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番外編③杏華side
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【番外編ー杏華sideー前半】
私は愛すより愛されたいーー。
それなりに裕福な家に生まれて、蝶よ花よと育てられた私は最初守護神で働くつもりもなかった。
でも、父が守護神の上位研究員だった事や、十歳年上の兄風磨が優秀な隊員だった事から私にも幼い頃からスカウトが絶えなくて……。
まあ、勉強も身体を動かす事も嫌いじゃなかったわ。その上教養にも恵まれていたから、並の人よりはどんな事においても上達も習得も早かったように思う。けど……。
何で、私がーー……?
私は女の子なのよ?
父のようにほぼ一日中研究所に引きこもって、他の研究者達とああでもない、こうでもないと話し合ったり。兄のように武器を持って、危険な戦場を駆け回るなんて……。
ーー無理無理。絶対に、嫌!
父や兄の事は尊敬してるし、すごいと思うけど、私はやっぱり女の子に生まれたからには女性としての幸せを掴みたかった。
だってせっかく両親に大感謝の、自分でも大満足の美貌を持って生まれてきたのよ?おかげで幼い頃から言い寄ってくる男性は後を立たなかったし……。それなのに、そんな私が汗水垂らして働く事ないじゃない。
私は絶対に良い家柄で、仕事が出来てお金持ち、顔良し頭良し性格良し!の男と結婚して、女として勝ち組になってみせるわーー!!
……けど。
そんな考えにちょっとした変化が生まれたのは、もうすぐ18歳になる時だった。
「!……え?特殊部隊の第1隊長になったの、兄さんじゃないのっ?」
母から聞いて、私は驚きを隠せなかった。
それは守護神の討伐部隊に新しく特別部隊が設けられる事になった時の事。
私にとって、兄風磨は理想の男性像そのものと言って良い程で……。私も母も親戚も、身内の者は兄が部隊長になると信じて疑っていなかった。
それなのに、兄に代わって別の人が部隊長ーー……?
一体どんな人なのか気になって、私はすぐにその人物が誰たのか調べたわ。
私は愛すより愛されたいーー。
それなりに裕福な家に生まれて、蝶よ花よと育てられた私は最初守護神で働くつもりもなかった。
でも、父が守護神の上位研究員だった事や、十歳年上の兄風磨が優秀な隊員だった事から私にも幼い頃からスカウトが絶えなくて……。
まあ、勉強も身体を動かす事も嫌いじゃなかったわ。その上教養にも恵まれていたから、並の人よりはどんな事においても上達も習得も早かったように思う。けど……。
何で、私がーー……?
私は女の子なのよ?
父のようにほぼ一日中研究所に引きこもって、他の研究者達とああでもない、こうでもないと話し合ったり。兄のように武器を持って、危険な戦場を駆け回るなんて……。
ーー無理無理。絶対に、嫌!
父や兄の事は尊敬してるし、すごいと思うけど、私はやっぱり女の子に生まれたからには女性としての幸せを掴みたかった。
だってせっかく両親に大感謝の、自分でも大満足の美貌を持って生まれてきたのよ?おかげで幼い頃から言い寄ってくる男性は後を立たなかったし……。それなのに、そんな私が汗水垂らして働く事ないじゃない。
私は絶対に良い家柄で、仕事が出来てお金持ち、顔良し頭良し性格良し!の男と結婚して、女として勝ち組になってみせるわーー!!
……けど。
そんな考えにちょっとした変化が生まれたのは、もうすぐ18歳になる時だった。
「!……え?特殊部隊の第1隊長になったの、兄さんじゃないのっ?」
母から聞いて、私は驚きを隠せなかった。
それは守護神の討伐部隊に新しく特別部隊が設けられる事になった時の事。
私にとって、兄風磨は理想の男性像そのものと言って良い程で……。私も母も親戚も、身内の者は兄が部隊長になると信じて疑っていなかった。
それなのに、兄に代わって別の人が部隊長ーー……?
一体どんな人なのか気になって、私はすぐにその人物が誰たのか調べたわ。
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