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蟇蛙の末路 (5)
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「ふぅ、やっと終わったな」
俺は荷物を載せた馬車が遠ざかってゆく景色を見ながら、一人ため息をついていた。
横では、先輩が不気味な笑い声を上げながら現場に負担をかけた営業の不手際を報告書にまとめている。
ちなみに、この三日間は素材管理課全体が不眠不休で作業を行っていたため、体力がすでに限界に近い。
「……死ぬかと思った」
「も、もう限界だ……俺に、俺に睡眠を……」
俺の足元では限界を超えてしまったのにジャイアントトードの肉の効果によって気絶することも出来ない同僚たちがゾンビのような姿をさらしていた。
おれもこれ以上働いたらおそらくこいつらの仲間入りを果たすに違いない。
「おら、解毒剤だ。 泥のように眠れ」
長い金髪を手入れの悪い柳のように振り乱したリンツが、まるで死神のようにこわばった顔で解毒剤を配っている。
12人いるうちの部署の面子の中でも最後までたっていたのは俺を含めて5人だけだ。
ちなみに、ジャイアント・トードの毒は効果が切れるとその反動で猛烈な睡魔に襲われるため、俺も今から泥のように眠る予定である。
そして解毒剤手に取ると、職員たちはフラフラと亡者のような足取りで仮眠室に消えていった。
少なくとも明日は寝たままになるだろうからな。
「さて、俺も寝るか」
気が付くと、リンツ先輩もすでに姿を消していた。
取り残されたような気分になって苦笑しつつ、俺も解毒剤の入ったカップに口をつける。
そのときだった。
玄関からドアの開く音がする。
しまった……リンツのやつ、戸締りを忘れやがったな?
ここには毒薬や宝石といった余人に触れさせてはいけないものもあるというのに……。
だが、俺が何かしようとする前に、睡魔が俺の意識をつかんで意識の深遠に引きずり落としてゆく。
「シエル、いる?」
この声は……ディオーナか。
薄れゆく意識の中で、かすかにそんな声を聞いた気がした。
……ん?
なんか、やわらかい?
ふと気づくと、頭の後ろにものすごく柔らかくて弾力のあるものが存在していた。
目を開くと、なぜかディオーナが見下ろしていた。
え……この体勢って、まさか!? ひ、膝枕というやつかぁぁぁぁぁぁ!?
「あ、起きた」
「ちょっ、ディオーナ! 何を……」
俺はあわてて体を起こす。
もしかしたら、顔がかなり赤くなっていたかもしない。
そして、改めてディオーナに何か言おうとしたのだが……視線を合わせるとどうにも気まずくて、俺は言葉にしようとしていた台詞を飲み込んだ。
かわりに、ディオーナがうつむくように視線をそらして口火を切る。
「いや、ちょっと、勘違いしないでよね!
あんまりうなされていたから、ほっとけなくて……冗談で頭撫でたら気持ちよさそうなんでだんだんエスカレートしちゃっただけなんだから」
いや、いくらエスカレートしたからって膝枕はやらないだろ、普通。
これは、気があると見ていいのだろうか?
「そ、そうか。 ちなみにどのぐらい寝ていた?」
「うーん、二日ぐらいかな。 他の人はまだ意識が戻らないみたいよ?」
「そうか。 まぁ、無理も無いよな」
いくらやんごとなき方からの依頼とはいえ、精神的にも肉体的にもギリギリな作業を昼夜問わず三日である。
治療院送りになってもおかしくは無く、むしろ二日で意識を取り戻した俺のほうが早すぎるのだ。
「それよりも、起きたのなら顔洗ってきたら?
