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「ルカーシュ様は、いつもこうやってお一人で熱を解放されているんですか?今までの女性経験は?」
「……。」
こちらを見ようとしないルカーシュの顎をもってこちらを向かせる。ワナワナと唇を振るわせながら、小さく頷いた。
「僕が欲望をぶつけるのは本当に愛した人だけです。初めては初夜に捧げるつもりですから。」
「人のまぐわいを見て興奮しちゃう割に、随分と模範的な解答だこと。」
「――あなたは誰彼構わず、関係を持つんですか?カレルだけじゃないですよね?グスタフやコンラートとも関係を持っているでしょう?」
「あら、よくご存じなんですね?自分だけ仲間外れで、悔しかった?」
「ち、違います。あなたは高潔な人間です。あの婚約破棄はあなたに非はないと思います。これ以上、自分を貶める行為に身を堕とさないで欲しいんです。もっと自分を大切にして。」
縋るように言われて、とても腹が立った。他人の行為で興奮して、先ほど自分の前で達した男に言われたくない。
「分かったような口を利かないで下さる?」
私は、精を吐き出して、力なく項垂れたルカーシュのそれに、口づけを落とす。
「ミ、ミリアム様は何をなさっているんですか?」
「もう、さっきみたいなきれいごと言えない体にしてあげる。」
歯を立てないように、丁寧に彼のそれを舐めていく。徐々に熱を取り戻す彼の欲望に、じゅぼじゅぼと律動を与えていく。時々、先端を刺激すると、それが気持ちいいのか、ルカーシュは大きく肩を揺らした。
「ああ……もう……やめてください。ミリアム様が汚れてしまいます……。」
「でも、あなたの分身は悦びを感じているようですよ。正直でかわいいですわね。」
口から彼の熱を放すと、自分の下履きを下ろし、そのまま彼に跨った。深く腰を下ろすと、先ほどの行為で既に解れた蜜壺はルカーシュの熱もすぐに受け入れた。
「ミリアム様、やめてください。ど、どうしてこんな。」
ルカーシュは何度も首を横に振るが、何も抵抗しない。なされるがままだった。
「今はただ快楽を拾って。それに溺れて。」
何度も彼の上で腰を振った。きれいな菫色の瞳が辛そうにこちらを見つめる。殿下と同じ色だ。昔は一番好きな色だった。でも今は一番嫌いな色。グスタフも同じ瞳の色だが、王家とその近縁の貴族以外では、この色は珍しいはずだ。
「ダメです!これ以上は、中で果ててしまいます。」
「じゃあ、やめていいの?」
動きを止めると、物欲しそうにルカーシュの表情が歪んだ。そこから一気に腰を振る。
「ああっああ!」
彼はすぐに私の中で果てた。
「あら、早かったですね。そんなに気持ちよかったですか?」
彼はコクコクと頷いて、その余韻に浸っているようだった。
「これで分かりました?真実の愛なんて快楽の前に無力なんですよ。」
これで、生徒会全員クリアだ。カードゲームで、珍しいカードを手に入れたような感覚だった。さっと身支度を整えると、放心状態のルカーシュをおいて、生徒会室を後にした。
「……。」
こちらを見ようとしないルカーシュの顎をもってこちらを向かせる。ワナワナと唇を振るわせながら、小さく頷いた。
「僕が欲望をぶつけるのは本当に愛した人だけです。初めては初夜に捧げるつもりですから。」
「人のまぐわいを見て興奮しちゃう割に、随分と模範的な解答だこと。」
「――あなたは誰彼構わず、関係を持つんですか?カレルだけじゃないですよね?グスタフやコンラートとも関係を持っているでしょう?」
「あら、よくご存じなんですね?自分だけ仲間外れで、悔しかった?」
「ち、違います。あなたは高潔な人間です。あの婚約破棄はあなたに非はないと思います。これ以上、自分を貶める行為に身を堕とさないで欲しいんです。もっと自分を大切にして。」
縋るように言われて、とても腹が立った。他人の行為で興奮して、先ほど自分の前で達した男に言われたくない。
「分かったような口を利かないで下さる?」
私は、精を吐き出して、力なく項垂れたルカーシュのそれに、口づけを落とす。
「ミ、ミリアム様は何をなさっているんですか?」
「もう、さっきみたいなきれいごと言えない体にしてあげる。」
歯を立てないように、丁寧に彼のそれを舐めていく。徐々に熱を取り戻す彼の欲望に、じゅぼじゅぼと律動を与えていく。時々、先端を刺激すると、それが気持ちいいのか、ルカーシュは大きく肩を揺らした。
「ああ……もう……やめてください。ミリアム様が汚れてしまいます……。」
「でも、あなたの分身は悦びを感じているようですよ。正直でかわいいですわね。」
口から彼の熱を放すと、自分の下履きを下ろし、そのまま彼に跨った。深く腰を下ろすと、先ほどの行為で既に解れた蜜壺はルカーシュの熱もすぐに受け入れた。
「ミリアム様、やめてください。ど、どうしてこんな。」
ルカーシュは何度も首を横に振るが、何も抵抗しない。なされるがままだった。
「今はただ快楽を拾って。それに溺れて。」
何度も彼の上で腰を振った。きれいな菫色の瞳が辛そうにこちらを見つめる。殿下と同じ色だ。昔は一番好きな色だった。でも今は一番嫌いな色。グスタフも同じ瞳の色だが、王家とその近縁の貴族以外では、この色は珍しいはずだ。
「ダメです!これ以上は、中で果ててしまいます。」
「じゃあ、やめていいの?」
動きを止めると、物欲しそうにルカーシュの表情が歪んだ。そこから一気に腰を振る。
「ああっああ!」
彼はすぐに私の中で果てた。
「あら、早かったですね。そんなに気持ちよかったですか?」
彼はコクコクと頷いて、その余韻に浸っているようだった。
「これで分かりました?真実の愛なんて快楽の前に無力なんですよ。」
これで、生徒会全員クリアだ。カードゲームで、珍しいカードを手に入れたような感覚だった。さっと身支度を整えると、放心状態のルカーシュをおいて、生徒会室を後にした。
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