
橘も俺に気付いてニヤリと笑うと、ワザと雪の名前を出して挑発してきやがった。
挑発だと分かっている。
でも、あの日の事を……。コイツに傷付けられた雪の姿を思い出したら、また怒りが込み上げて来そうだった。
けれど、そんな俺を風磨が止めてくれる。
「紫夕、もう会議が始まる。席に着こう」
「!っ、……ああ」
肩をポンポンッと叩かれて、俺と風磨は隣同士の席に座った。
「風磨、サンキュ」
小さな声でお礼を言うと、風磨はパチッとウインクして返事を返してくれた。
……
…………そして、会議が始まった。
今回の会議の内容は、最近この辺りに現れた魔物ーベヒモスーの討伐についてだった。
ベヒモスは、顔が水牛のようで頭には鋭く立派な角、口も進化して尖った牙が生えている。身体は大きな獅子のようで、硬い筋肉に腕は太くその先には鋭く大きな爪。首から背中、更に尾っぽへかけて燃えるような立派な立て髪が生えている。
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