髭が伸びて冬眠明けのクマみたいよ」
あわてて頬を手でこすると、たしかにタワシのような感触になっている。
「仕方ないだろ。 二日間、何も食わずに寝ていたんだから」
立ち上がろうとすると、栄養が足りていないのか立ちくらみがした。
あぁ、こりゃあと二日か三日は仕事に戻れないな。
「あぁ、無理に起きようとしないで。
医者からも無理に動かさないようにいわれているから、しばらくそうしてなさい。
私が食べ寝るものもってきてあげるから」
「……悪い」
「いつもお世話になってるからね。
それに、仕事が動かなくてギルドマスターの顔が真っ青になっていたわよ?
覚悟しておいたほうがいいかもね。
動けるようになったら、たぶんこき使われると思うから」
そんな絶望的な台詞を置き土産に、ディオーナは部屋を出てゆく。
俺はそんな彼女の後姿を見送りながら、まだ柔らかい感触が残る後頭部を風呂で洗うべきかどうかについて深く心を悩ませるのであった。
***
「ところで……先日ご馳走になったジャイアント・トードの肉ですが、あれも素材ですよね?
我々で消費してかまわなかったのですか?」
俺がディオーナが俺の食事をとりに言ったのと入れ違いにやってきたのは、アルトリノであった。
「お前、嫌な部分に気が付くな。 だが、まったく問題ない。 あれは廃棄する部分だから」
「廃棄処分に? 実は知り合いに忙しい人間がいて、アレがあれば喜ぶと思ったのですが……なぜです?」
その暢気な応えに、俺は思わず頭をかかえるしかなかった。
「ジャイアント・トードの肉にそんな効果があることを誰にも教えてないからな」
「……え?」
「あれが売り物になると周知されると、俺達の使う分がなくなっちまう。
それ以前に、いくら忙しいからってあんなものを使って眠らずに働き続けると、死ぬだろ?」
そう告げると、アルトリノの顔が青くなる。
気づいてなかったのか……少しは考えてくれ。
基本的に、あれは睡眠を奪う毒なのだ。
現に、三日使っただけで俺達は二日も寝込むようなハメになったし、下手をすればそのまま衰弱死するやつが出てもおかしくは無い。
なお、ディオーナとアルトリノに食わせた分は、最初から解毒済みである。
「直接の死因にはならないとはいえ、解毒しないでほっとくと確実に衰弱死するからな。
一般人が使っていい代物じゃない。
流通させたら、奴隷を過労死させる奴が出てくるかもしれないしな。
だから、暗黙の了解として、ジャイアント・トードの肉は役に立たない部分として廃棄することになっている。
危険なものを流通させないのも、俺達の仕事だ。
それで先日のあれは、たまたま廃棄する場所が俺達の胃袋だったってわけだ。
その意味は分かるな?」
「……恐ろしい詭弁ですね」
そう、これがうちの課で何かを"捨てる"という三つ目の例外――人に言えない目的に使う場合という奴だ。
だが、その時である。
誰かが部屋の中に入ってくる気配に気づいて俺とアルトリノはどちらとも無く口をつぐんだ。
「ただいまー あれ、アルトリノもお見舞いにきたんだ?」
部屋に入ってきたのは、ディオーナである。
その手には盆が握られており、暖かいパン粥ホカホカと湯気を立てていた。
「えぇ、ちょっと確認したいことがありまして。
でも、もう終わりました」
――さっきの話は誰にもいうなよ?
