アルファな彼とオメガな僕。

スメラギ

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Main Story〜アルファな彼とオメガな僕。〜

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 流石に苦しくなって崇陽の身体を弱々しく押し返すように両手を突っ張りつつ、ポロポロと涙を流しながら首を横に振ると、ハッとしたように崇陽の手が僕の頭から外れ、その拍子に口の中から崇陽のモノがプルンと出てきた。

 しかし、まだ白濁は止まっておらず、咳き込む僕の顔に掛かり、汚していく。崇陽はさらに顔からソレを遠ざけると、自分でソレを扱き上げ残りのモノも吐き出した。

 「すまん。大丈夫か?」そう言って僕の背中を擦ってくれる崇陽の手に邪なものはなかったのだが…咳き込み苦しいはずの僕の身体は歓喜するようにピクリと跳ね、口から喘ぐような声が出た。

 崇陽は一瞬、固まったが、持ち直し「吐き出せるか?」と言ってティッシュを僕の口元へと近づけてくる。
 僕は素直にそれに従い、出せる分だけ口の中から吐き出した。

 その後、僕の顔をおしぼりで優しく拭き、口の中へ出した残りのモノは崇陽の指が掻き出していく。
 ヌチャヌチャと粘着性のある音を立てながら口の中を蠢く崇陽の指に、くぐもってはいるものの僕の口からは悩まし気な声が漏れていた。

 口の中から指が引き出されていくと、白くて濁った糸が引いた。その後、水を貰って飲み干した僕は崇陽へと両手を伸ばす。
 時間を置くと疼きが弱まるかと思ったが…全くそんな事はなく、寧ろ激しく疼いた時よりも強まっており、どうにかなりそうだった。

 「たかあき、たすけて…」そう言った僕の声音は震えており弱々しかった。

 直後、僕の身体はベッドの上に仰向けで転がされていた。そして、両足を左右へと広げられ恥ずかしい所を崇陽の眼前に晒し出す体勢になる。

 挿れてくれる事を望んでいるソコはパクパクと開閉を繰り返し、今か今かと崇陽のモノを待ち望んでいる。
 しかし、崇陽は挿れてはくれず、顔を近づけると…優しくはあるが、いつもより激しく僕の後ろを舌と指を使って解しにかかる…

 グチュグチュと激しい音が指により奏でられ、ジュルルルと吸われヌチュヌチュと舌が動く度に音がする。
 自分の指では届かなかったソコに崇陽の指が容易く届き犯していく…

 「んぁあ…!!」

 強い刺激に身体が反応し、僕の口からは止めどなく喘ぐ声が漏れていた。
 的確な愛撫に首を激しく横に振り、やり過ごそうとしても無駄で呆気なく果てた僕は肩で息を繰り返しているが、崇陽の愛撫は止まらない。

 「ぁああっ!!も、いっ、たぁ!!ぼくっ…んん…いった、からぁ!!」

 そう言って崇陽の頭に手を置くと、上目遣いの崇陽と目が合ったのも一瞬で、崇陽の口元はやらしくテラテラと光り、つり上がっている。まるでまだ止めてやらないと言っているようだった…
 
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