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第19章(3)マオside
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しおりを挟む「……っ、はい」
偶然?父親の勘?
婚約者の父親という立場でも今まで連絡事項は全部ミネアさんを通じてで、ハンク様から電話なんて掛かってくる事は一度もなかった。
そんな妙な出来事に一瞬ドキッとして胸騒ぎを覚える。が、彼ならばミネアさんの居場所を聞けると思い、僕は電話に出た。
「……え?」
しかし、電話の向こうから聞こえるハンク様の慌てた声に、全ての想いが打ち砕かれる。
悪い予感は的中するーー。
『オマエハ、オマエノウンメイカラ、ニゲラレナイヨ』
運命の神様が、そう告げていた。
……
…………。
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