そんな意味をこめて視線で合図をすると、アルトリノは目を伏せながら椅子から立ち上がる。
「終わったらとっとと帰れ。 邪魔だ」
「ええ、そうします。 それでは、お大事に」
どうやら、先ほどの話をディオーナにするつもりは無いらしい。
そこんなドス黒い話、知らないほうがたぶん幸せだからな。
「ねぇ、何を話ていたの? 眉間に皺がよっていたけど」
「あ? たいしたことじゃないさ。
それよりも、期待していいのか?」
俺は話題を変えようと、そんな台詞を口にする。
「……何を」
意味がわからないとばかりに怪訝な顔をするディオーナを見て、俺は思わず顔がにやけるのを我慢できなかった。
膝枕もいいが、こっちも男のロマンだからな。
「はい、アーン……ってやつ」
「調子にのるな!」
お盆による一撃は思った以上に強烈で、俺は潰れた蟇蛙のような声を上げるのであった。
俺は荷物を載せた馬車が遠ざかってゆく景色を見ながら、一人ため息をついていた。
横では、先輩が不気味な笑い声を上げながら現場に負担をかけた営業の不手際を報告書にまとめている。
ちなみに、この三日間は素材管理課全体が不眠不休で作業を行っていたため、体力がすでに限界に近い。
「……死ぬかと思った」
「も、もう限界だ……俺に、俺に睡眠を……」
俺の足元では限界を超えてしまったのにジャイアントトードの肉の効果によって気絶することも出来ない同僚たちがゾンビのような姿をさらしていた。
おれもこれ以上働いたらおそらくこいつらの仲間入りを果たすに違いない。
「おら、解毒剤だ。 泥のように眠れ」
長い金髪を手入れの悪い柳のように振り乱したリンツが、まるで死神のようにこわばった顔で解毒剤を配っている。
12人いるうちの部署の面子の中でも最後までたっていたのは俺を含めて5人だけだ。
ちなみに、ジャイアント・トードの毒は効果が切れるとその反動で猛烈な睡魔に襲われるため、俺も今から泥のように眠る予定である。
そして解毒剤手に取ると、職員たちはフラフラと亡者のような足取りで仮眠室に消えていった。
少なくとも明日は寝たままになるだろうからな。
「さて、俺も寝るか」
気が付くと、リンツ先輩もすでに姿を消していた。
取り残されたような気分になって苦笑しつつ、俺も解毒剤の入ったカップに口をつける。
そのときだった。
玄関からドアの開く音がする。
しまった……リンツのやつ、戸締りを忘れやがったな?
ここには毒薬や宝石といった余人に触れさせてはいけないものもあるというのに……。
だが、俺が何かしようとする前に、睡魔が俺の意識をつかんで意識の深遠に引きずり落としてゆく。
「シエル、いる?」
この声は……ディオーナか。
薄れゆく意識の中で、かすかにそんな声を聞いた気がした。
……ん?
なんか、やわらかい?
ふと気づくと、頭の後ろにものすごく柔らかくて弾力のあるものが存在していた。
目を開くと、なぜかディオーナが見下ろしていた。
え……この体勢って、まさか!? ひ、膝枕というやつかぁぁぁぁぁぁ!?
「あ、起きた」
「ちょっ、ディオーナ! 何を……」
俺はあわてて体を起こす。
もしかしたら、顔がかなり赤くなっていたかもしない。
そして、改めてディオーナに何か言おうとしたのだが……視線を合わせるとどうにも気まずくて、俺は言葉にしようとしていた台詞を飲み込んだ。
かわりに、ディオーナがうつむくように視線をそらして口火を切る。
「いや、ちょっと、勘違いしないでよね!
あんまりうなされていたから、ほっとけなくて……冗談で頭撫でたら気持ちよさそうなんでだんだんエスカレートしちゃっただけなんだから」
いや、いくらエスカレートしたからって膝枕はやらないだろ、普通。
これは、気があると見ていいのだろうか?
「そ、そうか。 ちなみにどのぐらい寝ていた?」
「うーん、二日ぐらいかな。 他の人はまだ意識が戻らないみたいよ?」
「そうか。 まぁ、無理も無いよな」
いくらやんごとなき方からの依頼とはいえ、精神的にも肉体的にもギリギリな作業を昼夜問わず三日である。
治療院送りになってもおかしくは無く、むしろ二日で意識を取り戻した俺のほうが早すぎるのだ。
「それよりも、起きたのなら顔洗ってきたら?
