アルファな彼とオメガな僕。

スメラギ

文字の大きさ
67 / 91
Main Story〜アルファな彼とオメガな僕。〜

65*

しおりを挟む
 
 僕の読みは間違ってはいなかったようで、体勢を変えながら散々、舌と指でヤられシーツが僕の愛液や白濁でグチョグチョになった頃、漸く解放された。
 
 執拗すぎるソレに息も絶え絶えになっている四つん這いの僕を見て、僕の後ろから崇陽は顔を離すと、クルリと体勢を変えられ僕は再び仰向けとなった。

 崇陽の口元は僕の愛液でグッチョリと濡れており、やらしい…
 その口元を手の甲で乱暴に拭き取ると崇陽は僕の両足を掴み身体を折り畳むように上げて、僕の後ろへと硬くそそり勃っているモノを押し付けた。

 「挿れても大丈夫か?」という崇陽の問掛けに、ぼやける視界で懸命に頷く。

 「ン…はや、く…ほしぃ…」

 そう言った僕の身体はイキすぎて辛いはずなのに瞬く間に反応し、秘部へと触れるソレに歓喜して入り口が蠢き始める。

 数回スライドさせると、具合をみつつ先端を出し入れし、徐々に深い場所へと挿入していく。

 「んぁあ…お、きぃ…」
 「蒼がそうさせたんだ。」

 そう言って奥まで崇陽がモノを挿れてしまうと動きが止まった。その事に不満を覚えて数回自分で揺れてみる。
 早く動いてほしくて崇陽の鎖骨の辺りをカリカリと掻いてみたが、崇陽は目を細めただけで、それ以上は何もせず別の動きを見せた。

 ヘッドボードへと手を伸ばすと先程飲んでいた水を飲み始める。ゴクゴクと飲む度に動く喉仏に釘付けとなった。
 少し伸び上がりソレに舌を這わせると崇陽の身体がピクリと反応する。

 その事に嬉しいような気持ちが湧き上がり、さらに吸い付いてやろうと顔を近づけると、崇陽はペットボトルを口から離して僕の顎を優しく掴みクイッと上げると口付けてきた。

 そして、少しずつ含んでいた水を僕の口の中へと流し込んでくる。素直に水を受け入れて飲み干すと、今度は崇陽の舌が口内を蠢き始めた。
 クチュクチュと動くソレを追いかけるようにして僕の舌も動き、それはやがて深く貪るようなキスへと形を変えた。

 「ン…ふぅ…んんっ…」

 キスに夢中になっていると、崇陽の腰が奥を一度穿った。その刺激に思ったより身体が反応し、思わず崇陽から口を離して崇陽の腕を悪戯に撫でる。

 「動いても大丈夫そうだな…」独り言のように呟いた崇陽の声に反応して、ナカが締まる。

 「はぁ…ン!!」喘ぎ声すら奪うようなキスをされる直前に見た崇陽の瞳にはハッキリとした情欲の炎が揺らめいていて野生の獣のような鋭い視線に背がゾクリとした。
 
 
 
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

奇跡に祝福を

善奈美
BL
 家族に爪弾きにされていた僕。高等部三学年に進級してすぐ、四神の一つ、西條家の後継者である彼が記憶喪失になった。運命であると僕は知っていたけど、ずっと避けていた。でも、記憶がなくなったことで僕は彼と過ごすことになった。でも、記憶が戻ったら終わり、そんな関係だった。 ※不定期更新になります。

記憶を無くしたら家族に愛されました

レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない… 家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…

泡にはならない/泡にはさせない

BL
――やっと見つけた、オレの『運命』……のはずなのに秒でフラれました。――  明るくてお調子者、だけど憎めない。そんなアルファの大学生・加原 夏樹(かはらなつき)が、ふとした瞬間に嗅いだ香り。今までに経験したことのない、心の奥底をかき乱す“それ”に導かれるまま、出会ったのは——まるで人魚のようなスイマーだった。白磁の肌、滴る水、鋭く澄んだ瞳、そしてフェロモンが、理性を吹き飛ばす。出会った瞬間、確信した。 「『運命だ』!オレと『番』になってくれ!」  衝動のままに告げた愛の言葉。けれど……。 「運命論者は、間に合ってますんで。」  返ってきたのは、冷たい拒絶……。  これは、『運命』に憧れる一途なアルファと、『運命』なんて信じない冷静なオメガの、正反対なふたりが織りなす、もどかしくて、熱くて、ちょっと切ない恋のはじまり。  オメガバースという世界の中で、「個」として「愛」を選び取るための物語。  彼が彼を選ぶまで。彼が彼を認めるまで。 ——『運命』が、ただの言葉ではなくなるその日まで。

添い遂げない。でも死ぬまで共に。

江多之折(エタノール)
BL
【神子は二度、姿を現す】のスピンオフ作品。 ヴィルヘルム×ランスロット 王族として生まれた二人が運命を受け入れ、決して結ばれる事のない絆を育み、壊すまでの話。

ただ愛されたいと願う

藤雪たすく
BL
自分の居場所を求めながら、劣等感に苛まれているオメガの清末 海里。 やっと側にいたいと思える人を見つけたけれど、その人は……

運命のつがいと初恋

鈴本ちか
BL
三田村陽向は幼稚園で働いていたのだが、Ωであることで園に負担をかけてしまい退職を決意する。今後を考えているとき、中学の同級生と再会して……

中年冒険者、年下美青年騎士に番認定されたことで全てを告白するはめになったこと

mayo
BL
王宮騎士(24)×Cランク冒険者(36) 低ランク冒険者であるカイは18年前この世界にやって来た異邦人だ。 諸々あって、現在は雑用専門冒険者として貧乏ながら穏やかな生活を送っている。 冒険者ランクがDからCにあがり、隣国の公女様が街にやってきた日、突然現れた美青年騎士に声をかけられて、攫われた。 その後、カイを〝番〟だと主張する美青年騎士のせいで今まで何をしていたのかを文官の前で語ることを強要される。 語らなければ罪に問われると言われ、カイは渋々語ることにしたのだった、生まれてから36年間の出来事を。

【完結】家族に虐げられた高雅な銀狼Ωと慈愛に満ちた美形αが出会い愛を知る *挿絵入れました*

亜沙美多郎
BL
銀狼アシェルは、一週間続いた高熱で突然変異を起こしオメガとなった。代々アルファしか産まれたことのない銀狼の家系で唯一の……。 それでも医者の家に長男として生まれ、父の病院を受け継ぐためにアルファと偽りアルファ専門の学校へ通っている。 そんなある日、定期的にやってくる発情期に備え、家から離れた別宅に移動していると突然ヒートが始まってしまう。 予定外のヒートにいつもよりも症状が酷い。足がガクガクと震え、蹲ったまま倒れてしまった。 そこに現れたのが雪豹のフォーリア。フォーリアは母とお茶屋さんを営んでいる。でもそれは表向きで、本当は様々なハーブを調合して質の良いオメガ専用抑制剤を作っているのだった。 発情したアシェルを見つけ、介抱したことから二人の秘密の時間が始まった。 アルファに戻りたいオメガのアシェル。オメガになりたかったアルファのフォーリア。真実を知るたびに惹かれ合う2人の運命は……。 *フォーリア8歳、アシェル18歳スタート。 *オメガバースの独自設定があります。 *性描写のあるストーリーには★マークを付けます。

処理中です...