髭が伸びて冬眠明けのクマみたいよ」
あわてて頬を手でこすると、たしかにタワシのような感触になっている。
「仕方ないだろ。 二日間、何も食わずに寝ていたんだから」
立ち上がろうとすると、栄養が足りていないのか立ちくらみがした。
あぁ、こりゃあと二日か三日は仕事に戻れないな。
「あぁ、無理に起きようとしないで。
医者からも無理に動かさないようにいわれているから、しばらくそうしてなさい。
私が食べ寝るものもってきてあげるから」
「……悪い」
「いつもお世話になってるからね。
それに、仕事が動かなくてギルドマスターの顔が真っ青になっていたわよ?
覚悟しておいたほうがいいかもね。
動けるようになったら、たぶんこき使われると思うから」
そんな絶望的な台詞を置き土産に、ディオーナは部屋を出てゆく。
俺はそんな彼女の後姿を見送りながら、まだ柔らかい感触が残る後頭部を風呂で洗うべきかどうかについて深く心を悩ませるのであった。
***
「ところで……先日ご馳走になったジャイアント・トードの肉ですが、あれも素材ですよね?
我々で消費してかまわなかったのですか?」
俺がディオーナが俺の食事をとりに言ったのと入れ違いにやってきたのは、アルトリノであった。
「お前、嫌な部分に気が付くな。 だが、まったく問題ない。 あれは廃棄する部分だから」
「廃棄処分に? 実は知り合いに忙しい人間がいて、アレがあれば喜ぶと思ったのですが……なぜです?」
その暢気な応えに、俺は思わず頭をかかえるしかなかった。
「ジャイアント・トードの肉にそんな効果があることを誰にも教えてないからな」
「……え?」
「あれが売り物になると周知されると、俺達の使う分がなくなっちまう。
それ以前に、いくら忙しいからってあんなものを使って眠らずに働き続けると、死ぬだろ?」
そう告げると、アルトリノの顔が青くなる。
気づいてなかったのか……少しは考えてくれ。
基本的に、あれは睡眠を奪う毒なのだ。
現に、三日使っただけで俺達は二日も寝込むようなハメになったし、下手をすればそのまま衰弱死するやつが出てもおかしくは無い。
なお、ディオーナとアルトリノに食わせた分は、最初から解毒済みである。
「直接の死因にはならないとはいえ、解毒しないでほっとくと確実に衰弱死するからな。
一般人が使っていい代物じゃない。
流通させたら、奴隷を過労死させる奴が出てくるかもしれないしな。
だから、暗黙の了解として、ジャイアント・トードの肉は役に立たない部分として廃棄することになっている。
危険なものを流通させないのも、俺達の仕事だ。
それで先日のあれは、たまたま廃棄する場所が俺達の胃袋だったってわけだ。
その意味は分かるな?」
「……恐ろしい詭弁ですね」
そう、これがうちの課で何かを"捨てる"という三つ目の例外――人に言えない目的に使う場合という奴だ。
だが、その時である。
誰かが部屋の中に入ってくる気配に気づいて俺とアルトリノはどちらとも無く口をつぐんだ。
「ただいまー あれ、アルトリノもお見舞いにきたんだ?」
部屋に入ってきたのは、ディオーナである。
その手には盆が握られており、暖かいパン粥ホカホカと湯気を立てていた。
「えぇ、ちょっと確認したいことがありまして。
でも、もう終わりました」
――さっきの話は誰にもいうなよ?
そんな意味をこめて視線で合図をすると、アルトリノは目を伏せながら椅子から立ち上がる。
「終わったらとっとと帰れ。 邪魔だ」
「ええ、そうします。 それでは、お大事に」
どうやら、先ほどの話をディオーナにするつもりは無いらしい。
そこんなドス黒い話、知らないほうがたぶん幸せだからな。
「ねぇ、何を話ていたの? 眉間に皺がよっていたけど」
「あ? たいしたことじゃないさ。
それよりも、期待していいのか?」
俺は話題を変えようと、そんな台詞を口にする。
「……何を」
意味がわからないとばかりに怪訝な顔をするディオーナを見て、俺は思わず顔がにやけるのを我慢できなかった。
膝枕もいいが、こっちも男のロマンだからな。
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